2019年10月07日
URL検査ツールとは、「Google Search Console」の新機能です。2018年に新版が公開されました。URL検査ツールは、旧版の「Fetch as Google」が持つ役割を継承しており、URLがインデックスに登録されているかどうかがわかる便利な機能ですが、他にどのような使い方があるでしょうか。本記事では、URL検査ツールの基本的な機能や便利な使い方を紹介していきます。
目次
Googleが提供している無料Webツールの1つに「Google Search Console」(以下、Srarch Consoleと呼びます)があります。このSearch Consoleの機能の一つとしてURL検査ツールがあり、新たなコマンドとして注目されています。
過去にGoogleはSearch Consoleの機能として「Fetch as Google」を提供していました。これは、Googleに対してインデックスを促したり、レンダリングを確認したりできる機能でした。この「Fetch as Google」は提供終了となりましたが、その機能は、URL検査ツールに引き継がれています。
URL検査ツールでは、従来からあったインデックス登録促進の機能に加え、申請したWebサイトのインデックス登録状況のチェックや、Webページの最新版をGoogleで表示させるためのライブバージョンのテストが可能です。さらに、スマートフォンなどのモバイル端末でも使いやすかどうかを検査するモバイルフレンドリー機能も搭載しています。
URL検査ツールでは、インデックス登録のリクエスト結果が開示されますが、登録しているURLページの状態によって、いくつかの結果パターンが存在します。
と表示された場合は、登録したURLが正しくインデックスされている状態で、Googleの検索結果にも表示される可能性があります。
何かしらの要因でインデックス登録できていないURLがある場合に表示されます。リニューアル前で意図的にインデックスしないようにしている場合は問題ないですが、意図せずインデックスされていない場合は対策が必要です。
インデックスに登録はされているものの、Webページに使用している拡張機能などに問題がある場合に表示されます。WebサイトはGoogleの検索結果には表示されますが、拡張機能などの問題のある要素が反映されないことがあるため注意が必要です。
そのほかにも別の検査結果が表示されることがありますが、さまざまなケースがあるため、都度インターネットなどで調べながら対応を取ることが大切です。
URL検査ツールの使い方や手順はどうすればよいか、簡単に紹介していきます。
所定のURLを検査するには、Search Consoleのナビゲーションパネルで「URL検査」をクリックし、画面上部に表示された検索ボックスにURLアドレスを入力後、エンターキーを押します。インデックスの登録状況に呼応し、「登録済み」「未登録」「登録済みだが問題あり」などといった結果が得られます。
インデックスに登録済みの場合は、あらかじめ登録されている正規のURLアドレスや、クロールした巡回ロボットの種類も表示され、PC用なのか、モバイル用なのかどうかが確認できます。
URL検査で未登録だった場合は、インデックス登録のリクエストを行います。要請を行うには、URL検査でアドレスを入力した後に出現する「インデックス登録をリクエスト」というボタンをクリックします。1~2分ほど経った後に、「インデックス登録をリクエスト済み」と表示された場合は、特に問題なくリクエスト送信が完了したことを意味します。
Google側で、リクエストされた順番通りにインデックス登録の処理に移るため、順番が来るのを待ちます。インデックス登録をリクエストするタイミングとして、Webページを新たに公開したときや、すでに登録しているページに変更を加えたとき、「noindex」タブの削除など、インデックス登録に関連する問題点を修正した場合などに行いましょう。
Webサイトのインデックス登録が完了したかどうかを確認するには、登録リクエストから一定の時間を置き、再度URL検査を行います。
Webサイトに問題がなければ、「URLはGoogleに登録されています」と表示するだけでなく、Googleの検索結果にも正しく反映されるようになります。登録リクエストからGoogleに登録されるまでにかかる時間は不明ですが、早ければ数時間程度、遅い場合は1日以上かかる可能性もあるため、心配せず気長に待つことが大切です。登録されていなかったとしても、落ち着いてのんびりと待つようにしましょう。
「Google Search Console」の新機能であるURL検査ツールは、インデックス登録リクエストだけでなく、登録状況の確認やライブバージョンのテストが可能です。URL検査ツールの利用は、SEO対策では欠かすことができません。URL検索ツールは、Webサイトのユーザビリティを高め、サイト品質を向上させることにも役立つため、積極的に活用してみてはいかがでしょうか。
常時SSLはするべき!?メリットとデメリット
コンテンツSEOで効果がなかった方、アタマの回し方変えませんか?
【最新版】Ahrefsのダッシュボードを解説!※2016年9月更新
リファラとは
どうして!? Twitterのアカウントがロックされてしまう理由と解除方法
迷ったらこうする[漢字/ひらがな編] -「出来る/できる」「事/こと」など
企業向けFacebookページ(ビジネスアカウント)の作成・管理方法
なぜNAVERまとめはサービス終了したのか!?SEO視点で調べてみた
知られざるWordの使い方「スタイル、アウトライン」編