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Facebook広告とは?初心者向けの基礎知識をわかりやすく解説

公開日:2021年12月16日

最終更新日:2022年04月26日

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Facebook広告とは?

Facebook広告は、SNSの中でも世界中で幅広く使用されており実名登録を基本とした細かなプロフィールデータを保有するFacebookに広告を配信することができるプラットフォームです。

本記事ではFacebook広告がどんなものか知りたい、Facebook広告を配信してみたいという初心者の方へ向けて、Facebook広告のメリットや費用、ターゲティング方法などの基礎知識を詳しくご紹介します。

Facebook広告とは

Facebook広告とは、SNS広告の一つであり、Meta社が提供するFacebookに広告を配信することができるプラットフォームです。世界で29億1,000万人、日本国内でも2,600万人いるとされるFacebookユーザーの中から細かなターゲティングを設定し、関連性の高いユーザーに広告を配信することができます。

Facebook広告では、Facebook、Instagram、Messenger、Audience Networkという大きく4つの面に広告を掲載できるのも特徴の一つです。特にInstagramは世界で10億人、日本国内で3,300万人のユーザー数を持っており、1つの広告設定で4つの配信面の多くの人々にアプローチできるのはFacebook広告の大きな魅力と言えます。
配信面によって、その特徴やユーザー属性が異なるので、目的や商材のターゲットによって適した配置を選択しましょう。

配信面 特徴
Facebook
Facebook
国内のMAUは2,600万人(2019年時点)。実名登録制のため実際の知り合いとのやりとりが中心で、ビジネス利用されることがも多い。
<表示箇所>フィード、ストーリーズ、検索結果、右側広告枠、インスタント記事、Marketplace
Instagram
Instagram
国内のMAUは3,300万人(2019年時点)で男女比は約4:6と女性ユーザーが多い。画像や動画などビジュアルが重視される。
<表示箇所>フィード、ストーリーズ、リール、発見タブ、ショップ
MessengerMessenger Facebookユーザーがリアルタイムでメッセージをやり取りすることができる。
<表示箇所>受信箱、ストーリーズ、広告メッセージ
Audience NetworkAudienceNetwork Facebook(Meta社)と提携しているアプリやサイト。Gunosy・食べログ・C CHANNEL・東洋経済ONLINEなど。

Facebook広告を配信する3つのメリット

Facebook広告を配信する際の以下3つのメリットがあります。

ターゲティング精度が高い

匿名性のSNSが多い一方で、Facebookは実名登録制のため、ユーザー情報の精度が非常に高いです。そのため、正確な年齢・性別・地域・興味関心などから狙いたいターゲットを詳細に設定し、精度の高いターゲティングで広告配信することが可能です。

豊富な配信面に掲載できる

先述したように、Facebook広告はFacebookだけでなく、Instagram、Messenger、Audience Networkといった4つの配信面に掲載することができます。それぞれが多くのユーザーを抱えるプラットフォームを横断して広告配信することで幅広く多くのユーザーにアプローチでき、効果を最大限に高めることができます。

各購買フェーズのユーザーにアプローチできる

Facebook広告では、あらかじめ設定した広告の目的に応じて配信を最適化する機能があります。広告の目的は「認知」「検討」「コンバージョン」の3つのステップから選択できるため、各購買フェーズのユーザーに効率的にアプローチすることが可能です。
例えば、「認知」フェーズではインプレッションを増やしたり、「検討」フェーズではページへのいいねやWebサイト遷移を増やしたり、「コンバージョン」フェーズでは購入数や来店数を増やしたりと、各目的に応じて成果を最適化できます。

Facebook広告のフォーマットの種類

Facebook広告には、主に「画像広告」「動画広告」「カル―セル広告」「コレクション広告」の4つの広告フォーマットがあり、オプションで「インスタントエクスペリエンス」という表示方式もあります。

こちらの記事で利用目的別のフォーマットの選び方とその特徴を解説していますのでご一読ください。


各フォーマットの特徴は以下の表の通りです。

フォーマット イメージ 特徴
画像広告 画像広告 シンプルに1枚の画像とテキストで訴求する。Webサイトへの流入を促したい場合や商品・サービスの認知度を高めたい場合、簡単に広告を作成・配信したい場合などに効果的。
動画広告 動画広告 動きと音声で表現することでユーザーの注目を集められるだけでなく、短時間でより多くの情報を伝えられる。「スライドショー」の機能を使うと、複数の画像を組み合わせて簡単に動画を作成することも可能。
カルーセル広告 カルーセル広告 最大10件の画像・動画を設定し、それぞれ別のリンクを紐づけることができる。複数の商材や機能を紹介したい場合、ストーリー仕立てで訴求したい場合などに効果的。
コレクション広告 コレクション広告 メインの画像や動画の下に3つの小さい画像が表示され、広告をタップするとインスタントエクスペリエンス(フルスクリーンのランディングページ)が表示される。ECサイトなど、オンライン上での商品購入に繋げることができる。
インスタントエクスペリエンス
※オプション
インスタントエクスペリエンス ユーザーが広告をタップするとフルスクリーンで表示されるフォーマット。インスタントエクスペリエンス内では、フルスクリーンのまま動画を視聴したり、カルーセルの写真をスワイプしたり、タグ付けされた商品をチェックしたりできる。

画像参照:
Meta for Business『Facebook広告ガイド』
Meta for Business『インスタントエクスペリエンスについて』

Facebook広告にかかる費用

Facebook広告では、広告主自身が予算を設定し、広告に支払う金額の上限を指定することができます。キャンペーン、広告セットごとに上限予算を設定でき、消化金額が上限に達すると広告の配信は停止されます。

どのくらいの予算を設定すればよいのかと迷うかもしれませんが、予算を決めるポイントをこちらの記事で解説していますので参考にしてみてください。

Facebook広告が掲載される仕組み

Facebook広告では、広告を表示できる機会が生じると、どの広告を掲載するかがオークションによって決定します。広告オークションでは、主に以下3つの要素が考慮され、掲載される広告が決定します。

  • 入札価格:目的を達成するためにその広告に対して広告主が支払える金額の上限
  • 推定アクション率:ユーザーがその広告を見た後に行動を起こす可能性
  • 広告品質:広告閲覧者のフィードバックやFacebook広告ポリシーに基づく広告の品質

これらの要素を改善し、広告を効率的に表示させることが重要です。

2つの課金方式

広告オークションによって選ばれて広告が掲載されたあと、料金が生じるタイミングは課金方式によって異なります。Facebook広告には主に「クリック課金(CPC)」と「インプレッション課金(CPM)」の2つの課金方式があり、キャンペーン作成時に設定した広告の目的(キャンペーンの目的)によってどの課金方式が適用されるかが決まります。

  • クリック課金:CPC(Cost Per Click)とも呼ばれ、広告がクリックされるごとに料金が発生する
  • インプレッション課金:CPM(Cost Per Mille)とも呼ばれ、広告が一定回数(1,000回)表示されるごとに料金が発生する

また、動画広告の場合であれば、広告が15秒以上(15秒未満の動画の場合は最後まで)再生されるごとに料金が発生する「ThruPlay」という課金方式もあります。

Facebook広告の各キャンペーン目的ごとの利用ケースと適用される課金方式は以下の通りです。

購買フェーズ キャンペーンの目的 利用ケース 課金方式
認知 ブランドの認知度アップ ブランドや商品・サービスの認知度を高め、広告を記憶・想起してくれる人を増やしたい CPM
リーチ 予算内でターゲット層のうちのできるだけ多くの人に広告を表示し認知度アップしたい CPM
検討 トラフィック ユーザーをWebサイトやLP、アプリなどに誘導したい CPM/CPC
エンゲージメント いいねやコメント、クーポンの利用やイベント参加を促したい CPM
アプリのインストール アプリのインストール数を増やしたい CPM/CPC
動画の再生数アップ 動画の内容に関心が高いユーザーに広告を表示したい CPM / ThruPlay
リード獲得 ニュースレター登録やWebサイトでの商品購入により連絡先を取得したい CPM
メッセージ Messengerでの1対1のコミュニケーションを促したい CPM
コンバージョン コンバージョン 商品購入などのアクションを起こしてもらいたい CPM
カタログ販売 カタログの形でユーザーに関連性の高い商品を自動で宣伝したい CPM/CPC
来店数の増加 店舗への来店と商品購入を促し、売上アップさせたい CPM

Facebook広告のターゲティング

Facebookは実名登録制のため、ユーザーが登録した信憑性の高い情報をもとに広告のターゲティングができる点が魅力です。性別、生年月日、出身地、職歴、趣味などの属性はもちろん、ユーザーがいいね!やフォロー、シェアしたページなどもデータとして保存されます。Facebookはこれらの質の高い情報をもとにターゲティングを行います。

Facebook広告のターゲティングについて、特徴や設定のコツを以下の記事で解説していますのでご確認ください。

Facebook広告には、大きく分けて「コアオーディエンス」「カスタムオーディエンス」「類似オーディエンス」の3種類のターゲティングがあります。

コアオーディエンス ユーザーのFacebook登録情報やWeb上の行動履歴などをもとにFacebookが作成したセグメント。

  • 性別:すべて/男性/女性
  • 年齢:13歳~65歳
  • 地域
  • 言語
  • 詳細ターゲット:利用者層(職歴、ライフイベント、家族構成など)/興味・関心(スポーツ、音楽、ゲームなど)/行動(使用デバイス、旅行履歴など)
カスタムオーディエンス 顧客やWebサイトの訪問者など既に広告主のビジネスに接触したユーザーのうち、Facebook上のデータとマッチしたオーディエンス。

  • ウェブサイトカスタムオーディエンス
  • アプリアクティビティカスタムオーディエンス
  • カスタマーリストのカスタムオーディエンス
  • エンゲージメントカスタムオーディエンス
  • オフラインアクティビティカスタムオーディエンス
類似オーディエンス カスタムオーディエンス内のユーザーと類似しており、ビジネスに関心を持つ可能性が高いとFacebookが判断したオーディエンス。
オーディエンスサイズは1~10%で選択でき、数字が小さいほど類似度は高くなるが、オーディエンスのボリュームは小さくなる。

Facebook広告の構造

Facebook広告は、大きく分けて「キャンペーン」「広告セット」「広告」の3つの要素から成り立っています。

「キャンペーン」「広告セット」「広告」のそれぞれの役割は以下の通りです。

  • キャンペーン:広告の目的を設定します。その目的に応じて最大の効果が得られるよう広告が最適化されます。
  • 広告セット:ターゲット予算、入札価格、配信面、掲載期間など具体的な配信方法を設定します。
  • 広告:テキスト、画像、動画、CTA(Call to Action)からなる広告そのものを示します。

Facebook広告の大まかな配信手順

Facebook広告の配信設定をする際は、Facebookビジネスマネージャの広告マネージャから作成し配信します。

大まかに以下のような手順で設定します。

Facebook広告の作成手順
詳しい作成手順は以下の記事でご確認ください。

①Facebook広告アカウントを作成する

Facebook広告を配信するには、まず広告アカウントが必要です。広告アカウントは、Facebookページ(ビジネスアカウント)があれば作成することができます。

Facebookビジネスマネージャに入り、「ビジネス設定」の項目で新しい広告アカウントを作成できます。

Facebookページ(ビジネスアカウント)の作成手順については、こちらの記事で解説していますので参考にしてください。

②広告の目的を選択する

最初にキャンペーンを設定します。キャンペーンでは広告の目的を選択します。「認知」「検討」「コンバージョン」の3つのステップに応じて11の目的の中から選択できるので、広告で最終的に達成したい目的に応じて選びましょう。

③予算を設定する

次に広告セットにて予算を設定します。1日ごとの予算もしくは掲載期間の通算予算を設定できます。Facebook広告では、設定した予算を超える金額が請求されることはありません。

④ターゲティングを設定する

同じく広告セットにてターゲティングを設定します。商材と関連性の高いユーザーに効率的にリーチできるよう、精査してターゲティングを行ってください。

広告セット編集画面にオーディエンスボリュームの目安が表示されるので、そちらを確認しながら調整しましょう。

⑤広告の配置を選択する

同じく広告セットにて配置を選択します。Facebook、Instagram、Messenger、Audience Networkの4つの配信面のうちいずれかもしくは複数を選択でき、さらにその中の詳細な掲載枠も選択できます。

⑥フォーマットを選んで広告を作成する

次に「画像広告」「動画広告」「カル―セル広告」「コレクション広告」の中からフォーマットを選び、見出しやテキスト、リンク先となるURLなどを設定して広告を作成します。

フォーマットと配置によって利用できる画像サイズやテキスト文字数は異なるので、注意が必要です。こちらの記事でFacebook広告の詳細なフォーマットやサイズについて解説していますので、クリエイティブ作成時にご確認ください。

⑦広告の審査を受ける

広告の設定が全て完了すると、広告の審査が開始されます。Facebookの広告ポリシーをもとに審査され、承認可否の結果はメールで通知されます。承認された場合、すぐに広告の掲載が始まります。

Facebook広告でよくある質問

予算の相場はいくら?

Facebook広告は、少額からでも自由に予算を設定して配信できるのが魅力の一つです。商材やターゲット層によっても異なるので相場は一概には言えませんが、最初は月額3万円程度の少額でスタートし、成果が得られるようになったら月額10~30万円にアップするなど、ステップを設けて運用すると良いでしょう。

広告出稿に必要なものは?

広告出稿するには、Facebookページ(ビジネスアカウント)と料金の支払いに利用できるクレジットカードなどが必要です。

審査から配信開始までにかかる時間は?

通常、広告の審査は24時間以内に完了し、承認されるとすぐに配信開始となります。

禁止コンテンツや制限コンテンツが含まれる場合、 画像内のテキスト量が多すぎる場合、「Facebook」について規定に沿わない形で言及している場合などは非承認となることがあるので注意してください。

どんなクリエイティブが効果的?

Facebook広告のクリエイティブは「画像内のテキストが20%未満だとパフォーマンスが高い」と言われています。一瞬で心を掴むキャッチコピーを用意し、色や心理的な効果なども利用しながら目を引くクリエイティブを作成しましょう。

また、競合他社がどんなクリエイティブで広告配信しているか知りたいときはFacebook広告ライブラリを確認すると良いでしょう。

Facebook広告で成果の高まるクリエイティブ作成のコツやツールについて、こちらの記事で詳しくご紹介していますので参考にしてみてください。

支払い方法は何が利用できる?

広告アカウントの国によって利用できる支払い方法は異なり、日本では以下の方法が利用できます。

  • 以下のクレジットカードまたはクレジット機能付きデビットカード
    -American Express
    -JCB
    -Mastercard
    -Visa
  • PayPal
  • オンライン銀行振込(手動決済の場合)

支払い方法の情報は、初めて広告を配信する際にFacebookビジネスマネージャの「広告アカウント設定」から「ビジネスの支払い管理」を選択して設定します。

配信結果はどうやって分かる?

広告配信後、広告がどれだけ表示されてクリックされたか、CVに繋がったかというパフォーマンスはFacebookビジネスマネージャから確認することができます。目的に合わせて指標を確認し、成果が出ていない場合は予算やターゲティング、クリエイティブなどを改善していきましょう。

こちらの記事で、レポート作成の詳しい手順と確認するべき10個の指標を解説していますのでご確認ください。

精度の高いFacebook広告を活用してみよう

精度の高いターゲティングによって狙ったユーザーにアプローチでき、少額からでも運用できるFacebook広告。初心者でも始めやすい広告の一つなので、ぜひ挑戦してみてください。

この記事を書いた人
松崎 明日香

松崎 明日香

マーケティング部

2020年に新卒入社後、オウンドメディア『GrowthSeed』の運営/ライティングを中心に、メルマガ運用、広告運用など自社のマーケティング業務に幅広く携わる。お問い合わせ数・売上アップを目標に日々奮闘中。趣味は喫茶店・カレー屋巡り。

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