アフィリエイト広告運用におけるワンタグとは?利用メリット/デメリットを紹介
アドフラウドとは?ブランド毀損/コスト増加/効果検証のリスクと対策方法
公開日:2024年10月30日
最終更新日:2024年11月13日
年々拡大するインターネット広告市場で、2017年頃から話題になり始めた「アドフラウド」。不正広告を意味するこの言葉はそもそもどのようなものなのか、対策する方法はあるのか。いまさら聞けない「アドフラウド」についてJICDAQ認証取得している広告代理店であるフルスピードがわかりやすくご説明します!
↓株式会社フルスピードのワンタグツールDeepTrackのサービス資料を無料DL
目次
アドフラウドとは
アドフラウド(広告不正)とは、不正な手法によって広告のインプレッションやクリック、コンバージョンを水増しして広告報酬を搾取する不正行為のことを言います。
反社会的勢力などの犯罪者が自らのサイトに広告枠を設置し、BOT(自動クリックするプログラム)等を利用して大量に広告を表示・クリックを生み出し、 サイト運営者として広告収益を得る行為などがこれにあたります。また収益目的以外でも、情報収集用のBOTや、競合他社による嫌がらせクリックなど人為的な操作もアドフラウドの一つと言えます。
これらのアドフラウドの手口は年々巧妙化しており、社会問題になっています。2022年度の調査では、Web広告のクリックのうち約5.0%がアドフラウドであるという試算もあります。これは1クリックあたり50円で計算すると、およそ58億6,282万円規模の被害額となります。
引用:アドフラウド被害は年間1,335億円超えか、Spider AFが「アドフラウド調査レポート2022年通年版」を発表
アドフラウドのリスク
ブランド毀損につながるリスク
アドフラウド被害を放置することで発生するリスクとして、ブランド毀損があげられます。反社会的なサイトや犯罪的手法を用いて収益を得ているサイトへ、気づかぬうちにバナー広告が出稿されることで、広告を目にしたユーザーから悪印象を持たれ、ブランドのイメージや信頼性が損なわれる可能性があります。
近年では「漫画村」の事例が有名で、意図せず広告を出稿していた企業に多くのクレームが寄せられることがありました。
このように、アドフラウド被害を放置していると知らないうちにブランド毀損が起きている可能性があるため、事前の対策が求められます。
コスト増加のリスク
アドフラウド被害のリスクとして、不正クリックによる無駄な広告コストの増加もあげられます。BOTや競合他社による人為的な嫌がらせなど、コンバージョンに寄与しない不正クリックによって必要以上の広告費を消化し、CPA悪化などパフォーマンス面へ悪影響を及ぼす可能性もあります。
広告の効果検証ができないリスク
アドフラウド被害のリスクとして、正しい広告効果測定が妨げられてしまう点もあげられます。アドフラウドの手口によって不正にユーザーが集められていたり、プログラムで端末を乗っ取られていたりすると、広告の運用成果を正しく評価できません。見込み顧客へのアプローチにノイズが混ざるため、媒体最適化の学習や、A/Bテストなどに悪影響をもたらす可能性もあります。
アドフラウドを対策をするには
アドフラウド対策を行うには、広告経由のアクセスログをモニタリングし、不正クリックが疑われるIPアドレスやプレースメントをブラックリスト化、広告媒体の管理画面から除外設定を行う必要があります。短時間で急激にアクセスが伸びているIPアドレスや端末がある場合や、不正な注文が多いサイトや未払いが多発するサイトなど、不正が疑われるログを人力で見つけ出し、その都度除外登録を行うことが求められます。
しかし、アクセス数に比例してモニタリングの工数が増えるため、人力で行うには限界があります。
アドフラウド対策ツール導入するメリットと具体的なツール
アドフラウド対策ツールというのは、これまでご紹介した対策を一括で設定・管理。新たな不正プレースメントの検出や広告媒体での除外設定を自動化してくれるツールとなります。これにより人力での作業を無くすことができ、工数を大幅に削減することに繋がります。
アドフラウド対策ツールは多数存在しますが、フルスピードでは「Spider AF」というアドフラウド対策ツールを取り扱っています。
Google・Yahoo!をはじめ国内で提供されている広告媒体の多くをカバー。アドフラウド対策などの基本機能に加えて、どこから・どのような不正があったのかという細かい要因の分析も可能です。
導入後にブロックした推定金額を可視化することができることはもちろん、導入前にどれくらいの不正が発生しているのかを調べる無料診断にも対応しています。直接獲得につながらない・固定費のかかるツールの検討には腰が重い……というクライアントさまにもご検討ハードルの低いツールとなっており、実際に弊社でも多数ご契約をいただいております。
まとめ
いかがでしたでしょうか?数値やデータが細かく確認できるWeb広告のつよみを、ターゲティングのみではなく、除外による効率化やブランドセーフティに活用してよりよい広告配信を目指していきましょう!
フルスピードはJICDAQ加盟の広告代理店として、Spider AFの導入・自社ツールである「DeepTrack」との連携を含め、アドフラウド・ブランド棄損への対策を大切にした広告運用代行サービスを提供しております。
少しでもご興味を持っていただけましたら、お問い合わせ窓口からご相談をお願いします。
-
【2024年12月最新】SNSの利用者数とユーザー属性や特徴まとめ
- SNSマーケティング
-
【図解】Facebook広告の出し方を分かりやすく解説(2024年最新)
- SNS広告
-
Facebookページの作成方法と運用方法のコツを解説!(企業向け)
- SNSマーケティング
- SNS運用
-
なぜNAVERまとめはサービス終了したのか!?SEO視点で調べてみた
- Ahrefs
-
X(Twitter)のスレッドとは何か?リプライとの違いやスレッド投稿のやり方を紹介!
- SNS運用
- 最新ニュース
-
検索順位別のクリック率(CTR)は?CTRの改善方法を状況別に解説!
- Google検索結果
-
Xでハッシュタグを使うのはやめてとのイーロン・マスク氏の発言が話題
- 最新ニュース
-
サーチコンソールで24時間ビューが確認可能に!メリットと表示方法まとめ
- Google Search Console
- 最新ニュース
-
【検索順位を上げる方法】具体的なSEO対策の作業手順10個と考え方・注意点を解説
-
ドメイン貸しとは?リスクとメリット・デメリットを解説