CPCとは

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CPCとは、Cost Per Click(コスト・パー・クリック)の略で、1クリックあたりの広告のコストを表します。
「広告にかかった総費用 / 獲得できたクリック数」で計算でき、CPCが安ければ安いほど効率良くWebサイトへ集客できている事を示しています。

リスティング広告などの「クリック課金型広告」でよく利用されている指標です。

例えば、10万円で100回クリックされた広告Aと、11.5万円で120回クリックされた広告Bでは、広告Bの方が総費用は多くなりますがCPCは安くなるので、広告の集客効率は良いということになります。

広告費用 クリック数 CPC
広告A 100,000円 100 1,000
広告B 115,000円 120 958

検索結果に広告が表示されるリスティング広告などでは、広告のパフォーマンスを測定するために、CPCは欠かせない指標になっています。

しかしリスティング広告は、人気のあるキーワードほどCPCも高騰してしまうため、CPCが安いからとどんどん広告を出してしまうと、莫大な金額の広告費用がかかってしまう恐れもあります。

リスティング広告のCPC

リスティング広告は、自然検索結果の上部と下部に表示されている広告で、ユーザーが入力した検索キーワードに合わせて表示させることができるため、非常に効果の高い広告です。

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自然検索結果と同じく、一番上に表示された方がクリック率も高く広告効果が高いのですが、広告の掲載位置は入札する金額によって決められるため、より良い場所に広告を掲載しようとすると、その分だけ入札する金額が高くなります。

特に人気の高いキーワードは、ライバルサイトも多いため最終的なCPCも非常に高値になってしまっているキーワードもあります。

下の図は、リスティング広告でも人気の高い「看護師 求人」「看護師 転職」などのキーワードの入札単価の目安金額です。

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ライバルサイトがどのくらいの価格で入札してくるかによって、最終的なCPCは大きく変動しますので、入札単価の目安がそのままCPCになるわけではありませんが、他のキーワードに比べても高値傾向にあることが分かります。

「母の日 プレゼント」は、入札単価の目安は非常に安い金額で表示されていますが、母の日直前のユーザーが購買意欲の高いピーク時期には、当然ライバルサイトもできるだけ上位に広告を掲載しようと入札単価を上げてくることが考えられるため、数十倍ものCPCに高騰してしまう可能性も考えられます。

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リスティング広告のCPCは、ライバルが多ければ多いほど高騰していきます。
競争の激化により、今まで広告一辺倒だった企業でも、SEOやコンテンツマーケティング、ソーシャルメディアマーケティングといった、別のプロモーションを組み合わせる企業が増加している事は容易に推測する事ができます。

SEO・コンテンツマーケティングのCPC

SEOやコンテンツマーケティングのCPCは、「施策にかかるランニングコスト / 検索エンジン経由のセッション数」という計算式で求めることができます。

しかし、SEOやコンテンツマーケティングのCPCを、そのまま広告のCPCと比較するのは早計です。

例えば、下のグラフはSEOとコンテンツのみでアクセス数を増やしたWebサイトのアクセス数推移グラフです。

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リスティング広告であれば、広告を出した次の瞬間からアクセス数を増やすことができますが、SEOとコンテンツマーケティングを使ってアクセス数を増やすには、長い時間を要します。

そのため、SEOやコンテンツに投資をし始めた時期のCPCと、自然検索からのアクセスが増加した時期のCPCには大きな乖離が生まれてしまいます。

さらにグラフの左側に、他の日と比べて飛び抜けてアクセス数が増えている日があります。

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これは、たまたまテレビの旅番組で紹介されたネタとコンテンツの内容が重なり、テレビを見た人の多くが検索したことによるアクセス数の伸びです。

こういった予測不可能な突発的なイベントが起きることで、検索エンジン経由のアクセス数は大きく変わることがありますので、「その月だけ異常にCPCが安くなった」ということも起きてしまう可能性があります。

さらに、SEOやコンテンツマーケティングは、Webサイトの資産を増やす施策ですので、仮に契約満了でランニングコストをかけなくなったとしても、大きくアクセス数が減ってしまう事は考えにくいと言えます。

ランニングコストを全くかけていない時期のCPCは限りなく0円に近くなり、広告費用を出費し続けている広告とのCPCには、大きな隔たりが生まれてしまいます。


このように、CPCもまたCPAと同じように「広告の指標」としての利用価値は高いものの、SEOやコンテンツマーケティングの評価を行うための指標には不向きです。

SEOやコンテンツマーケティングの施策の評価を行う際には、CPCやCPAではなく別の指標を使ったほうが良いでしょう。

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