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Instagramのリポストとは?作成方法と企業での活用方法を解説

公開日:2021年10月08日

最終更新日:2024年02月20日

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Instagramのリポストとは?作成方法と企業での活用方法を解説

本記事では、Instagramの機能の一つである「リポストの投稿方法」や「リポストを企業アカウントで活用するメリットと注意点」などを解説します。さらに記事終盤では「リポストを企業が活用した事例」までご紹介しました。併せてお読みください。

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目次

Instagramのリポスト(リグラム)とは

Instagramのリポスト機能とは「他のユーザーアカウントが投稿した写真や画像を引用して自分タイムラインに再投稿する機能」です。リポストを行うと、Twitterのリツイートボタンと同じく簡単に他社アカウントの投稿を引用し情報拡散することができます。リグラムと呼ばれることもあります。

後述していますが、Instagramでリポスト機能を利用する方法として、「Instagram公式アプリからストーリーズにリポストする方法」と、「Instagram公式アプリからフィード面にリポストする方法」と、「リポスト用の外部アプリでリポストする方法」の3通りがあります。

ただしこちらも後述していますが、他者の投稿をリポストする場合はまずその投稿者にリポストして良いかの許可を取る必要があります。リポストはTwitterで他人のツイートを気軽にリツイートするよりも多少繊細なため注意すべき点を抑えて行う必要があります。リポストの注意点も後ほどご紹介しますので併せてご確認ください。

ちなみに、以前までリポストは外部ツールを利用しなければできませんでしたが、2018年のアップデートでInstagram公式アプリ上でもリポストできるようになり操作性が向上しました。この歴史からも理解できる通り、Instagramサイドは2018年までは「第3者を巻き込んでInstagram運用させるようなUI/UXを持ち合わせず、身近な人たちとの繋がりをとにかく重要視して欲しいと整備されたUI/UXだった」ことも理解できます。

Instagramの企業アカウントでリポストする3つのメリット

ユーザーによって生成され、企業のサービス宣伝に繋がるコンテンツを「UGC」と呼びますが、企業にとってリポストはUGCを広く拡散できる仕組みの一つです。

UGCとは?SNS時代の今こそマーケティングに取り入れよう!メリットや活用事例を徹底解説

企業アカウントでリポストを行うと、以下の3つのメリットがあります。

ユーザーのエンゲージメントが向上する

自社の商品を紹介してくれている投稿をリポストすることで、その投稿者の企業に対する親近感や好感度が高まるでしょう。その投稿を見た他のユーザーにも「消費者を大事にしてくれている」と感じてもらえるかもしれません。

リポスト内に投稿者のアカウントをタグ付けすると、投稿者のプロフィールへのアクセスも増加し、相乗効果が期待できます。

企業やブランドについて言及している投稿を見つける際、目視では難しいので、自社アカウントのタグ付けや特定のキーワードでのハッシュタグ追加を促すとよいでしょう。

コンテンツ作成の工数を削減できる

企業のSNS担当者にとって、日々のコンテンツを企画し作成するのは大変な作業です。InstagramだけでなくTwitter、Facebookなどを兼任で運用している方も多いでしょう。

リポストはユーザーの投稿を活用できるので、1からコンテンツを作成する必要がなく、工数削減が可能です。企業側で作成したオーガニックのコンテンツとUGCのリポストと織り交ぜながら運用すると良いでしょう。

自然な形で商品PRができる

企業が自ら商品やサービスの紹介を投稿するとビジネス感が強くなり、うっとうしがられてしまうという懸念があります。一方、ユーザーが実際に商品やサービスを利用した「生の声」は他のユーザーの共感を得られやすく、信頼性も高いです。自然な形で商品やサービスに関心を持ってもらい、購入に繋げられるでしょう。

リポストの3つの方法

リポストを行うには以下の3つの方法があります。

  • 公式アプリのストーリーズに投稿する
  • 公式アプリのフィード面に投稿する
  • リポスト用の外部アプリで投稿する

ここから、それぞれ詳しくご説明します。

Instagram公式アプリからストーリーズにリポストする

公式Instagramアプリから、自分のアカウントのストーリーズで投稿をシェアする方法です。自分の投稿でも他のアカウントの投稿でもシェア可能です。以下の手順で行います。

  1. リポストしたい投稿のシェアマーク(紙飛行機マーク)をタップする
  2. 「ストーリーズに投稿を追加」をタップする
  3. テキストやスタンプを追加するなど、ストーリーズ投稿を編集する
  4. 左下の「ストーリーズ」をタップもしくは「送信先」で送信したいアカウントを選択する

以上で、投稿をストーリーズとしてリポストすることができます。

ストーリーズ内の投稿をタップすると、該当の投稿に遷移することができます。そのため、編集の際にタグ付けをする必要はありません。

Instagram公式アプリからフィード面にリポストする

次に公式Instagramアプリから、フィード面にリポストする方法です。ただし、公式アプリでは投稿を直接リポストすることができず、自分が投稿したストーリーズをフィード面の投稿に活用する形となります。
まずは上記の手順でストーリーズ上にリポストしてください。

  1. リポストしたい投稿をまずストーリーズでリポストする
  2. 該当のストーリーズ投稿右下の「…」をタップし、「投稿としてシェア」をタップする
  3. キャプション(文章)の追加やタグ付けなど、投稿を編集する
  4. 右上の「シェア」をタップする

以上でストーリーズを経由したフィード面へのリポストは完了です。

ストーリーズは投稿から24時間後に自動的に削除されますが、そのストーリーズを使ったフィード投稿が消えることはありません。24時間経過前にストーリーズ投稿が不要だと感じた場合は削除すると良いでしょう。

リポスト用の外部アプリでリポストする

リポスト用のアプリには「Repost for Instagram」や「Regrann」といった無料アプリがありますが、一般的に広く利用されているのがiOS/Android双方に対応している「Repost for Instagram」です。

RepostForInstagram

Repost for Instagramでは、以下の手順でリポストができます。その他のリポストアプリでも同じような手順でリポストできます。

  1. Repost for Instagramを開き、Instagramアカウントでログインする
  2. 右上のInstagramアイコンをタップし、公式Instagramの画面に遷移する
  3. リポストしたい投稿を探し、URLをコピーする
  4. 再度Repost for Instagramを表示し、該当の投稿が自動的に読み込まれていることを確認する
  5. 読み込まれた投稿をタップし、キャプションの追加など投稿を編集する
  6. 「再投稿」をタップし、フィードとストーリーズのどちらに投稿するかを選択する

以上で外部アプリを利用したリポストが完了です。

リポストできない場合の原因

非公開アカウントとなっている

もとの投稿のアカウントが非公開アカウントとなっている場合、他のアカウントがリポストすることはできません。どうしてもリポストが必要な場合はアカウントを公開してもらえるよう交渉してみましょう。

「ストーリーズの再シェア」がオフになっている

非公開アカウントと同じく、もとの投稿のアカウントがストーリーズの再シェアをオフにしている場合はリポストできません。自分のプロフィールのメニューから「設定」を選択し、「プライバシーとセキュリティ」に入るとシェアの設定を変更することができます。

ハッシュタグの数が多すぎる

1投稿に追加できるハッシュタグの数は30個までとなっています。(参照:Instagramヘルプセンター『Instagramでハッシュタグを使用するにはどうすればよいですか。』)リポストに関係なく、30個以上のハッシュタグを投稿に含めるとキャプションがすべて消えた状態で投稿されてしまうので注意してください。

リポストする際の4つの注意点

「転載禁止」となっているアカウントはリポストしない

投稿やプロフィール欄に「転載禁止」などと記載されている場合、絶対にリポストしてはいけません。また、画像内にキャラクターや人物などが写っている場合は著作権・肖像権違反にならないよう十分配慮してください。著作権違反に繋がるので、画像の編集(色変更やトリミングなど)は避けてください。

事前に許可を得てからリポストする

勝手に自分の投稿がシェアされることで不快に感じるユーザーもいるかもしれません。投稿後に大きな問題に繋がってしまう可能性も考えられます。

どの投稿を利用したいのか、どんな目的で利用したいのかを予めしっかりと伝え、許可を得てからリポストしてください。DMや投稿へのコメントで連絡をとると良いでしょう。

リポストであることとリポスト元を明記する

キャプションに「@ユーザー名」や「#Repost」と記載して、リポストであることを明確にしてください。リポストであることを明記しなければ無断転載となり、著作権違反に繋がることもあります。

また、リポストを許可してくれたことへの感謝も伝えると良いでしょう。リポストして終わりではなく、商品・サービスをまた利用して投稿してもらえるよう、ユーザーとの持続的な関係性を作ることが大切です。

なるべくもとの文章も掲載する

文章を書き換えたり削除したりすることで、投稿者に不快感を与えてしまいます。
また、写真だけでなく文章も重要なUGCの要素です。特に商品のレビューを記載している場合などは他のユーザーにとって有益な情報となり、商品に興味を持ってもらえる可能性が高まります。

リポストを活用したInstagram企業アカウント成功事例3選

ハニーズ公式|ユーザーのコーディネートを紹介

アパレルブランドのハニーズでは、ユーザーが投稿したコーディネートを紹介しています。

アイテムの購入者にそのアイテムの着回し方法を紹介できると共に、他のアイテムも併せて紹介することで、購買意欲を高めることができるでしょう。

unico (ウニコ) | 家具・インテリア・ライフスタイル|アイテムの実用方法を紹介

インテリアを販売するunico(ウニコ)では、家具などの商品の購入者がどのように商品を利用しているかを紹介しています。

商品の宣伝になるのはもちろん、同じ商品を買ったユーザーにも参考にしてもらえるので、さらなるエンゲージメント向上が期待できます。

美味しく栄養管理ができる『nosh-ナッシュ』?|盛り付け方法を紹介

一流シェフが調理した料理を配達するサービスnosh(ナッシュ)では、メニューの紹介と共に、ユーザーが投稿した画像をリポストしています。

届いた料理を綺麗に盛り付けた写真をリポストしているので、他のユーザーにも「美味しそう」「頼んでみたい」と感じてもらえるでしょう。

Instagramリポストを活用してユーザーと交流しよう

リポストは効果的に活用できれば、ユーザーのエンゲージメント向上、工数削減など多くのメリットがあります。ユーザーに不快感を与えたり、法律違反したりしないよう注意して活用していきましょう。

最後に、もっと効果的なInstagramマーケティングの方法について詳しく知りたい方に向けて新機能を活用した最新版Instagramマーケティングの手法というお役立ち資料をご用意しました。Instagramの動向や最新機能を活用したコンテンツ設計・クリエイティブ作成のコツまで学習教材としてご利用ください。

リポスト機能以外にも役に立つInstagramの機能を紹介

<Instagramの機能に関する記事一覧>
コレクション
ストーリーズ
Instagramインサイト
予約投稿
地図検索機能

上記リンク記事ではInstagramのさまざまな機能について解説しています。各機能を理解し活用することで、Instagramで効率的に認知拡大、集客、購買促進が行えます。当記事だけでなく上記の関連記事もぜひご活用下さいませ。

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この記事を書いた人
松崎 明日香

松崎 明日香

マーケティング部

2020年に新卒入社後、オウンドメディア『GrowthSeed』の運営/ライティングを中心に、メルマガ運用、広告運用など自社のマーケティング業務に幅広く携わる。お問い合わせ数・売上アップを目標に日々奮闘中。趣味は喫茶店・カレー屋巡り。

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