公開日:2021年06月11日
最終更新日:2022年05月02日
SNSが急速に普及し、企業のマーケティングにおいてもSNS運用は欠かせないものとなりました。(【2021年最新版】SNS利用者数と各媒体の特徴まとめ)SNS運用では、ユーザーを飽きさせないためにコンテンツを発信していくことが大切ですが、「画像を投稿しても思い通りに表示されない!」という経験はありませんか?
SNSに画像や動画をアップする際は、対応サイズや推奨サイズを知っておくことが重要です。そこで本記事では、Twitter・Facebook・Instagram・LINEの各媒体の投稿で使用できる画像や動画のサイズをまとめました!
※本記事の情報は2021年6月時点のものです。今後の各媒体のアップデートにより、内容が変更される可能性があります。
各SNS広告における画像サイズの規定は以下の記事でご紹介していますので、併せてご確認ください。
目次
SNSにアップロードできる画像の規定を知る前に、まずは画像に関する用語を理解しておきましょう。用語を正しく理解しておかなければ、適切なサイズの画像を用意することはできません。
画像を表現する最も小さな要素をピクセル(画素)と呼びます。画素が集まって画像や写真が表現されます。また、出力ができる最小要素はドットと呼びます。
解像度は1インチ(25.4mm)に含まれるドットやピクセルの数のことで、画像の密度を示します。「ppi(pixel per inch)」「dpi(dots per inch)」という単位で表現します。
解像度は高ければ高いほどいいとイメージされるかもしれませんが、人間の目で認識できる解像度には限界がある上、解像度が大きすぎると処理スピードが遅くなってしまうことがあります。Web用では72ppi、カラー印刷用では350ppiが適切だと言われています。
アスペクト比は、画像や画面の縦横の長さ(画素数)の比率を示します。一般的には「(縦の長さ):(横の長さ)」と表記します。
ちなみに、黄金比は「1:1.618」、白銀比は「1:1.414」とされています。
容量は、データの量・サイズを示します。容量の単位には、小さいものからbit(ビット)、B(バイト)、KB(キロバイト)、MB(メガバイト)、GB(ギガバイト)、TB(テラバイト)があり、1B=8bit、その後は1024ごとに単位が変化します。
容量が大きすぎると読み込みに時間がかかり、表示されるのが遅くなってしまうので注意が必要です。
ファイルの種類を区別するための文字列のことで、「(ファイル名).(英数文字で示す拡張子)」と表記されます。拡張子により、ファイルを開くためのアプリケーションが指定されます。例えば、画像は「jpg/jpeg」など、動画は「mp4」、テキストは「txt」などが使用されます。
拡張子が間違っているとファイルを開けない場合があるので注意してください。
TwitterヘルプセンターやTwitter for Businessに記載されている情報によると、Twitter投稿で対応・推奨される画像と動画のサイズは以下の通りです。
<参照>
これらの情報より、Twitter投稿に使用する画像としておすすめのサイズ例はこちらです。
また、これまで縦長の画像は横長にトリミングされて表示される仕様でしたが、2021年5月からモバイル版の場合のみトリミングされずもとのサイズで表示できるようになりました。1:2または3:4のアスペクト比に対応しています。
no bird too tall, no crop too short introducing bigger and better images on iOS and Android, now available to everyone pic.twitter.com/2buHfhfRAx — Twitter (@Twitter) May 5, 2021
no bird too tall, no crop too short
introducing bigger and better images on iOS and Android, now available to everyone pic.twitter.com/2buHfhfRAx
— Twitter (@Twitter) May 5, 2021
FacebookヘルプセンターやFacebookビジネスヘルプセンターに記載されている情報によると、Facebookのフィード面やストーリーズ面に投稿する際に対応・推奨される画像と動画のサイズは以下の通りです。
これらの情報より、Facebookのフィード投稿に使用する画像としておすすめのサイズ例はこちらです。
これらの情報より、Facebookのストーリーズ投稿に使用する画像としておすすめのサイズ例はこちらです。
★Facabookマーケティングについてもっと学びたい方はこちらの記事もチェック★ 企業向けFacebookページ(ビジネスアカウント)の作成・管理方法 【2021年最新】Facebook広告の出し方徹底マニュアル
InstagramヘルプセンターやFacebookビジネスヘルプセンターに記載されている情報によると、Instagramのフィード面やストーリーズ面に投稿する際に対応・推奨される画像と動画のサイズは以下の通りです。
これらの情報より、Instagramのフィード投稿に使用する画像としておすすめのサイズ例はこちらです。
これらの情報より、Instagramのストーリーズ投稿に使用する画像としておすすめのサイズ例はこちらです。
LINE公式アカウントを利用すると、友だち追加をしてくれているユーザーに対してメッセージを送ったり、タイムラインを投稿したりすることができ、画像や動画を送信・投稿することもできます。
LINE公式アカウントの機能についてはこちらの記事で詳しく説明しているのでご確認ください。 LINE公式アカウントの機能や作成方法、運用のコツまで徹底解説!企業のマーケティングに活用しよう
LINE for Businessに記載されている情報によると、LINE公式アカウントの機能ごとで画像や動画をアップロードする際に対応・推奨される画像と動画のサイズは以下の通りです。
参照:LINE for Businessマニュアル『タイムライン各形式別メッセージ』
参照:LINE for Businessマニュアル『各形式別メッセージ』
リッチメッセージはテキスト+画像または動画を1つの吹き出しにまとめて配信するメッセージで、タップすることでユーザーはリンク先に遷移できます。 リッチメッセージでは、以下のアスペクト比に対応しています。
参照:LINE for Businessマニュアル『リッチメッセージ』
リッチメニューはトーク画面下部にタイル形式で表示されるメニューで、それぞれリンク誘導やメッセージ送付の設定をしてユーザーのアクションを促すことができます。
リッチメニューでは背景画像をアップロードできますが、タイルごとに個別に設定するのではなく、一枚の画像としてリッチメニュー全体の背景となるので注意してください。
選択したタイルのレイアウトに応じて、使用できるサイズは異なります。
<タイルのレイアウト(テンプレート)>
<使用できる背景の画像サイズ>
参照:LINE for Businessコラム『【公式】リッチメニューの活用法│作成から設定方法まで解説』
https://ocadweb.com/aspectratiotools
画像の縦横どちらか1辺のピクセル数を入力することで、アスペクト比16:9/4:3/3:2/2:1/黄金比/白銀比それぞれの場合のもう1辺の長さを計算することができます。また、画像ファイルをアップロードすると、各アスペクト比に重ねたときのイメージを確認することができます。 投稿画像を作る前に、画像の縦横の長さを決めるために利用するとよいでしょう。
https://tool-taro.com/image_resize/
画像ファイルをアップロードし、縦の長さか横の長さ、もしくはその両方を指定することで、画像を指定サイズにリサイズします。縦・横の長さは最大4096pxまで指定することができます。また、JPEG・PNG・GIFのいずれかであれば、画像形式を変換することもできます。
https://saruwakakun.com/tools/image-resize/
縦横のアスペクト比は保ちつつ、最大幅もしくは最大幅・最大高の両方を指定して画像をリサイズします。JPEG/PNG/GIFのファイル形式に関わらず、複数枚の画像を一括でリサイズ・ダウンロードすることが可能です。
https://rakko.tools/
ラッコツールズには、Webマーケティング全般で利用できる機能がまとまっています。画像・動画関連のツールでは、画像の縦横の長さやパーセンテージを指定してリサイズできる「画像リサイズ」、画像ファイルの容量を圧縮できる「画像圧縮」、画像を指定サイズにトリミングしたり回転させたりなど簡単な加工ができる「画像トリミング」、動画の一部を取り出してGIF画像を作成できる「動画をGIFに変換」などがあります。
https://www.iloveimg.com/ja
iLoveIMGには、オンライン上で簡単に画像編集ができる機能がまとまっています。「画像の圧縮」「画像のサイズ変更」「画像の切り抜き」などの機能だけでなく、画像にテキストや図形、色などを追加して「写真エディター」や指定したWebページをJPGまたはSVGに変換する「HTMLから画像」という機能もあります。
まとめると、Twitter・Facebook・Instagramでの投稿に適した画像サイズ(アスペクト比)は以下の通りです。
SNSを運用することで、まだ自社の商品を知らないユーザーに対して認知を広げられるとともに、ユーザーとのコミュニケーションにも繋がります。ユーザーに楽しんでもらえるよう画像などのコンテンツを工夫して投稿し、ユーザーからのエンゲージメントを高めていきましょう。
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松崎 明日香
マーケティング部
2020年に新卒入社後、オウンドメディア『GrowthSeed』の運営/ライティングを中心に、メルマガ運用、広告運用など自社のマーケティング業務に幅広く携わる。お問い合わせ数・売上アップを目標に日々奮闘中。趣味は喫茶店・カレー屋巡り。
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