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FacebookとInstagramでMeta Verified(メタ・ベリファイド)というサブスク導入を発表

公開日:2023年02月21日

最終更新日:2024年05月29日

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Meta Verified(メタ・ベリファイド)というサブスクリプション開始がMeta社から発表

Metaは2023年2月19日、Meta Verified(メタ・ベリファイド)と呼ばれるサブスクリプションサービスをFacebookとInstagramで開始しました(加筆:2023年7月13日から日本でもMeta Verifiedが利用可能となりました)。このサブスクリプションサービスはTwitterでいうTwitter Blueに相当するサブスクリプションサービスです。

当記事では今回発表されたMeta Verified(メタ・ベリファイド) の利用メリットや月額料金などの最新情報、さらにはMeta Verifiedがユーザーに受け入れられた場合の将来予想までまとめてご紹介いたします。

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Meta Verified(メタ・ベリファイド)のサブスクサービス開始をMeta公式サイトにて発表(時系列順に経緯解説)

Meta Verified(メタ・ベリファイド)のサブスク開始がMeta公式サイトにて発表
【引用】Meta公式サイトより

上図の通り、Meta公式サイトにてMeta Verifiedのサービスのテスト展開が発表されました。記事冒頭でもご説明しました通り、Meta VerifiedはTwitter Blueに近い機能を有したサブスクリプションサービスとなりそうです。

2023年2月19日、オーストラリアとニュージーランドでテスト利用開始

Meta公式サイトによれば、2023年2月19日に、まず初めにオーストラリアとニュージーランドでテスト的に公開され、この2か国でのテストに問題がなければ世界展開するとのことです。TwitterのTwitter Blueが世界で利用開始されている現状を加味すると、日本でMeta Verifiedを利用するまでさほど時間を要さないような気もしています。

2023年6月27日、全世界でのMeta Verified利用可能は数ヶ月以内と発表

前述しました通り、2023年2月にオーストラリアとニュージーランドでテスト展開を実施したMeta Verifiedは順調にテストを進行させた結果、2023年6月27日現在において「今後数か月以内に全世界でMeta Verifiedを利用可能とする」と発表しています。オーストラリアとニュージーランドでのテスト展開を実施した以降、イギリスでテスト展開し、カナダでテスト展開し、インドとブラジルでテスト展開したのちに、全世界展開の決定を発表しています。

オーストラリアとニュージーランドでの初のテスト展開から約4ヶ月後に全世界展開を発表していますが、全世界展開に踏み切るまでのテスト期間よりも早く全世界にMeta Verifiedを展開完了させるはずでしょうから、2024年になる前、つまり2023年中には全世界にMeta Verifiedが展開完了しているだろうと予測します。

2023年7月13日、日本でMeta Verifiedが利用可能となった

ついに2023年7月13日から日本でMeta Verifiedが利用可能となりました。Metaは、前回の「全世界で利用可能とする」という2023年6月27日の発表から約半月後に日本利用を実現しています。

Meta Verifiedの日本利用開始によって、日本でもFacebookとInstagramでの認証機能が整備されます。今後はますます各アプリでSNSマーケティングを実施することの”差別化の選択肢”が広がりをみせることとなりそうです。Metaはほぼ同タイミングでThreadsというTwitterに類似するテキスト投稿型SNSもリリースしており、Meta Verifiedを利用することでThreadsにも認証メリットが反映される可能性が高いと予想できます。Metaが提供するFacebook、Instagram、Threadsを利用してSNSマーケティングに注力したい方はMeta Verifiedの利用価値に注目すべきでしょう。

Meta Verifiedの認証をすると利用できるサービス一覧

Meta Verifiedのサービス一覧
・政府IDで認証されていることを確認する「認証バッジ」が表示される
・なりすまし対策が強化される
・リーチが向上する(検索、コメント、おすすめなどで注目を集められる)
・自分を表現する独自機能が利用できる

発表されているMeta Verifiedのサービス内容は上記4つです。ほぼTwitter Blueと似たサブスクリプションサービスとなるのだろうと推測できますが、現時点で理解できるTwitter Blueと異なるポイントは「認証バッジの証明度合い」でしょう。

後述していますが、Meta Verifiedを利用するためには「申請する自分のアカウントのプロフィール名と写真」が政府IDと一致していないといけません。政府IDとはおそらく免許証のような国が発行する身分証明書のことを指していると思われますので、Meta Verifiedの利用で表示できる認証バッジはTwitter Blueの利用で表示できる認証バッジよりも正確なアカウント証明となるでしょう。

Meta Verifiedの利用料金(月額料金)はいくらか

Meta Verifiedの月額料金は安くても月額1600円

Meta Verifiedのサブスクリプションサービス利用で発生する月額料金はWebから利用申請をおこなうと11.99ドル(約1600円)、iOSアプリから利用申請した場合は14.99ドル(約2000円)という設定です。

※Twitter Blueの利用申請時と同様に、WEBから利用申請してもiOSから利用申請してもサービス内容は変わらないと予測できるため、どうせなら安くMeta Verifiedを利用するためにWEBからFacebookページまたはInstagramページにアクセスして利用申請しましょう。

Meta Verifiedの月額料金はTwitter Blueと比較すると高価格

Twitter Blueの月額料金980円と比較するとMeta Verifiedは高価なサブスクリプションサービスとなります。とはいえ、FacebookアカウントとInstagramアカウントの2つにサブスクリプションサービスが反映されるとするならば、FacebookとInstagramの2つで意欲的に活動しているユーザーにとっては魅力的なサービスとなりえるかもしれません。

Meta Verifiedの資格要件(サブスク利用で求められること)

Meta Verifiedの利用要件
・申請するアカウントで最小アクティビティ要件を満たし18歳以上であること
・申請するFacebookまたはInstagramアカウントのプロフィール名と写真と一致する政府IDを提出が必須

現時点でのMeta Verifiedの資格要件は上記2点です。ある程度アカウントを運用した実績、それから18歳以上であることはMeta社としての必須要件のようです。

さらに申請しているFacebookまたはInstagramのアカウントのプロフィール名と写真と一致する政府ID、つまり国が発行する免許証のような身分証明書とのアカウント情報一致が求められます。

Meta Verifiedの企業アカウントへの利用拡大をMeta公式ブログで発表(2023年9月19日)

Metaは2023年9月19日、Meta公式ブログで企業アカウントでのMeta Verifiedの利用拡大を正式に発表しました。今後数週間のうちに、一部の国でInstagramとFacebookの企業を対象にテストを開始し、将来的にはWhatsAppの企業にも拡大する予定されるようです。FacebookとInstagramを同時運用している企業にとって魅力的なサービスとなりうる可能性があるため今後の動向に注目しましょう。

広告配信者目線でのMeta Verified┃ターゲティング精度向上に期待できる

Facebook広告とInstagram広告の特徴として高精度のターゲティングが挙げられますが、このターゲティング精度がMeta Verifiedの普及に伴いさらに向上する可能性に期待できます。というのも、Meta Verifiedが多くのFacebookユーザーならびにInstagramユーザーに受け入れられた場合、今よりもさらに実名アカウントの総数が増加すると予想できるからです。

また、万が一、Meta Verifiedを利用する実名ユーザーに限定したターゲティングでの広告配信が可能となれば、「意欲的な実名アカウントユーザー」のみに限定した広告配信が可能となり、Facebook広告とInstagram広告の利用価値がより高まることが期待できます。

このような将来の想像は、サブスクリプション利用者の広告表示数を50%半減するようなTwitter Blueの機能に近いサービスをMeta Verifiedが有した場合には実現しない可能性もあります。とはいえ、すべてはMeta社がMeta Verifiedでどのように収益を生み出そうと考えているかに依存するはずです。近い将来Meta Verifiedが日本でサービス展開されることをイメージしながら、FacebookとInstagramが将来どのようなSNSになっていくのか想像してみるもの面白いのではないでしょうか。

Facebook広告とInstagram広告について再理解しておこう

最後にFacebook広告とInstagram広告の知識の再理解を行いたい方に向けてそれぞれ参考記事をご紹介いたします。Meta VerifiedきっかけにFacebook広告とInstagram広告にご興味をお持ちになった方でも理解しやすいように分かりやすくまとめています。ぜひご一読くださいませ。

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この記事を書いた人

矢野翔大

パチンコ遊技機開発者としてパチンコパチスロメーカーで8年間の業務を経たのち、2022年から株式会社フルスピードのオウンドメディア『GrowthSeed』のマーケティング担当として入社。"WEBサイト運営は商品開発である"というモットーのもと、自身が得意とするエンタメ思考を取り入れつつ日々マーケティング業務に取り組んでいる。趣味はキャリアそのままにWEBサイト運営、パチンコ、パチスロ、ゲーム。

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