TwitterはXへ名称変更┃理由と目的とイーロンマスク改革の遍歴まとめ
TweetDeckがTwitter Blue限定機能に変更されます
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公開日:2023年02月13日
最終更新日:2024年06月02日
Twitterは2023年2月9日、「複数アカウントの一括管理や複数人での運用を補助するTwitter公式アプリケーションであるTweetDeck(ツイートデック)」をTwitter Blue利用者限定ツールとしてサービス提供すると発表しました。
また、2023年7月4日にTwitterは新バージョンの「TweetDeck(ツイートデック)」をリリースし、さらに、2023年7月29日には「TweetDeck」の名称を「XPro」と改名されると発表されました。今回は新バージョンの「XPro」の機能についても解説していきます。
当記事では無料サービス「TweetDeck」をTwitter Blue限定機能とするTwitter社の狙いや、Twitterの今後の展望などについてまとめます。
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目次
- 1 Twitter Takeover NewsがTwitter Blue限定機能としてのTweetDeckを発表
- 2 TweetDeck(ツイートデック)とは?
- 3 TweetDeckをTwitter Blue利用者限定機能にするTwitter社の狙い
- 4 Twitter Blue利用者の増加による収益額の増加をTwitter社は期待している
- 5 TweetDeckがTwitter Blue限定機能になる前に操作してみよう(利用価値を確認しておきましょう)
- 6 2023年7月4日追記:新バージョンのTweetDeckがリリース
- 7 【SNS最新ニュース】気になる情報をイチ早くまとめています┃GrowthSeed
- 8 Twitterコンサルティングサービスのご紹介┃株式会社フルスピード
Twitter Takeover NewsがTwitter Blue限定機能としてのTweetDeckを発表
BREAKING: Tweetdeck to soon be exclusive to Twitter Blue. pic.twitter.com/EmIU5kz0lc
— T(w)itter Takeover News (@TitterTakeover) February 8, 2023
上記ツイートはTwitter Takeover Newsのアカウントでツイートされたものです。ツイートには「TweetDeckはまもなくTwitter Blue専用になります(翻訳)」と記載され、コード画像付きで投稿されています。
このことから、TweetDeckが近い将来「Twitter Blue限定の機能になる」ことが理解できるでしょう。
TweetDeck(ツイートデック)とは?
TweetDeck(ツイートデック)とは、複数アカウントの一括管理や複数人でアカウントを運用する補助を目的としたTwitter公式アプリであり無料で使えるサービスです。
TweetDeckを利用すれば、TweetDeckの管理画面から投稿予約を行ったり、他者がツイートした特定の投稿に「いいね」を簡単に付けたりできるためTwitterアカウントの運用に大いに役立ちます。機能の中には、誤投稿を未然に防ぐための機能などが備わっており、例えば「Twitter企業アカウントを運用していた場合」などでTweetDeckの利用価値が見いだしやすいでしょう。
近い将来、このTweetDeckがTwitter Blue限定機能となるわけです。ではTweetDeckをTwitter Blue利用者限定機能とするTwitter社の狙いは何なのでしょうか?
TweetDeckをTwitter Blue利用者限定機能にするTwitter社の狙い
Twitter愛用ユーザーを優遇する環境をTwitter Blueで整備している
Twitter Blueとは”Twitter機能を拡大させるためのサブスクリプション”でありTwitter愛用者にとって魅力的なサービスです。Twitterを毎日愛用してくれるユーザーにとって有益なサービスを提供する代わりに月額料金の支払いを受けとる形で”継続的に魅力的なサービスを供給できる”ように2023年1月ごろから環境を整えています。
Twitter Blue利用者と非利用者のサービス内容の差が広がることは基本的に「Twitter Blue利用者の満足度向上」につながると想像します。つまり、今回のTweetDeckの利用制限はTwitter Blue利用者の利用充実度の底上げ目的で実施されているはずです。
Twitter Blue利用特典の増加によりTwitter Blueに登録したくなる環境を整備している
Twitter Blueを利用していないユーザーに対してもTwitter Blue加入の訴求を自然に行っているように感じます。Twitterは直近でサードパーティー製アプリの締め出しを実施しています。これによって第3者が作成するTwitter運用サポートツールはすべて利用禁止となりました。
サードパーティ製アプリの締め出しが実施されて以降、これまでサードパーティ製アプリを利用していたTwitterユーザーは「Twitter公式ツールであるTweetDeck」を利用せざるを得ない状況になった可能性もあるでしょう。
このようにTweetDeckをTwitter Blue限定機能とすることで、”これまでのようにTwitterツールを利用した快適なTwitter運用を求めているユーザー”が「Twitter Blueを利用したい」と自然に利用欲求を高める施策になっている側面があるはずです。
Twitter Blue利用者の増加による収益額の増加をTwitter社は期待している
Twitter社はTwitter利用者満足度を維持しつつ、Twitter Blueによるサブスクリプション収益による利益拡大を期待しています。
これまでTwitterには効果的に利益を生む環境が整っていなかったとされています。イーロン・マスクがTwitterCEOに就任して以来、会社としてどのように利益を確保していくかを模索しながら現在に至っており、その過程で再始動した「Twitter Blue」は利用者から毎月収入を得るための収益の軸として今後も成長していくことが予測できます。
今回の「Twitter Blue限定機能としてのTweetDeck」発表だけに留まらず、今後もTwitter Blueへ無料サービスが集約されていくのかもしれません。
TweetDeckがTwitter Blue限定機能になる前に操作してみよう(利用価値を確認しておきましょう)
Twitter Blue利用者限定機能になる前にTweetDeckを触ってみたい方は以下のURLをクリックして操作してみましょう。Twitterにログインしていた場合すぐに利用開始できます。
https://tweetdeck.twitter.com/
TweetDeckをTwitter Blue限定機能にされる前に触っておくと「あなたにとってのTweetDeckの利用価値がどんなものであるか判断できる」はずです。TweetDeckがあなたにとって価値のある機能であると判断できたならTwitter Blue利用者限定機能となったあとにTwitter Blueを利用するべきかどうかの判断材料になるはずです。
上記のURLをクリックすればTweetDeckの管理画面が開きます。現段階では無料ツールですのでTweetDeckを体感してみましょう。
2023年7月4日追記:新バージョンのTweetDeckがリリース
2023年7月4日、Twitterは新バージョンのTweetDeckを正式にリリースしたと発表しました。
全体的なデザインが新しくなり、従来は利用できなかった「スペース」や投票機能にもアクセスできるようになりました。また、従来からあった保存した検索やリスト、カラムは、新バージョンの方にもあります。
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矢野翔大
パチンコ遊技機開発者としてパチンコパチスロメーカーで8年間の業務を経たのち、2022年から株式会社フルスピードのオウンドメディア『GrowthSeed』のマーケティング担当として入社。"WEBサイト運営は商品開発である"というモットーのもと、自身が得意とするエンタメ思考を取り入れつつ日々マーケティング業務に取り組んでいる。趣味はキャリアそのままにWEBサイト運営、パチンコ、パチスロ、ゲーム。
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