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Twitter Blue(X Premium)とは?利用メリット・機能一覧・月額料金など解説

公開日:2023年03月01日

最終更新日:2024年02月20日

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Twitter Blueとは?利用メリット・使える機能・月額料金など解説

当記事ではTwitterのサブスクリプションサービス「Twitter Blue」の利用メリットや使える機能、利用するための月額料金などに関してご紹介します(Twitter Blueは2023年8月5日時点にて「X Premium(エックスプレミアム)」と名称変更されました。当記事ではTwitter Blueとご紹介しますが、X Premiumだと認識しお読みください。)。企業アカウントがTwitter Blueを利用すべきかについてもまとめていますので最後までお読みください。

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目次

Twitter Blueとは?(Xプレミアムとは?)

Twitter BlueはTwitter機能を拡張する月額有料制サブスクリプションサービス

Twitter Blueとは?(Xプレミアムとは?)

記事冒頭でお伝えした通り、Twitter BlueとはTwitterの最新サービスであり「Twitter機能を拡張することができる月額有料制のサブスクリプションサービス」です。無料である従来の一般アカウントからTwitter Blue利用アカウントに切り替えることで、一般アカウント以上に快適なTwitter運用を目指したサブスクサービスとなっています。

後述していますが、Twitter Blueを利用することで一般アカウントでは利用できなかった様々な機能を多数利用することができるようになります。Twitter社としても継続的にサービス内容を強化していきたいという思惑がTwitterの最新動向から読み解けており、本気でTwitter運用を考えておられる運用者にとって必須サービスとなるであろう様子が伺えます。

Twitter Blueは月額有料制のサブスクリプションサービスであるため毎月決められた利用料金を支払う必要がありますが、その料金を支払ってでもお釣りが出るほどのサービスとなりえますので、以降の詳細情報もしっかりと確認してみましょう。

Twitter Blue(Xプレミアム)の料金プランは3種類ある

プラン月額料金
ベーシック368円(年額3916円)
プレミアム980円(年額10,280円)
プレミアムプラス1960円(年額20,560円)

上表で説明している通り、Twitter Blue(Xプレミアム)の料金プランは「ベーシック」と「プレミアム」と「プレミアムプラス」の3種類が用意されています。ベーシックは月額368円、プレミアムは月額980円、プレミアムプラスは月額1960円となっています。3種類の料金プランごとに受け取れるサービスが変化します。

(※iOSのTwitterアプリから利用申請を行うと月額支払い料金が高くなってしまいます。Webブラウザ版Twitterから利用申請を行うとプレミアムプランの場合は月額980円で利用することができます。iOSアプリから利用申請しても、Webブラウザ版Twitterから利用申請しても私たちが受けとれるサービス内容に差はありませんのでWebブラウザ版Twitterから利用申請したほうがお得です。

お得にWebブラウザ版TwitterからTwitter Blueの利用申請を行う方法はこちらをクリックすると当記事の下部説明までジャンプします。

【Twitter Blueの申請方法によって月額料金に差が生じるからくり】

iOSのTwitterアプリ(=iPhoneのTwitterアプリ)からTwitter Blueの利用申請を行うと「毎月iOSアプリ経由でサービス契約した手数料も上乗せされた料金」を私たちが支払う設定となるために割高な月額料金を支払わなければいけなくなります。

Twitter Blueの審査について(=青いチェックマークの資格基準)

Twitter Blueの審査について(=青いチェックマークの資格基準)
・対象アカウントには表示名とプロフィール画像が設定されていること
・対象アカウントが過去30日間にわたってアクティブであること
・アカウント作成後90日以上が経過し電話番号が認証済みであること
・欺瞞的行為に加担していないこと
・プロフィール画像、表示名、またはユーザー名を最近変更していないこと
・誤解を招く情報や虚偽情報の流布を行っている兆候が認められないこと
・プラットフォーム操作やスパム行為に加担している兆候が認められないこと

参考:Twitterで青いチェックマークを獲得する方法

Twitter Blueの利用開始と同時にTwitter社によるアカウントの審査が開始します。審査内容は上記の通りで、基本的には「申請したTwitterアカウントのプロフィール設定がしっかりと整っていて、過去運用実績も正しくそれなりの期間あること」が求められると思っていただいて良いです。難しいことが資格基準とされていませんので、上記審査内容をクリアしている状態でTwitter Blueを利用するとすばやく「青いチェックマーク」を表示してみましょう。

※【補足】上記内容をクリアしていなくてもTwitter Blue自体には申請でき、「青いチェックマーク」が非表示状態であってもその他のTwitter Blue利用特典は受けれらるとのことです(上記審査内容を満たしたTwitter Blue利用アカウントは「青いチェックマーク」も表示できるようになるいうお話のようです)。

Twitter Blue(Xプレミアム)の各プランで利用できる機能一覧

項目ベーシックプレミアムプレミアムプラス
投稿の編集
長い投稿
長い動画をアップロード
コミュニティの作成
青いチェックマーク
広告収入の分配
クリエイターのサブスクリプション
広告表示の削減
広告非表示
認証済み投稿への返信
チェックマークを非表示
ID検証
Media Studio
X Pro

上表の通り、ベーシックプランはサブスクリプションの最低限のサービスを受け取ることができる設定となっています。また最上位のプレミアムプラスプランを利用するとタイムラインに表示される広告が完全に非表示になります。プレミアムプランはベーシックプランとプレミアムプラスプランの中間プランといったイメージで理解されると良いでしょう。

Twitter Blueの契約で利用できる機能一覧

Twitter Blueの契約で利用できる機能数はすでに10個以上

これ以降でTwitter Blueで利用できる機能を1つずつご紹介していきます。上図で示した通り、既にTwitter Blueで利用できる機能の数は10個以上となっており「Twitter社がTwitter Blueにかける気持ち」がヒシヒシと伝わってきます。今後もさらに機能追加されることが公式発表されていますので、現在利用できる機能についてご紹介したあとに将来的に追加される機能についてもご紹介いたします。

投稿済みのツイートを編集できる機能

投稿してから30分以内のツイートであれば、そのツイート内容を一定回数だけ編集することができる機能です。例えばこの機能を利用すると、「付け忘れたタグを追加したり、添付した画像、動画、Gifなどのメディアの並べ替えをする」ことができ便利です。補足ですが、この機能が利用できるのは「投稿した元ツイート」と「引用ツイート」の2点のみです。返信ツイート、つまりリプライの文章は編集できませんのでご注意ください。

この機能を利用しなくても、一度投稿したツイートを削除してもう一度ツイートしなおすことで誤字脱字があるツイートは更新することができます。しかし投稿したツイートを即削除する行為がTwitterアルゴリズムに好影響を与えるとは考え難いので、やはりツイート編集機能を利用するのがおススメでしょう。

ブックマークに追加したツイートをフォルダ管理できる機能

誰かのツイートを保存したくなったときにブックマークしますが、ブックマークしたツイートをフォルダ管理して整理することができる機能です。イメージとしては「リスト」機能で使えるフォルダ管理サービスと似ています。

一般アカウントでブックマークした場合、これまでブックマークしてきたツイートが時系列順にひたすら表示されるはずです。少量のブックマークを行っているユーザーには不要な機能かもしれませんが、情報収集のためにTwitterアカウントを利用しているユーザーにとっては重宝する機能です。

カスタムアプリアイコン(アプリのアイコンデザインを変更できる機能)

スマートフォンの画面に表示されるTwitterアプリのデザインは「青色背景に白色の鳥がさえずるアイコン」ですよね。カスタムアプリアイコン機能を使うと、このデフォルトアイコンデザインからアイコンデザインをカスタムすることができます。

この機能が魅力的に感じるかどうかはTwitterユーザーの感性によりけりかと思いますが、自分好みのデザインでスマートフォン内のアプリレイアウトを調整しているユーザーにとっては嬉しい機能かもしれません。

プロフィール画像をNFT画像で設定できる機能(六角形アイコンになる)

NFTを所有しているTwitter ユーザーは自分のプロフィール画像にNFTを表示することができる機能です。プロフィール画像をNFT画像にすることで、NFTに関心を持っているTwitterユーザーが自身のアカウントにより興味を抱いてくれるようになるはずです。また、NFT画像でプロフィール画像を設定した場合、プロフィールアイコンが「円アイコン」ではなく「六角形アイコン」となります。六角形アイコンを視認することは、青いチェックマークと同様に特別感を感じさせますので、アカウントのブランディングにも役立つでしょう。

NFTに関心を持っているTwitterユーザーは多いと感じています。独自のコミュニティを形成できるというメリットも加味して、NFT所有者は積極的にプロフィール画像を変更してみましょう。

Twitter Blueテーマ(Twitter内のポップアップ表示を青色以外する機能)

Twitter内で表示される「最新情報のお知らせ」のポップアップは青色だと思います。この青色のポップアップを自分好みのカラーに変更することができるのがTwitter Blueテーマ機能です。

カスタムアプリアイコンと同様に、この機能が利用できるからと言って一般アカウントより特別優れた何かを得るわけではありませんが、Twitter好きのためのカスタム要素として一定のニーズがありそうな気はしています。

カスタムナビゲーション(ナビゲーションバー項目をカスタムする機能)

スマートフォンでTwitterアプリを立ち上げるとアプリ下部にナビゲーションバーが表示されているはずです。このナビゲーションバーに表示する項目をTwitter Blue利用者は自由にカスタマイズすることが可能です。この機能を利用するとナビゲーションバーに表示する項目を2~6個の範囲で選択表示することができます。また、初期状態に戻したくなった場合も容易に初期化可能です。

Twitterはナビゲーションバーのアイコン配置を定期的なアップデートで変更していますが、「過去のナビゲーションバーのままの方がよかった!」と感じる瞬間もあるでしょう。カスタムナビゲーションはそのようなニーズに答えることができる機能であり、快適なTwitterライフを送るための有益な機能です。

話題の記事のショートカット機能(読みたいツイートが自動整理される)

あなたがフォローしているアカウントや、あなたのフォロワーの間で最も多く共有されているツイートが自動的にまとめられる機能です。あなたがフォローしているアカウントや、そのフォローしているアカウントがフォローしているアカウントなどが最も多く共有したツイートが自動的に一覧化されます。

あなたが読みたいと思うタイプのコンテンツを簡単に見つけるのに最適な機能となっています。

長いスレッドを読みやすい表示に変換できる「リーダー機能」

リーダー機能は「長いスレッドを読みやすい表示に変換できる機能」です。スレッドの最上部にあるリーダーアイコンをタップするとリーダー機能がオンになります。リーダー機能の画面ではテキストサイズが変更できます。

ツイートの取り消し機能(他アカウントに公開される前に削除できる)

ツイートの取り消し機能を利用すれば他アカウントにそのツイートが公開される前に削除することができます。ツイートの投稿後に「取り消し可能な時間」が設けられており、その一定時間内でツイートを公開することを中止することができます(取り消し可能な時間が経過するとツイートはTwitterユーザーに公開されます)。

前述しました「投稿済みのツイートを編集する機能」は”投稿内容をより充実させるために利用する機能”であり、今回紹介しました「ツイートの取り消し機能」は、”そのツイート投稿を他人に公開する価値があるのかどうかを見定めるための機能”として働きそうです。

返信ツイートの優先表示機能

Twitter Blue利用者となれば、返信ツイートが一般アカウントよりも優先表示されるようになります。
この機能は可視化されることはありませんが、日々の継続的なTwitter運用において非常に有益な機能です。
例えば、エンゲージメント率が高いTwitterアカウントに対して返信を行った場合に他のアカウントからの返信に自身の返信が埋もれる確率を下げることができます。優先表示される程度具合は明かされていませんが、Twitter運用を始めたばかりでエンゲージメント率が低く悩んでいる企業アカウントや個人アカウント両者にとってもおおきなメリットとなる機能でしょう。

2時間(120分)もの長尺動画がアップロードできる機能


Twitter Blueユーザーは、Webブラウザ版Twitterから「最大120分の長さまで、ファイルサイズが8GBまでの動画(1080p)」をアップロードすることができるようになりました。これはまた、Twitter BlueユーザーはスマートフォンのTwitterアプリからは「最大10分の動画」をアップロードすることも可能です。

※補足ですが容量の大きい動画をアップロードする場合は、アップロード最中にインターネット接続が不安定になることで正しくアップロードできなくなってしまうことも考慮し「基本的にPCからアップロードすることを推奨」します。

広告表示を50%まで少なくする機能

「Twitter BlueユーザーのTwitter画面内に表示される広告料」を一般アカウントで表示される広告料の50%まで減らせる機能です。近年のTwitterは広告量が増加傾向にありますが、Twitter Blueを利用することで快適にタイムラインなどを閲覧することができるようになります。

Twitter社はTwitter内に表示される広告掲載料が収入源です。とはいえユーザー体験を広告表示によって阻害することは本意ではないはずです。そこで生まれたのがTwitter Blueというサブスクサービスです。ユーザーから月額料金を受け取ることで広告表示量を減らして「より良いユーザー体験を提供」しようとする企業努力が確認できます。

英語で10000文字、日本語で2000文字の長文ツイートができる機能

Twitterは2023年4月14日にTwitter Blue利用者限定で10000文字もの長文ツイートを可能にしたと発表しています。

Twitterは140文字以内でツイート文面を構成して投稿する必要がありましたが、Twitter Blueユーザーは英語で10000文字までの文字数を打ち込んでツイート投稿出来るようになりました。日本語の文字数の上限は現在Twitter公式ページでは2000文字まで入力可能となっておりますが、それは英語の文字数上限が4000文字であった時の話です。英語で10000文字が入力可能となった今、日本語も5000文字まで入力できるようになっているかもしれません。Twitter公式ページで発表されているTwitter Blueの機能説明は未更新のままストップしていることも多々あるため、イーロン・マスクのTwitter発信などから最新情報を収集することをお勧めします。

タイムライン上に140文字以上のツイートが流れてくること自体は新鮮な体験となるはずですので、長文ツイートは独自のアカウントカラーを表現できるでしょう。

ツイートで「太字」と「イタリック」が利用できる機能

Twitter Blueを利用すると、ツイート文面の中で目立たせたい箇所を「太字」にしたり「イタリック」にしたりできます。「太字」や「イタリック」を利用することで、タイムラインに流れる無数のツイートの中から視覚的に注目させることができ、ツイートが読まれるきっかけになるかもしれません。

Twitter広告はサブスライバーのみが配信できるようになった


これは2023年4月21日に発表された内容ですが、Twitter広告を配信するためにはTwitter Blueにサブスクライブするか、Twitter Verified Organizationsにサブスクライブする必要が求められるようになりました。これまでTwitter広告の配信は一般ユーザーでも可能でしたが、この発表によって一般ユーザーがTwitter広告を配信することができなくなっています。

ツイート本文の中に画像をインライン表示できる機能

ツイートに画像などのメディアを添付する際、通常、本文の最後に表示されます。しかし、2023年6月中旬ごろから、Twitter Blue利用ユーザー限定で、ツイート本文の中に画像をインライン表示(文章の途中に差し込む形で表示)することができる機能が追加されました。

どのようにインライン表示(文章の途中に差し込む形で表示)されるのか、下記ツイートを参照してみてください。

元々、Twitter Blue利用ユーザーは、4000字の長文を投稿できたり、文字を「太字」や「斜体」に装飾できる機能もあります。
さらに、「画像をインライン表示する編集機能」が追加されたことによって、ツイートでよりブログや記事のような構成を作ることができるようになりました。

この機能は、通常のツイート作成の際と同じように画像を追加した後、画像をドラッグ&ドロップすることで、任意の位置に動かし、好きなところに画像を挿入することができます。
画像をインライン表示する編集機能
引用:Twitterで「ブログ」のような投稿が可能に 新たな魅力になる?

ただし、2023年6月20日時点、画像をインライン表示する編集機能はWeb版では利用可能ですが、iOS版のアプリではまだ対応していないようです。

「ハイライト」タブが利用できる機能

上記ツイートの通り、Twitter Blue利用者には「ハイライト」タブが表示され利用できるようになります。ハイライトタブには自分が他者に見てほしいツイートを選んで表示することができます。ハイライトタブを利用することで固定ツイートのように表示したいツイートをまとめられますので、より自己表現できTwitterマーケティングを実施するのにメリットととなります。

現段階でTwitter Blueの機能となることが分かっている機能

Tweet Deck

TweetDeckは「複数アカウントの一括管理や複数人での運用を補助するTwitter公式アプリケーション」です。TweetDeckは長年無料ツールとして利用されてきましたが、Twitter Takeover Newsのアカウントで「近い将来、Twitter Blue限定の機能になる」とツイート投稿されました。

詳細は上記のテキストリンクからご確認いただけますが、Twitter社はこのように、”一般公開されてきた公式無料サービスをTwitter Blue専用の機能として集約しようとする動き”を見せています。また、TwitterはTwitterサードパーティ製アプリも利用禁止としました。こちらの情報も詳細はテキストリンクからご確認いただきたいのですが、要するに外部のTwitterサービスツールもすべて利用禁止としたということです。

これらが何を意味するかと言えばTwitter Blueのサービス強化です。今後もこの流れは継続していくと予想できますので、Twitter Blueの利用価値は相対的にも上昇していくと考えられます。

Twitter Blueの機能を利用するメリット

Twitter Blueの機能を利用するメリット

アカウントに青いチェックマークが表示され「視覚的な差別化」が図れる

1つ目のメリットは「視覚的な差別化」が図れることです。「青いチェックマーク」が表示されているアカウントは視覚的にTwitter Blueを利用しているアカウントであると理解できるため、「Twitter運用の本気度を視覚的に分かりやすく他アカウントに示す」ことができます。現在はTwitter Blueを利用するアカウントとTwitter Blueを利用しない一般アカウントとが混在するタイムラインをチェックすることとなるため、有料サービスに料金を支払っている「青いチェックマークがあるアカウント」のツイートが流れてくると視覚的にどうしても注目しがちです。

また、そもそも「青いチェックマーク」はTwitter Blueの利用が開始される以前からTwitterで利用されていたマークで、以前は「Twitter社が本人だと確認した個人または組織に与える認証バッジ」という扱いを受けるマークでした。つまり、以前は青いチェックマークが表示されること自体が「ある種のTwitter上でのステータスに感じられる要素」であったため、Twitter Blueを利用するだけで容易に表示することができるようになった現在の青いチェックマークでも「価値を感じさせやすいアイコン」となっています。

Twitter Blue提供前に付与された「Twitter社が本人だと確認した個人または組織に与える認証バッジ」である青バッジは2023年4月20日に削除されるとイーロン・マスク氏のツイートで明らかになりました。

以上、「有料サービスを利用したTwitterアカウント運用の本気度の演出」と「過去の青いチェックマークが有していた価値」の2要素をTwitter Blueの利用で表現できるため、非Twitter Blue利用者より「視覚的な差別化」が測れるメリットが存在します。

Twitter最新機能が優先的に利用でき「機能面で差別化」が図れる

2つ目のメリットは「機能面で差別化」が図れることです。Twitter Blueの利用メリットは機能面でも存在します。Twitter Blueを利用するとTwitter最新機能が一般アカウントよりも優先的に利用でき「機能的な差別化」が図れます。

例えば、Twitter Blueを利用している企業アカウントと、その競合企業となりうる一般アカウントのTwitter運営に関する優位性は「Twitter最新機能が利用できるTwitter Blueを利用する企業アカウント」に軍配が上がるということは簡単に理解できるはずです。もちろん、その企業アカウントで誰に何を発信して訴求するかが重要であり、Twitter機能で優位に立てることが必ずしもTwitter運用での勝敗を分けるというわけではありません。とはいえ、「どうやって発信するか」という側面においては”選択肢の多さが豊富という意味”でTwitter Blueを利用する企業アカウントのほうが優位に立てるはずです。

柔軟なTwitter運用がしやすくなるいう意味で「機能面で差別化が図れるメリット」は大きいでしょう。

Twitter Blue認証済みアカウントの返信は「優先表示」される

3つ目のメリットは「Twitter Blue認証済みのアカウントの返信は一般アカウントよりも優先表示される」ことです。返信が優先表示されるということは、その分相手から返信に対するリアクションを取ってもらうことができるため「一般アカウントよりも返信を1回返す価値が高まる」ということを意味します。

Twitterのアルゴリズム的にも相手からリアクションがあるアクションは評価されます。つまり大切にしている企業アカウントの価値が一般アカウントで運用するよりも早く評価されやすいということになります。

Twitter運用は「ツイート文面を考え、投稿し、それら投稿に対するユーザーの反応をチェックし、またツイート文面を考える」のPDCAサイクルの繰り返しです。少しでも優遇される環境でアカウント運用することで効果的で正しいPDCAサイクルを回すことができるようになるかもしれません。

Twitter Blueを始める方法(お得なWeb版Twitterから利用申請する方法)

Twitter Blueの利用申請方法

上図の通り、まずはWebブラウザ版Twitter画面を表示しましょう。(※スマートフォンから操作されている方はテキストリンクを長押しして「新しいタブで開く」をタップして画面表示してください)

Webブラウザ版Twitter画面が開いたら、あなたのTwitterアカウントの左に表示されているメニューから「Twitter Blue」をクリックして利用申請を進めてください。これだけで月額980円で利用できます。

推奨かつ結論となりますが、Twitter Blueの利用申請は必ずWebブラウザ版Twitter画面から行いましょう。なぜならこの申請方法が一番お得だからです。Webブラウザ版Twitter画面から申請すると月額980円で利用できますが、スマートフォン(iOS)のTwitterアプリから申請すると月額1380円も支払うことになるため注意して下さい。Webブラウザ版から1年プランでTwitter Blueの利用申請を行うとさらに月額料金は857円となりお得度が増しますので、長期的に利用することを決めている方は1年プランを選択すると良いでしょう。

※スマートフォンのTwitterアプリからTwitter Blueの利用申請を行うと月額1380円を支払うことになりますが、だからと言って受けれらるTwitter Blueのサービス内容がより充実するわけではありません。同じサービスを受けるのにも関わらず割高な月額料金を支払うことになりますので注意しましょう。

企業アカウントはTwitter Blueを利用すべきか?(推奨度合い別に解説)

企業アカウントはTwitter Blueを利用すべきか?

では次に、企業アカウントの運営でTwitter Blueを利用すべきかについて言及したいと思います。結論としては、Twitterの利用頻度によってTwitter Blueを利用すべきか判断することを推奨します。以下に3パターンの利用状況別判断を記載しましたのでチェックしてみて下さい。

Twitter Blueの積極利用を推奨┃Twitterでの認知/集客活動の依存度が高い場合

まずTwitter Blueを積極的に利用することをお勧めしたいのは「Twitterでの認知/集客活動の依存度が高い企業様」です。InstagramやFacebookなどの他SNSよりもTwitterアカウントでの運用活動に力を入れている場合や、Twitterアカウントでの活動が軸となっている場合はTwitter Blueを利用することをお勧めします。

その理由は”Twitter運用に力を入れていることを、分かりやすく青いチェックマークで表現できる”からです。同じ業界で同じ程度の活動レベルでTwitter運用を行っている企業アカウントが2つあった場合、目に見えて本気度が伝わるアカウントの方が魅力的に感じるはずです。また、Twitter Blueを利用することでエンゲージメントを高める機能もアカウントに付与されます。Twitterを軸に活動を広げたい場合は、効果的にTwitterマーケティングを実施するためにもTwitter Blueを活用しましょう。

Twitter Blueの利用検討を推奨┃Twitterと他SNSの認知/集客活動の依存割合が半々の場合

Twitterの運用割合が他SNSと比較して50%程度である場合はTwitter Blueの利用検討を行っても良いでしょう。ここで重要となってくるのが、「月額料金を支払うコストパフォーマンスはいかほどか」という点です。Twitter運用を軸にする場合は月額料金を支払う以上にサービスを受けるメリットが勝りますが、Twitter運用割合が中途半端な状況である場合はTwitter Blueを利用する理由が別に必要となってくるでしょう。

例えば、SNS運用をメインサービスとしている企業アカウントであれば”常に最新機能を利用していることがサービス利用者の安心感につながる”と予想できますのでTwitter Blueを利用すべきでしょう。対して、”SNSの最新機能を利用していようが利用していまいがさほど影響がない企業アカウントの場合はTwitter Blueを無理に利用する必要はないはずです。

このように、Twitter Blueの月額料金を支払うことに対して、その企業アカウントがどれほどのコストパフォーマンスを埋めるか検討することで判断することをお勧めします。

Twitter Blueの利用を非推奨┃別SNSと比較しTwitterでの認知/集客活動の依存度が低い場合

Twitter運用割合が他SNSよりも低い場合はTwitter Blueは利用しなくて良いです。月額料金を支払って受けるサービス内容を効果的に利用できないのであれば、コストパフォーマンスを検討する以前の問題であり損してしまいます。

例えば、FacebookやInstagramでの運用割合が高い場合はTwitter BlueではなくMeta Verified(メタベリファイド)というMetaのサブスクリプションサービスの利用検討を行うことをお勧めします。Meta Verifiedはまだ日本公開されていないサブスクリプションサービスですが、前もってサービスの事前情報を入手しておくと良いでしょう。

Twitter Blueの価値は今後も上昇すると予想できる

Twitter Blueの価値は今後も上昇すると予想できる

ここまでTwitter Blueについて様々な角度からご紹介してきましたが、当記事でご説明しましたTwitter Blueのサービス内容は現段階での情報に留まります。Twitter社はTwitter BlueをTwitterの収益源として大きく成長させようとしており、今後もサービスがより充実していくことが予想できます。

現段階でTwitter Blueの利用価値があなたにとって見合わないとしても、将来のTwitter Blueの価値がどうであるかは未知数です。定期的にTwitter Blueのサービス確認を行うことでTwitterマーケティングの活動効果を最大化させるようにチェックされることをお勧めします。

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この記事を書いた人

矢野翔大

パチンコ遊技機開発者としてパチンコパチスロメーカーで8年間の業務を経たのち、2022年から株式会社フルスピードのオウンドメディア『GrowthSeed』のマーケティング担当として入社。"WEBサイト運営は商品開発である"というモットーのもと、自身が得意とするエンタメ思考を取り入れつつ日々マーケティング業務に取り組んでいる。趣味はキャリアそのままにWEBサイト運営、パチンコ、パチスロ、ゲーム。

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