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DIYの旬は秋?100均の検索キーワードから見えるトレンドとは?!

著者:Growthseed

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ここ数年で、販売されている商品のバリエーションも品質も一気に向上した感のある100均(100円均一ショップ)。

皆さんの自宅のそばにも、何軒かお店があるのではないでしょうか?
実は、100均大手のダイソー産業だけで、全国に約3,000店舗、大手4社合計で7,000店舗近くのお店が全国にあります。

100円均一のお店そのものは1990年頃からありましたが、ここ数年で一気に注目度が高まっています。それは、大手各社の社名の検索トレンドを見てみても、2013年あたりから一気に検索数が増えている事が分かります。100円均一は、もはや生活に欠かせないほどの市民権を得たと言っても過言ではないでしょう。

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皆さんは、100均で何を買っていますか?

突然ですが当コラムをお読みになっている皆さんは、100均で何を買っていますか?
最近買ったもの、過去に買ったものを思い浮かべてみてください。
検索ボリュームを見てみると「100均」というキーワードに続くキーワードで、圧倒的に検索ボリュームが大きいキーワードが3つあります。

  • 100均 ネイル(検索ボリューム:18,000)
  • 100均 収納(検索ボリューム:18,000)
  • 100均 diy(検索ボリューム:18,000)

他にも、「100均 コスメ」や「100均 インテリア」など、検索キーワードからは化粧品、インテリアや収納グッズ、DIYに関するキーワードが多く検索されています。

先ほどの質問で、「100均でこういったジャンルの商品をよく買う」と答えた方も多かったのではないでしょうか。

100均の化粧品の「旬」は8月と10月

「100均 ネイル」の検索トレンドをみると、面白い傾向があります。このキーワードがよく検索されている「旬の時期」が8月と10月にあるのです。

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「100均 メイク」だと、より顕著によく検索されている「旬の時期」が現れます。

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考察:どうして10月がピークに?10月と言えば……

勘のいい方はお分かりだと思います。

この時期のイベントといえば、そう「ハロウィン」です。

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ハロウィンではいろんな仮装をした人が街中にあふれます(特に渋谷は異様なほどです)。
そして、仮装するためにはメイクが欠かせません。
普段メイクをしない男性はもちろん、女性でも普段使いできないようなメイクに挑戦する方も多いのではないでしょうか?ゾンビや吸血鬼など、ホラーな仮装に挑戦しようとすると、血ノリや傷メイクといった特殊メイクっぽいアイテムも必要になることでしょう。

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ですが、ハロウィンは1日限りのイベント。そこまでコストもかけられないので、100均で済ませてしまおう、というような意図が見えてきます。

工作の秋?「100均 DIY」の”旬の時期”も10月!

同じように「100均 DIY」のトレンドを見てみると、10月に向かって検索数が徐々に増えているのが分かります。
そして、年末にかけて徐々に減少傾向にあります。

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これは「DIY」単体キーワードでトレンドを追ってみると、より顕著な傾向として現れます。

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DIYの旬は秋ということなのでしょうか?
しかし、「DIY + 季節」の組み合わせによって検索ボリュームが際立って大きくなるようなことはありません。

  • DIY 春(検索ボリューム:–)
  • DIY 夏(検索ボリューム:–)
  • DIY 秋(検索ボリューム:10)
  • DIY 冬(検索ボリューム:10)

では、DIYと同義と言ってもいいキーワードの検索トレンドはどうでしょうか?
下のグラフは「日曜大工」の検索トレンドです。

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GWあたりにピークがあるのは、大型連休を使っていろいろなモノを作ろうという人が多いからかも知れません。しかし「日曜大工」の場合、10月に検索数が急増しているわけではありません。

不思議です。

それでは、もう一つの近しいキーワードである「ハンドメイド」はいかがでしょうか?

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こちらも秋に検索が増える傾向はありません。不思議です……。この時期にあるイベントで、検索数が一気に増える要因になりそうなものは、やはりハロウィンくらいです。

ここまでの調査を総合して考えると、どうやら秋の「DIY」というキーワードには、「ハロウィンの仮装やデコレーションをDIYする」という意図があるのかもしれません。クリスマスの時期である12月にも検索ボリュームが増加していても良さそうですが、10月がずば抜けて多い状況です。

ご参考までに「ハロウィン DIY」の検索ボリュームもご紹介しましょう。
このグラフは12ヶ月平均で110回と決して多くはありませんが、検索回数の推移は極端なグラフになります。

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「DIY」「日曜大工」「ハンドメイド」はいずれも「手作り」を表すキーワードです。しかし、世代や属性によって頻繁に使うキーワードが変化していると想像してみると、10~30代前後の比較的若い世代を中心に盛り上がっているハロウィンを楽しむ人たちは、「DIY」という表現に最も慣れ親しんでいるのでは?と考えることもできます。

ハロウィンの時期は「DIY」が激戦キーワードになる?

こうやって検索キーワードのトレンドを追っていくと、ハロウィンの時期は100円均一ショップの稼ぎ時と言えるのかもしれません。

ハロウィンは、首都圏では大変な騒ぎになっていますが、全国的にはまだまだマイナーなイベントですし、「DIY」というキーワードもそれほど競合性が高いキーワードではありません。しかし、もしも全国的にハロウィンが広がっていけば、「DIY」というキーワードは花屋さんにおける「母の日」のように、ハロウィンの時期に100円均一ショップやDIYショップがしのぎを削る激戦キーワードになるのかも知れませんね。

※この記事は、フルスピードが運営する[探す]を楽しむメディア「サチラボ」にて公開した記事を加筆修正したものです。

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