【最新2024年12月】Googleコアアップデートとは?概要と対策、最新情報と歴史まで解説
Googleは2023年9月にヘルプフルコンテンツアップデートを発表
- Google検索アルゴリズム
- 最新ニュース
公開日:2023年09月19日
最終更新日:2024年06月03日
Googleは2023年9月15日、ヘルプフルコンテンツアップデートの実施したことを発表しました。初めてヘルプフルコンテンツアップデートが実施されたのは2022年8月であり、次いで2回目は2022年12月、そして今回の2023年9月が3回目のアップデートとなります。まだまだ歴史の浅いヘルプフルコンテンツシステムのアップデートですが、Googleコアアップデートと同程度の注目度を持つイベントです。当記事では過去のヘルプフルコンテンツアップデートについても紹介していますので、今回のアップデート情報と併せて知識を収集してみて下さい。
↓【無料DL】「SEO内部対策チェックシート」を無料ダウンロードする
目次
2023年9月15日にヘルプフルコンテンツアップデートが開始
2023年初めてのヘルプフルコンテンツアップデートとなった
The September 2023 helpful content update is rolling out with an improved classifier. It will take about two weeks to complete. We’ll update our ranking release history page when the rollout is complete: https://t.co/hgjEkfpbA2
— Google Search Central (@googlesearchc) September 14, 2023
今回の9月15日のアップデートで2023年初めてのヘルプフルコンテンツアップデートが実施されたことになります。ヘルプフルコンテンツアップデートは「ヘルプフルコンテンツシステム」という”人を第一に考えたコンテンツを評価するためのGoogle評価軸”をアップデートするものであり、近年何かと話題となっているアップデートです。
Googleは検索結果に表示されるコンテンツの質(クオリティ)を検索者やコンテンツ読者にとって価値のあるものにしようとしており、ヘルプフルコンテンツアップデートはその一貫で行われるアップデートとなります。
今回のヘルプフルコンテンツアップデートも過去のGoogleアップデートと同様に約2週間程度の期間を経て完了予定であるとX(Twitter)アカウントにて発表されています。
前回のヘルプフルコンテンツアップデートは2022年12月(9ヶ月前)
前回のヘルプフルコンテンツアップデートは2022年12月に実施されているため、前回のアップデートから約9ヶ月の時間を経ていることが理解できます。2023年はAIライティングが特に話題となった年であり、それが多少なりともヘルプフルコンテンツシステムのアップデート周期を長引かせる影響を与えた可能性があるかもしれません。
今後もOpenAIのChatGPTやGoogleのBardなどのAI機能の発達が加速し続けていることは間違いがなく、AIがコンテンツ制作に多大な影響を与えることを想定すると「人を第一に考えるコンテンツを評価するためのヘルプフルコンテンツシステム」をアップデートする重要性は今後も高まることが想定されます。
ヘルプフルコンテンツシステム導入後から数えて3回目のアップデート
ここで初めてヘルプフルコンテンツアップデートが実施された2022年8月からのアップデート回数についても注目してみます。結論、初めてのヘルプフルコンテンツアップデートから数えた場合、今回のヘルプフルコンテンツアップデートは3回目のアップデートとなります。
今回のアップデートが3回目であることに特別な意味はありませんが、3回目のアップデートであると理解できれば、「では1回前のヘルプフルコンテンツアップデート時はどんなことが注目されていたのだろうか?」と考えることもできますし、「初めてヘルプフルコンテンツアップデートが実施されたときの温度感はいかほどであったのだろう?」と想像を膨らませることもできるはずです。GrowthSeedでは初めてのヘルプフルコンテンツアップデートからすべて記事化しています。ご興味のある方は上記テキストリンクから過去情報をご確認ください。
【追記】ヘルプフルコンテンツアップデートは2023年9月28日に完了
This update is now complete.
— Google Search Central (@googlesearchc) September 28, 2023
X(旧Twitter)のGoogle Search Centralの公式アカウントにで今回のヘルプフルコンテンツアップデートが2023年9月28日にアップデートのすべてを完了させたと発表されています。アップデートに要した期間は従来通りの2週間となりました。
ヘルプフルコンテンツアップデートは人を第一に考えたコンテンツを評価するためのアップデート
ヘルプフルコンテンツアップデートは「人を第一に考えたコンテンツを評価するためのGoogle評価軸を更新するためのアップデートです。Googleが提唱する「人を第一に考えたコンテンツ作り」で重要となる要素は当記事の以下記載にて3つほどまとめています。
人を第一に考えたコンテンツ作りのために「EEAT」を意識しよう
Googleは過去に「EEAT」というコンテンツ評価指標を発表しています。E-E-A-Tは経験(Experience)、専門性(Expertise)、権威性(Authoritativeness)、信頼(Trust)の4要素で成り立つコンテンツの品質評価指標です。コンテンツ制作者はこのEEATを意識しながらコンテンツ制作することで人(=読者)を第一に考えたコンテンツが作成できるとされています。
コンテンツの品質の高さはこのEEATに当てはめて自己評価することが可能ですので、改めて自分のコンテンツを世の中に公開する前に「どれほどEEATを満たしているか」を確認してみると良いでしょう。
読者が満足感を得られるコンテンツに仕上がっているか?
EEATの評価指標を理解したとはいえ、ではいったいどんなコンテンツが人(=読者)を第一に考えたコンテンツなのでしょうか?分かりやすく言うならば「読者にとって読み応えがあり、満足感を得られるコンテンツ」こそ”人を第一に考えたコンテンツ”です。
「検索結果上位に存在するコンテンツ情報」をほぼまとめただけのコンテンツ作りになっていませんか?今回作るコンテンツにあなたのオリジナリティーは存在しますか?分かりやすいですか?共感を生めそうですか?簡単な操作によるAIライティングでも作れてしまえそうなコンテンツを量産していませんか?
読者があなたのコンテンツに価値を感じるための工夫をこなして読者満足度が高く推移するようなコンテンツを公開しましょう。
Google検索エンジンのためにコンテンツを作らないこと
Googleは検索エンジンのために作られたコンテンツを評価しません。要するに検索結果上位にコンテンツ表示させたいがために作られたコンテンツを嫌うということです。
「検索結果をハックしたことで読者にコンテンツをリーチさせる」という考え方はGoogleが求めるコンテンツ作りの流れに逆らっています。「人(=読者)の満足度を満たした結果、検索結果に上位表示される可能性が高まる」と理解しコンテンツ制作されることを推奨します。
読者のためのコンテンツ制作を心掛け”アップデート結果に慌てない”よう備えよう
今回のヘルプフルコンテンツアップデートの結果で、仮にあなたが所有するメディアのコンテンツ評価が下落したとしても必要以上に慌てないようにしましょう。コンテンツの検索結果順位が下落したならば下落要因を探ってみてください。EEATのコンテンツ評価指標もあるわけですので、「どの要素が不足していたのか?」を検証すると良いでしょう。
ヘルプフルコンテンツアップデートは大きなイベントですが、そのイベント以上に重要なのは「日々の読者のためのコンテンツ制作」です。日々、読者のためのコンテンツ作りができているかを今一度確認し、Googleのアップデートの度に不安にならないよう対策することをお勧めします。
【SEO内部対策チェック資料】人の役に立つコンテンツ作りは日々の積み重ねです
↑【無料DL】「SEO内部対策チェックシート」を無料ダウンロードする
当オウンドメディアGrowthSeedではSEO内部対策チェック資料を無料配布しています。SEO内部対策が適切に実施されているかを確認できる資料となっており、「人の役に立つコンテンツ作り」のお役に立つ資料となっています。ぜひご利用ください。
株式会社フルスピードのSEOコンサルティングサービスのご紹介
↓株式会社フルスピードのSEOコンサルティングサービスのご紹介(資料DLページ)
株式会社フルスピードはSEOコンサルティングサービスをご提供しています。株式会社フルスピードは2001年の創業から5,500社以上ものSEOコンサルティング実績を積み上げてまいりました。
株式会社フルスピードは世界で60万人が導入する最高水準のSEO分析ツールAhrefsのオフィシャルパートナーでもあり、これまで培ってきたSEOノウハウとAhrefsのサイト分析力を活かしたSEOコンサルティングサービスをご提供することが可能です。SEOコンサルティングサービスの詳細に関しましては上記バナーをクリックしてご確認くださいませ。お気軽にご相談ください。
矢野翔大
パチンコ遊技機開発者としてパチンコパチスロメーカーで8年間の業務を経たのち、2022年から株式会社フルスピードのオウンドメディア『GrowthSeed』のマーケティング担当として入社。"WEBサイト運営は商品開発である"というモットーのもと、自身が得意とするエンタメ思考を取り入れつつ日々マーケティング業務に取り組んでいる。趣味はキャリアそのままにWEBサイト運営、パチンコ、パチスロ、ゲーム。
-
-
Googleが検索ランキングシステム一覧を公開(用語変更も発表)
- Google検索アルゴリズム
- 最新ニュース
-
Google、helpful content update(ヘルプフルコンテンツアップデート)を順次展開!その内容とは?
- Google検索アルゴリズム
- 最新ニュース
-
Google、May 2022 Core Updateを展開!2022年初のコアアップデート
- Google検索アルゴリズム
- SEO基礎
-
Googleが2回目のhelpful content systemのアップデートを展開
- Google検索アルゴリズム
- 最新ニュース
-
Google、E-E-A-Tという新しいコンテンツ評価指標を発表
- SEO内部対策
- 最新ニュース
-
なぜNAVERまとめはサービス終了したのか!?SEO視点で調べてみた
- Ahrefs
-
サーチコンソールの権限付与の方法を画像解説┃2024年最新
- Google Search Console
-
GA4(アナリティクス4)とサーチコンソールの連携方法【2024年最新】
- Google Search Console
- Google アナリティクス
-
CLSとは? 低下要因と改善方法をわかりやすく解説
- Google検索アルゴリズム
- SEO内部対策
- SEO基礎
-
Googleサーチコンソールとは?設定~活用までの基礎を解説【2024年最新版】
- Google Search Console
- SEO 分析
-
検索順位別のクリック率(CTR)は?CTRの改善方法を状況別に解説!
- Google検索結果
-
サーチコンソールで24時間ビューが確認可能に!メリットと表示方法まとめ
- Google Search Console
- 最新ニュース
-
【検索順位を上げる方法】具体的なSEO対策の作業手順10個と考え方・注意点を解説
-
ドメイン貸しとは?リスクとメリット・デメリットを解説
-
Googleが「サイトの評判の悪用に関するポリシーの更新」を発表(悪質なドメイン貸しに対する対策資料)
- 最新ニュース