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YouTube広告の効果測定方法とは?見るべき指標を目的別で紹介

公開日:2021年08月31日

最終更新日:2024年06月02日

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YouTube広告の効果測定方法とは?見るべき指標を目的別で紹介

動画コンテンツの需要が高まる中、YouTubeをマーケティングに活用する企業が増えています。中でもYouTube広告は効果的な動画施策の1つですが、目的に沿って効果測定・改善をすることで更なる成果が期待できます。

そこでこの記事では、効果測定の際に考慮すべき指標とその測定方法について徹底解説します。当記事を読む前にYouTube広告の基本知識について理解を深めたい方はこちらの記事で詳しく解説しているのでご一読ください。

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YouTube広告の効果測定のコツ

適切なKPIを設定する

ただやみくもに動画を作成・配信して効果測定するだけでは成果には繋がりません。どんなブランドイメージでどんなメッセージを伝えたいかというコンセプト、誰に伝えたいかというターゲット、何のために伝えるかという目的を最初に明確にした上で効果検証を行うことが重要です。

また、目的に応じて適切なKPIを設定しておきましょう。KPIを設定することで、目的達成のために目指すべき数値をチーム内で共有することができます。KPIに基づいて効果測定を行うことで、具体的な改善点や次の方向性を見つけ出しやすくなります。

YouTubeチャンネル運用におけるKPI設計の方法については、こちらの記事で詳しく解説していますので参考にしてみてください。

他社と比較しすぎない

競合他社がどのような広告を配信しているか分析することも重要ですが、企業により広告の目的やKPI、クリエイティブなどは全く異なるため、同じ条件で比較することは難しいです。他社の広告は参考程度に把握するのみにして、自社で設定した目的やKPIをもとに分析・改善を行うようにしましょう。

目的別の見るべき指標

Webマーケティングにおいては、目的に基づいて適切な指標を分析する必要があります。各目的に応じて、以下の指標を見ることをおすすめします。

認知を拡大する購買意欲を高める購入を促すブランディングする
  • 表示回数
  • 視聴回数
  • ユニークユーザー数
  • ブランド認知度
  • ブランドリフト
  • 視聴率
  • 総再生時間
  • 平均総再生時間
  • エンゲージメント数・エンゲージメント率
  • 動画再生率
  • エンゲージビュー
  • クリック数・クリック率
  • 広告視聴単価(CPV)
  • 広告経由のサイト訪問数
  • 広告経由のコンバージョン数
  • ユーザーあたりの平均表示頻度
  • 広告視聴後の動画視聴数
  • 広告視聴後のチャンネル登録数
  • 高評価の数

これらの指標について、それぞれ詳しく説明します。

認知を拡大するための指標

表示回数

動画広告がユーザーの画面に表示された回数を示します。

視聴回数

動画広告が視聴された回数を示します。YouTubeにおいては、広告が30秒以上視聴された場合と広告がクリックされた場合のみカウントされます。

認知度を高めるためにはまずは動画を観てもらうことが必要なので、続きを観たくなるような構成にしたり、サムネイルとタイトルを工夫したりして視聴回数を伸ばしましょう。

ユニークユーザー数

一定期間内に動画広告を視聴したユーザー数を示します。

視聴回数では、同一ユーザーが複数回動画広告を視聴した場合それぞれ1回としてカウントされますが、ユニークユーザー数では、同一ユーザーが複数回視聴した場合も1回となります。そのため、ユニークユーザー数では広告が実際どれだけのユーザーにリーチできたかを確認できます。

ブランド認知度

そのブランドや商品がユーザーの中でどれだけ知られているかを示す指標です。Googleトレンドなどで測定可能です。

動画広告を配信していても認知度が高まらない場合は、広告の予算を増やしたり、入札戦略をインプレッション数が最適化されるCPMに変更したりして、動画広告の露出を広げてみましょう。

ブランドリフト

動画広告を視聴したユーザーと、動画広告が表示されたが視聴しなかったユーザーを比較し、視聴したユーザーの方がブランド想起や認知度、購買意欲が高まったことを示すための指標です。動画広告がブランドの認知度アップ、イメージアップ、潜在顧客の獲得にどれだけ貢献したかを具体的な数値で示すことができます。

Google広告では、「ブランド効果測定」という機能を利用して測定できますが、Googleのアカウント担当者を通じて依頼する必要があります。

購買意欲を高めるための指標

視聴率

表示された動画広告のうち、視聴されたまたはエンゲージメントが起こった割合を示します。
動画広告に対するユーザーの関心度を測ることができます。視聴率が低い場合は、関連性の高いユーザーに広告がリーチしていない可能性があるので、ターゲティングを見直してみると良いでしょう。

総再生時間

動画広告が再生された合計時間を示します。

平均総再生時間

1回の動画広告の表示における再生時間を示します。
広告クリエイティブを改善する際は、総再生時間よりも平均総再生時間を考慮すると良いでしょう。平均総再生時間が短い場合、ユーザーの興味を引くことができていないと考えられるので、コンテンツを見直したりやBGMや字幕を入れたりと、続きが観たくなるような工夫をしましょう。

エンゲージメント数・エンゲージメント率

YouTube広告では、動画広告が10秒以上(10秒未満の場合は最後まで)視聴された回数をエンゲージメント数、表示回数に対するエンゲージメント数の割合をエンゲージメント率と呼びます。

これらの数値を改善するには、魅力的なクリエイティブを作成することはもちろん、CTAの設置場所を変更したり、アクションを促すフレーズを含めたりすると効果的です。

動画再生率

動画広告が、全体の25%・50%・75%・100%再生された回数をそれぞれ示します。

再生回数が一気に減っているポイントがあればその部分の内容を改善したり、その部分までに商品の魅力やメッセージを詰め込んだりしてみると良いでしょう。

購入を促すための指標

エンゲージビュー

スキップ可能なインストリーム広告が10秒以上(10秒未満の場合は最後まで)視聴されてから、一定期間内にコンバージョンに至った数を示します。

スキップ可能な広告をスキップせず長時間視聴したユーザーは、商品への関心度が非常に高いと考えられます。まずはスキップせず最後まで視聴してもらえるような魅力的・印象的な動画広告を作成し、視聴後も広告を想起させてコンバージョンに繋げましょう。

クリック数・クリック率

動画広告がクリックされた回数をクリック数、動画広告が表示されたうちクリックされた割合をクリック率と呼びます。クリック数やクリック率が伸びない場合は、クリエイティブ、サムネイル、ターゲティングを見直して、関心が高い層に商品の魅力を確実に伝えられるようにしてください。

平均広告視聴単価(CPV)

動画広告が30秒間(30秒未満の場合は最後まで)視聴されたか、動画広告に対してアクションが行われたときに支払う平均金額を示します。広告視聴単価は品質スコアと上限広告視聴単価、それらに基づいた広告ランクによって決まります。平均広告視聴単価が高すぎる場合は、上限広告視聴単価を下げたり、クリエイティブにアクションを誘導する仕組みを入れたりして、効率良くアクションを獲得できるようにしましょう。

YouTube広告における予算設定のポイントについては、こちらの記事でご確認ください。

広告経由のサイト訪問数

動画広告をクリックして広告主のWebサイトに訪問されたアクセス数を示します。動画広告がWebサイトへのアクセスにどれだけ貢献したか、実数を確認できます。

広告経由のサイト訪問数は、Googleアナリティクスで確認することができます。

広告経由のコンバージョン数

動画広告をクリックして広告主のWebサイトに訪問し、そこからさらにコンバージョンに至った数を示します。コンバージョン数が少ない場合、動画広告はもちろんですがWebサイト自体の改善も必要です。

広告経由のコンバージョン数は、Googleアナリティクスで「目標」を設定すると計測可能です。

ブランディングのための指標

ユーザーあたりの平均表示頻度

一定期間内に同一のユーザーが動画広告を視聴した回数を示します。つまり、動画広告のフリークエンシーを表します。

フリークエンシーが大きいと、動画広告に接触したユーザーのブランド認知度が高まり、想起率や好感度も高まっていると期待できます。一方で、広告に飽きられてブランドへの嫌悪感に繋がっている場合もあるので、ターゲットを変更して適切なフリークエンシーを保ちましょう。

広告視聴後の動画視聴数

動画広告の視聴後にもう一度同じ動画広告や同じチャンネルの他の動画が視聴された回数を示します。広告で紹介した商品だけでなく、ブランドや企業自体に対しての関心が高まっていると考えられます。

広告視聴後のチャンネル登録数

動画広告の視聴後に広告主のチャンネルを登録したユーザー数を示します。チャンネル登録したユーザーは企業のファンだと言えるので、今後も商品購入などのアクションを起こしてくれることが期待できます。

指標が100以上の場合は実数で表示されますが、100未満の場合は「1~20」といった範囲で表示されます。

高評価の数

動画広告を高く評価したユーザー数を示します。YouTubeの通常の動画では、動画とは別枠に、親指の上向きと下向きのイラストで「高評価」「低評価」のボタンが表示されますが、広告も動画内に評価ボタンが表示される場合があります。

広告に対して自らフィードバックしているので、商品やブランドに対して非常に好感度が高まっているユーザーだと言えます。

参照:動画広告の指標とレポートについて

ツールを活用した測定方法

YouTubeの効果測定を行う際は、ツールを活用して正確に数値を把握しましょう。ここでは、無料で利用できる4つのツールとその利用方法についてご紹介します。

YouTubeアナリティクス

YouTubeアナリティクス

YouTubeアナリティクスは、YouTubeサイト内の右上のプロフィールアイコンをクリックしてYouTubeStudioを選択し、左側のメニューバーから「アナリティクス」を選択することで表示できます。

YouTubeアナリティクスで確認できるデータには「概要」「リーチ」「エンゲージメント」「視聴者」「収益(YouTube パートナープログラムに参加している場合のみ)」の5項目があり、それぞれ以下の指標が含まれます。

概要

チャンネル全体や個別の動画の結果を確認できます。
視聴回数、総再生時間、チャンネル登録者数、推定収益、最新の動画と通常のパフォーマンスの比較、視聴回数に基づく人気動画ランキング、48時間以内または60分間以内のリアルタイムのパフォーマンスなどがレポートとして表示されます。

リーチ

チャンネルや動画がどれだけのユーザーにリーチしたか、どのように見つけられたかを確認できます。
具体的には、インプレッション、インプレッションのクリック率、視聴回数、ユニーク視聴者数、トラフィック ソースの種類などが表示されます。

エンゲージメント

動画がどれくらい長く視聴されたかなど、ユーザーのエンゲージメントの高さを確認できます。
総再生時間、平均視聴時間、視聴者維持率、高評価数、過去28日間の総再生時間に基づく人気動画などが表示されます。

視聴者

動画を視聴しているユーザーの属性を確認できます。
ユニーク視聴者数、チャンネル登録者数、ユーザーの年齢・性別・地域・YouTubeを利用している時間帯・視聴している他のチャンネルなどが表示されます。

収益

「収益」タブは、チャンネルを収益化できるYouTubeパートナープログラムに参加している場合のみ表示されます。
推定収益、RPM(インプレッション収益)、再生回数に基づくCPM、収益額上位の動画などを確認できます。

参照:YouTube ヘルプ『YouTube アナリティクスの基本』

Google広告アカウント

Google広告アカウント

Google広告アカウントとYouTubeチャンネルを紐づけることで、YouTube広告のパフォーマンスをGoogle広告アカウントの「レポート」タブで確認できます。

紐づけの設定はYouTubeからでもGoogle広告アカウントからでも行うことができ、それぞれ複数のチャンネル・アカウントをリンク可能です。
YouTubeからリンクする場合はYouTubeStudioにログインして、左側のメニューバーから「設定」を選択し、「チャンネル」「詳細設定」「アカウントをリンク」の順にクリックします。リンク名とGoogle広告のID を入力して、付与する権限を選択するとリンク完了です。

Google広告アカウントの「レポート」タブでは、以下のような指標を確認できます。

  • 表示回数:ユーザーに動画広告が表示された回数
  • 視聴回数:ユーザーが動画広告を30秒以上視聴したか、広告をクリックした回数
  • 視聴率:動画広告が表示されたうち、視聴された割合
  • 広告視聴単価(CPV):ユーザーが動画広告を30秒以上(30秒未満の広告の場合は最後まで)視聴したり、アクションを起こしたりした際に広告主が支払う金額
  • 獲得アクション数:チャンネル登録、高評価、他の動画の視聴など、動画広告の視聴後にユーザーが行ったアクションの総数
  • 動画視聴者数:動画を25%、50%、75%、100%視聴したユーザーのそれぞれの数
  • リマーケティングリスト:ユーザーのチャンネル上での過去の行動履歴に基づいて作成されるリスト

参照:YouTube ヘルプ『YouTube チャンネルと Google 広告アカウントをリンクする』

Googleアナリティクス

Googleアナリティクス

Googleアナリティクスは、Webサイトへのアクセス数やアクセス元、ユーザー属性、ページごとのパフォーマンスやサイト内でのユーザーの行動などを確認できるツールです。

GoogleアナリティクスでYouTube広告の成果を測定する場合は、広告経由のサイト流入数やコンバージョン数、そのユーザーのサイト内での行動などを分析すると良いでしょう。
また、広告掲載の前後での自然検索流入数の変化なども確認することで、広告の間接的な効果も把握できます。

Googleトレンド

Googleトレンド

Googleトレンドでは、リアルタイムでどんなキーワードが検索されているか、どんなキーワードの検索が急上昇しているか、また、Google検索やYouTubeでの特定キーワードの検索数の推移などを確認できます。
YouTube広告の配信前後で商品名・ブランド名の検索ボリュームがどれだけ変化したか、競合の商品名と比較してどれだけの検索ボリュームがあるかを確認し、認知度を測りましょう。

効果測定して目標達成に繋げよう

広告の目的に基づいて適切な効果測定を行うことで、改善点が明確になります。YouTube広告は、配信して終わりではなく、効果測定・分析と改善を繰り返すことでさらに成果を高めていきましょう。

最後に、YouTubeの最新動向からアルゴリズム、VSEO対策、YouTuber施策まで、YouTube運用の効果を高めるために知っておきたい知識とノウハウをまとめた資料を以下に掲載いたしました。企業のYouTube運用のヒントが詰まっていますのでぜひご利用ください。

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この記事を書いた人
松崎 明日香

松崎 明日香

マーケティング部

2020年に新卒入社後、オウンドメディア『GrowthSeed』の運営/ライティングを中心に、メルマガ運用、広告運用など自社のマーケティング業務に幅広く携わる。お問い合わせ数・売上アップを目標に日々奮闘中。趣味は喫茶店・カレー屋巡り。

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