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【最新版】YouTube広告の出し方徹底解説マニュアル

2021年08月26日

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【最新版】YouTube広告の出し方徹底解説マニュアル

世界中に幅広い年齢層・属性のユーザーを持つYouTube上に動画広告を配信できるYouTube広告は、ブランドや商品の認知拡大はもちろん、購入や来店といった具体的なアクションにも繋がりやすいです。

この記事では、初めての方でもスムーズにYouTube広告を始められるよう、出稿の手順やポイント、審査方法、費用の目安まで徹底的に解説します。

※本記事の情報は2021年8月時点のものです。今後のYouTubeのアップデートにより、内容が変更される可能性があります。

YouTube広告を出すメリット

未アプローチの層にも認知を広げられる

YouTubeのユーザー数は世界で20億人、日本で6,500万人となっており、他のSNSプラットフォームと比較しても最大級のユーザー数を誇ります。

【2021年8月最新版】SNS利用者数と各媒体の特徴まとめ

YouTubeのユーザーは10代~60代以上までと幅広く、さらにターゲティング機能によって属性や興味関心などを細かく絞り込んで配信することが可能です。そのため、他の広告媒体ではアプローチできない新しい潜在層へリーチし、認知を広げることが可能です。それまでブランドのターゲット層として想定していた属性とは別の、エンゲージメントの高い層を新しく見つけることもできるかもしれません。

動画により具体的なイメージを伝えられる

他のSNS広告と異なるYouTube広告の特徴は何よりも、「動画」がメインのクリエイティブであるという点です。
動画では、動きや音声で表現することができ、また、字幕を入れたり、複数のシーンを移り変えたり、音声で説明したりすることで、静止画よりも多くの情報を伝えることが可能です。そのため、商品を使うことでどんなメリットがあるのか、どんな使い方ができるのか、といった具体的なイメージをユーザーに持ってもらいやすくなります。

購入など具体的なアクションを促すことができる

YouTube広告では、動画の途中や最後にWebサイトやECサイトへ誘導するCTAボタンを設置することができます。ユーザーが動画を見て商品への関心が高まっているタイミングで、次のアクションへの導線を用意しましょう。商品購入やお問い合わせ、来店予約といった具体的なアクションをとってもらえる可能性が高まります。

YouTube広告を出す前に用意すること

YouTube広告の配信設定を行う前に、あらかじめ「YouTubeチャンネルの作成」「広告動画のアップロード」「Google広告アカウントの作成」が必要です。

YouTubeチャンネルを作成する

まずは、配信元となるYouTubeチャンネルを作成します。企業チャンネルの場合は、個人ではなく企業のGoogleアカウントから作成してください。
以下の手順で作成します。

1 YouTubeサイトにアクセスし、ログインする。

2 右上のプロフィールアイコンをクリックし、「チャンネルを作成」を選択する。

YouTubeチャンネルの作成①

3 チャンネルの名前や説明、サイトへのリンクを設定する。

YouTubeチャンネルの作成②

4 プロフィール写真やチャンネルアート、管理人などの詳細情報を設定する。

YouTubeチャンネルの作成③

ここまででYouTubeチャンネルの作成は完了で、動画をアップロードできるようになります。

YouTubeチャンネルの作り方や効果を上げる設定のコツについて、詳しくはこちらの記事で解説しています。
企業もYouTubeを活用しよう!YouTube企業アカウントの作り方と運用のコツ

広告用の動画を作成しアップロードする

YouTube広告を配信するには、事前にチャンネルに広告動画をアップロードしておく必要があります。
広告用の動画は、「広告の目的やコンセプトに沿っていること」が最も重要です。認知拡大、CV獲得、ブランディングといった目的や、広告を通して伝えたいメッセージを明確に定めておく必要があります。また、YouTube広告ではフォーマットによって使用できる動画の長さが異なるので、事前に確認した上で動画を作成しましょう。

動画を作成したら、以下の手順でアップロードします。

1 YouTubeサイトにログインし、右上のプロフィールアイコンをクリックして「YouTube Studio」を選択する。

動画のアップロード①

2 「動画をアップロード」をクリックし、「ファイルを選択」から該当の動画を選択する。該当の動画を広告配信のみに使用したい場合は「限定公開」に設定する。

動画のアップロード②

Google広告アカウントを作成する

YouTubeはGoogleのサービスの一つであるため、YouTube広告の配信にはGoogle広告アカウントが必要となります。取得していない場合は以下の手順で作成しておきましょう。

1 Google広告のWebページから「今すぐ開始」をクリックし、Googleアカウントにログインする。

広告アカウントの作成①

2 「エキスパート モード」に切り替えて、「キャンペーンなしでアカウントを作成」を選択する。

広告アカウントの作成②

3 ビジネス情報の確認画面に遷移するので、問題がなければ「送信」をクリックして設定完了。

広告アカウントの作成③

YouTube広告の設定方法

YouTube広告には、YouTube広告作成画面から簡単に配信する方法と、Google広告アカウントから新規キャンペーンを作成して配信する方法があります。

YouTube広告作成画面から作成する場合、アップロードした動画の中から広告に使用する動画を選択し、ターゲットや予算、広告の遷移先などを設定することで作成完了です。

YouTube広告作成画面

ここからは、Google広告アカウントで新規キャンペーンを作成して配信する手順を解説します。

目標とフォーマットを選択し、キャンペーンを作成する

まず、Google広告アカウントにログインし、「新しいキャンペーンを作成」の画面でキャンペーンの目標を設定します。

YouTube広告を配信する場合は、「販売促進」「見込み顧客の獲得」「ウェブサイトのトラフィック」「商品やブランドの比較検討」「ブランド認知度とリーチ」のいずれかを選択してください。

YouTube広告の作成①

次に、キャンペーンタイプで「動画」を選択し、サブタイプの選択項目でどの動画フォーマットを使用するかを選択します。サブタイプによって、配信できる動画の長さが異なるだけでなく、広告の目的も異なるので注意してください。

YouTube広告の作成②

キャンペーンの詳細を設定する

続いて、キャンペーンの詳細を設定する画面に遷移します。

YouTube広告の作成③

入札戦略には、1回の視聴に対する上限額を設定する「上限視聴広告単価」や広告が1,000回表示されるごとに支払う平均額を設定する「目標インプレッション単価」などがあるので、広告の目的に応じて選択しましょう。選択したキャンペーンタイプによって使用できる入札戦略が異なるので注意が必要です。また、キャンペーンの予算と掲載期間も設定します。

YouTube広告の費用の目安はフォーマットごとに異なりますが、一般的に、インストリーム広告は3円~20円、ディスカバリー広告は2円~6円、バンパー広告は300〜700円だと言われています。

YouTube広告の予算設定のコツについて、詳しくはこちらの記事をご確認ください。
YouTube広告の費用の目安は?費用対効果の高い動画広告を活用しよう

配信面は、YouTube 検索結果、YouTube 動画(YouTube の動画、チャンネルページ、YouTube トップページ)、ディスプレイネットワークの動画パートナーを選択できます。

さらに、配信する地域と言語、配信除外するコンテンツタイプ、関連動画などを設定してキャンペーンの設定は完了です。

広告グループを作成する

広告グループでは、主にターゲティングと入札単価を設定します。

YouTube広告の作成④

YouTubeのターゲティングでは、年齢や性別などの基本属性や興味関心などのユーザー自身の特徴はもちろん、どのようなキーワードやトピックの動画に配信するかといったコンテンツの特徴によってもターゲティングできます。

YouTube広告のターゲティング一覧や、目的別の設定のコツはこちらの記事に詳しく記載しているのでご確認ください。
YouTube広告のターゲティング一覧!目的別の活用方法も解説

入札単価は、キャンペーン設定時に選択した入札戦略に基づいて設定します。右側にパフォーマンスの予測が表示されるので、そちらを確認しながら金額を調整してください。

動画広告を作成する

最後に動画広告を作成します。

YouTube広告の作成⑤

広告配信用の動画を選択すると、使用できるフォーマットが表示されるので該当のものを選択します。広告の遷移先となるURL、フレーズ、見出し、広告の名前を入力して広告作成が完了です。

ここまでの設定が終わったら、「キャンペーンの作成」をクリックします。広告の審査が開始され、承認されると掲載できるようになります。

参照:Google広告ヘルプ『動画キャンペーンの作成』

YouTube広告の審査方法

審査手順

YouTube広告では、広告の設定が完了すると自動的に審査が開始されます。審査は通常、1営業日以内に完了します。

審査に通過すると、ステータスが「有効」となり掲載が開始されます。一方、ポリシー違反があり「不承認」となった場合は広告を掲載できないので、通知された内容に従って広告コンテンツを修正し、再審査する必要があります。

Google広告の規定

YouTubeを始めとしたGoogle広告では、以下のようなポリシーが設定されており、違反すると広告が掲載できないだけでなく、アカウントが強制停止される可能性もあるので注意してください。

  • 禁止コンテンツ:偽造品、薬物や武器などの危険な商品・サービスなどを宣伝・販売したり、人種差別や虐待などを助長する不適切なコンテンツを発信することは禁止されています。
  • 禁止されている行為:広告審査プロセスの回避、ユーザーデータの不正取得・使用、誤情報の表示などの行為は禁止されています。
  • 制限付きコンテンツおよび機能:性的なコンテンツ、特定のアルコール商品、ギャンブル、医薬品、金融サービスなどは宣伝自体は可能でも制限が定められている場合があります。
  • 編集基準と技術要件:広告内の表現方法、リンク先、フォーマットなど、広告の品質を高めるための基準が設けられています。

参照:Google 広告ポリシーヘルプ『Google 広告のポリシー』

動画広告の規定

YouTube広告では、先述したGoogle広告のポリシーに加え、以下のような動画広告の要件も満たす必要があります。YouTube広告のフォーマットのうち、インストリーム広告(スキップ可/不可)、TrueView ディスカバリー広告、バンパー広告で適用されます。
YouTube広告の種類と課金形態を解説!目的に合わせた選び方とは?

  • 動画広告の長さ:15秒を超えるスキップ不可のインストリーム広告は掲載できません。
  • 動画広告におけるデータ収集:SSLに対応していないトラッキングピクセルの使用や1つのイベントに3つ以上のトラッキングピクセルを含むことなどは禁止されています。
  • 関連ポリシーと一般的な不承認ケース:動画広告はサポートされているフォーマット、商品・サービスとの関連が明瞭なもの、一定の画質水準を満たしているもの、適切なコンテンツである必要があります。

参照:Google 広告ポリシーヘルプ『動画広告の要件』

YouTube広告で効果を出す3つのポイント

フォーマットに合わせた動画を作成する

YouTube広告には、インストリーム広告(スキップ可/不可)、TrueView ディスカバリー広告、バンパー広告、アウトストリーム広告、マストヘッド広告の6つのフォーマットがあります。それぞれ、達成できる目的や長さ、表示場所が異なるのでそれぞれのフォーマットの特徴を把握して動画を作成する必要があります。
YouTube広告の種類と課金形態を解説!目的に合わせた選び方とは?

例えば、スキップ可能なインストリーム広告の場合、5秒後にスキップ可能なので、最初の5秒間でいかに興味を持ってもらえるかが重要です。最初にインパクトのある映像や言葉を入れて、ユーザーに「続きを見たい」と思わせるようにしましょう。
一方、バンパー広告は6秒間のみの広告なので、短時間の中でもメッセージを伝えたり、ブランドを印象付けたりできるよう工夫しましょう。
TrueView ディスカバリー広告は、サムネイル画像とテキストで構成され、クリックすると動画が再生されます。動画本編ももちろん重要ですが、動画を見てもらうためにまずはサムネイルとテキストを工夫する必要があります。検索結果や関連動画の横などに表示されるので、ユーザーに興味を持ってもらえるキーワードを予測して広告内に含め、ターゲティングとしても設定すると良いでしょう。

効果の高い動画作成のコツについて、こちらの記事でも詳しく解説しているのでぜひご確認ください。
動画広告の初心者必見!メリットから種類や料金、動画作成のコツまで詳しく解説

次のアクションをイメージさせる

YouTube広告では、動画を見てもらうことで商品やブランドを広く認知できるというメリットがありますが、商品購入や会員登録などのコンバージョンの獲得を目的としている場合、実際のアクションに繋がらなければ意味がありません。動画内にWebサイトへ遷移させるボタンを設置したり、ナレーションで具体的な行動を促したりして、ユーザーに次のアクションを起こしてもらえるようにしましょう。

効果測定をし、改善を行う

Google 広告アカウントGoogle アナリティクスを利用して、広告のパフォーマンスを分析しましょう。

Google 広告アカウントでは、動画広告の表示回数や再生回数や視聴率、広告視聴単価など、Google アナリティクスでは、動画広告経由のアクセス数などを確認できます。測定結果から、予算やターゲティング、クリエイティブなどを見直して改善していくことが重要です。

YouTube動画の分析方法についてはこちらの記事も参考にしてみてください。
YouTube運用のKPI設定ガイド!最適な目標に向かって運用するために

ただし、広告の成果が出るのには一定時間必要なため、掲載を開始してから2週間ほど経過した後に広告の良し悪しを判断するのが良いと言われています。

目的別のYouTube広告事例

【メッセージを伝えてブランディング】明治ザ・チョコレート

明治では、こだわりのある層へ向けて「明治ザ・チョコレート」というブランドを広めるため、YouTube広告とテレビCMを活用してプロモーションを行いました。テレビCMによってリーチを広げつつ、こだわりの強い層や購入意欲の高い層をターゲティングしてYouTube配信を行うという施策です。426万人へのリーチを獲得するとともに、購入意向を高めることにも成功しました。

参照:Think withGoogle『明治ザ・チョコレートのセグメントリーチ戦略:細分化された生活者ニーズに合わせ、効果的にメッセージを届ける広告プランニング』

【動画広告からのコンバージョンを可視化】スーモ

スーモでは、お問い合わせの増加を目的に以前から動画広告を配信していましたが、実際にどれだけのコンバージョンに繋がっているのかを検証するためにYouTube広告を活用しました。
検索行動を促すようなクリエイティブを配信し、検索数の増加率や広告経由でのコンバージョンの増加率を検証したところ、広告経由でのお問い合わせ率は409%アップしていたそうです。

参照:Think withGoogle『動画広告からコンバージョンへの影響を可視化ーSUUMO(スーモ)の物件問い合わせ率上昇から』

【海外への認知拡大】三重県伊勢市

伊勢神宮を始めとして歴史・伝統が残る観光地として知られる三重県伊勢市ですが、外国人観光客が少ないことが課題でした。そこでYouTube広告を活用し、外国人監督を起用して制作したPR動画を、まずは「旅行に関心があるイギリスのユーザー」に絞り込んで配信しました。
結果として再生回数180万回を達成し、伊勢市の認知拡大に貢献したようです。

目的に合わせてYouTube広告を配信してみよう

YouTube広告は、さまざまな目的に合わせたフォーマットがあり、ターゲティングを活用することで届けたいターゲット層に確実にリーチできるのが魅力です。目的に応じてクリエイティブやターゲティングを工夫し、効果の高いYouTube広告を配信しましょう。

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