2020年07月17日
Twitter広告では、「フォロワーの獲得」「WEBサイトへの誘導」「アプリのインストール」など、目的に応じて効果的に広告を配信することができます。 通常のツイートと同じくリツイートやいいねをすることも可能で、ユーザーに好評であれば拡散されて話題となるケースも多くみられます。
この記事では、Twitter広告に興味がある方やこれからTwitter広告を始めてみたいと考えている方へ向けて、Twitter広告の種類やターゲティング、配信事例などを徹底的にお伝えします。
目次
Twitter広告には、以下の5つの種類(フォーマット)があります。 ・プロモツイート ・プロモアカウント ・プロモトレンド ・プロモトレンドスポットライト ・ファーストビュー
5つのフォーマットの特徴を詳しくご紹介します。
目的:イベント告知、プロモーション 表示場所:タイムラインや検索結果など
Twitterのタイムライン上にツイートとして表示できる広告です。幅広いユーザーにリーチしたり、既存のフォロワーからのエンゲージメントを獲得したりするのに有効です。通常のツイートとおなじくリツイート・リプライ・いいねの操作が可能です。
目的:フォロワー数増加、アカウントの認知向上 表示場所:フィード、タイムライン、おすすめのユーザー欄、検索結果など
ターゲットに向けてアカウントをおすすめする広告です。検索やフォロー、閲覧の情報に基づいて関連性の高いユーザーをTwitterが判断して表示させる仕組みです。
目的:ブランドの認知向上 表示場所:「話題を検索」タブの「おすすめ」の1番上や2番目・「トレンド」の1番上、タイムライン
1日1社限定で、トレンド欄にキーワードや文章でハッシュタグを表示出来る広告です。クリックすると、そのキーワードやハッシュタグに関する検索結果の一番上に広告を表示することができます。 ※Twitterの認定広告代理店を通して、法人のみ配信することが出来ます。
目的:ブランドの認知向上 表示場所:「話題を検索」タブの最上部。表示は1人につき1日最初の2回(それ以降は通常のプロモトレンドと同じテキスト表示)
画面の上部1/3を占め、静止画や6秒以内の動画、GIFを投稿することができる新しい形式の広告です。表示される割合が大きいためユーザーの注目を集め、臨場感のある訴求をすることが可能です。
目的:プロモーション 表示場所:ユーザーがその日最初にアクセスしたタイムラインの最初の広告枠
1日1社限定の買い切りの広告で、動画つきツイートをTwitter上のユーザーに一気にリーチする形式の広告です。24時間配信され、リーチ数を最大化させるので大きな効果が期待できます。
Twitter広告は、文字だけでなく画像や動画など様々なフォーマットで配信できます。 クリエイティブごとの実際の見え方とその特徴について解説していきます。
(広告イメージ)
140文字以内の文字だけのツイートで訴求します。(※12文字分はリンクに使われるため、実際にツイート本文に使える文字数は128文字となります。)しかし、文字だけで構成された広告はアイキャッチ効果が低く、ユーザーの興味を惹きつけることは難しくなります。
文字と共に画像をつけて広告配信することができます。画像の横のサイズは600ピクセル以上が推奨されており、大きめの画像を使った方が画像を拡大した際に詳細に表示されます。縦のサイズは無制限ですが、縦サイズが横サイズより大きい場合、自動的に縦横比が1:1にトリミングされます。
最大1GBの動画をつけて広告配信することができます。文字のみや画像つきの広告よりも動画の方が、動きがあり注目を集めやすくなります。長さは15秒以下が推奨されていますが、最大で2分20秒の動画が利用可能です。
最大5MBのGIFファイルを利用して広告を配信することがます。サイズは画像つき広告と同じく、横のサイズは600ピクセル以上が推奨されており、比率は2:1から1:1の間であれば表示可能です。縦サイズの方が大きい場合は、比率が1:1になるようにトリミングされるか16:9になります。
投票機能をつけて広告配信することができます。ユーザーが気軽にアクションを起こしやすいため、投票結果からは普段得られないような貴重なインサイトを得られることも魅力のひとつです。 また、投票期間は最短5分~最長7日で、文字のみ、画像付き、動画付きで作成できます。回答は2~4つまで、それぞれ25文字入力可能です。(※ツイート本文140文字の文字数にはカウントされません。)
クリエイティブによってユーザーの興味を引き、ウェブサイトへ誘導します。イメージウェブサイトカードかビデオウェブサイトカードを選択し、配信します。ウェブサイトのタイトルは50文字以内に収めることでほぼすべての端末でタイトル全体が表示されるようになります。
任意のアプリケーションのインストールを訴求する広告です。イメージアプリカードまたはビデオアプリカードを選択できます。
任意のハッシュタグを付けたコールトゥアクションツイートボタンを埋め込むことで、ユーザーからのエンゲージメントとコメントを促す広告です。広告に反応することで、ユーザーは自身のフォロワー全体に向けてブランドについてツイートすることになるので、高い拡散性を期待できます。 イメージカンバセーショナルカードかビデオカンバセーショナルカードを選択できます。
Twitter広告は様々なターゲティング手法によって、ユーザーへ配信することができます。効果的に配信するためには、広告の目的に応じてターゲットを選定することが重要です。 ここでは、ターゲティングの一部をご紹介します。
Twitterは、投稿がリツイートや引用リツイートなどの機能によって拡散されやすいという特徴があります。広告においては、ユーザーの最初のアクションは課金対象となりますがリツイートをクリックされた場合は課金対象とならないため、多くのリツイートを獲得できればコストパフォーマンスが高まります。
参照元:「平成30年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」
Twitterは10~20代のユーザーが多く利用していますが、30代や40代のミドル層ユーザーもそれぞれ40%以上、30%以上と多くみられるのが特徴です。
他のSNSに比べると、Twitterでは企業アカウントが記号や絵文字、アスキーアートなどを活用している特徴があります。ライトな文体で訴求することでユーザーに親近感をもってもらいやすくなります。しかし、砕けすぎると企業イメージを損ねたり炎上したりする危険性があるので、注意が必要です。
Twitter広告をうまく活用して成功した事例をご紹介します。
https://business.twitter.com/ja/success-stories/airweave.html
背景:これまで接点がなかった人たちに自社のベッドマットレスを認知してもらう、という目的で広告配信を実施。
成果:地域ターゲティングを利用して、キャンペーンを行う地域のみに配信を限定し、Twitter広告との連動でブランド認知度を向上。
https://business.twitter.com/ja/success-stories/earthcorporation.html
背景:リアルタイムでユーザーとコミュニケーションが図れる点、ターゲティングを細かく設定できる点に魅力を感じ、広告配信を実施。
成果:エイプリルフールネタとして投稿したジョーク製品のツイートが、1日で97万以上のインプレッションを達成。企業のエイプリルフールネタに関心が強そうなゲームやアニメファンのユーザーをターゲティングした。
日本のTwitterユーザー数は4500万人を突破しており、多くのユーザーへ即時性や話題性を活かした広告を配信できるようになっています。Twitter広告は拡散性にも優れており、広告へのいいねやリツイートによって、ユーザーのフォロワーにまでも拡散の輪が広がっていきます。
Twitter広告の効果を最大化するためには、適切な目標設定をして、ターゲティング、クリエイティブを組み合わせることが重要です。配信した広告の成果はアナリティクスというページで確認することもできるので、ユーザーの反応を分析してより効果的な広告運用へとつなげましょう。
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