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UGCとは?SNS時代の今こそマーケティングに取り入れよう!メリットや活用事例を徹底解説

UGCとは?SNS時代の今こそマーケティングに取り入れよう!メリットや活用事例を徹底解説

近年SNSが急速に普及し、幅広い世代の人たちがSNSを利用して情報を収集・共有するようになりました。企業が公式アカウントを開設することも一般的となっており、企業と消費者の交流の場としても重要な役割を担っています。

そんな中、マーケティング施策の一つとして注目されるようになったのが「UGC」です。本記事では、UGCとは一体何なのか、そのメリットや活用事例を詳しく解説します!

UGCとは

UGCの意味

UGCとは「User Generated Content(ユーザー生成コンテンツ)」の略です。日本では、SNSの普及に伴って2007年頃から登場しました。Twitter・InstagramなどSNSでのユーザーの投稿やECサイトのレビューなど、企業側ではなくユーザーによって制作されたコンテンツで、企業や商品・サービスの宣伝に繋がるようなもののことを指します。

例えば、あなたがスニーカーを欲しいと思い、Instagramを使って探したとします。スニーカーをはいたスタイルのいいモデルが商品の良さだけを伝える投稿よりも、一般の人がスニーカーを着用して機能性や履き心地、見た目などを率直に伝えた投稿の方が、現実的なイメージがしやすく信頼できると感じるのではないでしょうか。
このように、UGCを上手く活用しユーザーを巻き込みながらプロモーションを行うことができれば、企業にとって大きな収益へと繋がります。

CGM(消費者生成メディア)について

UGCと合わせて知っておきたいのが、CGMという言葉です。CGMとは「Consumer Generated Media(消費者生成メディア)」のことで、UGC(コンテンツ)が集約されて成立するメディアを意味します。

CGMを大きく分類すると、以下の7つに分けられます。
・ソーシャルネットワーキングサービス(Twitter、Instagram、Facebookなど)
・クチコミサイト(食べログ、@cosmeなど)
・ナレッジコミュニティ(Yahoo!知恵袋、クックパッドなど)
・キュレーションサービス(NAVERまとめ、Smartnewsなど)
・ブログサービス(アメーバブログ、noteなど)
・動画共有サービス(Youtube、ニコニコ動画など)
・掲示板(2ちゃんねるなど)

UGCが最近になって注目されるようになったこともあり、CGMとして思い浮かべやすいのはSNSですが、ブログサービスや掲示板など以前から使われていたメディアもCGMの一つです。時代と共にCGMの形も少しずつ変わり、多様化している一方で、ユーザーの声を反映したメディアの重要性は変わらないと言えます。

UGCが注目されている背景

日本では、2000年代ごろからUGCがインターネット上のコンテンツとして認識されるようになりました。近年、UGCの重要性が高まっている背景には何があるのでしょうか。

①SNSの影響力

SNS各媒体

SNSが普及する以前のUGCは、ECサイトの商品レビューや掲示板での投稿が中心でした。これらはレビューやコメントのページに訪問しなければ閲覧できません。つまり、興味を持って自ら情報を探した場合のみ接触できるコンテンツでした。

しかし、拡散力が高いSNSの普及により、UGCは大きく変化しました。SNSでは「いいね」やリツイート・シェア機能により、ユーザーにとって有益な情報や話題性のある情報が拡散されます。UGCが拡散されることにより、自ら情報を求める人々だけでなく多くの人々の目に留まるようになりました。SNSを通して企業はユーザーとコミュニケーションをとり、ロイヤリティを高めることもできます。

また、SNSが購買への意思決定に影響を及ぼす傾向があるのもポイントです。商品を購入するときに、事前にSNSで口コミをチェックしたり他商品と比較したりした、という経験のある方も多いのではないでしょうか。
アメリカのOlapic社の調査によると、68%の人々が商品の購入前にSNS上でUGCをチェックしており、20~30代の53%の人々がUGCが購買行動に影響を及ぼしたと述べているそうです。

(出典:Olapic『Facebook & Instagram Advertising With UGC : A Practitioner’s Guide』

ユーザーのリアルな声が情報として集約されたSNSが、消費者の購買意欲を高めると共に意思決定にまで影響する強力なコンテンツだと言えます。

②Webマーケティングの台頭によるインプレッション獲得競争

インターネットやスマートフォンの普及により、SEOやインターネット広告といったWebマーケティングに力を入れる企業が多くなりました。
しかし、Webマーケティングはアルゴリズム変動や入札競争の影響を受けることも多く、SEOではGoogleのアルゴリズム変動によって検索順位が落ちたり、リスティング広告では人気のあるキーワードのCPCが高騰したりしています。
インプレッションを獲得するために限られた枠を巡って競争が起こる中、新たな手段が求められるようになったのです。

UGCを活用する4つのメリット

UGC活用の4つのメリット

①客観的評価による信頼性

企業によるプロモーションであれば、商品・サービスの優れた点ばかりが取り上げられます。一方UGCは、企業側がコントロールすることなくユーザーから発生するコンテンツのため、実際に利用した人からの客観的な意見が得られます。商品やサービスの良い点だけでなく改善点なども発信される場合がありますが、その分ユーザーからの信頼性は高いです。

企業とは関係のない第3者から勧められた方が「本当に良い商品なんだ」と感じ、購買意欲も高まるのではないでしょうか。客観的かつ信頼性が高いことで、潜在的なニーズを持つユーザーへもアプローチできます。

ユーザーからの意見や評価を知るための手法としては「ソーシャルリスニング」が有効的です。
ソーシャルリスニングとは?

②親近感・共感が生まれる

SNS上で気になる洋服を見つけた時、細身で長身のモデルが着用しているよりも、自分と体型の近い一般の人が着用している方が親近感がわき、実際の着用イメージをしやすくなるのではないでしょうか。「サイズが合うのか」といった懸念材料も少なくなり、購買までの意思決定も早くなる可能性があります。

モデルや有名人を起用したプロモーションは興味をひき、話題性も高いですが、ユーザー目線が欠けている場合も少なくありません。ユーザー目線のリアルな情報を発信できるのがUGCの強みです。

③ユーザー目線の新しいアイデアが生まれる

UGCでは、企業側が想定していなかった新しいアイデアや使い方がユーザーによって生み出されることがあります。例えば、冷凍食品の開発・製造を手掛けるニチレイフーズは、Twitterにて冷凍食品のアレンジレシピキャンペーンを行い、ユーザーが投稿したレシピの一部をサイト内で紹介しています。(https://www.nichireifoods.co.jp/media/13614/)このように、UGCによって商品・サービスに付加価値を生むことができるのです。

またユーザーからのアイデアが、マーケティングにおける新しいコンテンツの企画や商品開発にも繋がるかもしれません。

④コストが安い

UGCは企業側がコントロールしなくてもユーザー側から生成されるので、無料でも活用することができます。ユーザーから承諾が得られれば、企業の公式アカウントにユーザーの投稿した画像や文章を投稿することで、クリエイティブの作成にかかる工数やコストを削減できます。

UGCを上手く活用することによって、広告に頼らなくても商品やサービスの認知度を高めたり、商品の購入を検討しているユーザーにアプローチしたりすることができるのです。

UGCを取り入れる際の3つの注意点

UGC活用の3つの注意点

これまでに述べてきたように、UGCを活用することでより多くのユーザーにアプローチでき、客観的な評価から購買意欲を高めることが可能です。しかし、活用方法を誤ると商品・サービスのファンからの信用をなくすことになりかねません。ここからは、UGCを取り入れる際に気を付けたい3つの注意点をお伝えします。

①コンテンツの質の管理

UGCは企業側でコントロールすることが難しいため、コンテンツの質にばらつきが出てしまう場合があります。UGCだからといってユーザー任せにするのではなく、テーマを設定してハッシュタグキャンペーンを行ったり、インセンティブを設定するなど、ユーザーが質の高いコンテンツを作成したくなるような環境を作ることも大切です。

②情報の正確さ

ユーザーによって作成されたコンテンツのため、誤った情報が発信されている場合があります。業務やブランドイメージにも影響することがあるので、正しい情報に基づいてコンテンツが作られているか、定期的にチェックするようにしましょう。

③著作権侵害の可能性

コンテンツを作成したユーザーが意図せずとも、著作権を侵害している場合があります。例えば、写真内に許可なく別の人が写っていた場合などです。ユーザーがあまり意識していない部分であるため、企業側でチェックし管理することが大切です。

UGC活用のための手順

ここまで、UGCのメリットや注意点についてご説明してきましたが、「実際どうやって活用すればいいの?」と気になっている方もいるのではないでしょうか?ここからは、UGC活用のための手順を解説します。
UGC活用には、以下の3つのステップが必要です。

Step1 ユーザーにとって関心の高いテーマを見つける

そもそもユーザーにとって関心の高いテーマでないと、コンテンツが生成されることはありません。ユーザー間でのトレンドを調べたり、過去のUGCでどんなテーマや内容が生成されているかを分析したりして、ユーザーに関心を持ってもらえるきっかけを見つけましょう。

Step2 コンテンツを発信する環境作り

いくら関心のあるテーマでも、発信する環境が整っていなければコンテンツ作成のハードルは高いままです。「ハッシュタグキャンペーン」などのキャンペーンやコンテスト形式でコンテンツを募り、ユーザーが気軽に楽しくUGCを作成できる環境を作りましょう。

このあとの活用事例でもご紹介しますが、投稿をリポストする、商品をプレゼントするなどインセンティブを用意してユーザーのモチベーションを高めることも重要です。

Step3 効率化ツールを活用する

ユーザーの投稿写真を検索できるツールや、UGCの収集・利用許可の取得・効果測定などを一貫して行うツールなど、UGCを効率化するための様々なツールが登場しています。ツールを有効活用することでUGCの費用対効果をさらに高め、空いた時間を他のマーケティング施策やユーザーとのコミュニケーションに充てることができます。

UGC活用事例3タイプ

最後に、企業によるUGCを活用したプロモーションの事例をご紹介します。ここでは、UGCを3つのタイプに分けてご説明します。

タイプ① ECサイトでの口コミ

ORBIS

ORBIS公式オンラインショップ
ORBISレビュー
ORBIS公式オンラインショップ

化粧品メーカー・ORBISのECサイトでは「みんなのクチコミ」として、ユーザーから商品に対するコメントと満足度評価を集めています。人気のスキンケアシリーズには、なんと2000件以上の口コミが集まっています。実際に商品を利用したユーザーからの評価は客観的かつ具体的なので、購入を検討しているユーザーは「自分の肌に合うか?」「肌の悩みを解決できそうか?」といった点を考慮しながら意思決定をすることができます。

口コミ投稿を活発にするため、ORBISのECサイトでは独自に「MVPレビュアー」制度を設けています。毎月のレビューランキングで上位20位に入ったレビュアーに発売前の新商品をプレゼントする制度で、ユーザーのコンテンツ作成へのモチベーションを高める効果を発揮しています。

タイプ② SNSのハッシュタグキャンペーンやリポスト

モスバーガー

モスバーガーSNS投稿キャンペーン
#私の好きモス SNS投稿キャンペーン

モスバーガーでは、TwitterやInstagramでハッシュタグをつけてお気に入りの商品の写真・コメントを投稿すると、抽選で商品が当たるというキャンペーンを実施しています。

おすすめの組み合わせや「ダイエットしてる人にも嬉しい!」といった推しポイントなどが投稿されており、ユーザーを巻き込んだ商品の訴求が可能となっています。企業側が環境を作ることでその後は自然にコンテンツが生み出されていく、UGCの代表的なタイプです。

ハッシュタグキャンペーンの手順やコツについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
#ハッシュタグキャンペーンを成功させる3つのコツ

GU

アパレルブランドのGUではいくつかのInstagramアカウントを運用していますが、中でも「@gu_for_all_」はユーザーが投稿した写真のみを集めたアカウントです。ハッシュタグキャンペーンを活用してUGCを投稿してもらい、その中から選ばれた写真をアカウント名と共に紹介するという方式で投稿しています。
写真が選ばれたユーザーは企業に対する好感度がアップしロイヤリティがさらに高まると考えられるので、ユーザーを上手く巻き込んだUGCの例の一つです。

商品を探しているユーザーにとっても、親近感があり着用イメージが湧きやすく、またコーディネートを参考にできるというメリットがあります。

タイプ③ SNS広告のクリエイティブ

カゴメ つぶより野菜

つぶより野菜商品ページ
食品メーカー・カゴメの「つぶより野菜」では、ユーザーの投稿した写真をクリエイティブとしてFacebook広告に使用しました。ユーザーが撮影したシンプルかつ親しみやすい写真によって、従来のクリエイティブと比較して高い成果をあげました。

ユーザーの投稿写真を利用するので、クリエイティブ制作にリソースを使わなくても多くの素材を得ることができ、スピード感を持ってPDCAを回すことができます。

UGCをマーケティングに活用しよう

UGCを活用することで、既存ユーザーのロイヤリティを高めつつ、これまで接触することのなかった多くのユーザーに対しても認知を広げることができます。また、UGCをSNS投稿や広告に活用できるので、プロモーション費用が抑えられ、工数の削減にもなります。

良質なUGCを生成してもらうためには、企業側の努力も重要です。コンテンツを作りたくなるような環境・仕組み作りや、SNSを通してユーザーとの関係性の構築を行い、UGCを最大限に活用していきましょう。

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