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被リンクとは?SEOにおいて重要な理由と増やし方を解説
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公開日:2016年08月09日
最終更新日:2024年07月25日
被リンクとは他のWebサイトから自社のWebサイトに張られているリンクのことです。
例えば、フルスピードのコーポレートサイトからGrowthSeedに設定されているリンク。これはGrowthSeedの被リンクです。
例)フルスピードのコーポレートサイトからの被リンク
GrowthSeedがフルスピードのコーポレートサイトから被っている(受けている)リンクなので「GrowthSeedの被リンク」と言います。
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目次
被リンクとは
冒頭でも説明しましたが、被リンクとは他のWebサイトから自社のWebサイトに張られているリンクのことです。
被リンクは「バックリンク」とも呼ばれ、SEOにおける重要な要素の1つです。
被リンクがSEOにおいて重要な理由
被リンクは検索結果のランキング決定の評価基準の1つであるため、SEOにおいて重要な要素です。被リンクを検索結果のランキング決定の評価基準の1つとして用いている理由は、検索エンジンがコンテンツ自体の良し悪しを完全に評価することができないからです。ユーザーから見て有益または価値のあるコンテンツは多くのリンクが張られるという概念があり、Google検索エンジンは「被リンクが多いコンテンツ」は良いコンテンツである可能性が高いと評価します。
これは、学術論文における引用の思想と同じで、質の高い論文は他の研究者に参照されることが多く、引用もされやすいです。つまり引用されることが多い論文は優れた論文であると評価されます。
検索エンジンも同様で、質の高いWebページは他のWebサイトに多くのリンク(引用・参照)がつきます。そのため、被リンクが検索結果のランキング決定の評価基準として用いられています。
Google公式サイトの「Google が掲げる10の事実」というページに被リンクについての記述があるとおり、被リンクが評価要素の1つになっているのは間違いないです。
Google 検索が機能するのは、どのサイトのコンテンツが重要かを判断するうえで、膨大なユーザーがウェブサイトに張ったリンクを基準としているからです。
(Google が掲げる10の事実)
かつての被リンクの重要性とペナルティ
現在も昔も被リンクがランキング決定の評価基準の1つですが、昔は今よりもリンクの重要度の比重が極端に大きかったです。そのため、リンク売買や自作自演リンクが横行し、実際にそれらのリンクで狙ったキーワードのランキングが簡単に上がってしまうような時代がありました。極端なことを言うとサイトの中身が伴っていなくてもリンクさえあれば上位表示ができたような状況でした。
Googleでは従来よりこうしたランキング操作を意図したリンクは検索結果のクオリティが保てなくなるため違反としていた(※)ので、2012年前後から不自然なリンクに対してのペナルティを次々に強化していき、人為的なリンクでランキングを上げようとしているサイトに対して評価を一斉に下げる措置を実施しました。
※参照「リンク プログラム – Search Console ヘルプ」
以降、Googleの人工リンク検出精度が向上し、それに伴いランキング操作に対してのペナルティがどんどんと厳しくなっていったため、人工リンクの提供や自作自演のリンクの活用などが減少していきました。
被リンクは今でも重要
外部リンクペナルティが多発したことがメディアなどでも取り上げられ、一般的にも認知されるようになったためか「被リンクの効果はなくなった」「被リンクは今や意味がない」といった論調で語られることがあります。
この「被リンクが終わった」という表現は正しくなく、「人工リンクに対しての評価が厳しくなった」「人工リンクを使った際にペナルティを受けるリスクが今まで以上に大きくなった」というのが正確な表現です。被リンクの効果については依然としてあり、終わっていません。
同じようなコンテンツを作った場合でも、被リンクを獲得しているサイトと獲得していないサイトとでは検索エンジンからの評価が大きく変わってきます。
人工リンクの評価が厳しくなっている今、どういった被リンクを獲得すればいいのかと言うと、人が普通に設定してくれる・ランキング操作目的ではない、いわゆる「自然リンク」です。
自然リンクを獲得するにはどのようにすればいいのか
実際に「自然リンクを獲得する」となると難しいことも多いです。普通にサイト運用をしていれば獲得できるというものでもありませんし、良いコンテンツを作ればそれだけで獲得できるものでもありません。
自然リンクを獲得する確実な方法はありませんが、考え方としては「どういう時に人はリンクを貼りたくなるのか」ということを念頭に入れておくと良いでしょう。
例えば「人がリンクを貼る」パターンを考えた時に次のようなものが思い浮かんだとします。
- 面白いコンテンツがあったから紹介する
- 参考になるコンテンツがあったから引用元として使用する
ここから逆算してコンテンツを設計していくと、被リンクを獲得しやすいコンテンツをイメージできます。
- 面白いコンテンツがあったから紹介する→人に面白いと思ってもらえるコンテンツを作る
- 参考になるコンテンツがあったから引用元として使用する→人に引用したいと思ってもらえる、他のどのサイトと比較しても一番詳しく分かりやすいコンテンツを作る
リンクを貼られるパターンを想像することによって被リンクを獲得しやすいコンテンツの設計がしやすくなります。
※自然リンクを獲得しているパターンについては「自然リンクが貼られるパターン10種類」という記事にも紹介しているので参照ください。
↑SEO対策の全体像を把握されたい方は上記リンクからお読みになられることをお勧めします。
またコンテンツを充実させるだけではなく、SNSへの導線を整備する(拡散しやすくする)、読みやすい構成にするなどページやサイトの細かい工夫を重ねていくことでリンクを獲得できる精度は高まってきます。
本記事では受動的に被リンクを増やす方法について解説しましたが、自分達から能動的に被リンクを集めるための営業活動を行うのも1つの手です。下記、クーミル株式会社の記事にて被リンクを集めるためにできる営業施策をご紹介しています。
是非、ご覧になってみてください。
被リンクの増やし方|基本の対策から良質な外部リンクを獲得する営業方法まで解説
下記、株式会社SOHAの記事でも被リンクを集めるためにできる営業施策をご紹介しています。具体的に8つの方法が提示されていますのでこちらも併せてチェックしてみましょう。
【海外情報】被リンクのSEO効果(メリット)と8つの被リンク獲得方法
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