モバイルファーストインデックス(MFI)とは?概要や確認方法・対策方法まで徹底解説
Googleはパソコン用Googlebotでのクロールを終了しました(2024年7月5日から)
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公開日:2024年07月18日
2024年7月5日から、Googleはパソコン用Googlebotでのクロールを終了するとGoogle検索セントラルブログにて発表しています。当記事ではパソコン用Googlebotでのクロールが終了した今、何がどう変化したかかを簡潔にご紹介いたします。
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目次
Googleがパソコン用Googlebotでのクロールを完全に終了させた
Google検索セントラルブログで2024年6月3日に事前予告されていた
今回のパソコン用Googlebotのクロールが完全終了する件については、Google公式ブログである「Google検索セントラルブログ」に2024年6月3日に事前告知されておりました。Googleがパソコン用Googlebotでのクロールを完全終了させる目的は「モバイルファーストインデックス」を完結させるためのようです。
モバイルファーストインデックス(Mobile First Index、通称MFI)とは、これまで検索エンジンがパソコンサイトの内容をもとにインデックスしてコンテンツの質を評価していた方法を「スマートフォンサイトを評価の主軸にしてインデックスする」という評価方法の転換のことを意味します。スマートフォンで検索行動を実行する読者が増えたことで、コンテンツ評価軸をパソコン表示時のコンテンツ評価からスマートフォン表示時のコンテンツ評価に切り替えるます。Googleは時代の変化(スマートフォンの普及)に対応しながら、コンテンツ評価軸を更新していた、ということですね。
2024年7月5日以降はパソコン用Googlebotがクロールしていない状況である
上図の通り、2024年7月18日時点でサーチコンソールを確認したところ、スマートフォン用Googlebotがクロールしていることが確認できています。つまり、Google検索セントラルブログで事前告知されていた通り、2024年7月5日からパソコン用Googlebotがクロールしないようになっているのは本当のようです。
>Googleサーチコンソールとは?設定~活用までの基礎を解説
パソコン用GooglebotがクロールしなくなることでWebサイト運営者が被る被害はあるか?
ほとんどのWebサイト運営者は対応する必要がなく、基本的に被害はないとのこと
GoogleはGoogle検索セントラルにて「パソコン用のGooglebotがWebサイトをクローリングしなくなることに対して、Webサイト運営社が特別対応する必要はない」と発表しています。つまり、ほとんどのWebサイト運営者にとってパソコン用Googlebotによるクローリング終了での被害は出ないという事になります。
では、ほとんどのWebサイトに該当しないWebサイトとはどんなWebサイトなのでしょうか?次に説明します。
スマートフォンで閲覧できないWebサイトを運営している場合は問題が生じるため注意
結論、スマートフォンで閲覧できないページを公開しているWebサイト運営者には被害が発生します。
というのも、2024年7月5日以降はパソコン用GooglebotがWebサイトにクローリングに訪れません。7月5日以降はスマートフォン用Googlebotがクローリングに訪れます。これにより、スマートフォン表示に非対応なWebページはクローリングされなくなりますので、結果、ずっと1インデックスされずにGoogleに認識されないようになります。クローラーがWebページに訪問してくれないという事は、Googleに認識されませんので、結果として「公開しているWebページが検索結果に表示されることがなくなる」ということになります。
2024年7月現在、多くのWebサイトがスマートフォン対応したWebページを公開していると思いますが、そうではないWebサイト運営者は必ずスマートフォン対応させてSEO対策しましょう。
>SEO対策とは?基本知識と今すぐできる具体策10個を解説!
Webサイト運営者はモバイルファーストインデックスへの移行にしっかりついていこう
Googleはパソコン用Googlebotのクローリング終了を実施し、Google検索結果のモバイルファーストインデックスの移行の最終段階を行いました。Googleは時代の流れ(=人々の生活の進化)に対応するようスマートフォンでの表示内容を評価軸に切り替えていますので、Webサイト運営者もGoogleの意思決定に注目しながらサイト運営を継続しましょう。
例えば、スマートフォンでの表示コンテンツが読者にとって読みやすいレイアウトになっているかどうかなどもコンテンツ評価ウェイトが重くなっている可能性があります。コンテンツ評価ウェイトがどのように設定されているかはGoogleのみぞ知るところですが、Googleがモバイルファーストインデックスに移行している意図を深読みすることで、今後のコンテンツ制作の制度も高められるはずです。
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矢野翔大
パチンコ遊技機開発者としてパチンコパチスロメーカーで8年間の業務を経たのち、2022年から株式会社フルスピードのオウンドメディア『GrowthSeed』のマーケティング担当として入社。"WEBサイト運営は商品開発である"というモットーのもと、自身が得意とするエンタメ思考を取り入れつつ日々マーケティング業務に取り組んでいる。趣味はキャリアそのままにWEBサイト運営、パチンコ、パチスロ、ゲーム。
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