Twitter広告とは?費用やフォーマット、始め方など基本知識を解説
Twitter広告の5つの種類を徹底解説!メリットや成功事例まで
- SNS広告
公開日:2020年07月17日
最終更新日:2024年06月02日
Twitter広告には「プロモ広告」「フォロワー獲得広告」「Twitter Amplify」「Twitterテイクオーバー広告」「Twitterライブ」などの種類があり、フォロワーの獲得、WEBサイトへの誘導、アプリのインストールなどの目的に応じて使い分けることで効果的に配信することができます。(当記事を読み進める前にTwitter広告の基本知識の理解を深めたい方はこちらの記事をご確認ください。)
この記事では、Twitter広告に興味がある方やこれからTwitter広告を始めてみたいと考えている方へ向けて、Twitter広告の5つの種類を詳しくご紹介します。また、ターゲティングや配信事例についてもお伝えします。
↓【無料DL】「バズから紐解くTwitter運用法」をダウンロードする
目次
Twitter広告の5つの種類(フォーマット)
Twitter広告には、以下の5つの種類(フォーマット)があります。
- プロモ広告
- フォロワー獲得広告
- Twitter Amplify
- Twitterテイクオーバー広告
- Twitterライブ
5つのフォーマットの特徴を詳しくご紹介します。
プロモ広告
目的:イベント告知、プロモーション
表示場所:タイムラインや検索結果など
Twitterのタイムライン上にツイートとして表示できる広告です。幅広いユーザーにリーチしたり、既存のフォロワーからのエンゲージメントを獲得したりするのに有効です。通常のツイートとおなじくリツイート・リプライ・いいねの操作が可能です。
フォロワー獲得広告
目的:フォロワー数増加、アカウントの認知向上
表示場所:タイムライン、おすすめのユーザー欄、検索結果など
ターゲットに向けてアカウントをおすすめする広告です。検索やフォロー、閲覧の情報に基づいて関連性の高いユーザーをTwitterが判断して表示させる仕組みです。
Twitter Amplify
Amplifyプレロール
目的:ブランドの認知向上
表示場所:タイムラインや検索結果など
15以上のカテゴリーの中から選択し、広告主と親和性の高い動画コンテンツの前に動画広告を配信します。ブランドイメージと合致する親和性の高いユーザーにリーチすることが期待できます。
Amplifyスポンサーシップ
目的:ブランドの認知向上
表示場所:タイムラインや検索結果など
1対1で契約したスポンサー企業の動画コンテンツ内に、動画広告を配信します。類似したターゲット層の企業と契約することで、関連性の高いユーザーに表示することができ、効率的な認知拡大に繋がります。
Twitterテイクオーバー広告
タイムラインテイクオーバー
目的:ブランドの認知向上
表示場所:タイムラインの最上部。1日の最初の広告として表示される。
画像・動画・カルーセル・投票付きなど、さまざまなフォーマットで配信できます。ユーザーにとって1日の最初に目に触れる広告となるため、関心を集めることができ、印象に残りやすいです。
トレンドテイクオーバー/トレンドテイクオーバープラス
目的:ブランドの認知向上
表示場所:「話題を検索」タブの最上部、トレンドリスト
1日1社限定で、トレンドと連携してトレンド欄に任意のハッシュタグを表示出来る広告です。ユーザーがクリックすると、そのキーワードやハッシュタグに関する検索結果の一番上に広告を表示することができます。
※Twitterの認定広告代理店を通して、法人のみ配信することが出来ます。
Twitterライブ
目的:ブランドの認知向上、ファンの育成
ライブ放送を全世界へ向けてリアルタイムで配信します。イベント、会議、意見交換会などさまざまなシーンで活用できます。ユーザーとのリアルタイムなコミュニケーションを取ることができる点が特徴です。
Twitter広告のクリエイティブ
Twitter広告は、文字だけでなく画像や動画など様々なフォーマットで配信できます。
クリエイティブごとの実際の見え方とその特徴について解説していきます。
文字のみ
140文字以内の文字だけのツイートで訴求します。(※12文字分はリンクに使われるため、実際にツイート本文に使える文字数は128文字となります。)しかし、文字だけで構成された広告はアイキャッチ効果が低く、ユーザーの興味を惹きつけることは難しくなります。
画像つき
文字と共に画像をつけて広告配信することができます。アスペクト比は1.91:1または1:1で、1.91:1の場合は1200×628ピクセル、1:1の場合は1200×1200ピクセルが推奨されています。
動画つき(プロモビデオ)
最大1GBの動画をつけて広告配信することができます。文字のみや画像つきの広告よりも動画の方が、動きがあり注目を集めやすくなります。長さは15秒以下が推奨されていますが、最大で2分20秒の動画が利用可能です。
投票
投票機能をつけて広告配信することができます。ユーザーが気軽にアクションを起こしやすいため、投票結果からは普段得られないような貴重なインサイトを得られることも魅力のひとつです。
また、投票期間は最短5分~最長7日で、文字のみ、画像付き、動画付きで作成できます。回答は2~4つまで、それぞれ25文字入力可能です。(※ツイート本文140文字の文字数にはカウントされません。)
ボタン
ウェブサイトボタン
クリエイティブによってユーザーの興味を引き、ウェブサイトへ誘導します。イメージウェブサイトカードかビデオウェブサイトカードを選択し、配信します。ウェブサイトのタイトルは50文字以内に収めることでほぼすべての端末でタイトル全体が表示されるようになります。
アプリボタン
任意のアプリケーションのインストールを訴求する広告です。画像、動画、カルーセルのいずれかのクリエイティブを利用できます。
カンバセーションボタン
任意のハッシュタグを付けたコールトゥアクションツイートボタンを埋め込むことで、ユーザーからのエンゲージメントとコメントを促す広告です。広告に反応することで、ユーザーは自身のフォロワー全体に向けてブランドについてツイートすることになるので、高い拡散性を期待できます。
クリエイティブは、画像または動画を使用できます。
ターゲティングの種類
Twitter広告は様々なターゲティング手法によって、ユーザーへ配信することができます。効果的に配信するためには、広告の目的に応じてターゲットを選定することが重要です。
ここでは、ターゲティングの一部をご紹介します。
ターゲティング | 説明 | 例 |
---|---|---|
言語ターゲティング | 特定の言語を使用しているユーザーへ配信 | “中国語” |
性別ターゲティング | 配信したい性別のユーザーへ配信 | “女性” |
地域ターゲティング | 指定地域のユーザーへ配信(日本では都道府県単位まで配信可) | “札幌市” |
端末ターゲティング | OS・端末の種類・WiFi接続状況・携帯電話会社などを指定して当てはまるユーザーに配信 | “Android端末” |
キーワードターゲティング | 最近のツイートや検索フレーズに基づき、特定の物事に関心のあるユーザーへ配信 | (任意のワード) |
興味関心ターゲティング | 特定のカテゴリに興味関心のあるユーザーへ配信 | “スポーツ” |
フォロワーターゲティング | 関連性の高いアカウントのフォロワーをターゲティングし、特定のコンテンツに興味を示しそうなユーザーへ配信 | (任意のアカウントのフォロワー) |
リスト | メールアドレス、モバイル広告ID、Twitterのユーザー名(@●●)またはユーザーIDなど自社で保有する顧客リストから、既にブランドに興味を持っているユーザーへ配信 | ― |
ウェブサイトアクティビティ | Webサイトにアクセスしたり、特定のアクションを行ったりしたユーザーへ配信 | “過去1か月以内にWebサイトに訪問した” |
Twitter広告を配信する3つのメリット
1 リツイートによる2次拡散が期待される
Twitterは、投稿がリツイートや引用リツイートなどの機能によって拡散されやすいという特徴があります。広告においては、ユーザーの最初のアクションは課金対象となりますがリツイートをクリックされた場合は課金対象とならないため、多くのリツイートを獲得できればコストパフォーマンスが高まります。
2 若年層、ミドル層へ宣伝しやすい
参照元:「平成30年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」
Twitterは10~20代のユーザーが多く利用していますが、30代や40代のミドル層ユーザーもそれぞれ40%以上、30%以上と多くみられるのが特徴です。
3 親近感を感じてもらいやすい
他のSNSに比べると、Twitterでは企業アカウントが記号や絵文字、アスキーアートなどを活用している特徴があります。ライトな文体で訴求することでユーザーに親近感をもってもらいやすくなります。しかし、砕けすぎると企業イメージを損ねたり炎上したりする危険性があるので、注意が必要です。
Twitter広告の成功事例
Twitter広告をうまく活用して成功した事例をご紹介します。
株式会社エアウィーヴ(マットレスメーカー)
背景:これまで接点がなかった人たちに自社のベッドマットレスを認知してもらう、という目的で広告配信を実施。
成果:地域ターゲティングを利用して、キャンペーンを行う地域のみに配信を限定し、Twitter広告との連動でブランド認知度を向上。
先日の発表会には #teamairweave の #髙梨沙羅 選手が参加してくれました?久々に会いたいなぁ‥という想いが通じた?
実際に寝てもらって、寝心地を体験?「許されるならこのまま寝ていたいです」というコメントに一同ほっこり??
体調第一に頑張ってほしいと願うばかりです?? pic.twitter.com/OCWuXX4roc
— airweave (エアウィーヴ) 公式 (@airweave_) November 6, 2021
アース製薬(医薬品・家庭用品メーカー)
背景:リアルタイムでユーザーとコミュニケーションが図れる点、ターゲティングを細かく設定できる点に魅力を感じ、広告配信を実施。
成果:エイプリルフールネタとして投稿したジョーク製品のツイートが、1日で97万以上のインプレッションを達成。企業のエイプリルフールネタに関心が強そうなゲームやアニメファンのユーザーをターゲティングした。
/#お口にんにくモンダミン?
\あのモンダミンシリーズから!
「#モンダミンめっちゃにんにく」新登場?✨クチュクチュするだけでにんにくの芳醇な香りと風味が口いっぱいに広がる??
マスク生活の今だからこそ!
にんにくを堪能できるチャンス!?#お口にんにくっ?#エイプリルフール pic.twitter.com/5Ejpq1A4dt— アース製薬株式会社? (@EarthOfficialJP) March 31, 2022
参照:Twitter for Business『Twitter広告を利用し、97万以上のインプレッションを達成!虫ケア用品や家庭用品などの製造・販売を行う日用品トータルメーカーのTwitter活用法』
話題性・拡散性の高いTwitter広告を活用しよう
日本のTwitterユーザー数は4500万人を突破しており、多くのユーザーへ即時性や話題性を活かした広告を配信できるようになっています。Twitter広告は拡散性にも優れており、広告へのいいねやリツイートによって、ユーザーのフォロワーにまでも拡散の輪が広がっていきます。
Twitter広告の効果を最大化するためには、適切な目標設定をして、ターゲティング、クリエイティブを組み合わせることが重要です。配信した広告の成果はアナリティクスというページで確認することもできるので、ユーザーの反応を分析してより効果的な広告運用へとつなげましょう。
-
-
Twitter広告の画像サイズや文字数は?クリエイティブ入稿規定一覧【2022年最新版】
- SNS広告
-
Twitter広告のプロモ広告(旧プロモツイート)とは?特徴や配信手順、効果を徹底解説
- SNSマーケティング
- SNS広告
-
Twitter広告のトレンドテイクオーバー(旧プロモトレンド)とは?メリットや入稿規定、活用例まで
- SNSマーケティング
- SNS広告
-
Twitter広告のフォロワー獲得広告(旧プロモアカウント)とは?特徴や設定方法、活用方法をご紹介
- SNSマーケティング
- SNS広告
-
【2024年最新】Instagram広告の種類とその特徴、利用シーンを解説
- SNS広告
-
【2024年12月最新】SNSの利用者数とユーザー属性や特徴まとめ
- SNSマーケティング
-
【図解】Facebook広告の出し方を分かりやすく解説(2024年最新)
- SNS広告
-
Facebookページの作成方法と運用方法のコツを解説!(企業向け)
- SNSマーケティング
- SNS運用
-
LINE公式アカウントのリッチメニューの作成方法から活用テクニック解説
- LINE
- SNS運用
-
SNS投稿に最適な画像サイズ一覧まとめ【X(Twitter)・Facebook・Instagram・LINE】
- LINE
- SNSマーケティング
- SNS運用
-
Instagramのリールやフィードの「おすすめのコンテンツ表示」をリセットする方法を紹介!
- 最新ニュース
-
YouTubeショートの作り方!スマホでの投稿方法とPCでの投稿方法、動画サイズまで解説!
- Youtube
-
XのGrokとは?特徴と最新モデル・利用条件・利用方法・注意点まとめ
-
TikTokアプリ内で検索連動型広告(=検索広告)を出す方法・配信面・メリットを紹介!
- TikTok
-
YouTubeショートの最大動画配信尺が60秒から3分に拡大!いつから配信できるか?配信条件は?
- Youtube
- 最新ニュース