2020年10月30日
Facebookは月間アクティブユーザー数が20億人を超え、世界最大のSNSとなっています。Facebook広告を利用すると、多様な配信面・ターゲティングにより、認知拡大から購買まであらゆる段階で効果を発揮することができます。 この記事では、Facebookで配信できる様々な広告フォーマットを配信目的別にご紹介します。
目次
Facebookは世界で23億人、国内で2600万人のアクティブユーザー数を持つSNSです。ユーザーは文章・写真・リンク・動画などを使って投稿ができ、いいね!・コメント・シェアをすることで友達と交流を広げています。また実名登録のため信頼性が高く、ビジネスと相性が良いという特徴があり、約8割の企業がアカウントを保持しています。
Facebook広告を利用するメリットは大きく分けて3つあげられます。
Facebook広告では大きく分けて、Facebook、Instagram、Messenger、Audience Networkの4つの配信面があります。Instagramは若年層を中心に利用率が高まっているSNSなので、横断して配信することで効果をより高めることができます。商材に合わせて適切な配信面を決定することが重要です。
Facebook広告は実名登録によるデータをもとに、正確で詳細なターゲティングができます。登録されたユーザー情報をもとに年齢・性別・地域属性や趣味・関心などを指定して配信できるほか、登録情報が類似するユーザーに対しても最適に配信することができます。
Facebook広告では10種類以上の多彩なフォーマットがあるため、認知拡大や来店客の増加、購買意欲の促進など配信目的に適した広告を選ぶことができます。
ここからは、どのような広告フォーマットがあるのかを目的別に見ていきましょう。
リーチを最大化させ、認知度を高めたい場合は画像広告・動画広告・インスタントエクスペリエンスがおすすめです。
画像参考:Facebook広告ガイド
画像広告は1枚の画像(バナー)で形成された広告です。 シンプルにビジュアルを伝えられるので、ブランディングに適しています。
動画を使用した広告です。動きがあるため、画像広告と比べてより詳しく商品の魅力を伝えることができます。 ユーザーの見ている画面で広告が表示されると同時に自動的に再生されるので、多くの人に見てもらいやすくなります。
インスタントエクスペリエンスは、モバイルデバイスを使うユーザーが広告に反応した後にフルスクリーンで表示される広告です。 普通の動画広告とは違い、ユーザー側で画像を拡大したり、広告間をスワイプで移動したりなど様々な操作ができることも特徴的です。
フルスクリーンで動画や画像を大きく表示することで、視覚的にブランド・製品・サービスを訴求できます。
ユーザーを店舗やECサイトに誘導して商品購入を促したい場合、クーポン広告がおすすめです。
クーポン広告では、ユーザーが広告をクリックするとクーポンが発行される仕組みになっています。 実際の来店時に使えるクーポンとしても、ECサイト等のネットクーポンとしても配信できるので、新規顧客・既存顧客のどちらにも有効的です。
複数の商品を宣伝したい場合はコレクション広告・カルーセル広告・スライドショー広告がおすすめです。
コレクション広告では、画像や動画などのメインの広告を設定し、その下に関連する商品のカタログを表示します。 商品カタログからwebサイトやアプリに遷移できるので、ユーザーは実際にショッピングをしているかのような感覚を持つことができ、購入に繋がりやすくなります。
カルーセル広告では複数の画像や動画を表示でき、ユーザーはスワイプすることで全ての画像や動画を見ることができます。 カルーセル広告では複数の商品を紹介するほかに、1つの商品を利用シーンに合わせて違う角度から訴求するのに適しています。
また、4コマ漫画のようにストーリー形式で商品やアプリなどのサービスを紹介することもできます。
スライドショー広告では複数の画像をスライドショー形式で配信します。 画像を組み合わせるだけで簡単に作成することができます。また、使用するデータ量は動画の5分の1なので、ネット環境が悪かったり古いデバイスを使用したりしているユーザー向けに、動画広告をスライドショーで掲載する広告主もいます。 複数の商品や、商品のメリット、作業の手順を紹介するのに適しています。
メールアドレスや氏名、電話番号など、リードの情報を獲得したい場合はリード広告を活用しましょう。
ユーザーが広告をクリックすると設定したフォームが開かれ、外部サイトに遷移することなく情報の登録ができます。また、Facebookに登録している情報であれば自動入力されるので、ユーザーのストレスを大幅に削減することができます。 問い合わせやメルマガ登録などの用途に利用できます。
イベントを告知したいときはイベント広告を活用しましょう。
イベント広告では、Facebookで作成したイベントページを広告として配信することができます。 成果を高めたい場合は「チケット購入」ボタンを設置し、興味があるユーザー層を知りたい場合は「興味あり」「参加予定」ボタンを設置しましょう。 イベントやセミナーの集客に役立てることができます。
商品サービスに興味・関心があるユーザーに広告を配信したいときは、いいね広告・ダイナミック広告がおすすめです。
いいね広告とは、いいねを集めるための広告です。 Facebookの投稿は基本的に、アカウントに「いいね!」をした人にしか届かないようになっているので、いいね広告を配信することによって自社の投稿に興味がありそうなユーザーに対してピンポイントで広告を配信できます。
ダイナミック広告では、閲覧履歴に基づき興味・関心に合わせた広告を配信できます。 カルーセル広告・コレクション広告と同じように見えますが、ユーザーの興味・関心に合わせてアイテムの画像と詳細がカタログから自動で使用され、広告が作成される仕組みになっています。
最後に、Facebook広告のモバイル向け動画広告による成功事例をご紹介します。
京都やまちやは、香港で関心の高い顧客にリーチするため、Facebook広告にてモバイルデバイス向けにデザインした写真広告と動画広告を活用したキャンペーンを行いました。 キャンペーンでは健康食品の特長に焦点を当ててクリエイティブを作成しつつ、上質な商品であることをより強調するように販売戦略を変更しました。 その結果、広告を見た際の売り上げが45%増加し、カートへの追加が2.5倍になる成果を上げました。
ANAとFacebookマーケティングパートナーであるsocial gearでは、フライトチケットの購入を促すことを目的に広告を配信しました。 動画広告、リンク広告、スライドショー広告で様々なクリエイティブを作成し、ユーザーの興味・関心やウェブサイトへの訪問履歴によりターゲティングを行い配信しました。
目標と比べて1.8倍高い広告費用対効果を達成し、全地域合計で売上が1.3倍増加しました。
その他の成功事例についてはこちらをご参照ください。 <Facebook for Business>https://www.facebook.com/business/success
Facebook広告の多種多様なフォーマットを目的別にご紹介しました。効果的に配信できれば、認知度上昇・売り上げアップなどの成果に繋げられますので、これを機にFacebook広告を始めてみてはいかがでしょうか。
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