公開日:2022年03月15日
目次
企業がTwitterを運用するのは当然、企業にとって利益があるからです。そもそも、SNS運用は認知拡大、ファン育成、関係性強化の3つの効果があります。
そのため、企業がSNSを運用する目的は以下の2つです。
では、数あるSNSの中でTwitterを運用している企業が多いのはなぜでしょうか。 それにはTwitterの特長やメリットを説明する必要があります。 Twitterを運用するメリットは以下3つです。
Twitterは国内だけでもユーザーが4500万人もいます。 Instgramは3300万人、Facebookは2600万人と他のSNSの国内ユーザー数を比べるとTwitterユーザー数は多いのがわかります。そのため他のSNSと比べ、多くの人にリーチすることができます。
参照:「【2022年3月最新版】SNSの利用者数とユーザー属性や特徴まとめ」
自由に企業情報を発信できるため、消費者への露出と長期的なブランディングが可能となります。
TwitterはInstgramと異なり、「リツイート」というシェア機能があります。 そのため、Twitterは、情報の拡散性とリアルタイム性などの強みがあるSNSです。さらにTwitterは世の中の人が興味を持っていることやバズっている情報が探しやすく、検索性も高いので企業の最新情報やサービス、商品を短期間で拡散できる可能性があります。さらにTwitterで話題になったモノがテレビで紹介されるケースもあり、そうなるとさらなる認知拡大、売上アップが期待できます。
TwitterはLINEやFacebookと異なり、同一企業や人物が複数のアカウントを運用することができます。そのため、「見込み客の獲得、顧客数増加」「ファン・リピーターの獲得」など目的別でアカウント運用をすることができます。
例として任天堂のアカウントが挙げられます。 任天堂では主に最新ゲームの情報を発信するメインアカウント、顧客向けにカスタマーサポート用のサブアカウントの2つがあります。
[トピックス]『星のカービィ ディスカバリー』体験版が配信開始。ローソンとのコラボキャンペーン情報も。 #星のカービィディスカバリーhttps://t.co/ANb0duvnCQ — 任天堂株式会社 (@Nintendo) March 3, 2022
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— 任天堂株式会社 (@Nintendo) March 3, 2022
購入したNintendo Switchソフトのダウンロードが進まない…… そんなときは、以下の内容をお試しください。 ・起動中のソフトがある場合は、そのソフトを終了してください。 ・本体を再起動してください。 改善しない場合は、こちらのQ&Aをご覧ください。 https://t.co/dqoyrtL4gF — 任天堂サポート (@nintendo_cs) February 24, 2022
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改善しない場合は、こちらのQ&Aをご覧ください。 https://t.co/dqoyrtL4gF
— 任天堂サポート (@nintendo_cs) February 24, 2022
このように目的別でアカウントを運用することで、ユーザーはニーズに応じて役立つ情報のみを得られるようになり、利便性が高くなります。さらに目的別でアカウントを分けることによってユーザーからの質問やクレームを受け付けやすくできます。 また、Twitter上で自社に関する疑問・不満などが含まれるツイートを検索で探し、その悩みを解決するためにコミュニケーションを取ることもできます。このように目的別でユーザーとコミュニケーションをとることで信頼感・安心感を獲得でき、ブランドのファン化へとつなげられます。
以上のように企業がTwitterを運用するメリットは十分にあります。 では次にアカウントの作り方についてご説明します。
InstagramやFacebook、LINEはアカウントに対して「個人用」「ビジネス用」のような区分があります。しかしTwitterは、「個人用」「ビジネス用」など区分はないです。さらに運用費用もかからないので、誰でも簡単にアカウントを作成できます。
Twitterのアカウントの作り方は以下の通りです。
Twitterのアカウントを作る際、アカウントの横に青のバッジマークがあるのが気になる方もいらっしゃると思います。これは「公式マーク」又は「認証バッジ」と呼ばれ、著名人や世間が興味関心を集めているアカウントが本物であることを証明するものです。公式マーク(認証バッジ)があることで信頼性が増し、なりすましアカウント防止になったり、機能拡張などのメリットがあります。
具体的なメリットや申請方法、条件については下記URLを参照してください。
Twitter企業アカウントを運用する際は、事前に決めておくべきことがいくつかあります。 事前に決めておくことで、運用作業が滞ったり、炎上などのトラブルを起こしたりすることを事前に防ぐことができます。それだけでなく投稿の質が担保され、ユーザーからの印象も良くなります。 では、早速その事前に決めておくべきことについて説明します。 事前に決めておくべきことは以下になります。
1つずつ解説していきます。
まず、事前に決めておくべきこと1つ目は目的です。企業がTwitterを運用するメリットで解説した通り、企業がTwitterを運用する目的は以下の通りです。
企業のアカウントとして運用する以上、ビジネスの拡大につながるようにまず目的をはっきりさせましょう。
事前に決めておくべきこと2つ目はKPIです。 Twitterのメニューの「もっと見る」→「アナリティクス」で開くことでき、Twitterの様々な数字をアナリティクスで確認することができます。
アナリティクスでは「フォロワー数」「インプレッション(閲覧)数」「ツイート数」「リツイート数」「いいね数」「コメント数」などが確認できます。アナリティクスの使い方や分析方法は下記のサイトをご覧いただけたらと思います。
参照:Twitterアナリティクスの使い方・見方と5つの目的別の分析方法
またKPIは「フォロワー数」「いいね数」「リツイート数」などが設定されがちですが、アカウントの状況によってKPIを変えるのがおすすめです。 例えば以下のように状況や目的でKPIを変えてみましょう。
などがあります。このように状況や目的に合わせてKPIを設定しましょう。
事前に決めておくべきこと3つ目は方向性(カラーやトーン)です。 企業によってTwitterアカウントのカラーが大きく異なります。 自社の業界立ち位置、ユーザー側の企業イメージ、運用する目的などでTwitterのカラーを決めると良いでしょう。 たとえば、広報用で企業の最新情報、採用情報を配信する場合は堅めのカラーがいいですし、カジュアルな雰囲気でユーザーに身近な存在に感じてもらいたい場合は絵文字や顔文字を使用し柔らかいカラーにするといいです。
Twitterのカラーが決まったら、カラーに合わせて投稿のトーンや投稿内容を決めましょう。日によって硬かったり馴れ馴れしかったりと、トーンが異なるとアカウントのイメージがブレてユーザーが戸惑ってしまいます。 アカウントの方向性は一貫性を持たせるようにしましょう。
事前に決めておくべきこと4つ目はマニュアルです。 マニュアルは運用マニュアル、炎上対策マニュアルの大きく2つに分かれます。 運用する担当者が複数いたり、日にちによって担当が変わったりする場合、担当ごとに運用の品質にブレが生じます。1つ目の運用マニュアルはこのような運用の品質のブレを防ぐため必要になります。
2つ目の炎上対策マニュアルは「炎上」を防ぐ又は起きた時に重要になってくるものです。一度間違った投稿をしてしまった際、ユーザーがリツイートしてしまったらツイートを削除したとしても、一気に拡散されてしまう可能性があります。
情報の正確性やモラルなどに配慮し、投稿前に必ず内容を確認しましょう。担当者本人だけでなく別担当や上長のダブルチェックを挟むなど、運用体制を整えましょう。
参照:SNS炎上を未然に対策しよう~防げる炎上の傾向と予防策・後編~
ここまで事前に決めておくべき内容について解説しました。 しかし、いざ投稿をする際どういった投稿をすればいいのかわからない担当者の方もいらっしゃるかと思います。そんな方は是非投稿の型を作ると良いでしょう。 詳しくは下記ページをご覧いただけたらと思います。
参照:企業Twitterアカウントで使える3種類の投稿の型と事例、その効果を紹介
他にも企業がTwitterで投稿する際にやった方が良いアクションが以下の3つです。
Twitterでは、リプライ機能を用いて気軽に双方向のコミュニケーションを取ることができます。ユーザーとコミュニケーションをすることによって企業に対する好感度はアップします。ある調査では、「企業の公式Twitterアカウントからリツイート、返信、「いいね!」されるとどう感じますか?」という質問に対し、回答者のうち92%が好感を持つというようなデータもあります。また、Twitter上でサポートが必要なユーザーを自ら探し、サービスや製品に関する疑問や不満を解決することもできます。
Twitter上では一般ユーザーによる自社の商品やサービスに関する投稿も見受けられます。 レビューやサービスの感想などにリツイートなどリアクションすると良いです。リツイートすることでよりユーザーにレビューを見てもらえます。また「いいね」をすることでユーザーに好感をもってもらえます。そのため積極的に自社に関することはリアクションしていきましょう。
ユーザーの生の声を集めるためTwitterの「投票(アンケート)機能」を使用することです。「質問」は最大140文字、「回答」は最大25文字、選択肢は4つまで設定可能で、回答期間は最短5分〜最長7日間で設定できます。ユーザーが選択肢を1つ選べば回答が完了するので、非常に簡単です。このアンケートを活用し、製品やサービスの改善に活かしましょう。
以上がTwitterで投稿する際にやった方が良いアクションです。 他にもTwitterを上手く運用している企業を参考にすると良いでしょう。
ここまで、企業がTwitterを運用するを運用するメリットや始め方、コツを解説しましたが、おそらく、今後運用していく中で、どう運用するべきか、どのように対応するべきかわからないケースがあると思います。その際は、ぜひ他社のTwitterのアカウントの投稿内容を観察してみると良いでしょう。Twitterのアカウントの方向性は企業の数だけあり、学べるポイントは沢山あると思います。是非、運用するだけでなく、他社のアカウントの投稿内容を観察したり、真似できる部分は真似してみたらいかがでしょうか。
またTwitterアカウント運用でお悩みの方は、ぜひ弊社フルスピードへお問い合わせくださいませ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
伊藤 康貴
マーケティング部
2018年Web広告会社に入社、比較メディアやSEOのコンサルティング営業に従事。3年間で200社以上の企業様の集客に携わる。 より集客の見識を深めるために2021年フルスピード入社。 オウンドメディア『GrowthSeed』の運営/ライティング、メルマガ運用、広告運用など自社のマーケティング業務を担当している。
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