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金色の認証バッジが利用できるX Verified Organizationsが日本でリリース!

公開日:2023年03月29日

最終更新日:2024年12月20日

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金色の認証バッジが利用できるTwitter Verified Organizationsが日本でリリース!

X(旧Twitter)は2023年3月26日、Twitterアカウントに金色の認証バッジ(チェックマーク)を表示することができる企業向け認証プログラム「X Verified Organizations」を日本でリリースしています。

当記事では「金色の認証バッジを表示させる方法/X Verified Organizationsとは何か/利用料金/利用申請方法」など分かりやすくご紹介します。

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金色の認証バッジをX(旧Twitter)アカウントに表示させる方法

金色の認証バッジの利用申請がX Verified Organizationsで可能に

日本でも金色の認証バッジの申請が正式に可能となった(X Verified Organizations)
※画像内の引用Twitter画面:公式TwitterアカウントのTop画面

上図の通り、今回「X Verified Organizations」が日本展開されたことで、日本でも正式に金色の認証バッジをX(旧Twitter)アカウントに表示することができるようになりました。これまで金色の認証バッジをX(旧Twitter)アカウントの横に表示させるための申請方法は不明瞭なままでしたが、今回の「X Verified Organizations」の日本展開によって正式に申請ルートが作成されたことになります。

X Verified Organizationsで表示できる認証バッジの種類は2つ

Twitter Verified Organizationsの利用で表示可能な認証バッジの色は2種類(金色とグレーの2つ)

上図の通り、X Verified Organizationsの利用申請を行うと「金色の認証バッジだけでなく、グレーの認証バッジも表示できる」ようになります。色の違いは申請したX(旧Twitter)アカウントの種類によって決定されます。企業アカウントがX Verified Organizationsの利用申請をすると「金色の認証バッジ」を得ることができ、政府アカウントが利用申請した場合は「グレーの認証バッジ」を得ることができます。

グレーの認証バッジは、例えば日本の公式X(旧Twitter)アカウントを確認すると理解が早いかと思います。テキストリンクをクリックしてグレーの認証バッジを確認してみて下さい。

補足的に上図で説明していますが、「青いバッジ(=青いチェックマーク)」はX premium利用者に表示されるバッジとなっています。つまり、これにてX(旧Twitter)上で確認できるバッジは、金、グレー、青の3種類となりました。さらに、Twitter Blue提供前に付与された青バッジは2023年4月20日に削除されるとイーロン・マスク氏のツイートで明らかになりました。

さて、ここまで「金色の認証バッジの取得」についてのお話を軸に進めてきましたが、実はX Verified Organizationsを利用することで得られるメリットは「認証バッジの取得」だけではありません。ということで、次に「X Verified Organizations」とはどんなサービスなのかご紹介します。

X Verified Organizationsとは?認証バッジ獲得以外の利用メリット

Twitter Verified Organizationsの利用メリット

「X Verified Organizations」とは、あらゆる種類の組織(企業/非営利団体/政府機関など)に向けて作られたサブスクリプションサービスです。サブスク利用すると「金色の認証バッジの取得」以外にも上図のような「組織としてX(旧Twitter)マーケティングを実施する場合に有効となりそうな利用メリット」が用意されたサービスとなっています。

組織に関連付けられている個人または団体のアカウントと提携できる

Twitter Verified Organizationsの利用でアカウントの親と子の関係が表現できる

上図は「X(旧Twitter)公式アカウント」がX Verified Organizationsを利用して「X(旧Twitter) Japan公式アカウント」と「Community Notes公式アカウント」を子アカウントとして提携している様子です。実際にテキストリンクからアクセスしてその様子を確認していただくと理解が早まるかと思いますが、このように親アカウントと子アカウントを紐づけるような表現ができるようになるのがX Verified Organizationsの利用メリットです。

例えば、企業アカウントである親アカウントに紐づけられた子アカウントは、「企業属性を示す金色の認証バッジ」が付与されていることが分かります。また、子のアカウント名の横には「親アカウントのプロフィール画像が小さく表示」されていることも確認できます。紐づけられた子アカウントは金色の認証バッジを得ていますので見栄えが良くなりますし、提携を行った親アカウント的には、子アカウントに自身のプロフィール画像が表示されますのでメリットです(プロフィール画像クリックで親アカウントのTopページへアクセスしますのでユーザーエクスペリエンス的にも効果がありそう)。

ちなみに、親アカウントは子アカウントを無制限に提携することができるようです。後述していますが、子アカウントを1アカウント提携するごとに月額料金も増していきますので、費用対効果を考慮して提携数を調整すると良いでしょう。

「専用の管理ツール」で提携を結んだアカウントの行動実績が確認できる

また、提携を結んだ子アカウントの行動実績を「専用の管理ツール」で確認することもできるようです。実際にどんなことが集計できるのかは確認が取れていませんが、例えば、企業レベルでX(旧Twitter)マーケティングを実施している方にとっては複数アカウントを専用ツールで管理できることは大きな魅力になりえる可能性がありそうです。

X premiumのサービスが全アカウントで利用可能になる

上図では紹介していませんが、X Verified Organizations にサブスクライブしているすべてのアカウントはX premiumのサービスが利用可能となります。X premiumを利用すると「ツイートの編集、ブックマーク フォルダー、長いツイート、会話の優先ランキング、ハーフ広告」などのX(旧Twitter)運用が快適になる機能が使用できるようになります。X Premium(旧Twitter Blue)のサービス詳細はこちらで紹介していますのでご確認ください。

サブスライバーのみX(旧Twitter)広告が配信可能となった(2023年4月21日の最新情報)


これは2023年4月21日に発表された内容ですが、X(旧Twitter)広告を配信するためにはX Verified Organizations にサブスクライブするか、X premiumにサブスクライブする必要が求められるようになりました。これまでTwitter広告の配信は一般ユーザーでも可能でしたが、この発表によって一般ユーザーがX(旧Twitter)広告を配信することができなくなっています。

X(旧Twitter)はサブスクリプションサービスの利用者を増やすことで収益を上乗せするアクションを実施しています。今回の”サブスクライバーのみがX(旧Twitter)広告を配信を可能とする変更”もこの一環であり、ますますサブスクリプションサービスを利用する必要性が高まっています。

X Verified Organizationsの利用料金について

Twitter Verified Organizationsの利用料金

月額13万5000円の基本料金+提携アカウントの数だけ月額8000円が必要

X Verified Organizationsはサブスクリプションサービスですので月額料金を支払う必要があります。

上図の通りですが、X Verified Organizationsの月額料金として『まず基本料金の13万5000円が必要』です。その基本料金に加えて「提携した子アカウントの数だけ8000円の月額料金が必要」となります。例えば10個の団体アカウントを紐づけたい場合、「基本サブスクリプションの料金13万5000円」と「アフィリエイトシートサブスクリプションの料金8000円×10アカウント分=8万円」の総計「21万5000円」が毎月必要となります。

つまり、金色の認証バッジのみ欲しい場合は月額13万5000円が必要

純粋に金色の認証バッジをX(旧Twitter)アカウントの隣に表示させたいだけの場合は月額13万5000円が必要となる計算になります。正直、金色の認証バッジの取得だけを目的にX Verified Organizationsを利用するのは割高に感じます。

つまりこの料金設定から想像できることは、X(旧Twitter)社的には「金色の認証バッジの取得はX(旧Twitter)マーケティングに本気で取り組みたいと考えている企業にのみ表示をしてもらいたい」のではないかということです。この料金設定によって、結果的に金色の認証バッジがX(旧Twitter)上にあふれかえることを抑制するよう設定しているのかもしれません。

X Verified Organizationsの申請方法

「X Verified Organizations」の利用申請方法はこちらから行うことができますので、ご興味のある方はクリックして申請画面を確認して下さい。

本気でX(旧Twitter)マーケティングに取り組むならX Verified Organizationsの利用を検討しましょう

金色の認証バッジの取得だけを考えてX Verified Organizationsを利用しようとするとサブスク料金が割高です。もちろん、割高である金銭面の参入ハードルを逆手にとって金色の認証バッジの利用だけを目的にTwitter Verified Organizationsを利用するのも面白い挑戦だとは思いますが、「本気でSNSマーケティングに取り組みたい!」と考えておれらる方にこそX Verified Organizationsの利用価値はあるように感じます。

「金色の認証バッジは本気でX(旧Twitter)マーケティングに取り組む姿勢を示すバッジである」と定義すると”サブスク料金が割高であると単純に結論付けずに済む”はずですし、来たるポストクッキー時代の最新戦略にもなりえる気がします(広告費をTwitterマーケティングに充てるイメージです)。

本気でX(旧Twitter)マーケティングに取り組んでいる企業様にとっては利用価値が高いサブスクリプションサービスである可能性もありますので、当記事をお読みになったこのタイミングでX Verified Organizationsの利用検討をしてみても良いかもしれません。

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この記事を書いた人

矢野翔大

パチンコ遊技機開発者としてパチンコパチスロメーカーで8年間の業務を経たのち、2022年から株式会社フルスピードのオウンドメディア『GrowthSeed』のマーケティング担当として入社。"WEBサイト運営は商品開発である"というモットーのもと、自身が得意とするエンタメ思考を取り入れつつ日々マーケティング業務に取り組んでいる。趣味はキャリアそのままにWEBサイト運営、パチンコ、パチスロ、ゲーム。

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