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SNS広告のメリットと4大SNS広告の特徴
- SNS広告
公開日:2021年03月19日
最終更新日:2022年01月11日
SNSでの広告配信を検討している、実際に配信しているものの使いこなせていない…なんてお悩みの方はいらっしゃいませんか?この記事ではSNS広告のメリットや媒体による特徴、さらに成功させるポイントまでをご紹介します。
SNS広告を行うメリット
①ターゲティングを細かく設定できる
SNSでは個人のユーザー情報をもとにターゲティングを設定できるため、精度の高いターゲティングが可能です。例えば、FacebookやInstagramでは性別や年齢、住んでいる地域などの他、ユーザーの利用状況をもとに算出した興味関心軸でのターゲティングが、Twitterではフォローしているアカウントやツイートしているキーワードをもとにターゲティングが設定できます。
②顕在層だけでなく潜在層に向けて配信ができる
リスティング広告などは実際に検索をかけるような顕在層に向けた広告となりますが、SNS広告は上記に記載に通り精度の高いターゲティングが可能のため、潜在層へのアプローチが可能となります。商品やサービスを知らないような人にも広告を配信することができます。
③ユーザーに比較的受け入れられやすい
SNS広告は、ユーザーのタイムライン上に通常投稿と同じように配信がされます。そのためタイムラインに馴染みやすく、「広告感・PR感」が他の広告手法に比べ低くなるので、比較的ユーザーに受け入れられやすいという特徴があります。
SNS広告の注意点
SNSはユーザーの生活に馴染んだ媒体です。その中であまりにもPR感の強い広告を配信してしまうと、ユーザーに嫌悪感を持たれてしまう可能性があります。また、広告に問題があり悪い意味で話題になってしまった場合、大きく拡散されてしまうという注意点もあります。できるだけPR感を無くすよう工夫し、またクリエイティブや文言にはよく気をつけて広告を作成しましょう。
4大SNS広告の特徴
各SNSによって、ユーザー数やアクティブ率、特徴に違いがあります。ターゲットや目的に合わせて媒体を選定しましょう。
Facebook広告の特徴
▼ターゲティング方法
Facebookのターゲティングは精度が高く、綿密にターゲティングを設定することができます。
ユーザー属性ターゲティング:ユーザーの属性を設定して配信します。
年齢・性別ターゲティング:年齢・性別を設定して配信します。
エリアターゲティング:特定の地域を設定して配信します。
利用者層ターゲティング:特定の利用者を設定して配信します。
インタレスト(興味・関心)ターゲティング:ユーザーの興味関心に基づいて配信します。
行動ターゲティング:ユーザーの行動履歴に基づいて配信します。
リターケティング:ビジネスを既に知っているユーザーに配信します。
カスタムオーディエンス:顧客データとFacebookのデータを活用して配信します。
類似オーディエンス:既存の優良顧客と似た傾向を持つユーザーに配信します。
▼課金方式
クリック課金:広告がクリックされると費用が発生します。
インプレッション課金:広告が表示されると費用が発生します。
▼配信面
配信面は、タイムライン、ストーリーズ、メッセンジャー上です。画像や動画だけでなく、カルーセルやスライドショーでの見せ方が可能です。
Instagram広告の特徴
▼ターゲティング方法
Facebookと同様です。同一プラットフォームで管理ができます。
▼課金方式
クリック課金:上記同様
インプレッション課金:上記同様
インストール課金:アプリがインストールされると費用が発生します。
動画再生課金:動画が10秒以上再生されると費用が発生します。
▼配信面
タイムライン、ストーリーズの他、発見タブにも配信できます。見せ方は画像、動画、カルーセルといった方法となります。
Twitter広告の特徴
▼ターゲティング方法
Twitterでも、Facebookとはまた違った、数々のターゲティングが可能です。
地域ターゲティング:ブランドが重要視している地域に絞り込んで配信します。
言語ターゲティング:特定の言語を理解するユーザーに配信します。
端末・プラットフォーム・Wi-Fiターゲティング:
携帯電話のモデル、会社、Wi-Fi接続端末などで絞り込んで配信します。
年齢ターゲティング:年齢を設定して配信します。
性別ターゲティング:性別を設定して配信します。
会話ターゲティング:日常会話の内容に基づいて配信します。
イベントターゲティング:世界中のイベントに参加しているユーザーに配信します。
ツイートにエンゲージメントした利用者ターゲティング:
以前広告を表示したり、既にアカウントを見たことがあるユーザーをリマーケティングします。
キーワードターゲティング:
特定のキーワードについて検索、ツイート、エンゲージメントしたユーザーに配信します。
映画とテレビ番組のターゲティング:
映画やテレビ番組についてツイートしたり、それに関連するツイートに反応したりしたユーザーに配信します。
興味関心ターゲティング:ユーザーが興味を持ちそうな内容を選んで配信します。
フォロワーが似ているアカウントのターゲティング:
別のアカウントのフォロワーと行動が似ているユーザーに配信します。
フォロワーターゲティング:フォロワーに配信します。
カスタムオーディエンス:顧客データとTwitterデータを活用して配信します。
▼課金方式
広告の種類・目的に応じて費用が変動します。
エンゲージメント課金:ツイートへの反応数に応じて費用が発生します。
フォロワー課金:ユーザーからアカウントがフォローされると費用が発生します。
Webサイトのクリック数とコンバージョンに応じた課金:
広告のリンクのクリック数とウェブサイトカードのクリック数に応じて費用が発生します。
アプリのインストール数または起動回数に応じた課金:
アプリのインストールやクリック数に応じて費用が発生します。
動画再生課金1:動画の50%以上が画面に表示された状態で2秒以上経過した場合、もしくはユーザーが動画を拡大表示、またはミュート解除の操作を行った場合に費用が発生します。
動画再生課金2:動画全体が画面に表示された状態で3秒以上再生された場合、もしくはユーザーが動画の拡大表示、またはミュートの解除を行った場合に費用が発生します。
動画再生課金3:動画の50%以上が画面に表示された状態で6秒経過した場合、もしくはユーザーが動画の拡大表示またはミュート解除を行った場合に費用が発生します。
▼配信面
タイムライン上、おすすめユーザー欄、トレンドテーブルに表示されます。また、広告の種類は特定のツイートを配信するプロモツイート、アカウントのフォローを勧めるプロモアカウントがあります。
LINE広告の特徴
▼ターゲティング方法
LINEのターゲティング方法は3種類あります。
LINEデモグラフィックデータ配信:ユーザーの性別や年齢、地域、興味関心に応じて配信します。
オーディエンス配信:広告主側で定めた一定のオーディエンスに対して配信します。
類似配信:オーディエンス配信で利用するオーディエンスをもとに、類似しているユーザーに対して配信します。
▼課金方式
クリック課金:上記同様
インプレッション課金:上記同様
▼配信面
LINEの広告配信面は実に様々です。
Smart Channel、LINE NEWS、タイムライン、ウォレット、LINEマンガ、LINEポイント、LINE BLOG、LINEチラシ、LINEクーポン、LINEショッピング、LINE広告ネットワークの11箇所もあります。
媒体の選び方
このように、SNS広告には媒体によって様々な特徴があります。いざ、自社でSNS広告を行いたいと思った場合、上記にまとめた特徴をもとに、①広告の目的を実現できる機能があるのか ②ターゲット層とユーザー層があっているか ③サービスとの相性が良いか といったことをもとに媒体を選びましょう。
SNS広告を成功させるためのポイント
広告を配信したいターゲットを明確に設定する
上記で説明したとおり、ターゲティング方法には様々な方法があり、精度の高いターゲティング設定を行うことができます。狙っているターゲットがどのような属性なのか、どういったことに関心があるかなど、具体的にイメージして設定を行いましょう。
広告を配信する目的を明確に設定する
広告を配信する際には、ユーザーにとってほしいアクションを広告の目的として設定します。アカウントのフォロー、購入、アプリのダウンロードなど、その広告を見てもらうことによってユーザーに実現してほしいアクションを具体的にイメージし、目的を設定しましょう。目的とずれた広告を配信してしまうと広告効果が薄れてしまいます。
タイムライン上で目を引くクリエイティブを使用する
SNS広告はタイムライン上に馴染むような形で配信されます。その中で、ユーザーに目を留めてもらうためには、クリエイティブのデザインが重要です。タイムラインは流すように見られてしまうため、「読ませる」のではなく「見させる」ような目を引くデザインを選びましょう。また、プラットフォームに合わせたクリエイティブにすることも重要です。
クリエイティブ、配信方法を複数用意する
広告は複数同時に配信ができます。クリエイティブや配信方法は複数用意し、ABテストのように比較しながら配信することで成果につながりやすい広告を検証しましょう。ターゲットや目的によって適切な広告や配信方法は異なります。複数のクリエイティブを比較することで最適化を図っていきましょう。
まとめ
SNS広告はターゲティングの精度が高く、様々な手法で配信することができます。また、他の広告手法にはないメリットも多く、PRに大きな成果を残すことができます。そのためには、広告を配信する目的に合わせてクリエイティブや配信方法を随時アップデートしていきましょう。どういった配信方法が良いのか、どの媒体が適切なのかなど、不安な点がある場合はお気軽にご相談ください。
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