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Instagramのハイライトとは?作成方法から企業での活用メリット・コツまで
- SNSマーケティング
- SNS運用
公開日:2021年10月12日
最終更新日:2024年05月29日
さまざまな機能を持つInstagramを活用すれば、ブランドの認知拡大だけでなく、購買促進、集客、ブランディングまで一貫して実現することができます。
本記事では、Instagramで活用すべき機能の一つ「ハイライト」について、作成方法や企業での活用メリット、注意点やコツをご紹介します。
まだInstagramアカウントを作成していない場合はこちらの記事を参考に作成してみてください。
また、Instagramの各機能については以下の記事もご確認ください。
<Instagramの機能に関する記事一覧>
■コレクション
■ストーリーズ
■インサイト
■予約投稿
■地図検索機能
■リポスト
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目次
Instagramのハイライトとは
Instagramのハイライトとは、通常24時間経過後に削除されるストーリーズの投稿を、任意のカテゴリごとにまとめる機能です。プロフィール欄の自己紹介文の下に丸いアイコンが表示され、タップすることで閲覧できます。非公開アカウントの場合は、アカウントのフォロワーのみが閲覧できます。
参照:Instagram公式ブログ『Instagram Storiesにハイライトとアーカイブ機能が登場』
ハイライトは2017年の12月にリリースされ、正式には「ストーリーズハイライト」と呼ばれます。ハイライトと同時にリリースされたのが「ストーリーズアーカイブ」という機能で、過去のストーリーズ投稿が自動的に保存され、自分のみ閲覧できる機能です。プロフィール上部のメニューから「アーカイブ」を選択すると表示されます。
参照:Instagram公式ブログ『Instagram Storiesにハイライトとアーカイブ機能が登場』
企業でハイライトを活用する3つのメリット
情報を整理して提供できる
ハイライトでは、ストーリーズに投稿した情報をカテゴリごとに分けることができます。商品カテゴリ別、ブランド別、地域別、季節別などで情報を整理することで、ユーザーも興味があるコンテンツを見つけやすくなります。
スムーズに商品購入へ繋げられる
ストーリーズでは、フォロワー数が1万人以上であればリンクを設置することができます。通常のストーリーズであれば24時間で削除されてしまいますが、ハイライトとして保存しておくことで削除されることなくリンク誘導ができます。ECサイトや店舗予約サイトなどのリンクを設置し、スムーズにアクションへ繋げると良いでしょう。
アカウントのブランディングに繋がる
ハイライトはプロフィール欄に表示されるので、アカウントを表す「顔」の要素の一つとなります。商品やサービスを分かりやすく表す内容をまとめたり、アイコンをブランドカラーで統一したりして、ブランドらしさを示しましょう。
ハイライトを作成する方法
ここからは、実際にハイライトを作成する手順をご紹介します。公開中のストーリーズから作成する方法、アーカイブから作成する方法、プロフィール欄から作成する方法の3つがあります。
ストーリーズから作成する
- 公開中の自分のストーリーズを開き、右下の「ハイライト」をタップする
- 新規で作成する場合は「新規」、既存のハイライトに追加する場合は任意のハイライトをタップする
- 新規作成の場合は、タイトルを入力し「追加」をタップする
ただし、ストーリーズから作成する場合はカバー画像を設定できないので、後述の方法で編集して設定してください。
アーカイブから作成する
- 自分のプロフィールの右上の「+」マークをタップし「ストーリーズハイライト」を選択する
- ストーリーズ一覧から、ハイライトに追加したいストーリーズを選択し「次へ」をタップする
- タイトルとカバー画像を設定し「追加」をタップする
プロフィール欄から作成する
- 自分のプロフィール欄の下部から「+新規」をタップする
- ストーリーズ一覧から、ハイライトに追加したいストーリーズを選択し「次へ」をタップする
- タイトルとカバー画像を設定し「追加」をタップする
ハイライトを編集する方法
ハイライトにストーリーズを追加・削除する、タイトルやカバー画像を変更するなどの編集を行う場合は、以下の方法で行ってください。
まず、プロフィール欄から任意のハイライトのアイコンを長押しするか、任意のハイライトを表示させてから右下の「その他」をタップして、「ハイライトを編集」を選択します。編集画面が表示され、ストーリーズの追加・削除、タイトルやカバー画像の変更を行うことができます。
ハイライトごと削除したい場合は、プロフィール欄から任意のハイライトを長押しして「ハイライトを削除」を選択してください。
ハイライトをシェアする方法
作成したハイライトは、DMで送信するか、リンクを取得することでシェア可能です。以前はストーリーズにもシェアできましたが、現在はできなくなっています。
DMでシェアする
DMを経由して他のアカウントにシェアします。
1つのハイライトごとシェアしたい場合は、プロフィール欄から任意のハイライトのアイコンを長押しして、「宛先を指定して送信」を選択します。送信したいアカウントを選択して「送信」を選択すると完了です。
また、ハイライト内の個別のストーリーズをシェアしたい場合は、ハイライトから任意のストーリーズを表示させ、右下の「その他」をタップします。「宛先を指定して送信」をタップし、送信したいアカウントを選択して「送信」を選択します。
リンクを取得して他媒体でシェアする
DMでシェアする場合と同じく、1つのハイライトごとシェアするにはプロフィール欄から任意のハイライトのアイコンを長押し、ハイライト内の個別のストーリーズをシェアするには任意のストーリーズ右下の「その他」をタップします。「ハイライトリンクをコピー」をタップし、送信したいアカウントを選択して「送信」を選択すると完了です。
ほかのSNSやブログなどでシェアし、Instagramアカウントの認知拡大・フォロワー獲得に繋げましょう。
ハイライトを利用する際の5つの注意点
ストーリーズがアーカイブに保存されていない場合がある
ハイライトを作成する際に、ストーリーズ一覧が表示されない場合があります。
ストーリーズのアーカイブ保存設定がオフになっていると考えられるので、プロフィール右上のメニューから「設定」「プライバシー設定」「ストーリーズ」を順に選択し、「ストーリーズをアーカイブに保存」をオンにしてください。
ハイライトのみを作成することはできない
ストーリーズを投稿せずハイライトだけを作成したいと考える場合もあるかもしれませんが、ハイライトを作成するには必ずストーリーズ投稿が必要です。
ストーリーズをなるべく見られないようにするために、ハイライト作成後すぐに24時間経過前のストーリーズを削除してしまうと、ハイライト内のストーリーズも削除されてしまうので注意してください。
公開範囲はストーリーズと同じになる
ハイライトの公開範囲はストーリーズと同じです。つまり、公開アカウントでは誰でも閲覧でき、非公開アカウントではフォローされているアカウントのみ閲覧可能です。また、ストーリーズが「親しい友達」に公開されていた場合は、そのハイライトを見られるのも「親しい友達」のみです。
ハイライトに足跡は残らない
通常のストーリーズでは、閲覧された人数とそのアカウントを確認できますが、ハイライトでは確認できません。ただし、24時間経過前のストーリーズがハイライトに含まれている場合は通常のストーリーズと同じく、既読数と既読アカウントを確認することができます。
インスタライブはハイライトに残せない
インスタライブは、以前は24時間限定でストーリーズに公開することができましたが、現在はストーリーズやハイライトに公開・保存することはできません。
代わりに、アーカイブに保存してIGTVとして投稿することができます。
インスタライブをアーカイブに保存するには、プロフィール右上のメニューから「設定」「プライバシー設定」「ストーリーズ」を順に選択し、「ライブ動画をアーカイブに保存」をオンにしてください。
アーカイブに保存したインスタライブをIGTVに投稿するにはまず、プロフィール上部のメニューから「アーカイブ」を選択し、上部のプルダウンメニューで「ライブアーカイブ」に変更します。任意のインスタライブを選択して「シェア」を選択し、タイトルやキャプションなどを設定して投稿します。
また、ライブ配信終了後の画面から「IGTV投稿でシェア」を選択し、そのまま投稿することも可能です。動画を編集したい場合は、IGTVアプリから編集・投稿できるので便利です。ただし、IGTVに投稿できるのは1分~最大60分の動画であることに注意してください。
ハイライトを活用する3つのコツ
コツを掴んでハイライトを活用することで、Instagram運用の効果が高まります。
カバー画像を工夫する
イラストのテイストや色味を統一することで、アカウント全体のブランディングに繋がります。また、ユーザーは直感で判断することが多いので、何を表しているのか一目で分かりやすいイラスト・写真を使用しましょう。
タイトルは短く分かりやすくする
ハイライトの内容を伝えるために、カバー画像と同じくタイトルも重要です。一瞬で分かりやすいシンプルなタイトルにすると良いでしょう。ハイライトのタイトルは15文字までなので注意してください。
1つのハイライトに5~10本のストーリーズを入れる
1つのハイライト内に含まれるストーリーズが多すぎると、情報過多となり本当に伝えたい情報をユーザーに伝えられません。逆にストーリーズが少なすぎても、ユーザーの満足感が下がってしまう恐れがあります。5~10本ほどのストーリーズを含めると効果的です。
企業のハイライト活用事例3選
カテゴリ別の商品カタログとして利用する|東急ハンズ
ホームセンター・東急ハンズのアカウントでは、「ビューティ」「キッチン」「文具」などのカテゴリごとに新商品やおすすめ商品をまとめています。ユーザーはどんな商品が販売されているのか確認できると共に、リンクからECサイトに遷移してそのまま購入することも可能です。
UGCをまとめる|デジャヴュ公式
コスメ用品デジャヴュのアカウントでは、商品を購入したユーザーからの投稿をレビューとしてハイライトにまとめています。消費者目線での感想は商品購入を検討しているユーザーにとって信頼性が高く、購買意欲を高めるのに効果的です。
『今』知ってほしいことを宣伝する|ミスタードーナツ
ストーリーズ投稿はリアルタイム性があるのが特徴ですが、24時間で削除されてしまうというデメリットがあります。ユーザーに『今』知ってほしい期間限定商品やイベント情報などをハイライトに残し、期間が過ぎたら削除するという方法も効果的です。
ミスタードーナツのアカウントでは、期間限定商品やキャンペーンを宣伝したり、その月のカレンダーを投稿して利用してもらえるようにしたりしています。
Instagramハイライトで効率的な運用を
ハイライトを上手く活用することで、ブランディングや購買促進に繋がり効率的な運用を実現できます。ハイライトを使って、他の企業と差別化していきましょう。
効果的なInstagramマーケティングの方法について詳しく知りたい方はこちらのお役立ち資料をご確認ください。Instagramの動向や最新機能を活用したコンテンツ設計・クリエイティブ作成のコツまで徹底的に解説しています。
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松崎 明日香
マーケティング部
2020年に新卒入社後、オウンドメディア『GrowthSeed』の運営/ライティングを中心に、メルマガ運用、広告運用など自社のマーケティング業務に幅広く携わる。お問い合わせ数・売上アップを目標に日々奮闘中。趣味は喫茶店・カレー屋巡り。
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