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Webマーケティングを極めるなら覚えたい!調査に使える「検索演算子」まとめ

公開日:2016年08月10日

最終更新日:2024年02月27日

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みなさんはGoogle検索に「検索演算子」というものがあることをご存知でしょうか?
このフレーズは知らないという方も、普段検索をしている時に”AND”や”OR”といった記号を使って、より絞り込んだ検索をしたことがあるかもしれません。これらのような「絞り込んだ検索ができる、特殊な記号や単語の組み合わせ」を、「検索演算子」と呼びます。

Googleなどはこれらの検索演算子をいくつかサポートしていますが、今回の記事では「Webマーケティングに便利な」という観点で使える検索演算子を、具体例とともにご紹介します。
これからオウンドメディアを始める方はもちろん、競合サイトの調査をするときにも使えますので、ぜひ実際に試してみてください!

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指定したサイトドメインのインデックス数がわかる「site:URL」

「site:」以降で指定したサイトまたはドメインのインデックス数のおおよそ値と内容を知ることができる演算子です。
ここに記載するサイトまたはドメインは、ルートドメイン・サブドメイン・ディレクトリなどが対象になります。また、「site:URL キーワード」のようにスペースで区切って特定のキーワードを追加することで、対象のサイトまたはドメイン内でそのキーワードを含むページのみを探すことができます。

この演算子を使うとどのような検索結果になるのか、実際に見てみましょう。
キャプチャもありますので、みなさんのサイトではどのようになるかチェックしてみてください。

「site:URL」の使用例

1:「site:sxdlab.com」
sxdlab.comドメイン内のインデックス情報を見ることができます。

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約 90 件インデックスされていることがわかります。

2:「site:sxdlab.com seo」
sxdlab.comドメイン内で「seo」に関連しているページを見ることができます。

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seoに関するページは約73件インデックスされています。

3:「site:http://sxdlab.com/article/」
「http://sxdlab.com/article/」ディレクトリ以下のインデックス情報を見ることができます。

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「/tag」などがなくなり、記事ページのみのインデックス数を把握できます。

4:「Webマーケティング site:.com」
「Webマーケティング」に関連しているページで「.com」ドメインに記載されているページのみ(つまりwikipedia.orgなどの別のドメインを利用しているものは出てきません)を見ることができます。

タイトルやディスクリプション等に「Webマーケティング」を含み、「.com」ドメインのWebサイトのみが表示されます。

inurl:URL

この演算子を使うと、「inurl:」以降の文字がURL内に含まれているものが表示されます。

「inurl:URL」の使用例

1:「inurl:twitter」
URL内に「Twitterの文字列が含まれるURL」を見ることができます。

この演算子を使うことでTwitter内検索とWebサイトの検索を同時に行うことができます。「inurl:twitter キーワード」でキーワードを含めると、より詳細に探すこともできます。
たとえば、特定の内容について書かれたツイートと、そのツイートに関する内容をニュース記事にしているWebサイトのページをそれぞれ探したいとき、この組み合わせによって該当のツイートとツイートがどうニュースになったのかを一度に調べることができます。

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URLに「Twitter」を含み、かつ「Webマーケティング」のキーワードを含むページが、Twitterからも一般のWebサイトからも表示されます。

2:「inurl:twitter site:sxdlab.com」
sxdlab.comドメイン内でURLに「twitter」を含むものを見ることができます。

この演算子では、自分のサイトや競合サイトを調査するとき「Twitterの使い方やニュースを紹介する記事はどんなものがあるか」を探すときに便利です。

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「sxdlab.com」では「Twitter広告」のタグページが表示されました。

info:URL

この検索演算子は、Google検索の公式ヘルプには「ウェブアドレスの情報(キャッシュされているページ、類似したページ、サイトにリンクしているページなど)を取得できます。」と記載されています。
しかし、主にウェブマーケターが使う場合は、そのURLがどのようにインデックスされているか、ちゃんとインデックスされているかを調べるのに利用します。

※まれに「site:」では検索に出てくるのに、「info:」では検索できないことがありますが、基本的にあまり良くない(そのURLがGoogleに重要だと思われていない)状態だと思ってください。

「info:URL」の使用例

1:「info:http://sxdlab.com/tag/seo/page」
「http://sxdlab.com/tag/seo/page」がインデックスされていることがわかります。

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ページのリンクに加えて「この URL について Google が表示できる情報:」という項目も表示されます。

2:「info:http://sxdlab.com/page?page=3」
「http://sxdlab.com/page?page=3」はインデックスされていないことがわかります。

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実際に存在するURLですが、現時点では重要と判断されていないということがわかります。

cache:URL

Googleが一番最近保存したキャッシュを表示します。

「cache: http://sxdlab.com/」
sxdlab.comが直近でキャッシュされたページが表示されます。sxdlab.com内のコンテンツだけでなく、他のサイトが「http://sxdlab.com/」を含む情報をキャッシュした結果も反映されます。

intitle:キーワード

ページタイトルに「intitle:」以降で指定したキーワードが含まれているものを表示します。基本的には競合サイトがキーワードで狙っているページがどこなのかを探すときに役立ちます。
この演算子は「inurl:」と似ていますが、urlではなくタイトルを元に検索するため、表示結果が異なることがあります。URLでは「Twitter」を含んでいないけれど、ページタイトルでは「Twitter」を含んでいるページを探すときなどに便利です。

「intitle:キーワード」の使用例

「intitle:オウンドメディア site:sxdlab.com」
「sxdlab.com」の中で、「オウンドメディア」というキーワードがタイトル内に含まれているページが分かります。

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ページタイトルを中心に調べることで、タイトルを変更するか考えるきっかけにもなります。

intext:キーワード

ページ内のコンテンツ部分に指定したキーワードが含まれているものを表示します。
通常の検索に近しいように感じますが、こちらの演算子を使うことでコンテンツ部分に「ちゃんとキーワードが含まれているか」調べるときに役立ちます。さらに、「除外演算子」の項目で後述する方法を使えば、「ページのキーワード選定がちゃんとできていないページを探す」のに役立ちます。

「intext:キーワード」の使用例

「intext:オウンドメディア site:sxdlab.com」
「sxdlab.com」の中で、「オウンドメディア」というキーワードがコンテンツ内に含まれているページが分かります。

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先ほどの「intitle:」とは違い、本文に含まれた「オウンドメディア」が太字になっています。

コピペコンテンツ探しに使える「”完全一致検索 ”」

Googleの検索機能は原則的に曖昧一致検索です。

例えば「東京 ディナー 週末」など複数のキーワードをスペースで区切って入れた時、その全てが含まれるもの、どれかだけが含まれているもの、どれも含まれていなくても関連がありそうなものなど、ユーザーはどのような意図で検索しているのかを幅広く解釈して検索結果が返ってきます。しかし、「完全一致検索」で検索することで、検索ワードと一字一句違わない形でコンテンツが含まれているページしか検索結果に表示されなくなります。
完全一致で検索したい文言は””(半角ダブルクオーテーション)で囲みます。この演算子を利用することで、全く同じコピペコンテンツを載せているページを探すことができます。自分のサイトのコンテンツがどこかに転載されていないか、または引用されているのかを知りたいときに役立つ演算子です。反対に、新しくコンテンツを作る際に、既に使われている言い回しになっていないかを知りたいときにも役立ちます。

完全一致検索の使用例

1:「 “ソーシャルメディアを活用したマーケティング” 」
「ソーシャルメディアを活用したマーケティング」という文言が完全に含まれるページを検索できます。

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どのページも同じ文言を含んでいます。よく使われる表現なのか知りたいときにも便利です。

2:「 “ソーシャルメディアを活用したマーケティング” site:sxdlab.com」
「sxdlab.com」内で「ソーシャルメディアを活用したマーケティング」という文言が完全に含まれるページを検索できます。

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サチラボにも、「ソーシャルメディアを活用したマーケティング」という表現を盛り込んだページがあることがわかります。

除外検索 「-キーワード」

除外検索は、除外したいキーワードの前に「-(半角マイナス)」をつけることで行えます。
この演算子は「AND」「OR」を使う方であればご存じかもしれません。
「除外検索」をキーワードの前につけることで、そのキーワードを含まないページを検索することができます。
除外演算子は他の演算子の前につけることもできるので、演算子同士を組み合わせることでさらに絞り込んだ条件検索が出来るようになります。

除外検索の使用例

1:「-オウンドメディア site:sxdlab.com」
「sxdlab.com」の中で、「オウンドメディア」というキーワードが含まれないページが検索できます。

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現在のサチラボは「オウンドメディア」に関連したページを多く公開しているため、ほとんど結果に表示されません。

2:「-intitle:オウンドメディア intext:オウンドメディア site:sxdlab.com」
「sxdlab.com」の中で、コンテンツ部分には「オウンドメディア」というキーワードが含まれているのに、タイトル内に「オウンドメディア」という記載が無いページが検索できます

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先ほどとは違い、サチラボのコンテンツも表示されるようになっています。

まとめ

今回の記事はいかがでしたか?
最後に紹介した除外検索などは、一般的にも知られている検索方法ですが、他の演算子と組み合わせることによって検索の幅がかなり広がります。
なお、現在Google公式の検索演算子のヘルプページには「intext:」や「intitle:」の詳細がありません。そのため公式にサポートしているわけではないようですが、機能はしているようです。
参考:Google公式サイト ウェブ検索 ヘルプ 検索演算子

ここで紹介した演算子以外にも、組み合わせによってはいろいろな目的にあった検索ができます。ぜひ、みなさんのWebサイトの目的に応じて、自分なりの検索方法を探してみてください!

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この記事を書いた人
GrowthSeed編集部

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株式会社フルスピードのGrowthSeed編集部です。企業のマーケティング担当者へ向けてWebマーケティングの成長の種となる情報を発信しています。 Twitter , Facebookで記事の更新情報やセミナーの最新情報などを日々発信しているので、ぜひフォローしてみてください。

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