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インフルエンサーマーケティングの特徴と6つの施策手法・事例をご紹介

2021年08月03日

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インフルエンサーマーケティングの特徴と6つの施策手法・事例をご紹介

インフルエンサーマーケティングとは

インフルエンサーマーケティングは、SNS上で大きな影響力をもつインスタグラマー、ユーチューバー、ティックトッカーなどのインフルエンサーを起用して商品やサービスをPRしてもらい、口コミを通じて大多数の消費者の購買行動を促すマーケティング手法のことです。

インフルエンサーマーケティングの概要

インフルエンサーマーケティングとは

従来のWebマーケティング施策では、SEOやリスティング広告などで企業が直接、消費者へマーケティング施策を行い、購買行動を起こさせるのが一般的でした。

しかし、訴求する商品に合わせてインフルエンサーを起用することで、拡散性が格段に上がり、企業からの情報発信だけでは認知してもらえなかったターゲット層へのリーチが可能となりました。

インフルエンサーの種類と特徴

インフルエンサーとひとことで言っても、種類や特徴はさまざまです。
SNSのフォロワー数で分けると主に4つに分類でき、フォロワー数が多いほどリーチ力は大きくなります。

インフルエンサーの種類

メガインフルエンサー

テレビなどマスメディアでもよく見る俳優、タレント、モデルが当てはまります。

トップインフルエンサー

テレビへの出演は少ないものの、SNS上での認知度が高く、美容・旅行・グルメ・ファッションなど、特定のジャンルで活躍している人が多いです。

マイクロインフルエンサー

特定のジャンルに強い拡散能力を持っており、そのジャンルにこだわった投稿をする人が多いです。フォロワーもそのジャンルに興味を示しているユーザーが多く、より購入への確度が高いユーザーへ認知できます。

ナノインフルエンサー

有名ではないものの、特定の範囲で一定層への影響力を持っている人が当てはまります。

もともとはテレビや雑誌に出演する芸能人、スポーツ選手といった、いわゆる有名人が「インフルエンサー」と呼ばれていましたが、インターネットが普及してからは、インターネット上で消費者の購買意思決定に大きな影響を与える人物を「インフルエンサー」と呼ぶケースが多くなりました。
媒体別では、インフルエンサーは以下のような種類があります。

ブロガー

ブログ上で日記やコンテンツを配信し、多くのPV(ページビュー)を獲得する人を指します。

インスタグラマー(Instagramer)

Instagram上でのフォロワーへの影響力が大きいユーザーを指します。

ユーチューバー(YouTuber)

YouTube上での視聴者への影響力が大きい人やグループを指します。

ツイッタラー(Twitterer)

Twitter上でのフォロワーへの影響力が大きいユーザーを指します。

ティックトッカー(TikToker)

TikTokでのフォロワーへの影響力が大きいユーザーを指します。TikTokはフォロワー数が少なくてもバスが起こりやすく、誰でもインフルエンサーになりえます。

インフルエンサーの種類や代表例については、こちらの記事でも詳しくご紹介しているのでご確認ください。
インフルエンサーとは?マイクロ・ナノインフルエンサーの意味や活用方法、事例まで

インフルエンサーマーケティングのメリットとデメリット

従来のマーケティング施策だけではリーチできなかったターゲットへも認知を広げられるとなれば、「早速取り入れたい!」となるかもしれませんが、良い点や注意すべき点などの特徴を理解して、適切に施策を行うことが大切です。

メリット:多彩な施策方法がある

SNS上でインフルエンサーを活用する方法は様々あります。ギフティング、現地訪問、コラボレーション、ライブコマース、アンバサダーなどが代表的な施策として挙げられます。インフルエンサーマーケティングを行う際は、目的を適切に設定し、ターゲットとする消費者の購買フェーズに応じて施策内容を最適化することが大切です。

例えば、新規で立ち上げたブランドの購買数を増やす目的だった場合、マイクロインフルエンサーに商品PRを依頼しても、そもそも認知されていない商品を購入してもらうのはハードルが高くなります。
そのため、まずはブランドや商品を知ってもらうために、フォロワー数が多いトップインフルエンサーやメガインフルエンサーに依頼し、商品を広く認知させることが第一段階となります。

メリット:視聴者目線でレビューしてもらえる

企業発信の情報とは異なり、インフルエンサーマーケティングでは実際の製品やサービスの良し悪しを「消費者目線で」丁寧にレビューしてもらうことが可能です。広告感が少なく、受け入れられやすくなります。

テレビなどで活躍する有名人に比べて、インフルエンサーは、フォロワーにとって親近感を感じやすい存在です。自分と共通の趣味や関心があるインフルエンサーが、商品を自然に利用すれば、フォロワーに「自分も使ってみたい」という購買意欲を抱かせることができます。

メリット:データの取得・分析ができる

インフルエンサー施策は、SNSを中心にインターネット上で行われるため、リーチ数、インプレッション数、エンゲージメント数、エンゲージメント率、サイト遷移数など、あらゆるデータの数値を取得することができます。そのため、そのデータを分析し、改善を図ったり、新たに施策を行ったりすることで、PDCAサイクルを回し、継続的に効果を得ることができます。

デメリット:インフルエンサー選定によって成果が大きく変わる

インフルエンサーマーケティングでは、インフルエンサー選定によって、施策の効果に大きな差が生じます。ただフォロワー数が多いインフルエンサーを選べば良いというわけではありません。インフルエンサーやそのファンのこともよく知り、訴求したい商品や行いたい企画とマッチしたインフルエンサーを選定する必要があります。

インフルエンサーを選定するにあたり重視するポイントは、以下4つです。

  • インフルエンサーのプロフィール
  • ブランドや商品とインフルエンサーの親和性
  • フォロワーからの反応(エンゲージメント数、エンゲージメント率、コメントなど)
  • インフルエンサーの投稿の質

特に「インフルエンサーのプロフィール」が重要で、性別、年齢、職業などデモグラフィックなターゲティングだけではなく、趣味嗜好などサイコグラフィックを把握しておくことで、より効果的な施策となりえます。

というのも、ファッション、コスメ、グルメ、旅行など、それぞれのジャンルに特化したインフルエンサーは、そのジャンルへの興味関心が高いフォロワーを多く抱えています。そのため、起用するインフルエンサーにより、デモグラフィックなターゲティングだけではなく、どんなジャンルに興味を示している人かというサイコグラフィックなターゲティングが可能となります。

そのジャンルに興味を示している人への認知を獲得できれば、より購入の可能性が高くなり、さらなる情報拡散も期待できます。

デメリット:ステマや炎上のリスクがある

インフルエンサーの行動や発言によって、企業にマイナスの影響がでてしまう可能性もあります。例えば、インフルエンサーが、企業から報酬をもらって製品のPRを行っているにもかかわらず、そのことを隠してあたかも自分で商品を見つけたかのように宣伝・PRをする行為は「ステルスマーケティング」と呼ばれ、禁止されています。

そのため、ステマと誤認されないためには、インフルエンサーに「関係性明示」を適切に行ってもらうことが重要です。企業名やブランド名、プロモーション名、「#PR」「#プロモーション」「#提供」などマーケティング施策の一環であることを必ず投稿に記載しましょう。

インフルエンサー施策の企画の型

インフルエンサー施策の企画の型にはどのようなものがあるのか、実際の事例も含めてご紹介します。

ギフティング

インフルエンサーに商品をプレゼントし、使用してみた感想を写真や動画、テキストでSNSに投稿してもらう施策です。

サイボーグAD飯岡チャンネル
『【唐揚げ】ロケ終わりにお風呂入ってまったり飲む【ADの晩酌】』

本業でテレビ番組のADをしつつYouTuberとして動画をアップしている「サイボーグad飯岡」さん。あまり喋らないキャラクターながらADの激務をこなし、1人無言で飲む動画がシュールと話題になりました。

「ソーダストリーム」「Simeji」「FUJIMI」など様々な企業とタイアップした動画をアップしています。企業とのタイアップ動画も、普段の無言飲み動画でスタイルを変えないことで広告感が薄くなり、ファンに嫌味なく訴求できていることが高評価数やコメントから伺えます。

ライブ配信

インフルエンサーにSNSを通じてライブ配信を行ってもらい、商品を紹介してもらう施策です。

こどもちゃれんじ(shimajiro_benesse)(@kodomochallenge)
『こどもちゃれんじオンライン体験会✨ぷち・ぽけっと講座』


教材紹介を目的としたオンライン体験会で、人気番組「あいのり」に出演していた「クロ」さんと、司会の方を招き、お子さんが実際に教材を触っている様子や、会員の方とコラボライブをしてリアルな使用感を訴求するインスタライブを実施した事例です。

リアルタイムで視聴者からの質問に答えたり、コメントに反応したりできるので、その場で疑問や不安を払拭し、購買につなげやすいです。

現地レポート

インフルエンサーを店舗やイベントなどへ招いて、実際に現場でサービスを体験してレポートしてもらう施策です。

東海オンエア
『韓国初の統合型リゾート施設『パラダイスシティ』が楽しすぎる・・・!!!!【オンエア慰安旅行】』

チャンネル登録者数600万人を超える人気YouTuber「東海オンエア」が、韓国・仁川にある複合リゾート施設「PARADISE CITY(パラダイスシティ)」を紹介。海外の施設紹介のため、日本全国で若年層を中心に知名度が高いYouTuberを起用し、動画にて楽しい雰囲気などを訴求しています。

商品の共同制作

インフルエンサーと企業がコラボし、商品の共同制作や監修を行う施策です。

SHEL’TTER WEB STORE(@shelttervc)
『WEBでも大人気、水越愛華さんコラボアイテムが入荷中★』


テレビ番組「テラスハウス」への出演で人気となった水越愛華(@iamemika21)さんと、アパレルブランド「rienda」がコラボアイテムを発売しました。Instagramにてコラボ商品発売の告知、コラボインスタライブ、実店舗でのイベントを実施。商品発売までの間、撮影の裏側の写真などもインフルエンサーがInstagramで投稿することで、ファンの期待値が高まり、インフルエンサーと同年代女性への認知拡大と購入へ繋がりました。

アンバサダー

ブランドのイメージタレントとして長期的に提携し、ブランドや商品の魅力を発信してもらう施策です。

ビルバックサービス(@virbac_japan)
『アンバサダー2期生募集キャンペーン🐶😺』


一般公募で選ばれたユーザーに、アンバサダーとしてブランドからプレゼントされる商品の使用感などをPRしてもらうインフルエンサー施策です。ナノインフルエンサーやマイクロインフルエンサーを活用することで、ユーザーにより親近感を感じてもらい、購入やブランドのファンになってもらうことを目的としています。

漫画やイラストコンテンツ

イラストレーターや漫画家に企業の商品をPRする作品を作成してもらい、SNS上での拡散を狙う施策です。

雨宮うり(@pris_pdlt)
『髪を切って、一歩踏み出せた』

慧人(@Yassun0222K)
『色鉛筆できのこの山描きました!🍄』

最近では、漫画家やイラストレーターがSNSでコンテンツを発信し、バズに繋がっているケースをTwitterを中心に多く見かけます。そうした漫画家やイラストレーターの普段の作品の雰囲気やストーリーに馴染むかたちで、商品の訴求を行うインフルエンサーマーケティング手法もあります。商品やブランドに全く接点がない人へも商品の認知が可能となります。

漫画やイラストコンテンツを活用した企業のマーケティングについて、こちらの記事で詳しく解説しているのでご確認ください。
企業Instagramのイラスト・漫画投稿アイデア!ブランドイメージを分かりやすく伝えよう

インフルエンサー施策成功へのポイント

インフルエンサーマーケティングは、企業が発信する情報に加えて消費者目線での紹介もできるため、共感性と訴求力の高いPRが期待でき、認知拡大や購買意欲向上などあらゆる目的に適しています。施策の効果を最大化させるためには、今回ご紹介した特徴を理解し、以下にまとめたポイントを抑えて実施することが大切です。

インフルエンサーを柔軟に管理し、裁量を持たせる

インフルエンサーマーケティングの最大の特徴は、企業からの発信ではなく、影響力がありつつも消費者が親近感を抱きやすいインフルエンサーを活用することです。企業からインフルエンサーへの要求が多すぎては、インフルエンサーに自由度が無くなり、本来の意味がなくなってしまいます。

企業側や代理店は、インフルエンサーにある程度の裁量は持たせつつ、円滑に施策を遂行できるようにスケジュール管理や商品発送などを行っていく必要があります。現地レポートやライブ配信などリアルタイム性の強いものは、事前にトラブルを想定し、その場合の対応を共有できる仕組み作りが重要です。

また、インフルエンサーの投稿については事前に下書きをチェックすることも、企業側の意向と違った訴求を防ぎ、インフルエンサーマーケティングを成功させるためのポイントとなります。

アカウントのトンマナに合った施策をする

「話題になりそうだから」「バズりそうだから」という理由で施策を考えるのではなく、目的に応じて、ブランドイメージやアカウントのトンマナに合った施策、インフルエンサー選定をしていくことが大切です。

インフルエンサーのファン層と企業側のターゲット層が同じインフルエンサーを起用することが成功の鍵となります。また候補とするインフルエンサーの過去のPR投稿を確認して、どのような発信内容なのか、ユーザーからの反応はどうか、という部分までチェックすることもおすすめです。

最後に

企業から消費者への発信だけではなく、インフルエンサーを起用することで、これまでリーチできていなかったターゲット層への訴求が可能となります。インフルエンサーマーケティングは、目的に応じてさまざまな施策展開が可能であり、今後も有効なマーケティング手法の一つです。今回ご紹介した特徴を抑え、インフルエンサーを活用したオリジナリティのある施策を行いましょう。

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