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Twitter広告の審査の基準は?審査落ちの原因や確認すべきチェックポイントまで

公開日:2022年03月03日

最終更新日:2024年02月20日

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Twitter広告の審査の基準は?審査落ちの原因や確認すべきチェックポイントまで

Twitter広告を配信すると、幅広い潜在層に認知を広げることが可能です。ただし、Twitter広告を配信するには参加資格が必要で、審査を受けて承認される必要があります。本記事では、Twitter広告の審査の基準から審査落ちの際の原因、審査落ちしないためのチェックポイントまで解説します。

まずはTwitter広告の基礎知識を知りたいという方はこちらの記事をご確認ください。

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Twitter広告の審査にかかる時間

Twitter広告の審査を受けるにあたり、「何日くらいかかるのか」が気になる部分かと思いますが、Twitterでは審査にかかる正確な日数は公表していません。通常は通常1~2営業日、長くて2~3週間で完了すると言われています。

ただし、新規のアカウントの場合は一定期間の運用が必要となり、承認までにより時間がかかる場合があります。広告配信開始の予定日から逆算した上で、余裕を持って広告を作成し、審査を受けましょう。

Twitter広告の審査基準

Twitter広告の審査では、広告主のアカウントとコンテンツが審査対象となります。アカウントの広告ステータス、過去のTwitter使用状況、配信中または配信予定の広告のターゲティング内容などをもとにして、主に以下4つの要素が審査されます。

  • Twitter広告ポリシー
  • アカウントのステータス
  • Twitter広告品質ポリシー
  • 言語や国

それぞれの審査条件を詳しくご紹介します。

Twitter広告ポリシー

Twitter広告ポリシーの準拠対象となるのは、広告主のアカウント(ユーザー名、プロフィール内の自己紹介、プロフィール画像、ヘッダー画像、プロフィール内のURLなど)と広告コンテンツです。

以下のコンテンツを広告に含む際、表現方法やターゲティング方法に制限がある場合があるので注意してください。

  • 成人向けの性的な商品・クリエイティブ:禁止
  • アルコール関連の商品:国によって制限が異なる
  • 理念に基づく広告:市民の政治参加、環境保全等を示唆する広告は制限あり
  • 著作権:著作権を侵害するコンテンツを禁止
  • 偽造品:禁止
  • 薬物・薬物関連品:禁止
  • 絶滅危惧種:絶滅危惧種に由来する商品の販売を禁止
  • 金融商品:国によって制限が異なる
  • 賭博関連の商品:国によって制限が異なる
  • ヘイト表現を伴う商品・クリエイティブ:禁止
  • ヘルスケア商品:国によって制限が異なる
  • 不適切なクリエイティブ:禁止
  • マルウェアとソフトウェアのダウンロード:マルウェア商品は禁止、ソフトウェアのダウンロードは制限あり
  • 政治に関する商品・クリエイティブ:禁止
  • 未成年者に禁止されている商品:未成年者に向けてのマーケティングは禁止
  • 広告の品質:特定のガイドラインに沿わない広告は禁止
  • 国営メディア:国家当局が管理する報道機関による配信は禁止
  • タバコとタバコ用品:禁止
  • 商標:商標を侵害するコンテンツの禁止
  • チケットの不正販売:禁止
  • 好ましくない商行為:禁止
  • 武器と武器用品:禁止

参考:Twitter広告ポリシー

アカウントのステータス

アカウントのステータスには、以下の3種類があります。「公開ツイート」のみ広告を配信することができ、削除や凍結されている場合は配信できません。

  • 公開ツイート:Twitter広告を配信するには「公開」されているアカウントである必要があります。
  • 削除済みアカウント:削除したアカウントは、削除後30日以内であれば、ユーザー名とパスワードを使用してログインすることにより復元できます。
  • 凍結アカウント:Twitterルールに反していたり、アカウントが危険にさらされたりしている場合はアカウントが凍結されます。誤って凍結されてしまった場合は、Twitterへ異議申し立てを行うことで凍結を解除できる場合があります。

Twitter広告品質ポリシー

Twitter広告の品質基準に反する広告は配信できません。例えば、以下のような規定があります。

  • プロフィール内に自己紹介のURLを含める。
  • 広告に商品・サービスに関する正確な説明を記載する。誇張表現や誤った表現を用いてはいけない。
  • リンク先のURLは有効なページかつ商品と直接関係のある内容である。不要なポップアップや自動ダウンロードを含んではいけない。
  • 広告のテキストは正しい文法で、誤字脱字に注意する。ハッシュタグに句読点や記号、スペースは含めない。
  • プロフィール画像とヘッダー画像はGIF画像以外の適切な形式で設定し、過激なもの、誤解を招くもの、画質の悪いものは避ける。
  • 広告動画はクリエイティブツールページで指定されている形式でアップロードする。

言語や国

Twitter広告を利用できる言語と国は指定されています。現在、16言語/200以上の国・地域で広告配信が可能です。

審査に落ちるとどうなるのか

Twitter広告ポリシーに違反しているとみなされて審査落ちしてしまうと、既に配信開始している場合は広告が停止されます。審査落ちの場合はメールで通知されるので、手順に沿って広告を修正する必要があります。

審査落ちのなかでも特に重大な違反だと判断された場合は「オフボーディング」が行われ、広告の配信ができなくなります。また、新しい広告アカウントも作ることができません。解決するには、Twitter広告ポリシーTwitterルールTwitterの利用規約を確認した上で、Twitter広告サポートチームに連絡してみましょう。

審査落ちの場合のよくある原因

商品の効果・効用が過大に表現されている

健康食品や医療品において、「飲むだけで〇キロダウン!」「肌を美しくします」など、商品の有効性を過大にもしくは虚偽の表現をすると、薬機法に違反してしまいます。薬機法違反とみなされた場合、Twitter広告はもちろん、すべての広告を配信できなくなり、罰金が課せられる場合もあります。

広告を受け取る側に誤解を与えないよう、正確な情報を記載すること、断定しすぎないことを意識した表現にしましょう。

人種差別、虐待などを連想する不適切な表現が含まれる

特定の人種や性別、宗教などに関して批判・侮辱するような表現、虐待や暴力を示唆するような表現は「不適切な表現」とされ、Twitter広告での使用を禁止されています。

また、2021年7月13日時点では、新型コロナウイルス(COVID-19)に関する表現の規制もあります。新型コロナウイルスに関するセンセーションな表現や商品の値上げの誇張表現が禁止されていたり、除菌用製品の広告クリエイティブ内でCOVID-19について記載することが禁止されていたりします。

肌の露出が多い画像を使用している

肌の露出が多い人物、過度に痩せている人物などの画像やイラストを使用すると、「成人向けの性的なコンテンツ」「不適切なコンテンツ」とみなされる場合があります。

ユーザーに不快感を与えない画像・文章で広告を作成するようにしましょう。

アルコール商品で未成年者をターゲティングしている

アルコール商品や宝くじなどの賭博サービスなど、未成年者が購入することが禁止されている商品を未成年者に向けて宣伝することは禁止されています。商品の対象年齢以上を指定して配信しましょう。

ただし、タバコは、未成年者向けでなくてもTwitter広告全体でプロモーションすることが禁止されているので注意してください。

広告クリエイティブと商材/LPに相違がある

広告内の表現が実際の商品に該当しなかったり、広告内で宣伝している商品と遷移先のLPに相違があったりする場合は審査落ちの対象となります。宣伝したい商品について正しいコピー、正しい遷移先LPを設定しましょう。

審査前に確認すべきチェックポイント

プロフィールをしっかり設定しているか

まずは、アカウントのステータスと設計を確認しましょう。ステータスは「公開ツイート」である必要があります。また、アカウントのプロフィールにはユーザー名、プロフィール画像、ヘッダー画像、説明文、URLを正確に設定しましょう。

虚偽や不適切な表現をしていないか

次にコンテンツについてです。広告内の画像や動画、テキストがTwitter広告ポリシーに従った適切な内容であることを確認してください。前章で記載したように「商品の効果を誇張して表現しない」「差別表現をしない」「不快感を与える画像・文章を使用しない」といったことは特に注意しましょう。

広告の遷移先を設定しているか

宣伝したい商品、広告クリエイティブ、遷移先LPは一貫して同じ内容である必要があります。小さなミスで遷移先LPのURLが別のものになっていないか、必ず確認してください。

不適切なターゲティングを行っていないか

前章で紹介したように、年齢制限のある商品・サービスの広告をその年齢以下のユーザーにターゲティングしてはいけません。ターゲティングの年齢・地域などが商品に対して正しい設定になっているか確認しましょう。

ポリシーを守って広告を配信しよう

Twitterで定められている広告ポリシーやルールを把握し、準拠できていれば、Twitter広告承認プロセスの通過は難しいことではありません。何よりもユーザーに不快感を与えず、正しい情報を提供することを意識して広告を作成・配信していきましょう。

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この記事を書いた人
松崎 明日香

松崎 明日香

マーケティング部

2020年に新卒入社後、オウンドメディア『GrowthSeed』の運営/ライティングを中心に、メルマガ運用、広告運用など自社のマーケティング業務に幅広く携わる。お問い合わせ数・売上アップを目標に日々奮闘中。趣味は喫茶店・カレー屋巡り。

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