Twitter、パブリックビューカウントでツイート表示回数が確認可能になりました
Twitter、サードパーティアプリからのアクセスを意図的に遮断
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公開日:2023年01月17日
最終更新日:2024年06月02日
Twitterは2023年1月13日、Twitterサードパーティアプリ(例えば、Tweetbot、ツイタマ等)からのTwitterへのアクセスを意図的に遮断しています。これにより、サードパーティアプリを利用するTwitterユーザーは混乱状況に陥っているようです。(※2023年1月20日にサードパーティアプリの利用を公式的に禁止しています。)
当記事ではTwitterのサードパーティアプリ遮断の現状のご説明と、このままTwitterサードパーティアプリが利用できなくなった場合、どういう未来が想定できるか分かりやすくご説明します。
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目次
Twitter社の意図的なサードパーティアプリからのアクセス遮断が発生中(2023年1月13日から)
アクセス遮断によりTwitterサードパーティアプリが使えない状態になっている
Twitter社がサードパーティアプリからのアクセスを意図的に遮断したことで、サードパーティアプリを利用してTwitterを運用する利用者が頭を抱えています。記事冒頭でも触れましたが、Twitterのサードパーティアプリとは、例えばTweetbotやツイタマなどのツールのことを指します。
Twitter公式がリリースしたアプリではなく、Twitterをより快適に利用するために第3者が作成したアプリのことをサードパーティアプリを呼びますが、今回TwitterはこのサードパーティアプリからのTwitterへのアクセスを遮断しました。これによって、サードパーティアプリを利用してTwitter運用している多くの利用者が慌てているのが現状です。
サードパーティアプリからのアクセス遮断は公式発表されていない
現在この状況について、Twitter公式アカウントもTwitterCEOであるイーロン・マスク氏のTwitterアカウントでも公式発表されておりません。とはいえ、サードパーティアプリの利用者は実際にサードパーティアプリが利用できない状況に陥っていますので、「公式発表されていないものの事実として発生している状況」にあります。
これまでイーロン・マスク氏がTwitterのCEOに就任して以来、Twitterは大きな変革を起こそうとしており、Twitter Blueの日本リリースなどさまざまなイベントを実施しています。今回のサードパーティアプリからのアクセス遮断も意図的であると噂されており、それら変革の一環である可能性が高そうです。
アクセス遮断状態はいつまで続くか分からない状況
サードパーティアプリからのTwitterへのアクセス遮断現象は公式発表されていないため、いつ終了するかも発表されていません。つまり、いつまで今の状況が続くか分からない状況になっているということです。(※2023年1月20日にサードパーティアプリの利用を公式的に禁止しています。)
サードパーティアプリを利用していたTwitter利用者は”サードパーティアプリが利用できなくなった場合も想定して行動せざるを得なくなった”といえるでしょう。
【追記:2023年1月20日】Twitterのサードパーティアプリは禁止すると公式発表されました
TwitterはTwitter公式の開発者プラットフォームの開発者契約にある見出し”ⅡRestrictions on Use of Licensed Materials(ライセンス素材の使用制限)”の文中に「c) use or access the Licensed Materials to create or attempt to create a substitute or similar service or product to the Twitter Applications;(c) ライセンス対象物を使用またはアクセスして、Twitter アプリケーションの代替または類似のサービスまたは製品を作成または作成しようとすること。)」という文面を記載しました。
この文面が公式ページで記載されたことにより、Twitterは公式的にサードパーティアプリをTwitterから排除することを発表しています。
なぜTwitter社は意図的にサードパーティアプリからのアクセスを遮断したのか
考えられる結論としては、便利なサードパーティアプリを制御することで、Twitter社の収入源である公式サービスの利用率を今より向上させようとしたのではないかということが考えられます。
サードパーティアプリ利用率が低下すればTwitter公式サービスの利用率は上がる
サードパーティアプリはTwitter公式がリリースしたアプリではなく”第3者が作成したアプリ”です。つまり、サードパーティアプリの利用料はTwitter社に支払われるのではなく第3者に支払われますので、Twitter社としては1つも旨味がありません。
今回のようにTwitter社がサードパーティアプリを制限すれば、”サードパーティアプリを使うことで利便性を高めていたTwitter活動を今度も継続しようと試みた場合、Twitter公式サービスで補う”しかなくなります。
Twitter公式サービスの利用率が向上すればTwitter社に利益が生まれやすい構造となります。ここまでのストーリーを描いてサードパーティアプリのアクセスを遮断した可能性は十分ありそうです。
Twitter社のメリット1:Twitter Blueへのサブスクリプション加入が促進できる
例えば、サードパーティアプリ利用ができなくなったTwitter利用者はTwitter Blueというサブスクリプションに加入することを検討し始める可能性があります。これはTwitter社が今より利益を上げるためのきっかけになる可能性があり、大きなメリットです。
Twitter Blueとは2023年1月に日本でも利用可能となったTwitterサービスです。月額料金を支払いTwitter Blueに参加するとリプライ・メンション・Twitter上での検索表示が優先されたり、表示される広告表示を減らせるなどのメリットが受けられるようになります。
「”サードパーティアプリで整備していた快適さ”はTwitter公式サービスであるTwitter Blueで補えます」と暗に伝える機会を作るためにサードパーティアプリを遮断したと考えても不思議ではないでしょう。
Twitter社のメリット2:Twitter広告の利用価値が相対的に高まる
さらにサードパーティアプリが利用できなくなったことでTwitter広告の利用価値も相対的に上昇する可能性があります。サードパーティアプリが廃止されることでTwitter上のアクティブユーザー数が増加すると、広告配信する価値が高まり、多くの企業が広告費に予算を多く投入する(つまり高まる)かもしれません。
この展開になった場合、Twitter社が今より利益を増やすための構造の再整備に役立つでしょう。Twitter広告の利用者が増えれば、純粋にそれだけTwitter社に利益が生まれるためメリットです。
また、サードパーティアプリの利用者が率先してTwitter広告を利用するようになれば、「広告表示が煩わしい」と考えるTwitter利用者は、広告表示が抑えられるTwitter Blueの利用をこれまた検討し始めます。Twitter社としてはTwitter Blueを普及させるためにもTwitter広告の利用率を向上させたいと考えているはずです。
将来を想定しTwitter BlueとTwitter広告の利用価値を再理解しておくことは建設的
Twitterのサードパーティアプリの制御がいつまで続くか分からない現状、保険を打ってTwitter BlueとTwitter広告の利用価値を再理解しておくのが建設的です。当オウンドメディアGrowthSeedでもTwitter Blueの関連記事やTwitter広告の関連記事を取り扱っておりますので、ぜひご一読されることをおすすめします。
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【Q&A】当記事を読むと気になるであろうこと疑問に回答
サードパーティとはどういう意味?
サードパーティとは”「第三者」を意味する英語です。サードパーティアプリという言葉がよく利用されますが、サードパーティアプリとは”第3者が作ったアプリ”ということになります。当記事であればTwitterのサードパーティアプリとは「第3者が作ったTwitter関連アプリ」ということになります。
ファーストパーティという言葉も存在する?
はい。ファーストパーティという言葉も存在します。ファーストパーティとは、「当事者」を意味する英語であり、一般的には、製品の提供者のことを指します。つまり、当記事であればファーストパーティはTwitter社のことを意味します。
では、セカンドパーティという言葉も存在する?
はい。セカンドパーティという言葉も存在します。セカンドパーティとは、「製品の利用者」を意味する英語です。当記事であればセカンドパーティはTwitter利用者ということになります。
矢野翔大
パチンコ遊技機開発者としてパチンコパチスロメーカーで8年間の業務を経たのち、2022年から株式会社フルスピードのオウンドメディア『GrowthSeed』のマーケティング担当として入社。"WEBサイト運営は商品開発である"というモットーのもと、自身が得意とするエンタメ思考を取り入れつつ日々マーケティング業務に取り組んでいる。趣味はキャリアそのままにWEBサイト運営、パチンコ、パチスロ、ゲーム。
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