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【検索順位を上げる方法】具体的なSEO対策の作業手順10個と考え方・注意点を解説
公開日:2024年12月03日
当記事では「Google検索エンジンで検索順位を上げる方法」として、SEO対策の具体的な作業手順と考え方・注意点をご紹介します。当記事の作業手順解説にならってコンテンツを磨くと「Webコンテンツを検索結果に上位表示させる」のに役立ちます。
当記事は「検索順位を上げるための具体的な手順を10個に分割して説明」しているため、文章量が多いコンテンツとなっています。ブックマークして各作業を定期的にチェックしてみてください。
ちなみにGoogle検索エンジンで検索順位を上げるためには、SEOの知識が必要不可欠です。当記事を読むことでSEOの基礎知識も学習できますが、SEOの知識を学びたい方やより理解を深めたい方、SEO施策を今すぐ施したい方は株式会社フルスピードにお問い合わせください。
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目次
- 1 【要点まとめ】検索順位を上げる具体的なSEO対策の”作業”と”考え方”
- 2 【手順1】検索結果で評価されるコンテンツと検索順位が決まる仕組みを理解する
- 3 【手順2】検索順位が現在何位なのかを確認する
- 4 【手順3】検索順位が高い他サイトの記事内容を調査・参考にする
- 5 【手順4】検索結果内にある再検索キーワードを調査する
- 6 【手順5】独自コンテンツが追加できないか精査する
- 7 【手順6】内部リンクの設置に過不足がないか確認する
- 8 【手順7】外部リンクの設置に過不足がないか確認する
- 9 【手順8】確認情報(手順3~7)をリライト材料にして記事更新する
- 10 【手順9】リライト後、検索順位が変動するまで一定時間待つ
- 11 【手順10】外部リンク(被リンク)の獲得交渉を他サイトに打診する
- 12 検索順位を上げるために実施するのは「SEO対策」
- 13 検索順位を上げるSEO対策を「プロに外注する」のも有効な手段
- 14 【まとめ】検索順位を上げるために満足度の高いコンテンツに整えよう!
- 15 SEO最新情報やSNS最新情報をまとめて確認してみましょう
- 16 株式会社フルスピードのSEOコンサルティングサービスのご紹介
【要点まとめ】検索順位を上げる具体的なSEO対策の”作業”と”考え方”
【SEO対策手順一覧】検索順位を上げるための具体的な作業10個
(表1)※テキストリンクをクリックすると該当手順の解説文章までジャンプします。
まずは上表(表1)の「検索順位を上げるための具体的なSEO作業10個」をご確認ください。Webサイトで公開した記事コンテンツの検索順位を上げるためのSEO対策として具体的な作業手順」が10個記述されています。この作業手順に沿って記事のコンテンツを見直すことで品質を高めるとともに、読者満足度の高いWebコンテンツ(=記事)にリライトすることができます(※新規事記を作成する場合でも利用可能)。
上表(表1)で検索順位を上げるための操作手順の全体像が把握できたら、これ以降の文章で各手順の内容を1つずつ説明していますので、詳細を確認してみましょう。
【考え方】検索順位を上げるには「SEO技術」と「継続力とリソース」が必要
検索順位を上げるためには「SEO技術」だけでなく、コンテンツ制作に対する「継続力とリソース」が必要です。当記事を読むことで「検索順位を上げるSEO技術を含んだ具体的な作業」が理解できるだけでなく、本当にコンテンツを良くするために「継続力とリソース」が必要だと理解できるはずです。
以下作業手順を読み進める過程で、コンテンツを磨くための継続力が維持でき、リソースが確保できるかどうかを確認してみてください。検索順位を上げたいものの、学習時間や作業リソースの確保が難しいと考えておられる場合は、外部のSEO代行サービスを利用することをご提案します(時間的コストと金銭的コストの支出バランスを加味しながらご検討されると良いはずです)。
それではここから作業手順1~10を1つずつご紹介していきます。
【手順1】検索結果で評価されるコンテンツと検索順位が決まる仕組みを理解する
まずは検索結果で評価されるコンテンツはどんなコンテンツなのかと、検索順位がどうやって決まるのかの仕組みについて理解を進めましょう。
「検索順位が高いコンテンツ」は相対的に高品質と評価されたコンテンツ
検索結果での存在感を高めるには、魅力的で役立つコンテンツを作成することが、このガイドで説明している他のどの方法よりも有効であると考えられます。(引用:検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド)
(引用文1)
上記引用文(引用文1)はGoogleの公式ブログである「Google検索セントラル」で記載されている文章です。この引用文から、Google検索では「検索ニーズが高く、検索結果上位に表示するに値するコンテンツを相対的に評価して上位にランキングさせている」と理解できます。
Googleが考える「高品質なコンテンツの一例(表2)」から分かるように、検索読者にとってマイナス要素が少なく、プラス要素が多いコンテンツを用意する必要があると理解できるはずです。
まとめますと、「文章が整理されているから読みやすく、独自性が高く、情報鮮度が高いがゆえに読み応えがあり、信頼性を担保しつつ、有用だと感じさせるコンテンツ作り」が検索順位を上げるために必要な作業となります。
では次に「検索順位が決まるまでの仕組み」についてご説明します。
「検索順位が決まる流れ・仕組み」をGoogle検索の仕組みから理解する
●【流れ1】クローリング(クローラーがWebサイトの情報を集める)
●【流れ2】インデックス(集めた情報を保管する)
●【流れ3】ランキング(ユーザーが知りたい情報順に上位表示)
上表(表3)の通りですが、Googleの検索順位ランキングが決定するまでには、初めにクローリングが実施され、その後にインデックスが行われ、最後にランキングが決定される流れとなります。
要するに、検索順位を上げたいと思う以前に、公開コンテンツが正しくクローリングされているか、正しくインデックスされているかを確認する必要があるということです。
既に検索結果にコンテンツがランキング表示されていた場合は、クローリングもインデックスも完了している状態です。対して、検索結果にコンテンツが表示されていない状態であればインデックス登録まで完了していない場合がありますので、サーチコンソールを利用してGoogleにインデックス登録をリクエストしてみましょう。無料で利用できます。
【手順2】検索順位が現在何位なのかを確認する
●Google Chromeのシークレットモードで今の検索順位が確認できる
●Googleサーチコンソールで今の検索順位が確認できる
●有料ツールのAhrefsでも今の検索順位が確認できる
【手順1】で検索エンジンの仕組みを理解したならば、次は「【手順2】検索順位が現在何位なのか確認する」を実施します。
検索結果で公開記事が何位に表示されているのか確認することは「検索順位を上げるために実施すべき最初の行動」です。検索順位を確認する方法は複数あり、無料ツールや有料ツールを活用しながら確認することができます(表4)。
例えば、Google Chromeのシークレットモードを利用すれば、個人の検索履歴に影響されずに順位を確認できます。Googleサーチコンソールを使えば、検索クエリごとの平均順位やクリック率を把握できます。有料ツールのAhrefsを利用すれば「競合分析やキーワードのトラッキング」も可能です。検索順位を定期的にチェックし、順位変動があればその原因を分析する習慣をつけましょう。
以下、Google Chrome、サーチコンソール、Ahrefsでの検索順位の確認方法をそれぞれご説明しますので、参考にしてください。
検索順位を「Google Chromeシークレットモード」で確認する方法(無料)
Google Chromeのシークレットモードを活用すれば、個人の検索履歴やクッキーによる影響を排除して検索順位を確認できます。具体的には、以下の手順を実行します。
まず、Google Chromeを開き、右上のメニューから「新しいシークレットウィンドウ」を選択してモードを切り替えます。次に、対策したいキーワードを検索窓に入力して検索を実行します。検索結果で自分のコンテンツがどの位置に表示されているかを確認してください。
この方法は手軽に実施できるため、順位確認の第一ステップとして最適です。
Chromeブラウザをシークレットモードで立ち上げるショートカット
Chromeブラウザ立ち上げ後、ショートカットキー「Shift+ctrl+N」を入力
WindowsパソコンでChromeブラウザをシークレットモードで立ち上げる方法は、Chromeブラウザを立ち上げた状態で、キーボードのショートカットキー「Shift+ctrl+N」を入力するだけです。
Chromeブラウザ立ち上げ後、ショートカットキー「⌘+shift+N」を入力
MacパソコンでChromeブラウザをシークレットモードで立ち上げる方法は、Chromeブラウザを立ち上げた状態で、キーボードのショートカットキー「⌘+shift+N」を入力するだけです。
簡単な作業ですので、検索結果画面から検索順位を確認する場合は「過去の閲覧履歴が検索結果に影響しないシークレットモード」で確認するように癖を付けましょう。
検索順位を「サーチコンソール」で確認する方法(無料)
Googleサーチコンソールを使うと、サイト全体の検索パフォーマンスを把握できます。サーチコンソールにログインし、「検索パフォーマンス」レポートを開いてください。
ここでは、特定キーワードにおける平均順位やクリック率、表示回数などのデータを確認できます。サーチコンソールは、順位の推移やクリック率の改善状況を長期的に追跡するのに適したツールです。
検索順位を「Ahrefs」で確認する方法(有料)
Ahrefsは、世界で60万人が利用している強力なSEOツールです。競合サイト分析や被リンク分析、キーワード順位計測などが可能な柔軟で多機能なSEOツールとして利用されています。
Ahrefsを使う場合、追跡したいキーワードを登録し、順位の変動や競合のパフォーマンスをチェックできます。さらに、特定のキーワードでの上位ページを詳しく分析することで、自社コンテンツの改善点を明確にできます。有料ツールですが、包括的なデータを得られるため、SEO対策を本格的に進める際には導入を検討する価値があります。
【手順3】検索順位が高い他サイトの記事内容を調査・参考にする
【手順2】で現在の検索順位を確認した後は、「【手順3】検索順位が高い他サイトの記事内容を調査・参考にする」に進みましょう。ここでは、自分のコンテンツよりも検索順位が上位表示されている他サイトコンテンツの内容がどうなっているのかをチェックしていきます。
チェックすべき項目は「記事タイトル」、「記事の見出し」、「記事の文字数」、「記事のメタディスクリプション」、「記事のアイキャッチ画像」です。では以下の文章にて1つずつご説明いたします。
検索順位が高い他サイトの「記事タイトル」を調査する
検索順位が上位の記事の”タイトル”は「検索ユーザーの興味を引きつける」ために工夫されていることがほとんどです。
具体的には、記事タイトルの目立つ位置に「検索キーワード(=対策キーワード)」を含めて調整されていたり、タイトル文字数が32文字以内に調整されていたり、大カッコ(【】)で検索キーワードが強調されていたりなどが挙げられます(タイトルを32文字以内に調整するのは、記事タイトルが検索結果ですべて表示されやすい、ないし、気を引くためにあえてタイトルを見切るためです。検索者の視認性と関心を高めることが狙いにあります)。
ちなみに、当記事のタイトルの付け方は以下の通りです。
●【検索順位を上げる方法】具体的なSEO対策の作業手順10個と考え方・注意点を解説
上表(表5)で示した通り、当記事のタイトルは『検索読者が「検索順位 上げる」というキーワードを検索窓に入力して検索すると仮定』し、記事タイトルにその文字を用意し調整しています。
「検索順位 上げる」という検索キーワードが検索窓に打ち込まれ、検索された場合、検索結果として返ってきて欲しいのは「検索順位を上げるためのノウハウコンテンツ」や「検索順位を上げると何が良いのかを回答するコンテンツ」だと考えられます。可能であれば、検索キーワードは記事タイトルに左詰め(=タイトルの頭部分に位置させる)しておくと検索読者が視認してくれやすくなるかなと、個人的には考えます。
検索順位が高い他サイトの記事タイトルの構成をチェックして、記述方法を参考にしながらリライトすると良いでしょう。
検索順位が高い他サイトの「記事見出し」を調査する
検索順位が上位の記事の”見出し”には「検索読者のニーズを掴むための導線」と、「過不足ない見出しの数」が用意されていることがほとんどです。記事見出しはコンテンツ全体の構造を示す重要な要素ですので、競合記事の見出しを分析し、どのように情報が整理されているかを確認してください。
例えば、読者が求める情報を適切な順序で配置しているか、具体的な解答を提示しているかなどがポイントです。ご自身の記事見出しを、検索順位が上位のコンテンツから分析して再構成し、検索読者のニーズを満たせる見出し構成に最適化してみてください。
検索順位が高い他サイトの「記事の文字数」を調査する
検索読者に対してコンテンツ情報を正確かつ丁寧に伝えようとした場合、「記事の文字数」は必然的に多くなるはずです。現在あなたが公開しているコンテンツの文字数と、あなたの公開コンテンツよりも検索順位が上位に位置する他サイトの公開コンテンツの文字数を見比べてみましょう。
競合記事の文字数を調査することで、自分のコンテンツが情報量で不足していないかを把握できます。長すぎると離脱率が高まり、短すぎると情報が不十分と判断される可能性があります。適切なボリュームは業界やトピックによりますが、競合と同等か、それ以上の価値(情報量の豊富さ/信頼性/専門的な視点からの記述など)を提供する内容量を目指すことが重要です。
検索順位が高い他サイトの「記事のメタディスクリプション」を調査する
メタディスクリプションは、検索結果でタイトル下に表示される記事の概要を表す要約文で、ユーザーがクリックするかどうかを左右する要因の一つです。競合のディスクリプションを参考にしつつ、ターゲットキーワードを自然に含めた内容を作成しましょう。具体性を持たせ、クリック後に得られるメリットを明示すると効果的です。
メタディスクリプションは記事内容を120文字程度に要約した文章で整えると良いです。120文字程度にまとめると、検索結果で奇麗に読みやすく表示される傾向があります。メタディスクリプションは必ずしも設定が必要ではありませんが、他記事とのカニバリゼーションを防ぐ効果もありますので、設定することをおすすめします。
検索順位が高い他サイトの「記事のアイキャッチ画像」を調査する
アイキャッチ画像は、記事の第一印象を決定づける重要な要素です。上位表示されている記事がどのような画像を使っているのかを確認し、自分のコンテンツに取り入れられる工夫を考えましょう。
検索順位が上位のコンテンツでも、アイキャッチ画像にこだわりを持っているコンテンツは実は少なかったりします。独自のデザインや適切なトーンの画像を用いることで、競合との差別化が図れて検索読者の印象に残ります。例えば、画像内に独自キャラクターが存在していたりすると「あのキャラクターがアイキャッチ画像になっている記事の情報をもう一度読んでみよう」となる可能性もあるはずです。
また、画像検索からコンテンツにアクセスする検索読者も一定数存在します。独自のアイキャッチ画像を用意しておくことで、画像検索からアクセス数を得る確率も高められますので、他コンテンツとの差別化を図りたい場合はアイキャッチ画像にも注目してみましょう。
【手順4】検索結果内にある再検索キーワードを調査する
再検索キーワードとは何か?(=検索結果画面の「関連キーワード」)
再検索キーワードは「ユーザーが最初の検索結果に満足できなかった場合に続けて使用する関連キーワード」のことです。再検索キーワードを調査することで、ユーザーが今回の検索キーワードでどのような情報を求めているかを深く理解することができます。
Google検索のサジェストや「他の人はこちらも検索」セクションを利用すれば、再検索キーワードを簡単に特定できます。再検索キーワードを記事に組み込むことで、検索意図をより幅広くカバーし、アクセスの増加を期待できます。
再検索キーワードの確認方法(3ステップ)
・【手順2】検索結果画面を下にスクロールする
・【手順3】「関連検索ワード」、「他の人はこちらも検索」の表示を確認する
再検索キーワードは「対策キーワード(=検索キーワード)を検索窓に打ち込み検索する」ことで確認できます。「関連検索ワード」や「他の人はこちらも検索」などと表示されたサポートキーワードが再検索キーワードです。
再検索キーワードを記事見出しに追加してコンテンツの品質を高める
例えば、再検索キーワードを見出しに組み込むと検索意図に幅広く応えられるコンテンツが作成できます。
再検索キーワードを自然な形で見出し内に追加することで、見出し情報を強化できるだけでなく、見出しが強化されたことによって説明できる内容量も増えます。結果的に検索キーワードに関する情報を網羅的にまとめたコンテンツに仕上げることができますので、再検索キーワードの確認と利用はおすすめします。
【手順5】独自コンテンツが追加できないか精査する
【手順4】の作業まで済ませた時点で、上位表示された他サイトコンテンツの情報は把握できているはずです。この状況下で「【手順5】独自コンテンツが追加できないか精査する」ことで、他サイトコンテンツとの差別化を図ると良いでしょう。
競合コンテンツとの差別化を図るために、「アンケート結果」や「オリジナル画像」の使用、「SNSで得られた最新情報の引用」などが効果的です。以下、各施策を1つずつ説明します。
独自コンテンツを「アンケート結果」を使って作り上げる
独自のアンケート調査を実施してその結果を記事に反映させることができれば、他コンテンツにはない説得力のあるコンテンツを作成できます。アンケート結果は「グラフ」や「表」を用いることで視覚的にも分かりやすく伝えることができ、視覚的な魅力を高めることにも有効です。
例えば「ユーザーの○○に関する意識調査」や「○○についての満足度ランキング」など、具体的なテーマを設定し、その結果をコンテンツ調整時に活用すると魅力的なコンテンツにしあげられます。
アンケート施策は時間と労力がかかりますが、はっきりとデータを示しながら独自見解を記述できるようになりますので、時間をかけてでも検索順位を上げたいコンテンツで利用すると大きな効果を発揮しますのでおすすめです。
独自コンテンツを「オリジナル画像」を使って作り上げる
前述しましたが、自社で作成したオリジナル画像を用いること独自性が際立つようになります。オリジナルのアイキャッチ画像だけでなく、コンテンツ内に用意されたインフォグラフィックやデータを図解化したビジュアル画像は、ユーザーの理解を深めるだけでなく、記事の信頼性を高める効果があります。
また、商品紹介記事やレビュー記事では、実際に商品を使用した画像や手順の写真を追加することでリアリティを伝えられます。画像作成ツール(CanvaやAdobeツールなど)を活用すると効率的です。
独自コンテンツを「SNSの鮮度情報」を使って作り上げる
SNS上で話題になっている最新トレンドや口コミ情報を取り入れることで、コンテンツの鮮度を高めることができます。たとえば、TwitterやInstagramで特定のハッシュタグを調査し、ユーザーの声をまとめて記事に反映させると、読者にとって新鮮かつ価値ある情報を提供できます。また、SNS投稿を引用する際は、著作権や出典表示に注意することが重要です。
【手順6】内部リンクの設置に過不足がないか確認する
手順5が済んだら「【手順6】内部リンクの設置に過不足がないか確認」しましょう。
内部リンクは「自社サイト内の別ページへのリンク」を意味するもので、Webサイト全体の回遊性を高める重要な要素です。適切に設置すれば、ユーザーが関連情報を簡単に見つけられるようになり、滞在時間の延長や離脱率の改善が期待できます。
内部リンクの設置に関する作業についても以下文章にてご説明します。
内部リンクを適切に設置して自社Webサイトの回遊性を高める
内部リンクを実際にコンテンツ内に設置する場合は、「検索読者の役に立つ程度の内部リンクを適切に設置する」ことが重要です。内部リンクの設置によってWebサイト内の回遊性が高まると、読者の滞在時間が延び、結果的に検索エンジンからの評価も向上します。つまり検索順位を上げることに貢献するということです。
内部リンクを設置する際は、例えば「サービス事例記事はこちら」や「さらに詳しい情報はこちら」などのリンクを適切に挿入することで、ユーザーが欲しい情報をスムーズに見つけられるよう調整しましょう。リンク先はユーザーにとって価値のあるページを選び、適切なアンカーテキストを用いましょう。
内部リンク設置ルールを定めると抜け目ないコンテンツ制作ができる
可能であれば「内部リンク設置ルール」を定めておきましょう。
内部リンクが1つも設置されていないコンテンツは参照物が少なく、検索読者目線では納得できる情報量が満たせず物足りなく感じる可能性があります。SEO的にも内部リンクを設置することはWebサイト自体のコンテンツの豊富さを示すために有効とされています。例えば「最低限1個は内部リンクを設置するルール」などを取り決めていると良いでしょう。
内部リンクを過剰に設置しないように注意
基本的に特定キーワードを打ち込んで検索エンジンからアクセスしてきたユーザーは、検索結果に表示されたコンテンツから検索ニーズを得ようと試みます。よって、内部リンクを過剰に設置することを避け、メインコンテンツの補足情報として機能するよう内部リンクを設置すべきです。
【手順7】外部リンクの設置に過不足がないか確認する
手順6が済んだら「【手順7】外部リンクの設置に過不足がないか確認」しましょう。外部リンクの設置作業は「【手順6】内部リンクの設置作業」と基本的に実施する内容は変わりません。
参考になる外部サイトのリンクを参照することを「外部リンクを設置する」と呼び、参考になる自サイトのリンクを設置することを「内部リンクの設置」と呼び分けているだけです。
信頼できる外部リンクを適切に設置して記事情報の信頼性を高める
外部リンクには「信頼できる第三者のWebサイトのリンク」を参照すると良いです。学術的な論文や公的機関のデータなど、権威性のあるリンクを自コンテンツに適切に設置することで読者の信頼が得やすくなります。例えば、Google検索エンジンの情報に言及する場合はGoogle公式サイトのリンクを参照し、Instagramの情報に言及する場合はMeta公式サイトのリンクを参照しながらコンテンツを整えるとよいです。
また、内部リンクの設置と同様で、外部リンクを適切に設定することで、検索エンジンからも「信頼性の高い情報を参照しているサイト」として評価されやすくなるため、検索順位を上げるためにおすすすめできる作業です。
外部リンクを過剰に設置しないように注意
内部リンクの設置作業と同様に、外部リンクの設置数が多すぎるのも検索読者に対してコンテンツの視認性を妨げる原因となるためおすすめできません。外部リンクを設置し過ぎる行為は検索読者がサイトから離脱する可能性を高めますので注意が必要です。
また、SEOの観点からも、リンクが乱立しているページは低評価を受けることがあります。設置する外部リンクは、読者が本当に参考にする価値がある情報に限定し、ページ全体のバランスを考慮して適切に配置するよう心がけましょう。
【手順8】確認情報(手順3~7)をリライト材料にして記事更新する
最終的には、ここまでの【手順3~手順7】で説明しました内容をリライト材料にして、記事を更新しましょう。ちなみに、新規記事を作成する場合でも、同じ考え方で検索順位が上位の他サイトコンテンツの情報を整理して記事作成されることをおすすめします。記事作成手順は当記事で説明した【手順3~手順7】を実施すれば良いだけです。
今回は検索順位を上げるためのリライト手法について、以下の通り補足説明しておきます。
大幅なリライト時は「新規記事を作るつもりで全修正(再構成)」する
競合分析や自社データを精査した結果、「全体的に記事構成を見直す必要があると判断」した場合は、新規記事を作るつもりで全修正(再構成)しましょう。
本気で検索順位を上げたいと考えているものの、あまりにも今のコンテンツ情報に不足が多いと感じているのならば、理想的なコンテンツ構成を初めから練り直したほうが結果が付いてくる確率がに高いです。
例えば、現在の検索順位が50位以下の場合は、競合コンテンツのドメインパワーの高さにもよりけりですが、基本的には「新規記事を作るつもりで記事作成し直す」のが良いと考えます。
軽微なリライト時は「不足情報を肉付けするイメージで更新」する
競合分析や自社データを精査した結果、「軽微なリライトで調整するだけで検索順位が上がると判断」できた場合、不足情報を肉付けするイメージでコンテンツを更新しましょう。
例えば、検索順位が10位以内に位置する状況で、かつ、不足情報が明らかになっている場合は軽微なリライトだけで良いと思います。10位以内に表示されているという事は、ある程度、コンテンツ情報が検索ニーズに答えられている状況だと想定できますので、コンテンツ情報の本筋に大きな調整は入れずに、不足情報を補足的に付与してやるイメージでリライトします。
視覚的な魅力が小さい場合は「画像装飾や文字装飾を追加」する
コンテンツ情報がテキストばかりで読みづらい場合は、視覚的な魅力度を高めるために「補助画像」や「文字装飾」で調整しましょう。画像や文字を適度に装飾することで、読者の関心度を高めることができます。内容を箇条書きにまとめるのも効果的です。
【手順9】リライト後、検索順位が変動するまで一定時間待つ
【手順9】はリライト後のアクションについてのご説明です。リライト後は検索順位が変動するまで一定時間待つ必要があります。コンテンツがリライト後にランキング付けされるまでの時間は慌てず「待つ」ことをおすすめします。
検索順位はすぐに変動しない(一定時間待つ必要がある)
リライトした記事が検索順位に反映されるまでには、通常、数日から数週間の時間がかかります。この期間は検索エンジンが更新内容を再クロールし、新たなランキングを付けるプロセスを経るためです。焦らずに順位の変動を観察することが重要です。検索エンジンが新しい評価を下すまで、無闇に記事を再度編集することは避けましょう。
検索順位の変動待ち時間で新規記事を作成したりリライトする
リライト後の待機期間中もSEO対策を止める必要はありません。この待ち時間を活用して、新規記事を作成したり、他の既存記事をリライトするなど、次のステップに進むべきです。特に、新規記事を作成する際には「リライトした記事と内部リンクで関連付けを行う」ことでコンテンツの品質の向上面で相乗効果を得ることができます。また、リライト中に気付いた改善点や、競合分析で得た知見を他の記事にも反映させることで、Webサイト全体の品質を底上すると良いです。
【手順10】外部リンク(被リンク)の獲得交渉を他サイトに打診する
最後は「【手順10】外部リンク(被リンク)の獲得交渉を他サイトに打診する」です。外部サイトから被リンク評価を得ることは、検索順位を上げるうえで非常に重要な要素です。特に親和性の高い他サイトからの被リンクは、SEO効果を最大限に引き出します。
親和性の高い他サイト記事から外部リンクを得られるよう打診する
被リンクはSEOにおいて重要な要素であり、他サイトからの評価を示すシグナルの一つとされています。前述の通り、親和性の高い他サイトからの被リンクは、検索エンジンにとって「質の高いリンク」と評価されやすくなります。被リンクを得るためには、関連性の高いテーマの記事を持つサイト管理者にコンタクトを取り、自社記事の有用性を説明することが重要です。
具体的には、「○○に関する情報が詳しく書かれており、リンク先として読者に有益です」という形で、具体的な提案を行うと効果的です。
親和性の高い他サイト記事と相互リンクの設置を打診する
被リンクの獲得が難しい場合、親和性の高いサイトと相互リンクを検討することも有効です。自サイトコンテンツと同じように被リンクを受けたい他サイトコンテンツも存在します。コンタクトを取り相互リンクが設置できないか打診してみると良いです。
相互リンクの場合も「扱うコンテンツ情報に親和性がある」ことが大前提です。無作為に相互リンクを設置することは「不自然なリンク」として見なされるリスクが高まりますので注意して下さい。必ずユーザーにとって価値のあるリンク先を選びましょう。
検索順位を上げるために実施するのは「SEO対策」
SEOとは「検索エンジン最適化」を意味する言葉
SEO(Search Engine Optimization)は、Webページを検索エンジンで上位表示させるための施策を指します。具体的には、コンテンツの質を高めたり、内部リンクや外部リンクを適切に設置したり、技術的な改善を行うことで、検索エンジンからの評価を向上させます。SEO対策はユーザーにとって役立つコンテンツを提供することを目的とし、結果的に検索エンジンに評価されることを目指す手法です。
SEOはSEO内部対策とSEO外部対策の2つに分けられる
SEOは主に「内部対策」と「外部対策」に分けられます。内部対策は、コンテンツやサイト構造の最適化を指し、具体的にはキーワード選定やメタデータの最適化、ページスピードの改善が含まれます。一方、外部対策は、被リンクの獲得やブランドの認知度向上を目的とした施策です。この2つをバランス良く実施することで、より効果的なSEOが可能になります。
SEOは検索ユーザーの満足度向上のために実施する
検索エンジンのアルゴリズムは、ユーザーの満足度を重視しています。そのため、SEO対策は検索エンジンを「騙す」手法ではなく、ユーザーが求める情報を的確に提供することで満足度を高める取り組みです。ユーザーが検索記事を読了し、他のページも回遊することで、SEO評価も自然と向上します。
検索順位を上げるSEO対策を「プロに外注する」のも有効な手段
「SEO対策をプロに外注」してSEO対策を効率化させる方法がある
SEO対策を専門業者に外注することは、効率的に検索順位を向上させる手段の一つです。SEOエキスパートは最新のアルゴリズムやトレンドに精通しており、適切なキーワード選定や技術的な最適化を迅速に行えます。また、競合分析やコンテンツ改善の提案も受けられるため、内部リソースを節約しつつ、高い成果が期待できます。
「検索順位を上げる以外の作業」に専念するためにSEO対策を外注すると良い
SEOをプロに任せることで、コンテンツ制作やサービス改善といった他の重要業務に集中できるようになります。特に小規模チームや個人事業主の場合、SEO対策に割ける時間やリソースが限られることが多いです。外注することで、自社の強みを活かした業務に注力しつつ、SEO効果を享受することが可能です。
「SEO対策の外注費の相場」は各サービス会社に問い合わせることを推奨
SEO対策の外注費用は、サービス内容や業者によって異なります。予算に応じたプランを選び、費用対効果を重視して業者を選定することが重要です。また、実績やレビューを参考に信頼できるパートナーを見つけましょう。
【まとめ】検索順位を上げるために満足度の高いコンテンツに整えよう!
SEO対策の目的は単に検索順位を上げることではなく、読者にとって価値ある情報を提供し、信頼されるコンテンツを作成することです。読者の検索意図を深く理解し、それを的確に満たす記事を作ることが、結果として検索順位を向上させる最善の方法となります。
当記事でご紹介しました「検索順位を上げる具体的な方法・手順」を参考に、コンテンツを上位表示させるべくコンテンツの質を高めてみて下さい。
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矢野翔大
パチンコ遊技機開発者としてパチンコパチスロメーカーで8年間の業務を経たのち、2022年から株式会社フルスピードのオウンドメディア『GrowthSeed』のマーケティング担当として入社。"WEBサイト運営は商品開発である"というモットーのもと、自身が得意とするエンタメ思考を取り入れつつ日々マーケティング業務に取り組んでいる。趣味はキャリアそのままにWEBサイト運営、パチンコ、パチスロ、ゲーム。
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