インフルエンサーマーケティングの特徴と6つの施策手法・事例をご紹介
インフルエンサーマーケティングのKPI設定と効果測定マニュアル
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公開日:2022年01月17日
目次
インフルエンサーマーケティングの効果
インフルエンサーマーケティングが注目を集めている背景
これまで、インターネットでの認知・集客方法としては、手軽に配信できて収集したデータから効果測定をしやすいweb広告が一般的でした。
ただし、web広告には下記のようなデメリットもあげられます。
- 広告の掲載ページのアクセス数が少なければ大きな効果が生まれにくい
- ページ上の広告をクリックしないユーザーにはCVへのアプローチできない
- ポップアップ広告や派手なバナー広告などでのアピールは不快感を抱かれやすい
そこで、近年インターネット広告のPR方法として注目を集めているのが 『インフルエンサーマーケティング』です。
Web広告との違い
インフルエンサーマーケティングが従来のweb広告と異なるのは、 広告の一方通行感、いわゆる押し売り感のないアピールができるという点です。商品やサービスをインフルエンサー本人のトーンで紹介してもらうことで、 フォロワーに広告として嫌厭されずにアプローチができます。
インフルエンサーマーケティングにおけるKPI設定
KGIに合った指標を把握する
マーケティングの目的を再確認したら、最終目標(KGI)を決め、中間目標であるKPIを設定していきます。インフルエンサーマーケティングは、”何をもって成功と判断するかが難しい”という特徴も持ち合わせているので、ゴールに基づいて施策の効果分析・測定に使う指標を明確にしておきましょう。
インフルエンサーマーケティングの効果測定に繋がる指標はたくさんありますが、 そのすべてを把握する必要はありません。目的に合ったKGIを設定した上で、 そのKGIに合った指標(KPI)を把握しましょう。
インフルエンサーマーケティングの効果測定時は、主にエンゲージメント、クリック、CVを重要指標とします。以下で、一般的な重要指標と施策の効果を測るのに有効な指標をまとめました。
オーディエンスリーチ
インフルエンサーが発信したコンテンツを目にした人数を示します。
ブランドの認知がどの程度広まったのか、何人が情報を見たのかを知ることができ、キャンペーンの効果を測る上で重要な指標といえます。
インプレッション
リーチ数と合わせて押さえておきたいのはインプレッション数です。ユーザーがインフルエンサーの投稿を閲覧した回数を表します。
例えば、インフルエンサーに100万人のフォロワーがいた場合、 全てのフォロワーが投稿を目にしているとは言い難く、一定数は偽アカウントや非アクティブなアカウントも存在するため、リーチ数だけを見ると実数と剥離してしまう場合があります。
そこで、コンテンツとユーザーの接触回数であるインプレッション数でブランドの認知指標を図ることが重要視されています。
エンゲージメント
エンゲージメントは、いいねやコメント、シェア、メンションなどのユーザーからの反応数のことを指します。
エンゲージメント率は、フォロワー数やリーチ数、インプレッション数を分母としてエンゲージメントの数をパーセンテージ化することで、個々のインフルエンサーの有効性の比較、施策全体の効果測定などに活用できます。
クリック数
インフルエンサーごとにパラメーターを付与した特定のURLを作成すると、 各インフルエンサーが促したクリック数を把握できます。
施策に効果的なインフルエンサーの傾向を掴むことができ、その後の施策にも生かすことができます。
プロフィールのアクセス数
フォロワー数を増加させるためにはプロフィールへのアクセス数も重要です。
投稿が発見タブやハッシュタグ検索を経てユーザーへリーチし、インプレッションを獲得した後、そのアカウントが気になったユーザーは「どんな発信者なのだろうか」「他にどんな投稿をしているのだろうか」とプロフィールへ遷移します。そこで、他の投稿も見て「今後も定期的にチェックしていきたい」となればフォローに至ります。
フォロワー数を獲得していくためには、投稿が届いた数や見てもらった数だけではなく、そこからフォローを検討した数、つまりプロフィールのアクセス数も重要な指標になります。
ハッシュタグ投稿の増加数
商品名やオリジナルハッシュタグの投稿数は、どのくらい認知があるのかを測る数値となります。ユーザーによる投稿が増えれば、自社アカウントからではリーチできないユーザーへの認知も見込めるため、ハッシュタグを付けた投稿を促す取り組みは積極的に行うことをおすすめします。
インフルエンサーマーケティングの効果を高めるコツ
プロモコードを使用し、拡散してもらう
インフルエンサーごとに特定のディスカウントコードやプロモコードを付与し、フォワーへと拡散してもらいましょう。コンバージョンを追跡するリンク同様に、各インフルエンサーからどの程度コンバージョンが発生したのかがわかります。
また、お気に入りのインフルエンサーが愛用しているブランドに興味を持っているインフルエンサーのファンは、 ”インフルエンサーがおすすめする商品”かつ”値段が安くなっている”となると、購入するまでのハードルが下がる傾向にあり、買うか迷っている層を取り込むことができます。
KPIとKGIを明確にする
インフルエンサーマーケティングの効果を最大化するためには、どのSNS媒体で実施するか、どの程度のユーザーにリーチさせるか という座組作りの前に、まずは、『目的(KGI)と目標(KPI)を明確にする』ことが重要です。
KGI、KPIが明確化されることで実施すべき具体的な施策もおのずと明確になり、施策後に効果測定が行いやすくなります。
目的に応じた媒体選定をする
それぞれのSNSにおけるユーザーの特性を理解して、ターゲット層がどのメディアを利用しているのか把握したうえで媒体選定をすることは、インフルエンサーの選定にも役に立ち、より高い成果を得ることにつながります。
まとめ
インフルエンサーマーケティングは、インフルエンサーの活用によって認知が広がることと、広告のような押し売り感が少ないことといったメリットがある一方で、目標にどの程度貢献しているの測ることが難しいという側面もあります。
まずは、目的と目標を明確にすること。
次に、効果的な指標を理解すること。
そして、プロモーションコードの活用や媒体選定などのポイントを抑えること。
この3つを抑えることで、インフルエンサーマーケティングの効果を確実に把握しましょう。
インフルエンサーマーケティングの戦略立てや分析にお困りでしたら、ぜひ弊社にお気軽にご相談ください。また、以下の資料も参考にしてみてください。
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