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リライトの方法を徹底解説!SEO効果を高める方法や分析方法なども紹介!

公開日:2021年04月15日

最終更新日:2024年02月26日

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リライトの方法を徹底解説!SEO効果を高める方法や分析方法なども紹介!

本記事は、Webページを上位化させ、自然検索流入数やコンバージョン数の増加させたいと考えているオウンドメディアの運営担当者やブログ運営者向けに、リライトする方法を解説する記事になります。

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株式会社フルスピードのSEOコンサルティングサービス(株式会社フルスピードはAhrefs社のオフィシャルパートナーです)

そもそもリライトの定義とは?

リライトとは、文字通り文章を書き直すことを書き直すことで、Web業界では、Webページ内の文章やコンテンツを改善することを指します。「文章を書き換える」と聞くと、読者にとって理解しやすい内容にしたり、スムーズに読めるようにするのが一般的ですが、WebページのリライトではSEOやWebマーケティングでの成果向上を目的にしていることが多いです。

SEO対策でよく挙げられる手法として、SEO内部対策、SEO外部対策、コンテンツSEOの3つがあります。その中のコンテンツSEOは、検索ユーザーにとって有益なWebページ(コンテンツ)を作成し、Googleなどの検索エンジンからの評価を高め、検索順位の最適化を図る手法です。コンテンツSEOを行っていく中で、Webページ作成後、検索結果の順位や流入数、Webページからのコンバージョン数などの数値に伸びしろがある場合、リライトをすることで数値が改善される可能性があります。そのため、リライトはSEOやWebマーケティングの成果をあげる上で有効な施策と考えられています。

リライトの意義

難易度が異なる3つのリライト方法と基本的な流れ

リライトには以下の3つの方法があります。

  • タイトルやディスクリプションや見出しを修正するリライト
  • 最新情報や不足内容の追記、構成を並べ替えるリライト
  • ユーザーニーズや競合ページを分析し、コンテンツを作成するリライト

難易度別3つのリライト方法

上から順に難易度が低く、コストがかからないリライト方法になります。
3つのリライト方法の基本的な流れは同じで、以下の通りです。

  1. リライトする記事を選定
  2. リライトで上位化するために分析・調査
  3. コンテンツに関する情報収集・構成作成・コンテンツ追記
  4. リライト後の効果検証

リライトは1回行ったら終了ではなく、リライトの効果検証を行い、再度リライトをする必要があります。リライトして仮に検索結果の順位が1位になったとしても、その後しばらくたったら、また順位が落ちてしまうこともあります。
そのため、PDCAサイクルを回して必要に応じてリライトをしていきましょう。
リライトの基本的な流れ

ブログをリライトするタイミングはいつ?

ブログをリライトするかどうかを決めるタイミングは、3カ月~半年が一つの目安となります。記事のジャンルや狙っているキーワードによっても異なるため一概にいえませんが、新しく公開した記事がGoogleに評価され、検索順位が安定するには時間がかかり、どれくらいかかるかは明確に決まっているわけではありません。

そのため、自分で一定の期間を区切り(3カ月や半年など)、その間に記事の検索順位が何位になっているかを確認するようにしましょう。次の項目「ブログをリライトするために必要な7つのステップ」で解説しますが、公開後3カ月程度経ってから、狙っているキーワードでの順位が11位以下の記事がある場合、リライトするタイミングの目安となります。ただし、記事数が少ない場合は、サイト全体の評価が低い状態であるため、まずは記事数を増やすことを優先しましょう。もちろん、質の高い記事を増やすことを前提としてください。

ブログ記事のリライト手順とは? 必要な8つのステップ

次に、ブログをリライトする手順について7つのステップに分けて解説していきます。
以下に沿って詳しく見ていきましょう。

  1. リライトする記事を選ぶ
  2. リライトする記事の現状をチェック
  3. そのキーワードの検索意図を調べる
  4. 競合記事と自分の記事を比較する
  5. 検索意図に沿ってリライトする
  6. HTMLをSEO的に望ましい記述にする
  7. Googleにクロールのリクエストをする
  8. リライトの結果を振り返る

1.リライトする記事を選ぶ

リライトする記事を選ぶときは、狙っているキーワード(メインキーワード)の検索順位と、想定検索数を確認しましょう。まず、メインキーワードでの検索順位は11位以下の記事を指定します。なぜなら、そのキーワードで上位表示しそうなのにできていない、「惜しい」 記事だからです。これをリライトすれば、検索エンジンに評価された場合検索結果の1ぺージ目に表示され、飛躍的な流入数アップが期待できます。

もし、メインキーワードを指定していない記事がある場合は、Googleサーチコンソール をチェックしてください。サーチコンソールの「検索パフォーマンス>平均掲載順位」からデータをエクスポートし、掲載順位の数値が11以上のページを抽出します。

GS-ブログリライト-01-サチコ-検索パフォーマンスとクリック数

< サーチコンソールに表示されるクリック数と平均掲載順位(赤枠参照)>

URLごとにどのようなキーワードで流入しているのかも、サーチコンソールで確認できます。「検索パフォーマンス>新規ボタン>ページ…>フィルタタブに指定URLを入力>適用>クエリタブ」で、流入しているキーワードとクリック数、表示回数を確認できます。

GS-ブログリライト-02-サーチコンソール-URLごとのクエリ

< サーチコンソールで、URLごとに流入しているキーワードを確認できます。>

次に、想定検索数を確認します。先ほど抽出した平均掲載順位が11以上の数値を持つURLごとに、メインキーワードとするクエリの検索数を確認しましょう。検索数を調べる方法はいくつかありますが、Googleキーワードプランナーを使うほか、無料ツールなどで推定数を確認することもできます。

メインキーワードでの検索順位と検索数を抽出したら、できるだけ多くの流入が見込める記事からリライトするように選定しましょう。例えば、リライト候補となる記事が以下の2本あったとします。

・記事1-メインキーワードA:検索順位11 検索数300
・記事2-メインキーワードB:検索順位20 検索数2000

リライトを行うことで順位が上がったとしても、流入につながらなければ意味がありません。そのため、この場合は「記事2-メインキーワードB」を優先し、より多くの流入を見込んでリライトすることが望ましいと言えるでしょう。

2.リライトする 記事の現状をチェック

対象となる記事を選んだら、効果検証をする準備として現在の状態を確認します。特に見ておきたいのが、リライト前の「順位」と「検索流入」、そして「クリック数」です。以下の方法で確認し、Googleスプレッドシートなどにまとめるか、Googleアナリティクスのメモ欄を使うなどして、リライト後の振り返りができるようにしておきましょう。

順位の確認方法

Googleサーチコンソールで調べます。左のサイドバー>検索パフォーマンス>ページ タブ>エクスポートでその時期の平均掲載順位データを取得できます。Ahrefsなど外部ツールを利用している場合、そちらで把握できた順位の数値を記載してもかまいません。

クリック数の確認方法

Googleサーチコンソールで調べます。平均掲載順位をエクスポートすれば併せて取得できるため、20~11位のクリック数のみを調べましょう。

検索流入の確認方法

Googleアナリティクスで調べます。左のサイドバー>行動>サイトコンテンツ>ランディングページ>対象ページのURLを入力してフィルタの手順で、そのページの流入数を確認しましょう。指定期間は直近1ヶ月など、リライト前後を比較しやすい区切り方にしてください。

Googleアナリティクスで検索流入を確認

<Googleアナリティクスで、検索流入がどれぐらいあるかを確認。>

3.そのキーワードの 検索意図を改めて調べる

記事が上位表示できるかどうかは、「検索したユーザーの問題を解決しているかどうか」に集約されます。なぜ、ユーザーがそのキーワードで検索をしているのか、意図を考えることが重要です。これは新規に記事を作成するときでも重要なことですが、リライトの場合は記事公開した当時求められていたことと、現在求められていることの間にギャップが無いか確認することを意識してください。

また、記事を公開した当時は理解しきれなかった検索意図や、盛り込めなかった内容の有無を振り返ることで、これまでよりも高い品質の記事に仕上げることが期待できます。まずは、メインキーワードで現在の検索結果を確認しましょう。なるべく検索結果を中立にするため、パーソナライズド検索 は無効化してください。そこで現在上位表示している記事はどのようなものか、過去に公開した記事には何が足りないのかを調べます。

リライトをする際にチェックしたい項目

さまざまなタイプの記事で共通しやすい、振り返っておきたい項目をまとめました。これらの情報と共に、競合記事(次項で解説)を上回る内容を盛り込んでリライトしましょう。

  • 価格(値下げ、値上げ、消費税の変更など)
  • メニューや製品ラインナップの変更
  • 追加でリストアップすべきもの(新製品や店舗の登場など)
  • 閉店、販売終了 になっているものが無いか
  • 住所はすべて正しいか(移転など)
  • システムの変更(注文や予約方法など)
  • 新たに浸透している 使い方を含めているか(意外な用途、従来の製品より簡単など)
  • 新しく検索ボリュームが増えたキーワードの需要があるか
  • 新情報を踏まえて評価しているか(以前はこうだったが今はおすすめできるなど)

また、リライトをするときはメインキーワードだけではなく、関連する検索キーワードもあらためてチェックしてください。状況の変化によって記事を作ったときと現在で違う組み合わせの複合キーワードが発生することもあるためです。

例えば「iPhone」と検索する場合、新しいモデルが発売されることによって組み合わせキーワードが変動します(iPhone “11”、iPhone “12“など)。記事を公開したときと現在で、関連検索はどう変化したのか知っておくことで、より網羅的な記事にアップデートすることが期待できます。

GS-ブログリライト-04-サジェスト検索

<例: サジェスト検索のイメージ。数年後は違う関連キーワードになるかもしれません。>

4.競合記事と 自分の記事を比較する

次に、現在上位表示している記事の中身を詳しくチェックしましょう。なぜ競合の記事が上位表示されるのか、ここでも詳しく調べます。

上位の競合記事は、「3.そのキーワードの検索意図を調べる」の項目で挙げた検索意図が盛り込まれているものが多いはずです。どのようにして、現在検索しているユーザーの課題を解決しているか、それを上回る内容にするには、どうすれば良いかを考えてください。

ここでは架空の記事を例に、リライトするときに比較するポイントを見てみましょう。たとえば、「iPhone11が故障しているかも、と思ったときにやるべきこと」を記事にしたとします。この記事のメインキーワードは「iPhone11 故障」としてリライトをしてみましょう。

まず、自分が作成した記事の構成が以下だったとします。

【自記事で取り上げている要素】

・故障の原因(iPhone11を落とし、故障した場合について解説)
・故障の直し方(業者に依頼して直すと解説)

この記事では、iPhone11が故障する原因と、直し方について1つずつ解説する記事とします。

次に、現在「iPhone11 故障」で上位表示している記事が以下の構成だったとしましょう。赤字は上位記事が持つ要素です。

【上位記事で取り上げている要素】

  • 故障の原因(iPhone11を落として故障した場合について解説)
  • 業者に依頼する故障の直し方(サポートメールを送る手順を解説
  • 自分でできる故障の直し方(本体の修理方法とOSの復旧方法に分けて解説)
  • 故障の予防法(保護ケースやフィルムを買うと解説)
  • iPhone11を修理すると費用はいくらかかる?(公式サイトの価格体系を引用、AppleCare+に加入している場合とそうでない場合について紹介)
  • iPhone11自体に不具合が発生している?(故障ではなく不具合の可能性があると解説)
  • iPhone11はセキュリティが脆弱?

この場合、上位記事はiPhone11が故障した場合の直し方について、「業者に頼む」「自分で直す」と複数の選択肢があると説明しています。さらに、故障しにくくする方法についても触れることで、検索ユーザーの悩みを一連の流れでとらえて解決できる構成です。

このように、自分が作った記事と上位表示している記事を見比べ、何が足りていないのか、どうすれば自分の記事を検索意図に沿ったものにできるか、仮説を立てて考えてみましょう。先ほどの「リライトをする際にチェックしたい項目」リストを参考にしつつ、自分の記事と上位表示している記事とで見出しや要素を書き出して見ると比較や整理がしやすいはずです。

5.検索意図に沿って リライトする

検索意図が現在と過去でどう変わったか、競合記事と自分の記事はどう違うのかを整理したら、それを上回る品質の記事にリライトしましょう。原稿の作成を外部のライターなどに依頼する場合も、整理した内容をもとにリライトして欲しいポイントをまとめ、漏れがないようにチェックリストを作るなどして共有します。

例に挙げた「iPhone11 故障」記事の場合、以下のように構成や情報量を追加することが考えられます。赤字の部分がリライトで追加した箇所となります。

【自記事で取り上げている要素】

  • 故障の原因(iPhone11を落として故障した場合について解説)
  • 故障の直し方(業者に依頼して直すと解説)

リライトで追加した要素(追加分のみ記載)

  • 故障を疑ったときにやるべきこと(電源を入れ直す方法を解説)
  • iPhone11を修理すると費用はいくらかかる?(公式サイトの費用体系を引用しつつ、過去に自分がAppleCare+に加入しないで修理したときの費用を紹介)
  • 業者に依頼したときの体験談(サポートメールや電話連絡の対応、店頭持ち込みの注意点や実際の費用を解説)
  • 自分で故障を直したときの手順(OSの復旧手順を解説)
  • 故障を予防するためにしたこと(買った保護ケースのおすすめ商品を紹介)
  • iPhone11自体に不具合が発生している?(故障ではなく不具合の可能性があると解説 、専門家の指摘記事、不具合が発生した人のブログ記事を紹介)
  • iPhone11はセキュリティが脆弱?(最も新しいバージョンの信頼できるニュースサイトを引用して解説、過去のOSは脆弱だったかどうかも振り返る)
  • 故障と不具合両方のリスクに備える(不具合の可能性も視野に入れて情報収集する、購入時は保障制度に入っておく、データのバックアップの重要性と方法について解説)

注意しなければならないのが、上位記事と同じ文章や構成にしてはいけません。剽窃・盗用とならないよう、まだ上位記事に書かれていないような独自の追加情報を盛り込んで、リライトしてください。SEO的にも、上位記事と酷似したコンテンツでは評価されず、リライト前よりも順位が下がる可能性もあります。

このように不足している要素や独自性のある要素を追加したり古くなった情報を最新の情報に更新したりすることで、検索ユーザーのインテント(検索意図)により近づき、Googleから高い評価を得ることが期待できます。この方法は新規記事の作成時にも使えるので「その記事に何が足りないのか」を調べるクセをつけるとよいでしょう。

テーマによってどのような情報が求められるかは異なりますが「最新であること」「検索意図に沿っていること」「検索ユーザーが読んで理解できる書き方」「他の記事にない独自性」の4点は、どのリライトでも意識すべきポイントです。

6.HTMLをSEO的に 望ましい記述にする

記事のリライト原稿が完成したら、HTMLの記述も確認しましょう。特にブログやオウンドメディアを運営し始めたばかりのころの記事など、SEOの知識が薄い状態で制作されたコンテンツである場合は、HTMLが適切な記述になっていない可能性があります。

記事の中身をリライトするのと同様に、記事の構造そのものを修正することも意識してください。
主に見直したいのは、以下の項目です。

  • 記事のタイトル(titleタグ内)にメインキーワードを含んでいるか
  • 記事のタイトル(titleタグ内)は分かりやすく修正できないか
  • descriptionにメインキーワードは含まれているか。記事を適切に要約しているか。
  • 見出し(h2、h3などのhタグ)は、検索意図に沿ってわかりやすく書かれているか(できればメインキーワードを含むと良い)
  • hタグを正しい順序で使っているか(h1→h2→h3の入れ子か)
  • リンクを貼る際の、no followやtarget _blankといった属性付与ルールがあるか
  • 関連性のある既存記事と内部リンクを設置できないか
  • そのページは見やすいか(フォントの大きさ、改行、文字の色など)

これらは、ブログ記事のSEOにおいて押さえておきたい最低限のポイントといえます。リライトするときだけでなく、ブログの新規記事を公開する際にもチェックすることをおすすめします。
関連記事: オウンドメディアのSEO対策ガイド~16のチェックリスト付き~

7.Googleにクロールのリクエストをする

リライトし記事を更新したら、Googleのクローラーが巡回してくれるようにリクエストをしましょう。リライトを実施しても再クロールされなければ、更新した内容はGoogleの評価に反映されません。少しでも早くSEOの効果が得られるように、Google Search Consoleから申請しましょう。

インデックスのリクエスト方法

方法はいくつかありますが、ここでは最も手軽なやり方をご紹介します。

  1. SearchConsoleにログインする
  2. URL検査(画像内①)から、記事のURL(画像内②)を入力
  3. 「ページを変更しましたか?」の右側にある「インデックス登録をリクエスト」をクリックする

Googleにクロールをリクエストする
<SearchConsoleから再クロールをリクエスト>

8.リライトの結果を振り返る

ブログ記事のリライトを実施した後は、結果の振り返りも大切です。特に企業でマーケティング施策の一環としてブログやオウンドメディアを運用しているような場合、どのような効果が得られたかを社内で共有したり、今後の施策を検討する材料として活用したりする必要も出てくるでしょう。

結果を振り返る際に参考にする指標は、「2.リライトする記事の現状をチェック」の項目で解説した順位、クリック数、検索流入数です。運営方針によっては滞在時間も、その記事がしっかり読まれているかを知るための重要な指標となるでしょう。

リライトしてから1ヶ月後、2ヶ月後…と、期間を区切ってレポーティングできるようにすると、実際に効果があったのか確認しやすくなります。リライト結果の振り返りを簡便化するために、スプレッドシートなどでリライトした記事のリストを作り、GoogleアナリティクスでもリライトしたページURLをまとめたビューフィルタを設定するなどを事前にしておくとよいでしょう。

また、外部ツールでAhrefsのランクトラッカーという機能を使う方法もあります。こちらはサイトのドメインとメインキーワードを登録し、対象キーワードでどのページが上位表示されているかを確認できるものです。キーワード登録時にタグ付けができるため、「リライト対象のキーワード」とタグ付けをしておけば、リライトしたページが狙い通りのキーワードで上位表示しているかも確認できます。

GS-ブログリライト-05-Ahrefsランクトラッカー

<A hrefsのランクトラッカー機能のイメージ。>

リライトによる効果を高めるための注意点

リライトの一通りの手順は紹介しましたが、ここでは特に初心者やこれまであまりSEOを意識していなかった人が疑問に思ったり勘違いしてしまったりしがちなことを注意点として補足し解説します。

URLは変更しない

リライト前のブログ記事を非公開にしてサーバに残し、リライト後の原稿を別途、新規記事として作成し公開することは避けましょう。オウンドメディアの場合は、ファイル名やslugの末尾に番号を追加する、更新した年や月の数字を付ける(例:seo.htmlで公開していた記事をseo2.html、seo2019.htmlで公開していた記事をseo2021.htmlに変更する)などは避けましょう。URLが変わってしまうとリライトをしても、元の記事が得ていたGoogleの評価が引き継がれず、新規記事扱いとなってしまいます。URLを変更する必要性が生じた場合は、元のURLから新しいURLへの301リダイレクトを設定するなどして適切に処理しましょう。

記事の更新日を記載する

記事に公開した日付が入っている場合、リライトを実施した日を更新日として併記するか、新しい日付に置き換え、記事の下部などに「この記事は〇月〇日に公開した記事を再編集しています」などの注意書きを添えるとよいでしょう。こちらはSEOに直接的な影響を与えることはありません。しかし、ブログのデザインにもよりますが、古い日付だけが目に付く箇所に記載されていると、ユーザーから記事の内容も古いと判断され、離脱されてしまう可能性があります。

検索意図から外れた内容を追加しない

コンテンツの内容の独自性は、評価を上げるための重要な要素ですが、狙いたいキーワードの検索意図から逸れた内容を追記しても成果は得られません。いたずらに文字数を増やしても、かえって順位が下がってしまう可能性もあるので注意が必要です。実際にGoogleで検索した結果から、検索ユーザーが何を知りたがっているのか推測し、ニーズにあった内容を追加しましょう。

まとめ: ブログのリライトは事前調査が重要

ブログをリライトするときは、取り掛かる前の準備や調査が重要です。現在の状況を確認し、検索ユーザーの意図や競合記事の中身を把握しましょう。また、記事の中身だけでなくSEOとして適切な記述の確認、リライトした後の結果を追うことも、リライト作業の一環に含めて考えるようにしてください。

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株式会社フルスピードはSEOコンサルティングサービスをご提供しています。株式会社フルスピードは2001年の創業から5,500社以上ものSEOコンサルティング実績を積み上げてまいりました。

株式会社フルスピードは世界で60万人が導入する最高水準のSEO分析ツールAhrefsのオフィシャルパートナーでもあり、これまで培ってきたSEOノウハウとAhrefsのサイト分析力を活かしたSEOコンサルティングサービスをご提供することが可能です。SEOコンサルティングサービスの詳細に関しましては上記バナーをクリックしてご確認くださいませ。お気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人
GrowthSeed編集部

GrowthSeed編集部

株式会社フルスピードのGrowthSeed編集部です。企業のマーケティング担当者へ向けてWebマーケティングの成長の種となる情報を発信しています。 Twitter , Facebookで記事の更新情報やセミナーの最新情報などを日々発信しているので、ぜひフォローしてみてください。

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