1. HOME
  2. すべての記事一覧
  3. SNS
  4. Instagramガイドラインに沿った効果的なキャンペーン方法

Instagramガイドラインに沿った効果的なキャンペーン方法

公開日:2021年10月28日

最終更新日:2024年02月20日

  • twitter
  • facebook
  • はてB!

Instagramガイドラインに沿った効果的なキャンペーン方法

フォロワー獲得やユーザーコミュニケーションをとるためにInstagramのキャンペーンは非常に効果的です。しかし、Instagramのポリシーは複雑であり、一時は「Instagramでのキャンペーンが禁止になった」と誤認されるほどでした。

そこで本記事では、Instagramのガイドライン及びそれに準じた効果的なキャンペーンをご紹介します。Instagramキャンペーンの形式やポイント、事例についてはこちらの記事で紹介していますのでご覧ください。

株式会社フルスピードのInstagramコンサルティングサービス内容を見る
株式会社フルスピードのInstagramコンサルティングサービス/広告運用代行サービス

Instagramのキャンペーン規約で禁止されていること

Instagramでは次のガイドラインを制定し、キャンペーンにおける禁止事項を定めています。

いいねやフォロー、コメントなどに対して金銭や金券を提供すること

コミュニティガイドラインには、『「いいね!」やフォロー、コメントを含むやり取りの見返りに、金銭や金券などのプレゼントを申し出たりしないでください。』と明記されています。つまり、投稿にいいねを押して、アカウントをフォローしてくれた方に景品としてAmazonギフト券などを進呈するようなキャンペーンは禁止されています。

現状のガイドラインでは景品として現金や金券・ギフト券を提供することを禁止しているため、景品を選定する場合は自社商品やユーザーが興味を持ちそうなノベルティにするようにしましょう。

参照:Instagramコミュニティガイドライン

コンテンツに関連しないタグ付けを促すこと

プロモーションガイドラインでは、「コンテンツに誤ったタグを付けたり、そうするように他の利用者を仕向けること」を禁止しています。つまり、「写真に対して関連性のないタグをつけるようお願いするキャンペーン」はルール違反となります。そのため、キャンペーンへの参加を促す際は、誤解を招くようなタグをつけることを参加条件にしてはいけません。

注意したいのが、Instagramには「ハッシュタグ」と「タグ付け」がある点です。

ハッシュタグとは、「#」がついたキーワードのことで、投稿をキーワードで分類することができ、検索にも使用されています。一方タグ付けとは、投稿した写真に、特定のアカウント情報を紐付けできる機能で、投稿写真に写っている人や物のアカウントを「タグ付け」すると写真のすみに人のマークが付きます。その写真をタップすると紐付けられたアカウント名が表示され、そのアカウントに簡単に移動できます。

ガイドラインでは「タグを付ける」「タグ付け」としか記載がなく、どちらも該当する可能性が高いため注意が必要です。

参照:Instagramプロモーションガイドライン

Instagramのキャンペーンでの注意点

Instagramキャンペーンのなりすましアカウント対策も行う

前述の通り、「キャンペーンの景品として金券を贈らないこと」「関連性のないタグ付けを促す企画はしないこと」を守ったうえで他にも注意すべき点があります。

それは「偽アカウント(なりすましアカウント)」への対策です。

昨今Instagram上でキャンペーンを行うと偽アカウントが出現し、キャンペーン参加ユーザーへ個人情報の抜き取りを目的とされるDMが送られる事象が頻発しました。

キャンペーン実施時には、本文に「連絡はこのアカウントからしかしません」といった連絡方法の記載やストーリーズでの注意喚起をしていく必要があります。

弊社フルスピードでは数多くのキャンペーンの運用実績があり、蓄積されたノウハウをもとに効果的かつ透明性の高いキャンペーンのご支援が可能です。キャンペーンも含めたInstagram運用代行サービスについては、こちらから詳しくご確認いただけます。

Instagram運用代行サービスの詳細を見る
Instagram運用代行サービスページ

Instagramキャンペーンの種類について

Instagramのキャンペーンは主に次の3パターンが挙げられます。

  1. フォロー&いいね
  2. フォロー&コメント
  3. フォロー&投稿

フォロー&いいね

アカウントのフォローと、該当投稿へいいねをしてもらうキャンペーン方法です。

キャンペーンを通して認知拡大を図ると同時に、フォロワーを増やすことができるのがメリットです。また、当選者を決める際も、「いいね一覧」からランダムに選ぶだけでいいので、インスタグラム内でキャンペーンを完結させることができます。

ユーザーとしてもフォローといいねだけで参加できるため最も参加しやすいキャンペーンです。

フォロー&コメント

アカウントのフォローと、該当投稿へのコメントをしてもらうキャンペーン方法です。

ユーザーにコメントしてもらう場合は、ただ「コメントしてください」と誘導するだけではユーザーが参加しにくいため「○○についてコメントしてください」とお題を明確にすることが重要です。
(例:「ほしい商品をコメントすると抽選でその商品をプレゼント!」など)

このようなテーマ性を持たせることでユーザーのコメントからどのような商品が人気かなどの手掛かりを得ることもできます。

フォロー&投稿

アカウントのフォローと、特定のハッシュタグを付けて投稿をしてもらう方法です。

ユーザーが自分の投稿に特定のハッシュタグをつけることで応募ができるので、UGCの増加に繋がります。またキャンペーンツールを利用することで、ユーザーの投稿を収集してwebサイトに表示したり、当選者をシステムで抽出したりすることも可能です。

参考にしたいInstagramキャンペーン事例

フォロー&いいね編

事例①Rakuten Fashion(@rakuten_fashion_men)

参加しやすいフォロー&いいねですが、コメント、リポストで当選確率アップという他のコミュニケーションもとって拡散を狙っています。

▼キャンペーン概要

  • @rakuten_fashion_menをフォローし、キャンペーン投稿にいいねする
  • キャンペーン投稿にコメントすると当選確率2倍、リポストすると当選確率3倍となる
  • 当選者にはDMで連絡

事例②サッポロビール(@sapporobeer.jp)

こちらも同じくフォロー&いいねですが、年中行事と絡めており、季節のニーズによる応募数増加が期待できるものになっています。

Twitterでも同じ内容のキャンペーンを実施しており、2アカウントのフォロ―とキャンペーン投稿へのいいねで当選確率も2倍になります。他のSNSと絡めることで、同時にフォロワー獲得が狙えます。

▼キャンペーン概要

  • @sapporobeer.jpをフォローし、キャンペーン投稿にいいねする
  • Twitterの公式アカウントへのフォローとキャンペーン投稿へのいいねで当選確率2倍となる
  • 当選者にはDMで連絡

フォロー&コメント編

事例①DAYWEAR WAHEI(デイウェア ワヘイ)(@daywear_wahei)

新型コロナウイルス収束を見越し、自宅でも外でも使えるキッチン用品セットを賞品にしたキャンペーンで、外出可能になるまでは自宅で使えるアイテムということから参加者の意欲を高めています。

コロナウイルス収束を見越し、ユーザーも想像を含まらせながら楽しくキャンペーンに参加できます。

▼キャンペーン概要

  • @daywear_waheiをフォロー
  • キャンペーン投稿に「作りたいキャンプごはん」コメント
  • 当選者には自宅・外どちらでも使えるキッチン器具をプレゼント

事例②オハヨー乳業(@ohayo_milk)

キャンペーン投稿に、「自社商品のお気に入りの食べ方」や「夏の楽しみ方」と幅広いテーマでコメントしてもらう企画です。

参加しにくい可能性があるテーマの時は「夏の楽しみ方」のように自由度の高いテーマを入れてエンゲージメントを増やすのも一つの手法です。

▼キャンペーン概要

  • @ohayo_milkをフォロー
  • キャンペーン投稿に「自社商品のお気に入りの食べ方」や「夏の楽しみ方」などコメント
  • 当選者にはぜいたく果実シリーズヨーグルト詰め合わせをプレゼント

フォロー&投稿編

事例①ハーゲンダッツ ジャパン(@haagendazs_jp)

カラフルで可愛らしいクリエイティブが目を引くこちらのキャンペーンですが、期間中は毎日10名が当選し、ユーザーが何度も挑戦できる企画になっています。

アカウントへのフォローと、ハーゲンダッツバーの写真と一緒に「#ハーゲンダッツバー」をつけて投稿することでキャンペーン参加完了となるのですが、クリエイティブがユーザーでも真似できそうなおしゃれなイメージで作成されていることからユーザーが撮影の際に真似をし、クオリティの高いUGCが多くなりました。

期間中何度も参加できることからユーザーの熱量も高くなりやすいのがポイントです。

▼キャンペーン概要

  • @haagendazs_jpをフォロー
  • ハーゲンダッツバーの写真と一緒に「#ハーゲンダッツバー」をつけて投稿
  • 期間中は毎日10名が当選し、何度でも挑戦できる
  • 当選者にはハーゲンダッツバー7個セットをプレゼント

事例②ETVOS(@etvos.jp)

社会的に注目されている”SDGs”と、商品の特徴を掛け合わせて訴求しているキャンペーンです。

「#エトヴォスと海を守ろう2021」と「#エトヴォス」のハッシュタグをつけて、Instagramのフィード投稿もしくはTwitterに投稿することで、キャンペーンへの参加が完了します。

投稿をすればするほど当選率がアップし、さらにInstagramとTwitterでの実施ということからクチコミ伝達力も高くなりました。

▼キャンペーン概要

  • @etvos.jpをフォロー(Twitterは@etvos_jp)
  • 「#エトヴォスと海を守ろう2021」と「#エトヴォス」のハッシュタグをつけて、Instagramのフィード投稿もしくはTwitterに投稿
  • 投稿をすればするほど当選率がアップ
  • 当選者には各賞に応じて、旬の沖縄フルーツ定期便やETVOSの商品をプレゼント

まとめ

一時「Instagramのキャンペーンは禁止になった」と誤認が広がりましたが、キャンペーン実施が不可になったわけではありません。キャンペーン実施の際には、景品として金券を贈らないことや関連性のないタグ付けを促す企画はしないことなどを留意すれば問題ありません。キャンペーンを実施することでどのような効果を得たいか、目的を予め決めておくことがキャンペーン成功の鍵になります。

Instagramコンサルティングサービスのご紹介┃株式会社フルスピード

株式会社フルスピードのInstagramコンサルティングサービス/広告運用代行サービス
↑株式会社フルスピードのInstagramコンサルティング・広告運用代行サービス

弊社フルスピードではInstagramアカウントのコンサルティングサービスを行っており、1000件以上のSNSアカウント運用実績がございます。認知度を高めたい、効果的な運用ノウハウやトレンドを知りたい、社内リソースが足りないなど、Instagram運用にお悩みのある企業様をサポートいたします。上記バナーよりサービス内容を詳しくご覧いただけますのでぜひご確認ください。

Instagramキャンペーンや最新Instagramマーケティングについてさらに詳しく知りたい方はこちらもご確認ください。

正しいキャンペーン規約の理解とこれからのInstagramマーケティング
Instagramマーケティングホワイトペーパー

この記事を書いた人
GrowthSeed編集部

GrowthSeed編集部

株式会社フルスピードのGrowthSeed編集部です。企業のマーケティング担当者へ向けてWebマーケティングの成長の種となる情報を発信しています。 Twitter , Facebookで記事の更新情報やセミナーの最新情報などを日々発信しているので、ぜひフォローしてみてください。

記事の関連タグ
資料ダウンロード            
SNSの人気記事
           
SNSの新着記事
関連タグから記事を探す
       

Webマーケティングに関する
資料請求・ご依頼はこちら