検索結果のクリック率が上がりそうなタイトル10選
あなたのサイトは大丈夫?サイトの中に潜むスパムページ
- Google Search Console
- Google検索結果
公開日:2014年06月27日
最終更新日:2024年06月03日
こんにちは。Growth Seed編集部です。当社では多くのキーワードを定点観測し、研究分析をしています。今回はその中でもかなり特殊な検索結果を紹介します。
具体的なキーワード名は伏せさせていただきますが、誰もが知っているブランド名の複合キーワード「ブランド名 アウトレット」や「ブランド名 アイテム名」などです。それらの検索結果の1ページ目の多くが迷惑サイトで埋まっている事例です。
※注:何が埋め込まれているか分からないので怪しいと思われるサイトにはアクセスしないようにしてください。
↓【無料DL】「SEO内部対策チェックシート」を無料ダウンロードする
実際の検索結果を見てみましょう
こちらは某ブランド名複合キーワードの検索結果です。
一部ぼかしを掛けていますが日本語キーワードの検索に対して、別の国のドメインが入ってきています。そしてスニペット(説明文箇所)を見ると何故か日本語。つまり、ギリシャサイト(ドメイン)の中に日本語のサイトが入っているようなイメージです。
通常日本向けのドメイン、あるいは一般ドメインに日本語サイトがあるのが普通なのでこの検索結果が異質なのは分かりやすいでしょう。
仕組みは?
サイトの中身を確認してみると面白いことが分かります。トップページやその他のページにアクセスすると普通に運用されているサイトが確認でき、そのサイトの一部に先程のスパムページが生成されていました。
図解すると以下のような感じです。
海外のサイト運用者がこのようなページをわざわざ(しかも日本語で)作ったとは思えないので、おそらくはどこかの何者かにハッキングされたのではないかと想定しています。(※実際に一部のページではサイト名で検索を掛けると「このサイトは第三者によってハッキングされている可能性があります。」という表記が出てきます)
こういったあからさまなスパムページは一時的に上位表示されるもののすぐに下落してしまいます。Googleはスパムアップデートを定期的に実施しており検索結果にスパムサイトが表示されることを常々防いでいます。Googleのスパム捕獲能力が高いことがわかりますね。
ただしいくつものドメインで膨大なスパムページが生成されているため一時的に下落をしても、今度は他のドメインに寄生したスパムページが上位表示される・・・といった流れになっており一部検索キーワードではスパムが全く消えないという悲惨な状況になっています。
あなたのサイトは大丈夫?
これらの事例は計測している限りでは海外のサイトに寄生するケースが非常に多いですが、日本のサイトでも寄生されている事例がありました。全くの他人ごとではないということですね。実際にどのような経路でハッキングされるのかは不明瞭な部分が多いですが、検知対策の一つとしてウェブマスターツールの登録を推奨いたします。
Google側でハッキングを検知した場合、ウェブマスターツール「セキュリティの問題」からURLなど詳細を確認することができます。ウェブマスターツールを導入する有用性については特集記事で紹介していますので以下の記事も参照下さい。
今回の記事は以上となります。
最後までご覧いただきありがとうございました!
株式会社フルスピードのSEOコンサルティングサービスのご紹介
↓株式会社フルスピードのSEOコンサルティングサービスのご紹介(資料DLページ)
株式会社フルスピードはSEOコンサルティングサービスをご提供しています。株式会社フルスピードは2001年の創業から5,500社以上ものSEOコンサルティング実績を積み上げてまいりました。
株式会社フルスピードは世界で60万人が導入する最高水準のSEO分析ツールAhrefsのオフィシャルパートナーでもあり、これまで培ってきたSEOノウハウとAhrefsのサイト分析力を活かしたSEOコンサルティングサービスをご提供することが可能です。SEOコンサルティングサービスの詳細に関しましては上記バナーをクリックしてご確認くださいませ。お気軽にご相談ください。
-
【2024年2月最新】SNSの利用者数とユーザー属性や特徴まとめ
- SNSマーケティング
-
【2024年最新】Facebook広告の出し方徹底マニュアル
- SNS広告
-
Facebookページの作成方法と運用方法のコツを解説!(企業向け)
- SNSマーケティング
- SNS運用
-
なぜNAVERまとめはサービス終了したのか!?SEO視点で調べてみた
- Ahrefs
-
LINE公式アカウントのリッチメニューの作成方法から活用テクニック解説
- LINE
- SNS運用
-
Googleはパソコン用Googlebotでのクロールを終了しました(2024年7月5日から)
- Google検索結果
- 最新ニュース
-
YouTubeショートで新機能「Add Yoursステッカー」が限定公開!どんな機能なのか?利用方法も解説!
- Youtube
- 最新ニュース
-
XがXプレミアムの無料トライアルを検討中だとSNSで話題!
- 最新ニュース
-
2024年版SNSマーケティングの完全ガイド:成功するための戦略と手法
- SNSマーケティング
-
アフィリエイト広告のEPCとは?EPC改善メリット・目安・改善方法を解説
- アフィリエイト