モバイルファーストインデックス(MFI)とは?概要や確認方法・対策方法まで徹底解説
Googleはパソコン用Googlebotでのクロールを終了しました(2024年7月5日から)
- Google検索結果
- 最新ニュース
公開日:2024年07月18日
最終更新日:2025年03月13日
2024年7月5日から、Googleはパソコン用Googlebotでのクロールを終了するとGoogle検索セントラルブログにて発表しています。当記事ではパソコン用Googlebotでのクロールが終了した今、何がどう変化したかかを簡潔にご紹介いたします。
↓【無料DL】「SEO内部対策チェックシート」を無料ダウンロードする
目次 [非表示]
Googleがパソコン用Googlebotでのクロールを完全に終了させた
Google検索セントラルブログで2024年6月3日に事前予告されていた
今回のパソコン用Googlebotのクロールが完全終了する件については、Google公式ブログである「Google検索セントラルブログ」に2024年6月3日に事前告知されておりました。Googleがパソコン用Googlebotでのクロールを完全終了させる目的は「モバイルファーストインデックス」を完結させるためのようです。
モバイルファーストインデックス(Mobile First Index、通称MFI)とは、これまで検索エンジンがパソコンサイトの内容をもとにインデックスしてコンテンツの質を評価していた方法を「スマートフォンサイトを評価の主軸にしてインデックスする」という評価方法の転換のことを意味します。スマートフォンで検索行動を実行する読者が増えたことで、コンテンツ評価軸をパソコン表示時のコンテンツ評価からスマートフォン表示時のコンテンツ評価に切り替えるます。Googleは時代の変化(スマートフォンの普及)に対応しながら、コンテンツ評価軸を更新していた、ということですね。
2024年7月5日以降はパソコン用Googlebotがクロールしていない状況である
上図の通り、2024年7月18日時点でサーチコンソールを確認したところ、スマートフォン用Googlebotがクロールしていることが確認できています。つまり、Google検索セントラルブログで事前告知されていた通り、2024年7月5日からパソコン用Googlebotがクロールしないようになっているのは本当のようです。
>Googleサーチコンソールとは?設定~活用までの基礎を解説
パソコン用GooglebotがクロールしなくなることでWebサイト運営者が被る被害はあるか?
ほとんどのWebサイト運営者は対応する必要がなく、基本的に被害はないとのこと
GoogleはGoogle検索セントラルにて「パソコン用のGooglebotがWebサイトをクローリングしなくなることに対して、Webサイト運営社が特別対応する必要はない」と発表しています。つまり、ほとんどのWebサイト運営者にとってパソコン用Googlebotによるクローリング終了での被害は出ないという事になります。
では、ほとんどのWebサイトに該当しないWebサイトとはどんなWebサイトなのでしょうか?次に説明します。
スマートフォンで閲覧できないWebサイトを運営している場合は問題が生じるため注意
結論、スマートフォンで閲覧できないページを公開しているWebサイト運営者には被害が発生します。
というのも、2024年7月5日以降はパソコン用GooglebotがWebサイトにクローリングに訪れません。7月5日以降はスマートフォン用Googlebotがクローリングに訪れます。これにより、スマートフォン表示に非対応なWebページはクローリングされなくなりますので、結果、ずっと1インデックスされずにGoogleに認識されないようになります。クローラーがWebページに訪問してくれないという事は、Googleに認識されませんので、結果として「公開しているWebページが検索結果に表示されることがなくなる」ということになります。
2024年7月現在、多くのWebサイトがスマートフォン対応したWebページを公開していると思いますが、そうではないWebサイト運営者は必ずスマートフォン対応させてSEO対策しましょう。
>SEO対策とは?基本知識と今すぐできる具体策10個を解説!
Webサイト運営者はモバイルファーストインデックスへの移行にしっかりついていこう
Googleはパソコン用Googlebotのクローリング終了を実施し、Google検索結果のモバイルファーストインデックスの移行の最終段階を行いました。Googleは時代の流れ(=人々の生活の進化)に対応するようスマートフォンでの表示内容を評価軸に切り替えていますので、Webサイト運営者もGoogleの意思決定に注目しながらサイト運営を継続しましょう。
例えば、スマートフォンでの表示コンテンツが読者にとって読みやすいレイアウトになっているかどうかなどもコンテンツ評価ウェイトが重くなっている可能性があります。コンテンツ評価ウェイトがどのように設定されているかはGoogleのみぞ知るところですが、Googleがモバイルファーストインデックスに移行している意図を深読みすることで、今後のコンテンツ制作の制度も高められるはずです。
SEO最新情報やSNS最新情報をまとめて確認してみましょう
↑GrowthSeedが提供する”今話題のSEO最新情報”をチェックする
株式会社フルスピードが運営するオウンドメディアGrowthSeedでは、SEOとSNSの最新情報を素早くキャッチして記事コンテンツとしてまとめています。これまでのSEO最新情報が上記バナーから確認できますので、SEO最新情報の収集目的でご活用ください。
株式会社フルスピードのSEO関連サービスのご紹介
-
Webサイト
コンサルティングSEO、コンテンツSEO、UIUXの三軸でアプローチし、流入数・コンバージョンをアップさせます。 -
SEOコンサルティングサイト課題や問題の本質をつかみ、先を見据えた戦略策定と課題解決に繋がるSEOコンサルティング -
法人向けSEO研修企業のマーケティング担当者が第一線のプロからSEOを学べるリスキリングサービスです。
株式会社フルスピードは世界で60万人が導入する最高水準のSEO分析ツールAhrefsのオフィシャルパートナーでもあり、これまで培ってきたSEOノウハウとAhrefsのサイト分析力を活かしたSEOコンサルティングサービスをご提供することが可能です。SEOコンサルティングサービスの詳細に関しましては上記バナーをクリックしてご確認くださいませ。お気軽にご相談ください。
矢野翔大
パチンコ遊技機開発者としてパチンコパチスロメーカーで8年間の業務を経たのち、2022年から株式会社フルスピードのオウンドメディア『GrowthSeed』のマーケティング担当として入社。"WEBサイト運営は商品開発である"というモットーのもと、自身が得意とするエンタメ思考を取り入れつつ日々マーケティング業務に取り組んでいる。趣味はキャリアそのままにWEBサイト運営、パチンコ、パチスロ、ゲーム。

-
【2025年最新】SNSの利用者数とユーザー属性や特徴まとめ
- SNSマーケティング
-
【図解】Facebook広告の出し方を分かりやすく解説(2025年最新)
- SNS広告
-
Facebookページの作成方法と運用方法のコツを解説!(企業向け)
- SNSマーケティング
- SNS運用
-
なぜNAVERまとめはサービス終了したのか!?SEO視点で調べてみた
- Ahrefs
-
X(Twitter)のスレッドとは何か?リプライとの違いやスレッド投稿のやり方を紹介!
- SNS運用
- 最新ニュース
-
YouTubeショートの視聴回数のカウント方法が変更された!変更内容を解説!
- Youtube
- 最新ニュース
-
Xのエンゲージメントとは?エンゲージメントを上げる方法・計算方法・平均・目安まとめ
-
「インデックスされているのに検索結果に表示されない理由」をGoogle関係者が回答!
- Google検索結果
- 最新ニュース
-
X(旧Twitter)のインプレッションとは?定義・増やし方・分析方法・伸びない時の改善方法を解説
-
404ページをトップページに301リダイレクトするのは検索ランキングにもUXにも悪影響
- Google検索結果
- 最新ニュース