Googleの最新技術とサービスから未来を想像する
検索エンジン経由でアクセス数アップができなくなりそうなキーワード
- 検索キーワード
公開日:2014年07月30日
最終更新日:2021年02月12日
こんにちは。Growth Seed編集部です。
ご存知のように、Googleの検索は日々進化しています。
検索ユーザーの質問・疑問に正確に答えられるようになっており、検索キーワードの答えを用意しているサイトが検索結果で上位に表示されるように繰り返し調整が行われています。
また検索キーワードによってはサイトを表示する前にGoogle側で回答を用意していることがあります。
例えば先日、日本でも実装されたGoogleのアンサーボックスなどもその一例です。
このような検索結果だと「SEOとは」で調べた際にユーザーが検索結果を見ただけで納得し、1ページ目にサイトが表示されていてもアクセス数アップが難しくなる可能性が高いです。
今回はこのように検索結果だけで答えが完結する事例をご紹介します。
今後どのような検索キーワードがGoogleの中で完結してしまうのか、想像をふくらませて読んでいただくと面白いかと思います。
↓【無料DL】「SEO内部対策チェックシート」を無料ダウンロードする
検索結果だけで完結する数々の事例
キーワード事例とともに見てみましょう。
・特定の日付の検索
例「海の日 2014」
年によって変化する日も一発検索が可能です。
その他「母の日」「父の日」なども同様に検索できます。
・音楽系の検索
例「akb48 ヘビーローテーション」
アーティスト名+楽曲名で対象の動画が表示されます。
・天気検索
例「渋谷 天気」
天気も分かります。
・交通機関の検索
例「渋谷から新宿」
電車の乗り換え案内も。検索結果からあと何分で出発するのかもわかるので便利です。
(個人的にはかなり重宝しています!)
・(番外編)エラー
例「小さじ1g」
場合によってはこんなエラーが出ることもあります(笑)
海外で導入されている事例
次に日本には導入されていませんが海外で導入されている独自の検索結果です。
今後日本にも実装される可能性があります。
・「translate」(翻訳する)
最近確認された事例で「translate」と入力すると検索結果に翻訳機能が表示されます。
・「how many calories are in an apple」(りんごのカロリーはどれくらい?)
カロリー表示がされます。
項目を触ることによって形式(皮を向いたもの、ボイルなど)や単位(グラム数)別に数値を算出することが可能です。
・「how to delete gmail account」(Gmailのアカウントの消し方)
こちらは「Gmailのアカウント削除方法は?」ですね。
手順が他のサイトから引用されています。
「検索エンジン経由でアクセスが減る=不要なコンテンツ」ではない
このような検索結果を見ていると一部のキーワードでは検索結果からの集客が将来的に減少する可能性があります。検索キーワードに対しての答えが単純なものほどGoogleに代替される可能性が高いです。
その反面、集客は検索エンジン経由だけではないので検索結果で完結するにしてもサイト内で閲覧されるコンテンツを作っておくことは必要です。
例えば「Gmailのことならなんでもおまかせ!」というようなサイトの中に「アカウントの削除方法」がなかったら不便ですよね。
コンテンツは検索エンジン集客のためだけではなく、サイト内で情報を探している人のためにもあるので、たとえ検索結果で完結するとしてもサイト内にそれらのコンテンツは必要です。
まとめ
今回のまとめは以下の通りです。
- コンテンツを作る際に検索結果で(現在/将来)集客できるターゲットキーワードなのかを考える
- 検索エンジンで集客できずともサイトに来てくれたお客様に必要な情報の場合はコンテンツを作る
今回の記事は以上となります。
最後までご覧いただきありがとうございました!

-
なぜNAVERまとめはサービス終了したのか!?SEO視点で調べてみた
- Ahrefs
-
サーチコンソールの権限付与の設定方法┃2023年最新
- Google Search Console
-
Googleサーチコンソールのカバレッジエラーの確認方法と解決方法
- Google Search Console
- SEO 分析
-
Googleサーチコンソールとは?設定~活用までの基礎を解説【2023年最新版】
- Google Search Console
- SEO 分析
-
ブログ記事リライトの手順や注意点をSEOのプロが解説!
- Ahrefs
- オウンドメディア
- コンテンツマーケティング
-
クローラビリティとは? SEO対策に有効な理由と向上方法も解説!
- SEO内部対策
-
Googleが「Bard (AIチャットボット)」 を米国と英国で先行リリース
- 最新ニュース
-
SEO対策にかかる費用はどれくらい? 相場の目安もご紹介!
- SEO基礎
-
Google、デスクトップ検索結果にサイト名を表示するアップデートを実施
- Google検索結果
- 最新ニュース
-
約50%が導入済み!GA4導入率調査から見る自動移行とその影響
- Google アナリティクス
- 独自調査