Webマーケティングを極めるなら覚えたい!調査に使える「検索演算子」まとめ
Google検索コマンドと演算子で簡単にサイト内調査を行う方法
公開日:2014年06月12日
最終更新日:2024年06月03日
こんにちは。Growth Seed編集部です。
運用管理をしているサイトや競合サイトの調査をしなければならない場面、みなさんはどのように調査をしていますか?
無料ツールを使ったり、プロモーションを依頼している企業に調査を依頼することもあると思いますが、もっと身近なものを使って自分で調べることができます。それは、Googleの検索窓口です。
Googleには検索コマンドと呼ばれる特別な結果を得られる文字列と、検索演算子(”(ダブルクォーテーション)、-(ハイフン)など)が用意されています。この2つを使いこなすことで、様々な特別な結果を簡単に得ることができます。
上司から「うちのサイトのキャンペーンページっで何ページくらいアップしてるんだっけ?」と、質問をされても検索コマンドを使って調べれば、あわてることなく短時間で回答ができます。
では、さまざまな状況にそってご説明いたします。
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目次
このサイトって何ページあるんだっけ?
このような質問をうけた場合は、検索窓口に検索コマンドの「site:」を入力して、そのあとに調査したいドメインを入力します。これでサイト全体のページ数を調べることができます。
Googleがインデックスしているページの中からサンプルとして表示されるので、完全なデータではありませんが、ある程度のサイトボリュームを把握することができます。例えば、Growth Seedのページ数を調べたいときは・・・
その他にも活用方法があります
1)自社だけでなく競合サイトの調査としても役立ちます
2)特定のディレクトリ配下のページだけを見ることもできます
3)titleやdescriptionの内容や重複を確認できます
4)必要のないページがないか確認できます
他のサイトでうちのサイトの文章が使われてないか確認してくれる?
ちょっと困った依頼ですよね。重複コンテンツ確認です。全ての文章を確認することはツールを使わない限り困難ですが、ある程度の時間をかければ手作業でサンプル調査をすることは可能です。
まず、サイト内で使っている文章を読点がある文節の中から10~20文字程度ランダムに抽出します。そして、検索窓口に演算子の「“(ダブルクォーテーション)文章”(ダブルクォーテーション)」を入力すると、文章と完全一致しているサイトが検索結果に表示されます。(ダブルクォーテーションを使わない場合は部分一致で検索できます)
例えばGrowth Seed内で使われている文章、「Webサイトの支えになる「チカラ」」が他サイトで使われているか見てみましょう。
複数の文章で繰り返し調査をしなければいけないため、かなり根気が必要な作業です。まずは、TOPページや調査が必要と思われるページを中心に行ってみてください。
うちのサイト内に重複コンテンツがあるか調べてもらえる?
これも悩む依頼だと思います。ただ、先に説明をした検索コマンド「site:」と演算子「”(ダブルクォーテーション)」を組み合わせる複合技で調査が可能です。
例えば、「株式会社フルスピード」がGrowth Seed内でどれくらい使われているか見てみましょう。
これも前述と同様に、完全調査をするにはツールが必要なためサンプル調査になります。どの文章をどれだけ選択するかも自分で決めなくてはなりません。重要なページで、複数の文章をランダムに選択して試しましょう。これもまた根気です。
うちのサイトのプレゼントページは何ページアップしてる?
昔に行っていたキャンペーンページなど、不要なページがサーバーに残っていること、結構ありませんか?
このような場合も「site:」の出番です。「site:」と「intitle:」の複合技で調査をすることができます。
「intitle」は、サイトタイル(meta title)に特定単語が含まれるページを抽出できます。
例えば、「growthseed」がtitleに含まれたページだけが見たい場合は、下記のように検索窓口に記述します。
intitle:growthseed
本題に戻して、Growth Seed内でプレゼントページが何ページあるかを調査してみましょう。(あくまでもtitleに単語が入っていることが前提です)
サイト内にスペル間違いがあったから全ページ修正しておいて!
えっ!?どのページにどれくらい書いているのか?詳細の情報もないアバウトな指示を言われた場合はどうでしょうか。
このような場合も検索コマンド、「site:」と「intext:」の複合技で問題を解決することができます。
「intext」は、サイトの本文中に書かれた単語や文章が含まれるページを抽出できる検索コマンドです。
例えば、「growthseed」が本文中に書かれたページだけが見たい場合は、下記のように検索窓口に記述します。
intext:growthseed
本題に戻して、Growth Seed内でSENPUUと書かれたページがどれくらいあるかを調査してみましょう。
上記で検索をすると4件がヒットしますが、「intext」を「intitle」で検索をしてしまうと1件しかヒットしません。3件がtitleに含まれていないためです。
このように、どの検索コマンドを選択するかで答えが変わりますので2パターンを試しましょう。
まとめ
今回は自社サイトや競合サイトを調査する際に便利な、Googleの検索コマンドと演算子の使い方をご紹介しました。
検索コマンドの「site:」を使ってインデックス状況を調べる方は多いと思いますが、演算子と複合的に使うことでグッと活用頻度が増します。
検索の仕組みや検索のやり方を知っているユーザーと、知らないユーザーでは、情報を得るまでの時間や得られる情報量に差がでることは珍しくありません。検索力によって情報格差が生まれてしまわないように、通常の検索以外に検索テクニックやコツもマスターいただければ、日々の業務が少し、円滑に進むかもしれません。
100%完全な調査にはなりませんが全体像はつかめるはずです。ぜひお試しください。
それでは次回、またお付き合いください!
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