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YMYLとは?サイト運営で気を付けるジャンルとSEO対策について

公開日:2021年12月14日

最終更新日:2024年06月03日

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「YMYL」という言葉を聞いたことがありますか?サイト運営者の方であれば、多くの方が聞いたことがあるかもしれません。

ご自身のサイトのジャンルに応じて、「YMYL」を知っておかないと、どんなにサイトのコンテンツを改善しても、上位表示されない可能性があります。本記事では、知らない方にはもちろん、「YMYL」は知っているが、ご自身のサイト運営にどのように活かせばよいかわからない方にも、「YMYL」とは何か、YMYLへのSEO対策についてお伝えします。

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YMYLについて

YMYLとは


YMYLとは「Your Money or Your Life」の略で、お金、健康、幸福、安全など、人々の将来に大きく影響する可能性があるジャンルを示す言葉です。

YMYLは「検索品質評価ガイドライン」というGoogleが検索の品質を評価するための基準をまとめたガイドラインに登場します。お金、健康、幸福、安全などの情報は人々の人生や将来に大きな影響を与えるため、GoogleはYMYLに関するコンテンツの評価基準を厳格にし、検索結果の品質をより高くしようとしています。

例えば、病気にかかり症状や改善方法をユーザーが調べたとします。もし、そこに間違っている情報や信憑性に欠ける情報が上位表示されてしまうと、ユーザーの生活の質や健康に悪影響を与えてしまいます。そのようなことが起きないようにYMYLに関するコンテンツの評価基準は通常よりも厳しい基準で評価するわけです。

つまりYMYLではエンタメ性のある意見や個人の主観的な感想ではなく「正確かつ最新の専門的な情報」が求められます。

YMYLに該当するジャンル

YMYLは人々の将来に大きく影響する可能性があるジャンルで以下が該当します。

  • ショッピング、商品購入
  • 金融・財産
  • 医療
  • 法律
  • ニュース・政治
  • 宗教や人種民族、性別
  • その他

必ずしもどれかに分類できるわけではありませんが、将来に大きく影響し、正確かつ最新の専門的な情報を求められるジャンルはYMYLに該当する可能性が高いです。また、年々YMYLの領域は増加しています。世の中が変化していくと、将来に大きく影響し、正確かつ最新の専門的な情報が求められるジャンルが増えてくるからです。そのため、上記のジャンルに該当しなくても、もしかしたら数年後、YMYLの領域に入っている可能性もあります。

ショッピング、商品購入

YMYLに該当するジャンル1つ目は「ショッピング・商品購入」です。
具体的にはECサイト、銀行などのオンラインでの購入・送金・支払いのあるページを指しています。
これらのページには必ず返品ポリシーや利用規約などがついています。

金融・財産

YMYLに該当するジャンル2つ目は「金融・財産」です。
具体的には投資・税・退職金運用・家の購入・学費支払・生命保険などの情報に関するページを指しています。

医療

YMYLに該当するジャンル3つ目は「医療」です。
具体的には肉体、精神面の健康・薬品・病気・栄養学などの情報やアドバイスを掲載するページを指しています。

法律

YMYLに該当するジャンル4つ目は「法律」です。
具体的には離婚・養育権・遺言書作成・市民権獲得などの情報や助言を掲載するページを指しています。

ニュース・政治

YMYLに該当するジャンル5つ目は「ニュース・政治」です。
具体的には国際問題や政治など重要な問題、国民に対しての正式な公表などのページを指しています。

宗教や人種民族、性別

YMYLに該当するジャンル6つ目は「宗教や人種民族、性別」です。
具体的には国籍や移民、性的、宗教に関するページを指しています。

その他

YMYLに該当するジャンル最後は「その他」です。
具体的には上記のどれにも当てはまらないが、車の安全性、進学、職業選択、防災など、「金銭・生命に重大な影響を与えうる情報」を含むページを指しています。

YMYLが生まれた背景

Googleの方針の1つとして「信頼性の高い情報を提供すること」があります。

しかし、2016年末頃にDeNAの傘下にある健康・医療系キュレーション(まとめ)サイト「WELQ(ウェルク)」というサイトが不正確な医療情報を掲載していることに端を発し、問題になりました。

当時「WELQ」というサイトでは医学的知識を持っていないライターが記事を加筆していたり、他のサイトを無断で引用して制作されていました。
そのため、信憑性に欠ける記事や著作権侵害にあたる記事、ユーザーの生活・健康に悪影響を与えかねない記事が検索結果上に表示されており、問題になったのです。

そこで2017年12月に日本語検索のみで、医療や健康に関する検索結果の改善に関するアルゴリズムアップデートされました。その結果、質の悪いキュレーションサイトやアフィリエイトサイトは検索順位が落ちたり、閉鎖になったりしました。

これ以降、徐々に健康・医療だけでなく他のジャンルでも、信頼における情報やサイトが上位表示されるようになり、YMYLというユーザーの人生に影響を与えるジャンルでのコンテンツの評価基準が厳しくなりました。

2019年以降、年に3,4回の頻度でコアアルゴリズムアップデートが起こっています。そのタイミングでもYMYLに関するコンテンツは大きく変動しているのが確認されています。

直近でも、日本時間の2022年5月26日から行われたコアアップデートにおいてはYMYL領域におけるWebサイトの順位に変動がありました。YMYLに関するコンテンツに限った話ではありませんがアップデートのタイミングは順位の変動を注視するのがいいでしょう。今後もYMYLは重要視され、コンテンツの質が問われてくると予想されます。

YMYLとE-E-A-T(旧E-A-T)の関連性

新しい示されたE-E-A-Tとは?

YMYLに関するコンテンツは特にE-E-A-Tを重要視されている傾向にあります。

E-E-A-Tとはより正確かつ信頼できる情報を検索結果に出すため、コンテンツの評価に含まれていると思われる指標の1つです。
E-E-A-Tには「Experience(経験)」「Expertise(専門性)」「Authoritativeness(権威性)」「Trustworthiness(信頼性)」の4つを表わしています。

2022年12月16日に品質評価者ガイドラインの最新の更新に伴い、E-A-TからE-E-A-Tに変化しました。

特にYMYLに関するコンテンツはユーザーの生活の質や健康に大きな影響を与えるため、E-A-Tが重要になってきます。

YMYLへのSEO対策ポイント

一般的なSEO対策と同様に、「絶対に大丈夫」といった対策は存在しません。
しかし、ユーザーファーストのGoogleは「信頼性の高い、ユーザーにとって安心できるサイト」を評価する傾向にあるため、信頼性(正確さ)を高める施策をすることが重要になると思われます。
信頼性を高める施策は以下の3つが挙げられます。

  • 著者・サイト運営者・運営会社を明記する
  • コンテンツに正しい情報か確認し、裏付けも明示する。
  • 定期的に情報を更新する

著者・サイト運営者・運営会社を明記する

1つ目は以下の情報を詳しく明記しましょう。

  • 著者情報
  • サイト運営者または運営会社情報

著者情報

著者情報は著者の名前や資格、実績、ポートフォリオなど、専門家情報を記載すると良いでしょう。

サイト運営者または運営会社情報

サイト運営者または運営会社情報は「運営会社名」や「組織・会社の概要」といったメニューを作ると良いでしょう。
ユーザーが安心して情報を受け取るために、情報の発信元を明記しましょう。

コンテンツが正しい情報か確認し、裏付けも明示する

2つ目は「コンテンツが正しい情報か確認し、裏付けも明示する」ことです。
コンテンツの質を高めるために、掲載されてる情報がなぜ正しいのか、なぜ安心なのか裏付けが必要です。

そのため、以下のことをすると良いでしょう。

  • その分野の専門家に添削や監修をしてもらう
  • 論文や公的機関の情報を確認する

定期的に情報を更新する

3つ目は「定期的に情報を更新する」ことです。
サイト内のコンテンツを定期的に以下の視点で確認しましょう。

  • 記載している情報は古くないか。
  • 誤解を与える表現が含まれていないか。
  • 専門的でわかりなくい用語がないか。

特に医療や法律、金融などは気を付けましょう。
年々、医療は発達し、法律は改正され、金融は規制が増えるなど、状況やルールが変わることは度々あります。問題があるようであれば随時修正を行いましょう。

また、YMYLに関するコンテンツは専門性の高い用語が使われることが多いです。
専門家に監修してもらった際、専門用語が多すぎたり、内容が専門的すぎるケースが発生し、ユーザーに伝わりづらくなる可能性があります。

YMYLに関するコンテンツに限らずユーザーにとってわかりやすい記事の作成を心がけましょう。

近年はGoogleコアアップデートによるYMYLの扱い強化が継続している

毎年恒例で3回~4回ほど実施されているGoogleコアアップデートでは、近年YMYLジャンルの扱い強化が実施され続けています。Googleコアアップデートで毎回のごとくYMYLジャンルが検索順位の変動を大きく受けているということを加味すると、今後もYMYLは継続的に扱いが強化されていくことが予想されます。

加えて2022年にはhelpful content update(ヘルプフルコンテンツアップデート)と呼ばれる”Googleコアアップデートとは別名称の新しいアップデート”も実施されました。helphul content updateは「ユーザーの役に立つコンテンツを評価」するためにGoogleが実施したアップデートです。

これらから理解できる通り、Googleは読者にとって本当に有益なコンテンツを真剣に評価するための環境を整えようとしています。

今後はYMYLとE-A-Tの要素がより一層重要となってくるでしょう。上記でご紹介しています2つの関連記事を参考にしながら、E-A-Tの意識を高く保ち、正しくWEBサイト運営を行いましょう。

ユーザーに信頼されるサイトを目指そう

今回のお伝えしたい内容を上図でまとめました。YMYLに関するコンテンツに限らず、情報の信頼性や正確さを意識しながら、制作していきましょう。

もちろん、世の中には正確な情報ではなく、エンターテインメント性が求められるケースもあれば、個人の主観的な感想や意見を探しているケースもあります。そのため、必ずしも「正確かつ最新の専門的な情報」が求められているわけではありません。

記事を制作する際、誰にどのような検索意図に対して提供するコンテンツなのかを考えましょう。

「癌(がん)」という病気に関する記事を制作するにしても、「癌(がん)」という病気について知りたい患者に対して提供するコンテンツなのか、「癌(がん)」を患った方の家族を励ますためのコンテンツなのかで求められているものは異なります。

ただしYMYLに関するコンテンツを制作する際は、「正確かつ最新の専門的な情報」が求められているケースが多いです。そして、「正確かつ最新の専門的な情報」を提供するために以下のことを心掛けるといいです。

  • 著者、運営会社を明記する
  • 正しい情報か確認する、裏付けをする
  • 定期的に情報更新

しかし、それだけでなく「どうしたらユーザーに信頼してもらえるのか」、「安心してもらえるのか」という視点を常に持って頂けたらと思います。

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この記事を書いた人
伊藤 康貴

伊藤 康貴

マーケティング部

2018年Web広告会社に入社、比較メディアやSEOのコンサルティング営業に従事。3年間で200社以上の企業様の集客に携わる。 より集客の見識を深めるために2021年フルスピード入社。 オウンドメディア『GrowthSeed』の運営/ライティング、メルマガ運用、広告運用など自社のマーケティング業務を担当している。

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