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【検索エンジン利用実態調査2014年】利用するデバイス・検索エンジンと検索頻度から検索者の検索動向をまとめました

公開日:2014年07月28日

最終更新日:2024年09月11日

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検索エンジン利用実態調査

こんにちは。Growth Seed編集部です。

ユーザーが検索エンジンをどのように活用しているのか、リアルな声を聞くためにアンケート調査を実施しました。
検索エンジンの利用頻度や、検索キーワードの種類、クリックする際に重要視している個所など、検索ユーザーの特徴をまとめた検索エンジン実態調査の一部を公開します。

調査期間 : 2014年4月22日~ 5月13日
調査手法 : インターネットリサーチ
調査対象 : 当社メディアサイト「TALENT」会員
調査人数 : 160人
調査属性 : 10代~60代(男性45%・女性55%)
調査機関 : 株式会社フルスピード

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設問1 Webサイトを閲覧する際、主に利用しているデバイスは?


デスクトップPCとノートPCが大多数を占め、スマートフォンの利用者は想定よりも少ない結果でした。
他サイト調査では、スマートフォンからの流入が大半を占めるような結果も多くあることから、意外な結果と言えるでしょう。

設問2 Webサイトを検索する際、主に利用している検索エンジンは?

02
思ったよりもGoogleの利用者が多いですね。数年前の検索エンジンシェアデータによると約50%がYahoo!だったこともあり、Googleの認知がかなり広まったと言える結果でした。

設問3 検索エンジンを利用して検索をする頻度は?

03
毎日検索エンジンを利用しているユーザーが約75%と、検索が生活の一部になっているユーザーが多いことが分かります。

設問4 検索結果でサイトをクリックする際に参考にしている部分は?

04
サイトタイトルよりもサイト説明文(通常はdescription文章を引用)を参考にしているユーザーが多い結果になりました。探している情報を見つけるために、ユーザーがサイト説明文を重視していることが分かります。description文章が引用されておらず、検索エンジンが独自に判断した文章が掲載されてしまった場合、クリック率が下がる可能性もあるので全ページ魅力ある文章で、しっかり記述しましょう。

設問5 1ページ目の検索結果画面でクリックする確率が高い順位は?

05
3位までを優先的にクリックするユーザーは約30%、下位までを対象としているユーザーが約70%の結果になりました。上位表示されると他サイトよりも先にクリックされるメリットがありますが、下位に表示されても有益なコンテンツを提供できれば、順位に依存せずにユーザーが訪れるチャンスがあります。

設問6 1ページ目に気になったサイトがなかったら何ページまで探す?

06
この設問に関しては私が想定していた結果とは少々異なり、2ページ目以降を閲覧するユーザーが約96%もいました。すぐにキーワードを変えて検索するよりも、まずは2ページ目以降も確認する習慣が身についているようです。例えば、1ページ目に表示されているキーワードの割合が全体で低くても、多くのキーワードが3ページまでに表示されていればユーザーと接点がもてる確率が高まります。

設問7 検索をする際、何単語で検索することが多いですか?

07
2単語の複合語が約60%、3単語の複合語が約32%と、2単語以上で検索するユーザーが約92%を占める結果になりました。1単語で検索するよりも、複合キーワードで検索したほうが探している情報にたどり着けると考えているユーザーが多いことが分かります。成約に近い、目的意識が高い複合キーワードを使うロングテールSEOがユーザーの意向と一致します。

設問8 探している情報は平均何回まで検索単語を変えて検索しますか?

08
3回が48.7%、4回以上が34.2%と、約83%のユーザーが3回以上単語を変えて検索しています。探している情報にすぐにたどり着けないと考えているユーザーが多いと想定されるため、検索ユーザーの満足度を高めるコンテンツでユーザーへのアピールにつなげましょう。

まとめ

ユーザーの声を聞き納得した点、改めて気づいた思わぬ結果など、検索エンジンを日ごろから使いこなしているユーザーの行動が分かるアンケート結果でした。

今回の結果で注目すべき点は2つ。
・2単語以上の複合語を使って検索するユーザーが約92%もいたこと
・2ページ目以降を閲覧するユーザーが約96%もいたこと
探している情報にピンポイントでたどり着くには、複合キーワードで検索するのが近道であることをユーザーが理解していることが分かります。
競合ひしめく単一キーワードで上位表示に挑戦するよりも、下層ページをニッチキーワードで上位表示させ、多くのユーザーと接点を持つ「ロングテールSEO」で対策するほうがユーザーの意向と一致すると考えます。

さらに、サイト説明文が改めて大切であることも分かりました。全ページを固有の魅力ある文章にすることは非常に地味で手間がかかりますが、ユーザーの約77%が「このサイトを見よう!」と考える判断材料にしていることから、クリックを促すためにも丁寧にライティングをしましょう。

長年検索エンジンに向かい合っていると、ユーザーの考えとかけ離れていないか不安に思う時があります。今回の検索エンジンに関するアンケート調査は、原点と向かい合うには実施して良かったと思っています。
ユーザー動向を調査するアンケートは定期的に行いますので、Growth Seedにてまたご紹介をさせていただきます。

それでは次回、またお付き合いください!

ロングテールSEOとは?(補足)

ロングテールSEOは、昔からある対策で目新しいサービスではありません。内部対策重視の傾向が強くなった今、各サイトオーナーが改めて注目している対策です。

例えば、商品を販売するECサイトであれば、商品を紹介する末端ページが対象になります。1ページあたりの流入は少ないものの、多くのページを対策することでサイト全体で流入を増やすことができます。SEOの本質は「様々なキーワードとコンテンツで多くのユーザーと接点を持つこと」です。ロングテールSEOは、まさに本質に一致した王道の対策と言えるでしょう。

今はTOPページだけで対策する時代ではありません。潜在層~顕在層まで下層ページも含めて、サイト全体から関連ユーザーの流入を増やすことが極めて重要です。TOPページからの流入が大半を占めている、あるいは流入キーワードが少ない場合は、ロングテールSEOの出番かもしれません。

ロングテールSEOの実施手順

対策のは以下の流れを参考にしてください。

【ステップ01】

ロングテール対策が行えるページを選別します。ロングテールは既存ページの力を最大限活用する対策になることから、対策が必要なページ、対策すべきでないページの選別を行います。

【ステップ02】

アクセス数は少ないがコンバージョン率が高い、そして内部のパワーで上位表示が叶うキーワードを選定します。キーワードは1ページ1キーワードで考える必要はなく、複数のキーワードを選定しましょう。

【ステップ03】

検索エンジンにページのテーマ・内容を適切に判断してもらうためには、HTMLのチューニングが必要です。改善をすることで検索エンジンとの親和性が高まり上位表示の可能性が高まります。

ロングテールSEOを導入をしたことがないマーケティング担当者にとっては、まだまだ成功のチャンスがあります。ロングテールを取り入れてSEOの効果を実感していただきたいと思います。

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株式会社フルスピードはSEOコンサルティングサービスをご提供しています。株式会社フルスピードは2001年の創業から5,500社以上ものSEOコンサルティング実績を積み上げてまいりました。

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この記事を書いた人
GrowthSeed編集部

GrowthSeed編集部

株式会社フルスピードのGrowthSeed編集部です。企業のマーケティング担当者へ向けてWebマーケティングの成長の種となる情報を発信しています。 Twitter , Facebookで記事の更新情報やセミナーの最新情報などを日々発信しているので、ぜひフォローしてみてください。

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