公開日:2016年06月08日
最終更新日:2021年02月12日
サーチコンソールとは、GoogleがWebサイトを運営する人向けに提供しているサービスで、以前はウェブマスターツールと呼ばれていました。
サーチコンソールにWebサイトを登録しておくと、Webサイトがどんな検索クエリで検索されているのか、Webサイトにエラーが発生していないかなどを確認することができますので、Webサイトの運営には必須のツールです。
Googleアカウントの作成は必要ですが、無料で利用できるツールですので、もし未導入の方がいたら、すぐに導入することを強く推奨します。
目次
サーチコンソールにWebサイトを登録するには、Googleアカウントが必要です。 Google Analyticsやその他のGoogleサービスを利用しているアカウントがあれば、同じアカウントを使ってサーチコンソールに登録することができます。
多くのGoogleアカウントを使い分けようとすると、後々面倒なことになりますので、Googleのサービスは一つにアカウントで利用するように統一する方がいいでしょう。
サーチコンソールにWebサイトを登録する方法は、サーチコンソールで出来ること サーチコンソールには、Webサイトの運営や成長に欠かせない機能が用意されています。 そこで、まずは使って頂きたい機能を5つ解説します。 1.どんなクエリで検索結果に表示されているかを知ることができる(検索アナリティクス) 検索トラフィック > 検索アナリティクス 検索アナリティクスでは、Webサイトがどんなクエリで検索結果に表示されているのか、どのくらいクリックされているのかといった情報を確認することができます。 以前はGoogle Analyticsなどのアクセス解析ツールを使えば、どんなクエリでWebサイトにアクセスされたのかを知ることができましたが、検索結果ページがhttps化されて以降、アクセス解析ツールでは使われた検索クエリはほとんど分からなくなっています。 そのため、検索エンジンマーケティングにおいて、検索アナリティクスは非常に重要な機能です。 検索結果に表示されているものの、まったくクリックされていないクエリや、掲載順位が高くないにもかかわらずクリック数が多いクエリは、コンテンツを増やしたりページタイトルやmeta descriptionを見直したりといった対策で、アクセス数を増やすことができる「お宝クエリ」の可能性があります。 こういったアクセス増の可能性がある検索クエリやページを特定して、Webサイトの改善につなげることができるのが、検索アナリティクスです。 2.ページのインデックスを促進することができる(Fetch as Google) クロール > Fetch as Google 現在のGoogleは、ページをインデックスする速度が向上していますので、新しいページを公開すると、短時間でインデックスされます。 しかし、階層の深い場所にあるページなどは、なかなかGoogleに発見してもらえずインデックスされていない場合もあります。 そういった場合にFetch as Googleを使ってGoogleにURLを送信すれば、早期にページがインデックスされる可能性が高まります。 ページを公開するたびに、必ず必要な作業ではありませんが、数日経過してもページがインデックスされていないようであれば試してみましょう。 3.どんなページからリンクされているかを調べることができる(サイトへのリンク) 検索トラフィック > サイトへのリンク コンテンツの品質が重要になってきたとはいえ、外部リンクによる評価が行われなくなったわけではありません。 外部リンクによる評価は、依然として高いウェイトを占めていると考えられます。 しかし一方で、作為的な外部リンク、不自然な外部リンクを集めているWebサイトに対しては、手動対策(ペナルティ)が課されるようにもなっています。 不自然なリンクによる手動対策は、Webサイト運営者が知らないうちに張られたリンクが原因になっている事も珍しくありません。 そのため、定期的にサーチコンソールを使って、どんなWebサイトからリンクされているのかを確認しておくことをお勧めします。 4.Webサイトで発生しているエラーを確認できる(クロールエラー、構造化エラー) 検索での見え方 > 構造化データ クロール > クロールエラー Webサイト内のページ数が増えてくると、常にすべてのページを監視してエラーが起きていないかを把握することが難しくなってきます。 Webサイトを長い間運営していると、部分的にリニューアルしたりHTML構造を変更したりすることも珍しくありませんが、こういった時には想像もしていかったページで、エラーが発生してしまう可能性もあります。 すぐに発見し修正できれば問題は大きくなりませんが、アクセス数の減少やコンバージョンの減少など、大きな問題に発展してから気づくというパターンも少なくありません。 サーチコンソールを使えば、日々Googleがページをクロールする中で、エラーが起きているページやその件数などを把握することができますので、重大な問題に発展する前にエラーの修正を行うことができます。 毎日確認する必要はありませんが、大きな変更を行った後の数週間、もし何も変更していなくても月に一回程度は確認することをお勧めします。 5.スマホ最適化が正しくできているか確認できる(モバイルユーザビリティの問題) 検索トラフィック > モバイルユーザビリティ スマホに最適化されたページを用意できているかどうかは、検索アルゴリズムのランキング要素に含まれています。 もし、何らかの原因でスマホ最適化ページが崩れ、スマホでのユーザビリティが悪化してしまっている場合、スマホ検索での順位低下などの問題に発展する可能性があります。 サーチコンソールのモバイルユーザビリティの問題を確認すれば、スマホ最適化で発生している問題と、その該当ページを知ることができます。 2014年以降、ECサイトやポータルサイトなどを中心に、スマホで閲覧するユーザーが爆発的に増えています。スマホ最適化を無視できるWebサイトは皆無と言ってもいいでしょう。 そのため、スマホでのユーザビリティの悪化や、スマホ検索での順位低下は致命傷にもなりかねない大きな問題です。 特にスマホユーザーが多いWebサイトの場合には、月に一回程度はサーチコンソールを確認しておくことをお勧めします。 サーチコンソールには他にも便利な機能がたくさんあり、新しい機能が次々にリリースされています。 この便利なツールを使ってWebサイト運営の効率を上げていきましょう。
サーチコンソールには、Webサイトの運営や成長に欠かせない機能が用意されています。 そこで、まずは使って頂きたい機能を5つ解説します。
検索トラフィック > 検索アナリティクス
検索アナリティクスでは、Webサイトがどんなクエリで検索結果に表示されているのか、どのくらいクリックされているのかといった情報を確認することができます。
以前はGoogle Analyticsなどのアクセス解析ツールを使えば、どんなクエリでWebサイトにアクセスされたのかを知ることができましたが、検索結果ページがhttps化されて以降、アクセス解析ツールでは使われた検索クエリはほとんど分からなくなっています。
そのため、検索エンジンマーケティングにおいて、検索アナリティクスは非常に重要な機能です。
検索結果に表示されているものの、まったくクリックされていないクエリや、掲載順位が高くないにもかかわらずクリック数が多いクエリは、コンテンツを増やしたりページタイトルやmeta descriptionを見直したりといった対策で、アクセス数を増やすことができる「お宝クエリ」の可能性があります。
こういったアクセス増の可能性がある検索クエリやページを特定して、Webサイトの改善につなげることができるのが、検索アナリティクスです。
クロール > Fetch as Google
現在のGoogleは、ページをインデックスする速度が向上していますので、新しいページを公開すると、短時間でインデックスされます。
しかし、階層の深い場所にあるページなどは、なかなかGoogleに発見してもらえずインデックスされていない場合もあります。
そういった場合にFetch as Googleを使ってGoogleにURLを送信すれば、早期にページがインデックスされる可能性が高まります。
ページを公開するたびに、必ず必要な作業ではありませんが、数日経過してもページがインデックスされていないようであれば試してみましょう。
検索トラフィック > サイトへのリンク
コンテンツの品質が重要になってきたとはいえ、外部リンクによる評価が行われなくなったわけではありません。 外部リンクによる評価は、依然として高いウェイトを占めていると考えられます。
しかし一方で、作為的な外部リンク、不自然な外部リンクを集めているWebサイトに対しては、手動対策(ペナルティ)が課されるようにもなっています。
不自然なリンクによる手動対策は、Webサイト運営者が知らないうちに張られたリンクが原因になっている事も珍しくありません。 そのため、定期的にサーチコンソールを使って、どんなWebサイトからリンクされているのかを確認しておくことをお勧めします。
検索での見え方 > 構造化データ クロール > クロールエラー
Webサイト内のページ数が増えてくると、常にすべてのページを監視してエラーが起きていないかを把握することが難しくなってきます。
Webサイトを長い間運営していると、部分的にリニューアルしたりHTML構造を変更したりすることも珍しくありませんが、こういった時には想像もしていかったページで、エラーが発生してしまう可能性もあります。
すぐに発見し修正できれば問題は大きくなりませんが、アクセス数の減少やコンバージョンの減少など、大きな問題に発展してから気づくというパターンも少なくありません。
サーチコンソールを使えば、日々Googleがページをクロールする中で、エラーが起きているページやその件数などを把握することができますので、重大な問題に発展する前にエラーの修正を行うことができます。
毎日確認する必要はありませんが、大きな変更を行った後の数週間、もし何も変更していなくても月に一回程度は確認することをお勧めします。
検索トラフィック > モバイルユーザビリティ
スマホに最適化されたページを用意できているかどうかは、検索アルゴリズムのランキング要素に含まれています。
もし、何らかの原因でスマホ最適化ページが崩れ、スマホでのユーザビリティが悪化してしまっている場合、スマホ検索での順位低下などの問題に発展する可能性があります。
サーチコンソールのモバイルユーザビリティの問題を確認すれば、スマホ最適化で発生している問題と、その該当ページを知ることができます。
2014年以降、ECサイトやポータルサイトなどを中心に、スマホで閲覧するユーザーが爆発的に増えています。スマホ最適化を無視できるWebサイトは皆無と言ってもいいでしょう。 そのため、スマホでのユーザビリティの悪化や、スマホ検索での順位低下は致命傷にもなりかねない大きな問題です。
特にスマホユーザーが多いWebサイトの場合には、月に一回程度はサーチコンソールを確認しておくことをお勧めします。
サーチコンソールには他にも便利な機能がたくさんあり、新しい機能が次々にリリースされています。 この便利なツールを使ってWebサイト運営の効率を上げていきましょう。
GrowthSeed編集部
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