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YouTube広告の費用の目安は?費用対効果の高い動画広告を活用しよう

2021年08月12日

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YouTube広告の費用の目安は?費用対効果の高い動画広告を活用しよう

動画コンテンツの需要が高まり、TikTokやInstagramストーリー・リール機能、Netflixなどの定額制動画配信サービス、そしてYouTubeと多くのサービスが急速に利用者数を伸ばしています。特にYouTubeでは、YouTuberとコラボコンテンツを制作したり、動画広告を配信したりとマーケティング施策として活用する企業も増えています。

参照:【業界別】企業のYouTubeチャンネル活用事例まとめ

本記事では、YouTube広告の配信を検討している企業様向けに、YouTube広告の費用の目安や費用の決定方法、高い費用対効果を得るためのポイントまで詳しくご紹介します。

※本記事の情報は2021年8月時点のものです。今後のYouTubeのアップデートにより、内容が変更される可能性があります。

動画広告市場の拡大

幅広い世代へのスマートフォンの普及や、高速・大容量の通信を可能にする5Gの提供開始、さらには新型コロナウイルスによる在宅時間の増加により、近年動画への需要は急速に高まっています。

サイバーエージェントが2020年に発表したデータによると、動画広告市場は大きく伸長しており、2021年には3,889億円、2024年には6,856億円に達する見込みとされています。新型コロナウイルスの影響により広告費用を削減する企業も多かった一方で、自宅でインターネットから商品やサービスを購入する「巣ごもり需要」が拡大したことで、インターネット広告、特に動画広告は大きく成長を続けています。

参照:サイバーエージェント、2020年国内動画広告の市場調査を発表

動画広告の出稿先として、Instagram、Twitter、TikTokなどさまざまな媒体がありますが、やはり中でも高い費用対効果を期待できるのがYouTubeです。YouTube広告では、日本国内で約6,500万人のユーザーの中から細かくターゲティングして配信することができます。

Googleの親会社であるAlphabet社の発表によると、2021年度第1四半期のYouTube広告の売上高は60億500万ドルで、前年同期の40億3800万ドルから大きく増加しています。2021年全体では200億ドルを超えるとの見込みもあり、2019年の売上が150億ドルと発表されていることからも、この数年でのYouTube広告の拡大がよく分かります。

参照
Alphabet決算、グーグルのクラウド事業が46%増収–収益の柱の広告も好調
ついにYouTubeの広告売上が明らかに…2019年は前年比36%増の150億ドル

このように、利用者数や広告売上高から見てもYouTube広告は今後も伸長していくことが考えられ、マーケティング施策の一つとして効果的に取り入れていくことが重要となっています。

動画広告のメリットについて、さらに詳しく知りたい方はこちらの記事をご確認ください。
動画広告の初心者必見!メリットから種類や料金、動画作成のコツまで詳しく解説

YouTube広告の料金決定の仕組み

YouTube広告では、決められたアクションが発生した時点で料金が発生する仕組みとなっています。配信期間内での発生したアクションの合計に基づいて、最終的に支払う費用が決まります。YouTubeを始めとして、動画広告には主に以下の3つの課金形態があります。

CPM課金

「Cost Per Mille(コストパーミル)」の略で、広告が任意の回数(1,000回)表示されるごとに課金される形式です。広告の表示回数が最適化されるため、リーチを最大化し認知度を高めたい場合に効果的な課金形態です。

CPC課金

「Cost Per Click(コストパークリック)」の略で、広告がクリックされるごとに課金される形式です。広告に関心を持ちクリックしてくれそうなユーザーに配信できるので、商品を比較検討してもらえたり、購入などのアクションを起こしてもらえたりする可能性が高いです。

CPV課金

「Cost Per View(コストパービュー)」の略で、動画広告が一定時間視聴されるごとに課金される形式です。課金対象となる視聴時間は媒体ごとに異なるため、YouTube広告では30秒間(30秒未満の動画広告では最後まで)視聴された場合に料金が発生します。

YouTube広告の形式と課金形態

YouTube広告には大きく分けて6つのフォーマットがあります。(参考:YouTube広告の種類と課金形態を解説!目的に合わせた選び方とは?)フォーマットによって課金形態が異なり、料金が発生するタイミングも変化するので注意が必要です。

広告フォーマット 課金形態
インストリーム広告 スキップ可 ・CPV課金制
30秒間(30秒未満の動画の場合は最後まで)視聴か30秒経つ前の動画操作で課金
・CPM課金制
スキップ不可 CPM課金制
TrueView ディスカバリー広告 CPC課金制
動画視聴開始で課金
バンパー広告 CPM課金制
アウトストリーム広告 vCPM課金制
動画再生後2秒以上視聴で課金
マストヘッド広告 CPM課金制
※予約ベースで利用可

参照:Google 広告 ヘルプ『動画広告フォーマットの概要』

インストリーム広告(スキップ可)

インストリーム広告(スキップ可)

スキップ可能なインストリーム広告は、動画の前後または途中に再生される動画広告で、再生開始から5秒経過後にスキップすることができます。

課金形態はCPV課金制またはCPM課金制です。CPV課金制は30秒間(30秒未満の動画の場合は最後まで)視聴するか、30秒経過する前に動画操作が行われると課金されるしくみです。

CPV課金制の場合、30秒間以内にスキップされると料金は発生しないので、最初の数秒でインパクトを与えてブランドや商品を印象付けることができれば非常に費用対効果が高いです。5秒経過後はスキップできるので、ユーザーへの不快感をできる限り抑えて、ブランドや商品を認知させることが期待できます。

インストリーム広告(スキップ不可)

インストリーム広告(スキップ不可)

スキップ不可のインストリーム広告は、動画の前後または途中に再生される15秒以下の動画広告で、スキップすることはできません。

課金形態は、動画広告の表示回数に応じて課金されるCPM課金制です。
動画広告を最後まで見てもらうことができ、最大限にリーチを広げられるのがメリットです。ただしスキップができないため、ユーザーを惹きつけられるような動画広告でなければ不快感を与えてしまう可能性があります。

TrueView ディスカバリー広告

TrueView ディスカバリー広告

TrueView ディスカバリー広告は、YouTube 検索結果やトップページ、関連動画の横などにサムネイルとテキストで表示され、クリックされると再生されます。

課金形態はCPC課金制のため、サムネイルがクリックされて動画が再生開始すると課金されます。
サムネイルとタイトルを見て商品に興味を持ってくれた人にのみ視聴してもらえるので、視聴後のWebサイト訪問や商品購入といったアクションが期待できます。

バンパー広告

バンパー広告

バンパー広告は、動画の再生前後または途中に再生される6秒以内の動画広告で、スキップすることはできません。

課金形態は、動画広告の表示回数に応じて課金されるCPM課金制です。
6秒という短い時間内で最後まで視聴してもらえるので、多くの人にシンプルにメッセージを伝えたい場合に効果的です。

アウトストリーム広告

アウトストリーム広告

アウトストリーム広告はモバイル専用で、YouTubeではなくGoogle 動画パートナーのウェブサイトやアプリに表示されます。音声なしで自動再生され、ユーザーがタップすると音声が流れます。

課金形態はvCPM課金制で、動画再生後に2秒以上視聴された場合に課金されます。YouTubeユーザー以外にも、幅広いユーザーに動画で分かりやすく伝えられ、商品やブランドの認知度アップを期待できます。

マストヘッド広告

マストヘッド広告

マストヘッド広告は、パソコンではホームタブの上部で音声なしで最大30秒間自動再生されます。モバイルでは、動画広告の再生時間に制限はありません。

課金形態はCPM課金制ですが、予約制のため利用する場合はGoogleの営業担当者に問い合わせる必要があります。
多くのユーザーの目につく場所に表示できるため、短期間で大規模な認知を獲得したい場合に効果的です。

参照:Google 広告 ヘルプ『動画広告フォーマットの概要』

YouTube広告の費用相場と予算の決め方

YouTube広告では、フォーマットごとに課金形態が異なるため費用の相場も異なります。一般的に、インストリーム広告は3円~20円、ディスカバリー広告は2円~6円、バンパー広告は300〜700円が相場だと言われています。

YouTube広告では、広告主が自由に予算を決定して配信することができ、配信期間中の変更も可能です。まずは、認知度をアップさせたいのか、商品購入に繋げたいのかといった広告の目的を明確にした上で広告フォーマットを選ぶ必要があります。次に、フォーマットごとの費用相場と獲得したい成果の数値から逆算し、予算を設定すると良いでしょう。

予算が少額すぎると配信量が少なくなりリーチを獲得できず、成果を得られないですが、YouTube広告によると多くの企業が1日の予算を1,000円から開始しているとのことなので、多額の広告費用の確保が難しい企業でも気軽に始められるのがYouTube広告の特徴です。

YouTube広告の費用対効果を高める5つのポイント

目的に合った形式を選択する

YouTube広告には大きく6つのフォーマットがありますが、それぞれ課金形態や期待できる広告効果が異なるため、目的に合わせて選ぶことが重要です。

例えば、リーチを最大限に広げて認知度アップを目指したい場合はアウトストリーム広告やマストヘッド広告、認知拡大を目指しつつブランディングに繋げたい場合はインストリーム広告やバンパー広告、商品購入など具体的なアクションを促したい場合はTrueView ディスカバリー広告が効果的です。

YouTube広告のフォーマットや目的別の選び方についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
YouTube広告の種類と課金形態を解説!目的に合わせた選び方とは?

ターゲティングを適切に設定する

YouTube広告では、詳細なターゲティングができるのも特徴の一つです。ユーザーの年齢や性別、興味・関心などを指定し「人」で絞り込む方法と、掲載面やキーワードを指定して「面」で絞り込む方法があります。

訴求する商品やブランドのターゲット層を明確にした上で、そのターゲット層に近いオーディエンスとなるように条件を組み合わせて設定しましょう。ただし、ターゲティングを絞り込みすぎると配信量が少なくなったり、逆に広げすぎると無駄な予算消化に繋がったりするので注意してください。

YouTube広告のターゲティングの種類について、詳しくはこちらをご確認ください。
YouTube広告のターゲティング一覧!目的別の活用方法も解説

動画の質を高める

一般的に動画コンテンツでは、冒頭の5秒間が重要だと言われています。ユーザーの興味を惹きつける魅力のある動画を作成し、スキップされず最後まで視聴してもらえるよう工夫しましょう。

質の高い動画を作成するためにはまず、動画を通して「何を伝えたいか」というメッセージを明確にした上で、内容も映像も最初にインパクトのあるものを持ってくると良いでしょう。

シミュレーションをする

YouTube広告では、配信後に入札単価のシミュレーションを実施することができます。入札単価を変更した場合にどのような結果を得られるか、品質スコア、キーワードのトラフィック量、広告オークションの競合相手といった広告オークションのデータをもとに算出されます。任意の入札単価の場合の表示回数、クリック数、コンバージョン数などを推測できるので、根拠に基づいた予算変更、運用改善が可能です。

分析を行い、改善する

YouTube広告の分析には、Google 広告アカウントGoogle アナリティクスを活用できます。

Google 広告アカウントでは、動画広告の表示回数や再生回数、視聴率、広告視聴単価などの指標を確認できます。さらに、YouTube チャンネルとリンクすることでより詳細なデータも確認することができます。配信結果をもとにキャンペーンごとの予算配分を調整したり、クリエイティブ自体を変更したりしてみましょう。

また、Google アナリティクスでは、動画広告を経由してどれだけのユーザーがWebサイトを訪問したかを確認できます。ユーザーの属性も分析してターゲット層に合致しているかを確認しつつ、サイト遷移に繋がるようクリエイティブを改善していくと良いでしょう。

YouTubeの動画コンテンツの分析方法についてはこちらの記事も参考にしてみてください。
YouTube運用のKPI設定ガイド!最適な目標に向かって運用するために

費用対効果の高いYouTube広告を活用しよう

多くのユーザーに、動画によって動きや音声も含めて伝えられるYouTube広告は、より高い費用対効果を期待できます。それぞれのフォーマットや課金形態の特徴を理解し、目的に合わせて運用することで効果を高めていきましょう。

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