Google Analyticsとは
リファラとは
- 用語解説
公開日:2016年12月16日
最終更新日:2024年06月03日
リファラとは自分のサイトに来たユーザーがたどる元になったページ、参照元情報のことを言います。アクセスログに記述される要素の一つで、解析ツールを使用すると確認できる項目です。(サーバー上のアクセスログからも計測可能)
↓【無料DL】「SEO内部対策チェックシート」を無料ダウンロードする
目次
リファラの具体例
実際に具体例で見てみましょう。
例えばこのGrowthSeedにフルスピードの公式サイト経由でユーザーが来た場合にはフルスピード公式サイトがリファラ、Google経由でユーザーが来た場合にはリファラはGoogleとなります。
GrowthSeed ← フルスピード公式(リファラ)
GrowthSeed ← Google(リファラ)
リファラを確認することで「どこから自分のサイトに来たのか」が分かり、広告の効果測定や、自分のサイトを紹介してくれているサイトなどの発見をすることが可能です。
リファラの確認方法(GoogleAnalyticsの場合)
リファラを確認する方法はいくつかありますが、もっとも手っ取り早い方法の1つとして解析ツールを使用する方法があります。
ここではGoogleの提供している無料解析ツールGoogleAnalyticsでリファラを確認する方法を紹介します。
GoogleAnalytics「集客」を選択し、「すべてのトラフィック」>「参照サイト」を確認。
参照元のドメイン一覧が表示されます。
ドメイン名をクリックするとそのドメインの中のどのページから自分のサイトに来たのかがわかります。
「セカンダリディメンション」で「ランディングページ」を選択するとどのページから、自分のサイトのどのページに遷移したのかが分かります。その他に別の指標と組み合わせることで判明するデータも増えるので分析の際に活用しましょう。
また、GoogleAnalyticsの「参照サイト」項目では検索エンジンなどのオーガニック検索のリファラは省かれます。
オーガニック検索のリファラを確認する際には「集客」>「キャンペーン」>「オーガニック検索キーワード」から「参照元」を選択することで確認可能です。
参照元に「Google」「Yahoo!」「Bing」などの検索エンジンが並んでいるのがわかります。
※上記はGoogleAnalyticsの仕様なので他の解析ツールでは扱いが異なる場合があります。
ノーリファラーとは
すべてのユーザーにリファラがあるわけではありません。リファラ(参照元情報)を持っていない場合のことを「ノーリファラー」と言います。
「ノーリファラー」はGoogleAnalyticsの「参照サイト」には表示されず、「参照元/メディア」の項目でdirect/noneとして表示されます。
「集客」>「すべてのトラフィック」>「参照元/メディア」
「direct/none」の表記があるのが確認できます。こちらが参照情報のない「ノーリファラー」です。
※「参照元/メディア」では参照元ドメインと参照元の属性(オーガニック検索/参照サイトなど)があわせて表示されます。
ノーリファラーが発生するケースとしてはいくつかのパターンが存在しますが、代表的なものとして次のようなケースがあります。
- ブラウザにURLを直接入力した場合
- ブラウザのブックマークから遷移している場合
- アプリなどを利用してページに遷移した場合
- SSLページから非SSLページへ遷移した場合(例外もあり)
特に昨今ではアプリ普及の増加やSSLページの増加といった現状もあり、サイトによってはノーリファラーが発生しているケースも多いかもしれません。
自分のサイトにどれくらいのノーリファラーが存在しているか確認してみましょう。
急増しているリファラースパムについて
最後にここ最近で急増しているリファラースパムについて紹介します。
リファラースパムとは実際にはそのサイトを経由していないのに、解析ツール上では「サイトを経由している」と見せるスパムです。
具体例を見てみましょう。
上記サイトでは***.xyzと参照元が並んでいますが、実際に当該のサイトを見てみるとページへのリンクは一切ありません。
この「リンクを張った形跡がないのに参照元として残っている」状態にあるのがリファラースパムです。リファラースパムはアクセス解析に履歴を残すことにより解析を確認している人間に対してそのページに誘導することが目的です。場合によっては悪意のあるサイトのこともあります。
もしリファラー情報に見覚えないサイトからの流入が大量に増えているようであればリファラースパムを疑ってもいいでしょう。
不用意にアクセスしないようにするために、ドメイン名を一旦検索にかけてみると同じような被害を受けている人の情報が表示されることが多いので参考にしてみてください。
前述のリファラースパムドメインで検索した結果。スパムをまとめているサイトが表示されます。
あまりにもひどいようであればGoogleAnalyticsの設定から個別に除外設定をすることも可能です。
株式会社フルスピードのSEOコンサルティングサービスのご紹介
↓株式会社フルスピードのSEOコンサルティングサービスのご紹介(資料DLページ)
株式会社フルスピードはSEOコンサルティングサービスをご提供しています。株式会社フルスピードは2001年の創業から5,500社以上ものSEOコンサルティング実績を積み上げてまいりました。
株式会社フルスピードは世界で60万人が導入する最高水準のSEO分析ツールAhrefsのオフィシャルパートナーでもあり、これまで培ってきたSEOノウハウとAhrefsのサイト分析力を活かしたSEOコンサルティングサービスをご提供することが可能です。SEOコンサルティングサービスの詳細に関しましては上記バナーをクリックしてご確認くださいませ。お気軽にご相談ください。
-
なぜNAVERまとめはサービス終了したのか!?SEO視点で調べてみた
- Ahrefs
-
サーチコンソールの権限付与の方法を画像解説┃2024年最新
- Google Search Console
-
GA4(アナリティクス4)とサーチコンソールの連携方法【2024年最新】
- Google Search Console
- Google アナリティクス
-
CLSとは? 低下要因と改善方法をわかりやすく解説
- Google検索アルゴリズム
- SEO内部対策
- SEO基礎
-
Googleサーチコンソールとは?設定~活用までの基礎を解説【2024年最新版】
- Google Search Console
- SEO 分析
-
検索順位別のクリック率(CTR)は?CTRの改善方法を状況別に解説!
- Google検索結果
-
サーチコンソールで24時間ビューが確認可能に!メリットと表示方法まとめ
- Google Search Console
- 最新ニュース
-
【検索順位を上げる方法】具体的なSEO対策の作業手順10個と考え方・注意点を解説
-
ドメイン貸しとは?リスクとメリット・デメリットを解説
-
Googleが「サイトの評判の悪用に関するポリシーの更新」を発表(悪質なドメイン貸しに対する対策資料)
- 最新ニュース