2014年07月30日
こんにちは。Growth Seed編集部です。 ご存知のように、Googleの検索は日々進化しています。 検索ユーザーの質問・疑問に正確に答えられるようになっており、検索キーワードの答えを用意しているサイトが検索結果で上位に表示されるように繰り返し調整が行われています。
また検索キーワードによってはサイトを表示する前にGoogle側で回答を用意していることがあります。
例えば先日、日本でも実装されたGoogleのアンサーボックスなどもその一例です。
このような検索結果だと「SEOとは」で調べた際にユーザーが検索結果を見ただけで納得し、1ページ目にサイトが表示されていてもアクセス数アップが難しくなる可能性が高いです。
今回はこのように検索結果だけで答えが完結する事例をご紹介します。 今後どのような検索キーワードがGoogleの中で完結してしまうのか、想像をふくらませて読んでいただくと面白いかと思います。
目次
キーワード事例とともに見てみましょう。
・特定の日付の検索 例「海の日 2014」
年によって変化する日も一発検索が可能です。 その他「母の日」「父の日」なども同様に検索できます。
・音楽系の検索 例「akb48 ヘビーローテーション」
アーティスト名+楽曲名で対象の動画が表示されます。
・天気検索 例「渋谷 天気」
天気も分かります。
・交通機関の検索 例「渋谷から新宿」
電車の乗り換え案内も。検索結果からあと何分で出発するのかもわかるので便利です。 (個人的にはかなり重宝しています!)
・(番外編)エラー 例「小さじ1g」
場合によってはこんなエラーが出ることもあります(笑)
次に日本には導入されていませんが海外で導入されている独自の検索結果です。 今後日本にも実装される可能性があります。
・「translate」(翻訳する)
最近確認された事例で「translate」と入力すると検索結果に翻訳機能が表示されます。
・「how many calories are in an apple」(りんごのカロリーはどれくらい?)
カロリー表示がされます。 項目を触ることによって形式(皮を向いたもの、ボイルなど)や単位(グラム数)別に数値を算出することが可能です。
・「how to delete gmail account」(Gmailのアカウントの消し方)
こちらは「Gmailのアカウント削除方法は?」ですね。 手順が他のサイトから引用されています。
このような検索結果を見ていると一部のキーワードでは検索結果からの集客が将来的に減少する可能性があります。検索キーワードに対しての答えが単純なものほどGoogleに代替される可能性が高いです。
その反面、集客は検索エンジン経由だけではないので検索結果で完結するにしてもサイト内で閲覧されるコンテンツを作っておくことは必要です。
例えば「Gmailのことならなんでもおまかせ!」というようなサイトの中に「アカウントの削除方法」がなかったら不便ですよね。 コンテンツは検索エンジン集客のためだけではなく、サイト内で情報を探している人のためにもあるので、たとえ検索結果で完結するとしてもサイト内にそれらのコンテンツは必要です。
今回のまとめは以下の通りです。
今回の記事は以上となります。 最後までご覧いただきありがとうございました!
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