【業界別】2024年企業のYouTubeチャンネル活用事例まとめ
YouTubeショートの収益化はいつから?収益化条件と収益性と分配金の仕組みを解説!
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公開日:2023年01月12日
最終更新日:2024年07月18日
当記事ではYouTubeショートの収益化はいつから開始したのか?だけでなく、Youtubeショートの収益化条件や1再生当りの収益性、それからYouTubeショートの分配金の仕組みまでわかりやすくご紹介いたします。
時流に乗ってYouTubeショートで広告収益を得たいと考える読者の皆様にとってお役に立つまとめ記事です、最後までお付き合いください。
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目次
- 1 YouTubeショートの広告表示による収益化はいつから?(2023年2月より開始!)
- 2 YouTubeショートの収益化条件まとめ(3ステップをクリアしよう)
- 3 あなたのアカウントがYouTubeショート収益化条件を満たしているか確認する方法
- 4 YouTubeショートの収益額の相場はいくらか程度なのか?
- 5 YouTubeショートで収益を得るまでの仕組み
- 6 YouTubeショートで広告収入を得るメリット:楽曲利用での減配リスクがなく動画配信に専念できる
- 7 YouTubeの再生回数を増やすための施策を理解しておくと効果的
- 8 今話題のSNS最新情報をタイムリーに提供しています(GrowthSeedまとめ)
- 9 YouTubeコンサルティングサービスのご紹介┃株式会社フルスピード
YouTubeショートの広告表示による収益化はいつから?(2023年2月より開始!)
YouTubeショートとは何か?(基本情報をおさらい)
YouTubeショートとは2021年7月から日本でリリースされたYouTube内のショート動画配信プラットフォームです。従来のYouTube動画とは別にYouTube内でショート動画を配信できる環境が整備されています。TikTokの動画配信とよく似たサービスで、15秒~60秒のムービーを配信/視聴できるサービスです。
【参考(YouTubeショート発表当時の記事)】いよいよ日本でYouTuneショートがはじまります(日本版YouTune公式ブログより)
上記の日本版YouTube公式ブログで発表された2021年7月から現在に至るまでYouTubeショートでの収益化はできない状態でしたが、2023年2月1日から広告収益化がついに可能となりました。この時流に乗ってYouTubeショートで広告収入を得たいという方は多いと思いますので、次にYouTubeショートで広告収益を得るためにやるべき事前準備についてご紹介しておきます。
TikTokやInstagramで動画配信している方はYouTubeショートの運用も推奨!
TikTokでショート動画を配信している方やInstagramでリールを配信している方は、同時にYouTubeショートでもショート動画を配信してみましょう。最近ではTwitterでも検索画面内に「おすすめの動画」枠が表示されています。もはやSNSで動画配信するなら複数のSNS媒体を掛け持ちして「たった1つの動画素材を効率よく配信するメリット」を受けたほうが得策と言い切れます。
TikTok、Instagram、YouTube、Twitterの4つのSNS媒体では、それぞれの動画視聴者が存在し、それぞれ独自のアルゴリズムで動画が再生されます。どれか1つのSNSに注力してももちろん構いませんが”何がきっかけで自分が作った動画が話題になるかは未知数”ですので、少しでも動画が話題となる可能性を高めるためにも、YouTubeショートにも配信してみると良いでしょう。
YouTubeショートで動画が人気になればのちにご紹介するYouTubeパートナープログラムの資格要件を満たし、広告収益をYouTubeショートから得られるようになるかもしれません。
YouTubeショートの収益化条件まとめ(3ステップをクリアしよう)
YouTubeパートナープログラムの資格要件を満たしましょう
【参考】YouTube で収益を得る新しい方法(YouTubeヘルプ)
YouTubeショートで広告収入を得たい場合はYouTubeパートナープログラムに参加する必要があるのですが、まずはYouTubeパートナープログラムに参加を申し込むための「資格要件」を満たしておく必要があります。
資格要件は上図で説明している通りです。YouTubeパートナープログラムの資格要件は「自身のチャンネル登録者数が1000人以上で、かつ、直近12ヶ月間の有効な公開動画の総再生時間が4000時間以上または直近90日間の有効な公開ショート動画の視聴回数が1000万回再生以上であること」が求められます。
ご存じの通り、YouTubeショートに限らず、YouTubeで広告収入を得るためにはYouTubeパートナープログラムの資格要件を満たす必要があるわけですが、実は今回、YouTubeショートの収益化がスタートするにあたって、YouTubeパートナープログラムの資格要件が緩和されています。緩和された内容としては「直近90日間の有効な公開ショート動画の視聴回数が1000万回以上」という部分です。
この要件緩和によって、過去12か月に4000時間の動画視聴が達成できていない方でも参加できるようになっていますので、ショート動画を中心に動画配信している方は自身のアカウントの動画再生回数をチェックしてみると良いでしょう。
2段階認証プロセスとコミュニティガイドラインの順守を行いましょう
次に、YouTubeパートナープログラムを利用するための基本事項として「2段階認証プロセス」と「コミュニティガイドラインの遵守」の完了が求められます。これらの設定方法は当記事の最後で説明しています「YouTube Studio」の画面から処理しましょう。
チャンネルレビューに合格しよう
「資格要件」と「2段階認証プロセス、コミュニティガイドラインの遵守」を満たすとYouTubeパートナープログラムに申し込むことができます。申し込み後はYouTubeがあなたのチャンネルをレビューします。このチャンネルレビューに合格すれば収益化を始めることができるようになります。
チャンネルレビューに合格するためにはYouTubeのチャンネル収益化に関するポリシーを遵守していなければなりませんので、こちらも併せて確認しておきましょう。
あなたのアカウントがYouTubeショート収益化条件を満たしているか確認する方法
ここまで読み進むと、「ではいったいどこからYouTubeパートナープログラムに申し込めばよいのか?」、「今の自分のアカウント状況がYouTubeパートナープログラムの資格要件を満たしているのか確認したい」と思われる方もいらっしゃると思いますので、以下に実際の確認方法を記載致します。
操作手順1:YouTubeにログインしてYouTube Studioにアクセス
↑上図の通り、YouTubeにログインした画面から右上のアイコンをクリックし、表示された「YouTube Studio」をクリックします。
操作手順2:YouTube Studioの左メニューから「収益化」をクリック
↑上図のように、YouTube Studioの画面で表示されたメニューから「収益化」をクリックします。
操作手順3:YouTubeパートナープログラム関連情報を確認する
↑YouTube Studioの「収益化」画面を下スクロールすると、上図のようなYouTubeパートナープログラムの「参加方法」が表示されます。ここに記載されている申請条件を満たせばYouTubeショートで収益化することができるようになりますので、ご自身のアカウントの達成状況を見ながら収益化を実現してみましょう。
YouTubeショートの収益額の相場はいくらか程度なのか?
ショート動画の収入目安例 YouTubeショート動画の広告収益は1再生あたり0.003円から0.01円とされています。通常のYouTube動画が、1再生あたり0.3~2円程度の収益を得られるとされていますので、収益面においてはYoutubeショート動画はYoutube動画に劣るのが事実ではあります。
とはいえ、昨今はショート動画の視聴者がTikTok、Instagram、Youtubeショート含め増加傾向にありますので、単純に視聴回数が得られやすい状況です。この点を加味してYoutubeショートで収益化を狙うクリエイターは多く存在しますし、Youtubeショートを利用して認知度を高めることに特化しつつ収益化をサブ的に狙うクリエイターも存在します。
YouTubeショートで収益を得るまでの仕組み
上のYouTube公式動画では、「ショートクリエイターがYPPに参加する方法」、「広告収益分配の仕組み」、「収益とパフォーマンスを確認する方法」が紹介されています。ここではまず「YouTubeショートで収益を得るまでの仕組み」についてテキスト解説致します。
YouTubeショートの収益分配の仕組みの大枠
各YouTubeショート配信者が獲得した収益は、まずクリエイタープールと呼ばれる場所に集められます。いったんすべてのYouTubeショートクリエイターが獲得した総広告収入が大きな池にプールされるイメージで想像してください。この時、池にプールされる広告収入ですが、「”楽曲を1曲利用した動画”を配信したことによる動画視聴回数に対する報酬」は50%がクリエイター側の取り分になり残りの50%がサウンドクリエーター側の取り分となります。つまり「楽曲を1曲利用していた場合、獲得した広告収入の50%だけが池にプールされる」ということです。
もっと詳しく説明すると、「”楽曲を2曲利用した動画”を配信したことによる動画視聴回数に対する報酬」は33%がクリエイター側の取り分になり残りの66%がサウンドクリエーター側の取り分となります。また、「”楽曲を利用しない動画”を配信したことによる動画視聴回数に対する報酬」は100%クリエイター側の取り分となり、100%の広告収入がクリエイタープールにプールされます。
このような流れで各YouTubeショートクリエイターがクリエイタープールに広告収入をストックしていき、最終的にストックされたクリエイタープール内の総広告収入が各クリエイターに分配されていきます。この時、各クリエイターに分配される金額は「クリエイタープールにストックされるために再生された”クリエイター全員による総視聴回数”を分母、あなたが貢献した総視聴回数を分子とし、割合を計算することで分配されます。
例えば、クリエイタープールに10万円集まっていて、あなたがその10万円の広告収入に対して1%の総視聴回数を獲得し貢献していた場合、1万円があなたに分配されます。ここから55%が手数料的に引き算され、最終的にあなたが受け取る報酬は1万円の45%である4500円となります。
結論、YouTubeショート収益を増やすには「動画視聴回数」が最重要
前述しました「YouTubeショートの収益配分の仕組み」をしっかり読み解くと、YouTubeショート収益を増やすには「動画視聴回数」が最重要であることが分かります。何が言いたいかというと、動画利用の頻度は気にせずに面白いショート動画を作って総視聴回数を増やすのがベストであるということです。
楽曲を複数利用した個人がクリエイタープールにストックする広告収入が小さくても、最終的にそのクリエイターが受け取る広告収益額は「クリエイタープールへストックされた広告収入額に対してどれだけ総視聴回数で貢献できたかが判断材料となります。
YouTubeショートで広告収入を得るメリット:楽曲利用での減配リスクがなく動画配信に専念できる
これまで長尺のYouTube動画を配信していたクリエイターは”利用楽曲に関する問題で広告収入が減配される”場合がありました。しかし、YouTubeショートでは利用楽曲による広告収入の分配ルールが予め決められており、楽曲利用による減配リスクが一切ない広告分配システムであることが理解できます。
つまり、YouTubeショート動画のクリエーターは不安を感じることなく動画配信に専念できます。YouTubeショートにはあなたがコンテンツ作りに専念できる環境が与えられています。
YouTubeの再生回数を増やすための施策を理解しておくと効果的
↑YouTubeの再生回数を増やすために取り組むべき11の施策
YouTubeショートで広告収入を素早く得るためにも、YouTubeにおける動画配信方法のTipsを理解しておくと効果的です。上記のリンク記事ではYouTubeの再生回数を増やすために取り組むべき施策を11個ご紹介しています。ぜひ、あなたのYouTubeアカウント運営にお役立てください。
今話題のSNS最新情報をタイムリーに提供しています(GrowthSeedまとめ)
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矢野翔大
パチンコ遊技機開発者としてパチンコパチスロメーカーで8年間の業務を経たのち、2022年から株式会社フルスピードのオウンドメディア『GrowthSeed』のマーケティング担当として入社。"WEBサイト運営は商品開発である"というモットーのもと、自身が得意とするエンタメ思考を取り入れつつ日々マーケティング業務に取り組んでいる。趣味はキャリアそのままにWEBサイト運営、パチンコ、パチスロ、ゲーム。
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