404ページをトップページに301リダイレクトするのは検索ランキングにもUXにも悪影響
「インデックスされているのに検索結果に表示されない理由」をGoogle関係者が回答!
- Google検索結果
- 最新ニュース
公開日:2025年03月25日
Googleのマーティン・スプリット氏は2025年3月20日、「インデックスされているのに検索結果に表示されない理由」をYouTubeチャンネルのGoogle Search Centralにて発表しました。当記事では、Googleのマーティン・スプリット氏の「インデックスされているのに検索結果に表示されない理由」に関する発言内容を簡潔にご紹介いたします。
↓【無料DL】「SEO内部対策チェックシート」を無料ダウンロードする
目次
なぜインデックスされているのに検索結果に表示されないのか?
Googleのマーティン・スプリット氏による回答
引用:“My pages are indexed but don’t show up in search results?”
上動画は、Google Search Centralから投稿された「インデックスされているのに検索結果に表示されない理由は何なのか」という内容のマーティン・スプリット氏によるYouTube動画です。英語でお話しされていますので、YouTubeの日本語翻訳機能をオンにして視聴してみてください。以下、動画内で紹介されている内容をテキストで記述いたします。
検索エンジンがページを評価するプロセスのおさらい
クロール:Googlebotがそのウェブページを巡回して情報取得する
インデックス:取得したページ情報をGoogleのデータベースに保存
ランキング:ユーザーの検索クエリに応じて、インデックスされたページの中から最も適切なものを検索結果に表示(=ランキング)
検索エンジンは上記プロセスを経てページを評価しランキングを決定します。インデックスされていても、検索結果に表示されない場合は、ランキングの過程で除外されている可能性があります。
Googleのマーティン・スプリット氏は、Googleは検索結果の質を維持するために、「全てのインデックス済みページをランキングに含めるわけではないことを強調」しています。
インデックスされているのに検索結果に表示されない原因
クエリ(検索ワード)が特殊すぎる、または検索ボリュームが少ない
検索クエリが一般的でない場合、Googleの検索結果に表示されないことがあります。特定のキーワードに対する検索回数が極端に少ないと、Googleがそのページを検索結果に出す優先度を低くする可能性があるためとされています。
競合サイトの方がユーザーにとって有益と判断されている
Googleは検索結果の上位に「ユーザーにとって最も価値のあるコンテンツ」を表示します。競合サイトのコンテンツがより充実している場合、自サイトのページがインデックスされていても表示順位が低くなり、結果として検索結果に現れない現象が発生することがあるとのことです。
インデックス登録されたページが後から削除されている
ページがインデックスされた後でも検索結果から除外されることがあるともマーティン・スプリット氏は発言しています。Googleのシステムがユーザーにとって有益ではないと判断した場合は、ページのインデックスを維持しないことがありますので注意しましょう。以前は有益と見なされていたページでも、内容が古くなったり、他のより優れたコンテンツが登場した場合は、検索結果の表示優先度が下がるということです。
インデックスされているのに検索結果に表示されない時の対策方法
検索ニーズをリサーチして適切なキーワードを選ぶ
ターゲットとするユーザーの検索意図を調査し、適切なキーワードを選定することが重要です。GoogleキーワードプランナーやGoogleサーチコンソールを活用し、検索ボリュームの多いクエリを狙うと良いでしょう。
コンテンツの質を改善して検索意図に応える
Googleはコンテンツの質を重視します。ユーザーの疑問にしっかりと答え、独自性のある情報を提供することで、検索エンジンの評価を向上させることができます。これこそSEOの基本となる考え方です。
内部リンクや被リンクを活用してサイト評価を高める
内部リンクを適切に配置し、関連ページ同士を繋げることで、サイト全体の構造を明確にすると良いでしょう。また、高品質な外部サイトからの被リンクを獲得することも、ページの権威性を高めることに貢献します。
定期的にコンテンツを更新し、ユーザー満足度を向上させる
Googleは最新の情報を評価する傾向があるため、コンテンツを定期的に更新することが重要です。ユーザーが求める情報をタイムリーに提供することで、検索結果に表示される可能性を高めましょう。
まとめ
インデックスされているにもかかわらず検索結果に表示されない原因は、検索クエリの特異性、競合コンテンツとの比較、またはページの品質不足などが考えられます。
対策として「適切なキーワードの選定」、「コンテンツの質向上」、「内部リンクや被リンクの活用」、「定期的なコンテンツ更新」が有効です。これらを実践しながら、検索結果に表示される可能性を高めるようサイト運営されることをお勧めします。
>>【検索順位別のクリック率(CTR)】CTRの改善方法を状況別に解説!
>>【マーケティングにおけるSEOの重要性】検索エンジン最適化の価値を解説
SEO最新情報やSNS最新情報をまとめて確認してみましょう
↑GrowthSeedが提供する”今話題のSEO最新情報”をチェックする
株式会社フルスピードが運営するオウンドメディアGrowthSeedでは、SEOとSNSの最新情報を素早くキャッチして記事コンテンツとしてまとめています。これまでのSEO最新情報が上記バナーから確認できますので、SEO最新情報の収集目的でご活用ください。
株式会社フルスピードのSEO関連サービスのご紹介
Webサイト
コンサルティングSEO、コンテンツSEO、UIUXの三軸でアプローチし、流入数・コンバージョンをアップさせます。
SEOコンサルティングサイト課題や問題の本質をつかみ、先を見据えた戦略策定と課題解決に繋がるSEOコンサルティング
法人向けSEO研修企業のマーケティング担当者が第一線のプロからSEOを学べるリスキリングサービスです。
株式会社フルスピードは世界で60万人が導入する最高水準のSEO分析ツールAhrefsのオフィシャルパートナーでもあり、これまで培ってきたSEOノウハウとAhrefsのサイト分析力を活かしたSEOコンサルティングサービスをご提供することが可能です。SEOコンサルティングサービスの詳細に関しましては上記バナーをクリックしてご確認くださいませ。お気軽にご相談ください。
矢野翔大
パチンコ遊技機開発者としてパチンコパチスロメーカーで8年間の業務を経たのち、2022年から株式会社フルスピードのオウンドメディア『GrowthSeed』のマーケティング担当として入社。"WEBサイト運営は商品開発である"というモットーのもと、自身が得意とするエンタメ思考を取り入れつつ日々マーケティング業務に取り組んでいる。趣味はキャリアそのままにWEBサイト運営、パチンコ、パチスロ、ゲーム。
-
-
GA4とサーチコンソールの連携方法!メリット・確認方法・連携できない時の対処法まとめ
- Google Search Console
- Googleアナリティクス
-
Googleが検索ランキングシステム一覧を公開(用語変更も発表)
- Google検索アルゴリズム
- 最新ニュース
-
Googleが2024年検索トレンドキーワードを発表!日本や海外で話題になったことを振り返る!
- 最新ニュース
-
Google検索エンジンの使い方 その2「検索結果ページ(SERP)の見方編」
- Google検索結果
-
【最新2025年3月】Googleコアアップデートとは?概要と対策、最新情報と歴史まで解説
- Google検索アルゴリズム
- SEO基礎

-
なぜNAVERまとめはサービス終了したのか!?SEO視点で調べてみた
- Ahrefs
-
GA4とサーチコンソールの連携方法!メリット・確認方法・連携できない時の対処法まとめ
- Google Search Console
- Googleアナリティクス
-
サーチコンソールの権限付与の方法を画像解説┃2025年最新
- Google Search Console
-
CLSとは? 低下要因と改善方法をわかりやすく解説
- Google検索アルゴリズム
- SEO内部対策
- SEO基礎
-
Googleサーチコンソールとは?設定~活用までの基礎を解説【2025年最新版】
- Google Search Console
- SEO 分析
-
「インデックスされているのに検索結果に表示されない理由」をGoogle関係者が回答!
- Google検索結果
- 最新ニュース
-
404ページをトップページに301リダイレクトするのは検索ランキングにもUXにも悪影響
- Google検索結果
- 最新ニュース
-
「レビュー用QRコード」がGoogleビジネスプロフィールだけで作成可能に!作り方まとめ!(外部サイトを利用せず作る)
- 最新ニュース
-
「Google検索結果上の個人情報」を削除する簡単なリクエスト方法を導入!
- 最新ニュース
-
Ahrefs認定資格とは?受験資格・試験内容・認定証明書の取得について
- Ahrefs
- 最新ニュース