Twitter Blue(X Premium)とは?利用メリット・機能一覧・月額料金など解説
金色の認証バッジが利用できるTwitter Verified Organizationsが日本でリリース!
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公開日:2023年03月29日
最終更新日:2023年04月24日
Twitterは2023年3月26日、Twitterアカウントに金色の認証バッジ(チェックマーク)を表示することができる企業向け認証プログラム「Twitter Verified Organizations」を日本でリリースしました。
当記事では「金色の認証バッジを表示させる方法/Twitter Verified Organizationsとは何か/利用料金/利用申請方法」など分かりやすくご紹介します。
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目次
- 1 金色の認証バッジをTwitterアカウントに表示させる方法
- 2 Twitter Verified Organizationsとは?認証バッジ獲得以外の利用メリット
- 3 Twitter Verified Organizationsの利用料金について
- 4 Twitter Verified Organizationsの申請方法
- 5 本気でTwitterマーケティングに取り組むならTwitter Verified Organizationsの利用を検討しましょう
- 6 【SNS最新ニュース】気になる情報をイチ早くまとめています┃GrowthSeed
- 7 Twitterコンサルティングサービスのご紹介┃株式会社フルスピード
金色の認証バッジをTwitterアカウントに表示させる方法
金色の認証バッジの利用申請がTwitter Verified Organizationsで可能に
※画像内の引用Twitter画面:公式TwitterアカウントのTop画面
上図の通り、今回「Twitter Verified Organizations」が日本展開されたことで、日本でも正式に金色の認証バッジをTwitterアカウントに表示することができるようになりました。これまで金色の認証バッジをTwitterアカウントの横に表示させるための申請方法は不明瞭なままでしたが、今回の「Twitter Verified Organizations」の日本展開によって正式に申請ルートが作成されたことになります。
Twitter Verified Organizationsで表示できる認証バッジの種類は2つ
上図の通り、Twitter Verified Organizationsの利用申請を行うと「金色の認証バッジだけでなく、グレーの認証バッジも表示できる」ようになります。色の違いは申請したTwitterアカウントの種類によって決定されます。企業アカウントがTwitter Verified Organizationsの利用申請をすると「金色の認証バッジ」を得ることができ、政府アカウントが利用申請した場合は「グレーの認証バッジ」を得ることができます。
グレーの認証バッジは、例えば日本の公式Twitterアカウントを確認すると理解が早いかと思います。テキストリンクをクリックしてグレーの認証バッジを確認してみて下さい。
補足的に上図で説明していますが、「青いバッジ(=青いチェックマーク)」はTwitter Blue利用者に表示されるバッジとなっています。つまり、これにてTwitter上で確認できるバッジは、金、グレー、青の3種類となりました。さらに、Twitter Blue提供前に付与された青バッジは2023年4月20日に削除されるとイーロン・マスク氏のツイートで明らかになりました。
Final date for removing legacy Blue checks is 4/20
— Elon Musk (@elonmusk) April 11, 2023
さて、ここまで「金色の認証バッジの取得」についてのお話を軸に進めてきましたが、実はTwitter Verified Organizationsを利用することで得られるメリットは「認証バッジの取得」だけではありません。ということで、次に「Twitter Verified Organizations」とはどんなサービスなのかご紹介します。
Twitter Verified Organizationsとは?認証バッジ獲得以外の利用メリット
「Twitter Verified Organizations」とは、あらゆる種類の組織(企業/非営利団体/政府機関など)に向けて作られたサブスクリプションサービスです。サブスク利用すると「金色の認証バッジの取得」以外にも上図のような「組織としてTwitterマーケティングを実施する場合に有効となりそうな利用メリット」が用意されたサービスとなっています。
組織に関連付けられている個人または団体のアカウントと提携できる
上図は「Twitter公式アカウント」がTwitter Verified Organizationsを利用して「Twitter Japan公式アカウント」と「Community Notes公式アカウント」を子アカウントとして提携している様子です。実際にテキストリンクからアクセスしてその様子を確認していただくと理解が早まるかと思いますが、このように親アカウントと子アカウントを紐づけるような表現ができるようになるのがTwitter Verified Organizationsの利用メリットです。
例えば、企業アカウントである親アカウントに紐づけられた子アカウントは、「企業属性を示す金色の認証バッジ」が付与されていることが分かります。また、子のアカウント名の横には「親アカウントのプロフィール画像が小さく表示」されていることも確認できます。紐づけられた子アカウントは金色の認証バッジを得ていますので見栄えが良くなりますし、提携を行った親アカウント的には、子アカウントに自身のプロフィール画像が表示されますのでメリットです(プロフィール画像クリックで親アカウントのTopページへアクセスしますのでユーザーエクスペリエンス的にも効果がありそう)。
ちなみに、親アカウントは子アカウントを無制限に提携することができるようです。後述していますが、子アカウントを1アカウント提携するごとに月額料金も増していきますので、費用対効果を考慮して提携数を調整すると良いでしょう。
「専用の管理ツール」で提携を結んだアカウントの行動実績が確認できる
また、提携を結んだ子アカウントの行動実績を「専用の管理ツール」で確認することもできるようです。実際にどんなことが集計できるのかは確認が取れていませんが、例えば、企業レベルでTwitterマーケティングを実施している方にとっては複数アカウントを専用ツールで管理できることは大きな魅力になりえる可能性がありそうです。
Twitter Blueのサービスが全アカウントで利用可能になる
上図では紹介していませんが、Twitter Verified Organizations にサブスクライブしているすべてのアカウントはTwitter Blueのサービスが利用可能となります。Twitter Blueを利用すると「ツイートの編集、ブックマーク フォルダー、長いツイート、会話の優先ランキング、ハーフ広告」などのTwitter運用が快適になる機能が使用できるようになります。Twitter Blueのサービス詳細はこちらで紹介していますのでご確認ください。
サブスライバーのみTwitter広告が配信可能となった(2023年4月21日の最新情報)
WOW… Twitter is now telling advertisers it MUST subscribe to Twitter Blue or Verified Organisations to continue running ads! pic.twitter.com/4DrDu82Zi0
— Matt Navarra (@MattNavarra) April 21, 2023
これは2023年4月21日に発表された内容ですが、Twitter広告を配信するためにはTwitter Verified Organizations にサブスクライブするか、Twitter Blueにサブスクライブする必要が求められるようになりました。これまでTwitter広告の配信は一般ユーザーでも可能でしたが、この発表によって一般ユーザーがTwitter広告を配信することができなくなっています。
Twitterはサブスクリプションサービスの利用者を増やすことで収益を上乗せするアクションを実施しています。今回の”サブスクライバーのみがTwitter広告を配信を可能とする変更”もこの一環であり、ますますサブスクリプションサービスを利用する必要性が高まっています。
Twitter Verified Organizationsの利用料金について
月額13万5000円の基本料金+提携アカウントの数だけ月額8000円が必要
Twitter Verified Organizationsはサブスクリプションサービスですので月額料金を支払う必要があります。
上図の通りですが、Twitter Verified Organizationsの月額料金として『まず基本料金の13万5000円が必要』です。その基本料金に加えて「提携した子アカウントの数だけ8000円の月額料金が必要」となります。例えば10個の団体アカウントを紐づけたい場合、「基本サブスクリプションの料金13万5000円」と「アフィリエイトシートサブスクリプションの料金8000円×10アカウント分=8万円」の総計「21万5000円」が毎月必要となります。
つまり、金色の認証バッジのみ欲しい場合は月額13万5000円が必要
純粋に金色の認証バッジをTwitterアカウントの隣に表示させたいだけの場合は月額13万5000円が必要となる計算になります。正直、金色の認証バッジの取得だけを目的にTwitter Verified Organizationsを利用するのは割高に感じます。
つまりこの料金設定から想像できることは、Twitter社的には「金色の認証バッジの取得はTwitterマーケティングに本気で取り組みたいと考えている企業にのみ表示をしてもらいたい」のではないかということです。この料金設定によって、結果的に金色の認証バッジがTwitter上にあふれかえることを抑制するよう設定しているのかもしれません。
Twitter Verified Organizationsの申請方法
「Twitter Verified Organizations」の利用申請方法はこちらから行うことができますので、ご興味のある方はクリックして申請画面を確認して下さい。
本気でTwitterマーケティングに取り組むならTwitter Verified Organizationsの利用を検討しましょう
金色の認証バッジの取得だけを考えてTwitter Verified Organizationsを利用しようとするとサブスク料金が割高です。もちろん、割高である金銭面の参入ハードルを逆手にとって金色の認証バッジの利用だけを目的にTwitter Verified Organizationsを利用するのも面白い挑戦だとは思いますが、「本気でTwitterマーケティングに取り組みたい!」と考えておれらる方にこそTwitter Verified Organizationsの利用価値はあるように感じます。
「金色の認証バッジは本気でTwitterマーケティングに取り組む姿勢を示すバッジである」と定義すると”サブスク料金が割高であると単純に結論付けずに済む”はずですし、来たるポストクッキー時代の最新戦略にもなりえる気がします(広告費をTwitterマーケティングに充てるイメージです)。
本気でTwitterマーケティングに取り組んでいる企業様にとっては利用価値が高いサブスクリプションサービスである可能性もありますので、当記事をお読みになったこのタイミングでTwitter Verified Organizationsの利用検討をしてみても良いかもしれません。
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矢野翔大
パチンコ遊技機開発者としてパチンコパチスロメーカーで8年間の業務を経たのち、2022年から株式会社フルスピードのオウンドメディア『GrowthSeed』のマーケティング担当として入社。"WEBサイト運営は商品開発である"というモットーのもと、自身が得意とするエンタメ思考を取り入れつつ日々マーケティング業務に取り組んでいる。趣味はキャリアそのままにWEBサイト運営、パチンコ、パチスロ、ゲーム。
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