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ピンタレスト(Pinterest)とSEOの関係を調べてみた

2021年04月26日

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ピンタレスト(Pinterest)とSEOの関係を調べてみた

ピンタレスト(Pinterest)って何か覚えていますか?

この記事を見ている方は、ピンタレストのこと自体は知っている事でしょう。但しアカウントを持っているという方や、頻繁にアクセスしているよという方は一体どれほどいるでしょうか。ピンタレストの「概要」ページにアクセスすると、とても簡潔にピンタレストのことを表現している一文があります。曰く、「素晴らしいアイデアは、見た瞬間にわかります。」とのことです。

本当にこれしか書いていません。

ピンタレストは2010年1月スタートした「画像のブックマーク」を軸としたソーシャルネットワークサービスです。流行の移り変わりが激しく、またFacebook(Instagram)やTwitterなどの巨人がいるSNS業界の中にありながらも個性的な立ち位置を保っているプラットフォームです。

ピンタレスト(Pinterest)とSEO

先の説明で「画像のブックマーク」を軸としたソーシャルネットワークサービスと紹介したピンタレスト、実は検索エンジンからの流入が非常に多いプラットフォームです。つい先日もこのような記事が出ていました。
コロナ禍に「Pinterest」が急成長した理由–前年比で利用者1.6倍、料理レシピ探しにも
この記事によれば、この1年間で日本国内だけでも月間利用者数が1.6倍となる870万人にぼ上ったとある。
ここで思いだされたのが、2020年5月にあったGoogleのコアアルゴリズムアップデートだ。

2020年5月のGoogleコアアルゴリズムアップデートに際しては、色々な影響があったが、その中に、UGCサイトにおけるインパクトが大きくあり、その中でもピンタレストは(各国)においてアップデートがプラスに働いたとされる観測報告が、SEO業界で見受けられた。

つまり、ピンタレストの流入が増えているのは、このパンデミックによる影響もあるが、それ以前から検索流入に対して強いサイトであったからです。つづいて、その検索流入の性能を具体的に確かめるためにAhrefsを使って分析してみました。

ピンタレスト(Pinterest)とYhoo.co.jpとnote.comを比較

表A

表Aでは、Domain(被ドメイン数)、Total Keyords(流入キーワード数)、Total Traffic(検索流入)を比べています。全体的に当然のようにYhaoo.co.jpが圧倒的な数字を持っているが、流入キーワード数に関してはピンタレストはあの巨人Yahoo!に対して1/3にまで迫っています。これはとんでもなく多い、ということを表しています。
また検索流入数については、ここ1~2年Web業界としては勢いのある「テキスト系UGCサイト」のnoteに対して約1.7倍の差をつけているのがわかります。
※もっともこれは、noteがわずかな期間で猛烈に追い上げているとも分析できます。

繰り返し思いだしたいのは、ピンタレストはあくまでも「画像のブックマーク」を軸としたソーシャルネットワークサービスである点です。その様なつくりにも関わらず、この検索流入を得ているという点が実に面白い点であると言えます。

ピンタレスト(Pinterest)へ流入する人気キーワードランキング

表B

# Keyword Position Volume Traffic (desc)
1 哲学ニュース 2 1050000 20633
2 韓国の反応 7 223000 18031
3 ホロジュール 5 542000 18019
4 ジョゼフ・アントワーヌ・フェルディナンド・プラトー 5 330000 11087
5 エロ松 1 2400 10671
6 韓国 反応 5 72000 9871
7 明日海りおブログ 7 116000 9000
8 ジョゼフ・アントワーヌ・フェルディナンド・プラトー 6 330000 8870
9 スケベ柱 1 8000 8086
10 ニュース速報梅 1 8100 7706

上記表Bからは「ピンタレスト」などの指名キーワードは除外しています。これはその単一キーワードからの流入が多い順番のランキングにになっています。どういうわけか、いわゆるまとめサイトの名前による流入が、キーワード別のランキングではトップにあります。また、ピンタレストのサイト構造から、ピンと呼ばれるページ単位でブックマークページが生成されるため、1キーワードに対して1ピンが最低でも紐づくような構造となっています。

上記表Bのトップ10でも若干年齢制限がかかりそうなキーワードがあるが、トップ1000までのデータにおいてもそこそこ、年齢制限に引っかかるようなキーワードがランクインしています。

ピンタレスト(Pinterest)人気アカウントランキング

表C

# Traffic # of Keywords # of Pages Path Top Keyword Its Volume
1 20,797 4,509 512 ミニマリスト 部屋 16,000
2 1,524 627 401 コスプレイヤーゆとり 700
3 1,295 677 198 ガヴァドン 3,000
4 2,014 1,376 188 バルトロ ライト ジャケット コーデ 450
5 1,281 1,273 156 男前 研究 350
6 1,659 1,165 155 芸能人 結婚式 画像 250
7 903 538 154 タイガージェットシン画像 350
8 1,387 745 140 アリエル・ウィンター 900
9 107 217 132 nicky hopkins 400
10 2,270 702 131 プリズンブレイク サラ 2,300

上記表Cは今回ページ毎にしてしまうと、塊にならない構造だったので、ディレクトリで区切って抽出した結果、アカウント毎という形になりました。各アカウントの持ち主に特別な了承が無いため、URLパス名は伏せていますが、各アカウントディレクトリが持つ流入数、キーワード数、ディレクトリ以下のページ数を出しました。
そしてそれらのアカウント毎に最も流入に繋がっているキーワードも併せて出しています。

この結果からみて、「ミニマリスト 部屋」はなんとなくピンタレストがPRしている使い方とも合致しているなと納得できます。それ以外を見るとなんとも幅が広い印象です。しかし、たしかに、これらのニーズについてはテキスト系コンテンツやテキスト系UGCではなかなかカバーしきれず、自分に置き換えると強いてい言えば「Googleの画像検索」機能が最も競合しているのではないかと感じるものです。

ピンタレスト(Pinterest)とレシピと被リンク

表D

# Keyword Position Volume Traffic (desc)
1 mhw キャラメイク レシピ 8 4900 478
2 腎臓にいい食べ物 レシピ 1 1600 208
3 鶏皮 レシピ 15 12000 131
4 diy レシピ 7 2700 130
5 スパム レシピ 13 6900 112
6 スープジャー レシピ 入れるだけ 2 1500 105
7 たこ焼き器 レシピ 10 6000 94
8 玉ねぎ レシピ 12 35000 86
9 ノンストップ レシピ 4 2200 84
10 なす レシピ 12 59000 81

上記表Dは「レシピ」を含むピンタレストへ流入しているキーワードのトップ10です。1位のMHWとはモンハンのことです。全くない、ということはないしロングテールで多数稼いでいるというのも嘘ではないですが、若干記事で目にしていたものとは違う印象があります。

どうにかして「レシピ」とピンタレストを繋いでいるものはないかと調べていると、被リンクを分析していた時に一つの答えがありました。

ピンタレストへの被リンクをユニークドメイン毎にまとめ、その発リンク数が多い純に並べています。ここで2位に位置するのが「【味の素パーク】たべる楽しさを、もっと。」で、約320万件の被リンクを発していることがわかります。
1位をはじめ3位以下はECサイトが続いており、ECサイトとピンタレストの相性が良いという話を裏付けているようです。
Snapdisからも66万ほどの発リンクをしており、Googleなどからの自然検索流入という意味ではさほどメジャーな感じではない「レシピ」というニーズも、これら発リンクが強い他メディアとの連携などにより、サイト内検索やタグによる遷移は活発なのかもしれません。

ピンタレスト(Pinterest)とSEOの関係についてのまとめ

今回の調査で、ピンタレストは「画像ブックマークサイト」というイメージに反して自然検索流入数や、キーワード数は非常に多いというのがはっきりしました。
しかし、ソーシャルネットワークサービスであることが関係するのか、喧伝しているイメージと、検索流入のキーワードやページの傾向は必ずしも一致しませんでした。とはいえ、被リンクの圧倒的な量から鑑みるに、ピンタレストというメディアの真価は、おそらく提携メディアからの流入や、それらの提携メディアアカウントの運用によるフォロー・フォロワーの関係値の中で発生するエンゲージメントにこそあるのではないでしょうか。

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