公開日:2021年09月09日
最終更新日:2022年04月13日
Twitterの認証バッジ(公式マーク)は、2016年にユーザー側からの申請が可能になったものの、2017年から申請の受付が停止されていました。その後認証プロセスが改められ、2021年5月に申請が再開されました。現在は一時停止と再開を繰り返しながら、Twitterは認証プロセス改善や不正取得の防止に努めているようです。
この記事では、まだTwitter認証バッジを取得していない企業様向けに、取得の条件や申請方法、注意点などをご紹介します。
Instagramの認証バッジの申請方法についてはこちらの記事をご確認ください。
目次
Twitterの認証バッジは、アカウントの表示名(名前)の右側に青色のチェックマークで表示されます。有名人や企業など、ユーザーからの関心が高いアカウントに対して、偽物やなりすましのアカウントと区別し、信頼性を保証する目的で付与されます。
「公式マーク」と呼ばれることも多いですが、Twitter公式ヘルプセンターでは「認証済みバッジ」「認証バッジ」と記載されています。 ※本記事では「認証バッジ」で統一して記載します。
認証バッジが付与されていることで「本物」であることが証明されるので、アカウントが発信する情報の信頼性・権威性が高まります。ユーザーが安心してアカウントと接触できるようになり、フォロワー数やエンゲージメントの増加も期待できるでしょう。広告配信の際も、ユーザーからの反応が得やすくなるかもしれません。
また、認証バッジはなりすましアカウントの防止にも繋がります。既に認証バッジを取得している有名人や企業の名前で他にアカウントが作成されていた場合、なりすましだとすぐに判別可能です。
万が一なりすましをされた際やなりすましアカウントを見つけた際は、以下のいずれかの方法で違反の報告を行ってください。
Twitterは「信頼に値する著名でアクティブなアカウントに認証バッジを付与している」としており、「信頼性」「著名性」「運用の実態」の3つの観点から認証済みアカウントへの相応しさを判断しています。 それぞれの条件を以下で詳しくご紹介します。
信頼性を証明するにはまず、プロフィールの表示名、カバー画像やアイコン、メールアドレス、電話番号などのアカウントの基本情報が正確に登録されていることが重要です。
また、以下のいずれかの方法で本人確認を行う必要があります。
本人確認の方法は、認証の申請時に選択・設定することができます。
著名性を証明するために以下の書類の提出が求められる場合があります。
また、認証バッジを取得するには、以下のいずれかのカテゴリーにあてはまっている必要があります。
政府、省庁、政府関連機関のアカウント、国家元首、選出議員、大臣、大使、公的機関の広報担当者、地方自治体関係者、地方自治体または国家レベルの次期公職選挙の公認候補者などが該当します。
企業・ブランド・非営利組織、またはそれらの組織の経営陣や幹部のアカウントが該当します。
以下のアカウントが該当します。
テレビ局・映画制作会社・レコード会社などエンターテイメント関連の大手企業、それらに関連する作品、アーティスト・パフォーマー・監督やそれらに関連する作品などのアカウントが該当します。
スポーツリーグやスポーツチーム、国際的な競技会、選手、eスポーツ選手やコーチのアカウントが該当します。ただし、大学リーグ以下やマイナーリーグに所属するアマチュア選手は、「影響力が大きい」とみなされた場合を除き認証されることはありません。
前述の5つのカテゴリーに属さないものの、社会的、経済的、政治的、文化的に影響力のある個人のアカウントが該当します。アカウントがアクティブかつフォロワー数が地域の上位0.05%以内に入っていることが条件ですが、医療や災害の専門家や政治指導者など世間の関心が高いカテゴリーのアカウントでは、条件を満たさなくても認証される場合があります。
過去6か月間オリジナルのコンテンツを発信している、著名なデジタルコンテンツクリエイターが該当します。
アクティブなアカウントであることを示すために、以下の要件を満たす必要があります。
参照:Twitterヘルプセンター『認証済みアカウントについて』
認証バッジの申請は、PC・モバイルのどちらからでも行うことが可能です。 以下の手順で申請します。
認証のリクエスト後、認証可否に関わらず1~4週間以内にメールで結果が通知されます。認証された場合、自動的に青色のバッジが表示されるようになります。 認証されなかった場合は、通知が来て30日後から再申請が可能です。不備のあった部分を修正し、もう一度同じ手順で申請してみてください。
参照:Twitter公式ブログ『新たな認証申請プロセスの導入および今後の取り組み』
認証のリクエストが許可されなかった場合もメールで通知されますが、Twitter側からその理由や修正すべき箇所は公表されません。自ら認証ポリシーを確認して、現状のアカウントの不備を見つけ修正しましょう。前述の通り、再申請は非認証の通知が来てから30日後に可能となります。
認証バッジを付与されたあとでも、ユーザー名(@ユーザー名)を変更したり、運用に不備があったり、アカウント保有者が認証条件を満たさなくなったりした場合はバッジの付与が取り消されることがあります。
また、Twitterサービス利用規約やプライバシーポリシー、Twitterルールへの違反が著しい場合もバッジの付与取り消しの対象となります。Twitterにおけるルールをしっかりと確認し、認証バッジの取得者として常に適切な発信・運用を行いましょう。
パロディアカウント、非承認ファンアカウント、有害行為を行うアカウントなどは、認証の条件を満たすかどうかに関わらず、認証の対象から除外されるので注意してください。
認証バッジを販売することは禁止されています。Twitter側から金銭的対価を求められることはないので、なりすましに注意してください。また、売買を行った場合、アカウントが永久凍結される可能性があります。
認証バッジを取得することで、ユーザーからの信頼性を得ることができ、効率的にパフォーマンスを上げることを期待できます。要件を満たす運用を心掛け、認証バッジの取得を目指しましょう。
~バズから紐解くTwitter運用法~
松崎 明日香
マーケティング部
2020年に新卒入社後、オウンドメディア『GrowthSeed』の運営/ライティングを中心に、メルマガ運用、広告運用など自社のマーケティング業務に幅広く携わる。お問い合わせ数・売上アップを目標に日々奮闘中。趣味は喫茶店・カレー屋巡り。
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