【業界別】企業のLINE公式アカウントの運用事例と活用方法まとめ
LINE公式アカウントメンバーシップを開始!サブスク導入がより簡単に!
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公開日:2023年02月02日
最終更新日:2024年06月02日
LINE社は、2023年1月27日 「LINE公式アカウント」において、簡単にサブスクリプションサービスを作成できる機能「LINE公式アカウントメンバーシップ」の提供を開始しました。本機能のサービス対象国は、日本のみとなるそうです。今までベータ版という形で提供していましたが、今回正式にリリースされました。
今回、「LINE公式アカウントメンバーシップ」でどのようなサブスクリプションサービスが作れるのか解説します。
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目次
「LINE公式アカウントメンバーシップ」でできること4つ
「LINE公式アカウントメンバーシップ」は、「LINE公式アカウント」上で、オーナーであれば自身の事業や活動内容に合わせて、サブスクリプションサービスを作成することができる機能のことです。オーナーは「LINE公式アカウントメンバーシップ」機能でオリジナルプランを作成して、月額課金をしたメンバーに特別な特典を提供することができます。
引用:「LINE公式アカウントメンバーシップ」機能の提供を開始
メンバーシップ機能ではプランの月額費用を¥400(税込)~¥15,400(税込)の中で選択でき、プランの特典も1つ以上5つまで設定が可能です。
例えば、オンラインレッスンやオンラインサロン、ファンクラブ、フィットネス、レストランやカフェの限定メニューやクーポン、クリエイター作品の配信など様々なメンバーシッププランを作ることができます。
サブスク利用者に対して特別なメッセージやチャットが送れる
例えば、クリエイターとそのファンとの間のコミュニケーションなどにご活用いただけます。
メンバーに限定メッセージを送ったり、特別な特典を提供することで、さらに深く友だちとつながることができます。
サブスク利用者に対してコンテンツ・特典を提供できる
オンラインレッスンやオンラインサロンで限定コンテンツの配信をしたり、お店でメンバー限定の特別な特典を提供したり、他のユーザーよりも質の高いサービスを提供したりすることができます。
月謝や会費の集金もできる
サブスクリプションの加入ユーザーの集金もできます。
プランの月額費用は¥400(税込)~¥15,400(税込)の中で選択でき、加入ユーザーが支払う方法(集金方法)もApp内課金とWeb決済のどちらかが選べます。ただし、メンバーシップ機能の手数料として、Web決済は売上金の10%、App内課金は売上金の35%が差し引かれます。ご注意ください。
「App内課金」について
プランの特典がオンライン向けのコンテンツやサービス(オンラインレッスン、イベント)の場合は、App内課金を選択してください。
App内課金を利用すると35%の利用料がかかります。
「Web決済」について
プランの特典が、LINEアプリの外部で提供される物理的な商品やサービスである場合は、App内課金は利用できません。
Web決済を利用すると10%の利用料がかかります。
Web決済は以下の決済方法が利用できます。
- クレジットカード決済(VISA/Master/JCB/AMEX)
- LINE Pay残高払い
「LINE公式アカウントメンバーシップ」機能の利用条件・基準
利用には下記の条件を満たしている必要があります
- LINE公式アカウントが認証済み、もしくはターゲットリーチが200人以上
- ログインしているビジネスアカウントが、LINEアカウントと連携済み
- ログインしているビジネスアカウントが、管理者権限を持つ
「LINE公式アカウントメンバーシップ」機能の設定方法
メンバーシップの作成方法を解説します。まず、大前提としてメンバーシップ利用にはLINE公式アカウントの開設が必要です。LINE公式アカウントの開設が済んでいる方は以下の通りに進めてください。
作成方法①:メンバーシッププランの作成
LINE公式アカウントの上部にあるメニューの中にある「メンバーシップ」をクリックします。アカウント認証またはターゲットリーチが200人以上の利用条件をクリアし、LINEアカウントの連携が完了していれば、右下の「メンバーシッププランを作成する」をクリックできます。クリックすると以下のような画面に遷移します。
1 | メンバーシップのプラン名を入力します |
---|---|
2 | プランの説明文を入力します |
3 | プランの特典を設定します ※プランの特典は1つ以上追加してください。最大5つまで設定可能です。 |
4 | 許認可または免許の名称を入力してください。番号がある場合は併せて入力してください。 |
5 | プランの月額費用を選択します。(¥400~¥15,400まで ※税込) ※メンバーシップ機能の手数料として、Web決済の場合は売上金の10%、App内課金の場合は売上金の35%が差し引かれるので、ご注意ください。 |
6 | 加入ユーザーのお支払い時にApp内課金を利用するかどうかを選択してください。 チェックを入れた場合は、お支払い方法がApp内課金になります。 チェックを入れない場合は、お支払い方法がWeb決済になります。 ※プラン公開後は変更できません |
7 | 加入できるメンバー数の上限を設定したい場合は人数を入力します(1~100,000まで) |
引用:メンバーシップマニュアル
作成方法②:審査申し込み
審査情報を入力し、「審査する」をクリックします。
入力された情報をもとに審査が行われます。
作成方法③:メンバーシッププランを広めよう
審査承認後、プランの公開が可能になります。
ただし、特定商取引法に基づく表記を登録する必要があり、プランの公開前に登録すると良いでしょう。登録方法は[メンバーシップ]タブ>[設定]をクリックし、必要情報を入力します。
特定商取引法に基づく情報は、LINEユーザーがメンバーシッププランを購入する時に確認できます。
プラン公開方法は[メンバーシップ]タブ>[メンバーシップ]をクリックし、該当のプラン名をクリック後に「プランを公開」にチェックを入れます。
プランを公開したら、メンバーシップを宣伝するための設定やURL/QRコードの取得ができます。プロフィールなどに掲載するといいでしょう。
メンバーシップ機能はLINE公式アカウントを活用している企業にはおすすめ!
サブスクリプションビジネスの仕組みを作るのは、実際難しいです。サブスクリプションサービスを提供するためにイチからアプリを作成する企業もいらっしゃいます。また、アプリではなくWebサイトを作り会員登録してもらう場合でも、Webサイトをイチから作るとなると大変です。そして何よりアプリやWebサイトどちらでもサブスクリプション登録ユーザーを増やすのが大変です。しかし、LINE公式アカウントのメンバーシップ機能を使えば、LINE公式アカウントを活用している企業は比較的簡単にサブスクリプションサービスを提供することができます。ぜひ、活用を検討してみてはいかがでしょうか。
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伊藤 康貴
マーケティング部
2018年Web広告会社に入社、比較メディアやSEOのコンサルティング営業に従事。3年間で200社以上の企業様の集客に携わる。 より集客の見識を深めるために2021年フルスピード入社。 オウンドメディア『GrowthSeed』の運営/ライティング、メルマガ運用、広告運用など自社のマーケティング業務を担当している。
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