HTMLとは
内部リンクとは
- 用語解説
公開日:2016年08月16日
最終更新日:2023年02月14日
当記事では内部リンクとは何かについてご紹介します。内部リンクの効果的な設置方法を紹介する解説記事なども紹介していますので、ぜひ読み進めてみて下さい。
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目次
内部リンクとは
内部リンクとは自分のサイト内のページ間を辿るリンクのことです。例として、用語集ページ「検索エンジンとは」のページを確認してみましょう。
このページ内にある「インデックス」は同一ドメイン(growthseed.jp)内のリンクなので「内部リンク」と言います。一方でhttps://www.google.co.jpへのリンクは異なるドメイン(google.co.jp)へのリンクなので「外部リンク」となります。
内部リンクを設定する時に注意しておきたい4つのポイント
内部リンクについて注意しておきたい代表的なポイントを4つピックアップします。
- aタグで辿れるようにする
- 重要なページへのリンクは見つけやすいようにしておく
- 分かりやすいテキストでリンクを設置する(画像の場合代替テキストを付ける)
- 同一コンテンツは同じURLでリンクを設定する
内部リンクというと「検索エンジンにうまく情報を伝えるにはどうすればいいのか」を考えてしまうひとが多いですが、原則的には検索エンジンではなく「ユーザーに対してサイトをいかに使いやすくするか」「どうしたらユーザーに使ってもらいやすくなるか」を中心に考えるようにしましょう。
上から順番にユーザー目線で確認していってみます。
1.aタグで辿れるようにする
内部リンクを生成する際にはaタグを使用することがほとんどです。ただしサイトによってはチェックボックスやプルダウンを用いたフォームを使用したり、JavaScriptを使用したリンクなどがあります。
フォームやJavaScriptで遷移するリンクが必ずしもユーザーに使いにくいわけではありませんが、リテラシーが高くないユーザーがそれらのリンクを使用した場合、目的のページにたどり着くまで手間になってしまうケースがあります。
そのようなことがないようにワンクリックで遷移できるようaタグを使って、ユーザーが探しているページヘaタグでリンクを設定しておくと、誰にでも分かりやすく目的のページに辿りやすくなります。
また検索エンジンはフォームやJavaScriptを上手く読み込めないことがありますので、原則的にaタグでリンクを設定するというのは覚えておきましょう。
2.重要なページへのリンクは見つけやすいようにしておく
ユーザーに読ませたいページはサイト内から辿りやすい内部リンクを設定します。サイトの中で重要なページが他のどのページからも辿りづらい構成になっていると、せっかくのページがユーザーに読まれにくくなってしまいます。見せたいページはできるだけ少ないクリック数で簡単に辿れるようにする、見つけやすい箇所に分かりやすいリンクを設定するというのがポイントです。
3.分かりやすいテキストでリンクを設置する(画像の場合代替テキストを付ける)
aタグ内のテキスト(「アンカーテキスト」とも言います)はできるだけ分かりやすい言葉で設定しましょう。内部リンクのテキストを見ただけで飛び先がどのようなページなのか分かることが重要です。
上記のリンクを比較してみると前者の「こちら」については前後の文脈がないとリンクの飛び先が何のページなのか分からないのに対して、後者の「無料レポートプレゼント」については飛び先に「無料でレポートをプレゼントしてくれるページがあるのだな」ということがひと目で分かります。
テキストリンクではなく画像リンクの場合はaltテキスト(何の画像なのかを指し示すタグ)を設定します。altテキストを設定することによって、視覚の弱いユーザーがスクリーンリーダーを使ってページの内容を把握する際に何の画像か読み上げられるようになります。
alt属性を使うもう1つの理由は、画像からリンクを張る場合に、画像のaltテキストがリンクに対するアンカーテキストのように扱われるメリットもあります。
4.同一コンテンツは同じURLでリンクを設定する
http / https、www有無、index.htmlの有無など、異なるURLで同じコンテンツを返す場合には内部リンクも同一のURLで統一するようにしましょう。見た目上は変わりませんが、URLに統一感がないと紛らわしくユーザーが混乱してしまう可能性があります。内部リンクを統一するか、それが難しい場合は301リダイレクトなどで正しいURLに統一するようにしましょう。
ユーザーの使いやすさを向上させることで検索エンジンの評価向上に繋がる
内部リンクについてユーザー目線で重要なポイントについてまとめました。
内部リンクの話をする際に「◯◯すると検索エンジンに理解しやすい」「◯◯の設定をするとランキングが上がりやすい」などの話がありますが、実際にサイトを使ってくれるのはユーザーです。
大前提として「どんなユーザーにも情報を見つけやすくするには、どうやって内部リンクを設定するのが良いか」を考えましょう。今の検索エンジンの評価はユーザーの評価と近くなってきており、多くのユーザーが使いやすい構成にしておくと検索エンジンもおのずと評価をしてくれるような傾向があります。
検索エンジンのためにではなく、あくまで自分のサイトを使ってくれるユーザーのために内部リンクを整備するようにしましょう。

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