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ウェブマスターツール「検索クエリ」で表示回数が実際の数値と合わない事例
- Google Search Console
公開日:2014年04月30日
最終更新日:2021年02月12日
こんにちは。Growth Seed編集部です。
Google Analyticsのnot provided問題(※)が出てから検索キーワードの情報が取得しづらくなりました。
SEOを考える上でキーワード情報は非常に重要です。ここで参考にしたいのがGoogleが無料提供しているサイト診断ツール「ウェブマスターツール」。
※not provided問題
→Google検索がSSL化し検索キーワードが取得できなくなったこと。取得できないキーワードは「not provided」として表示されます。
ウェブマスターツール内の「検索トラフィック」内の「検索クエリ」でキーワード情報(検索キーワード・表示回数・クリック数・CTR・平均掲載順位)を確認することができます。
今回、その「表示回数」の部分で珍しい結果が確認されたのでご紹介します。
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当社保有サイトの検索クエリ表示回数
当社所有のAppVIPというサイトのウェブマスターツール「検索クエリ」の中にこんなキーワードがありました。
「思い出になることはもちろん、持ち物のチェックや集合時間など、しっかりと書き留めておくことで楽しい旅になることまちがいなしです。」
このクエリの正体は当社の中である検証を行っていた時のもの。
クエリのランキングをチェックしていたため、ウェブマスターツールの表示回数で16と出てきています。
表示回数の内訳
ここで疑問がひとつ。
この数値は3/1~31の検索クエリ表示回数なのですが、数値が合わないのです。
同期間に調査用で検索した回数は合計で20回。
実際にウェブマスターツールから取得できる数値と何故か4の差異があります。
そこで、どの部分で差異が出ているのかを確認してみました。
数値の差異の正体
この数値の差は意外なところにありました。
検索クエリの「検索キーワード」(思い出になることはもちろん~・・・の部分)をクリックしたところ以下のような現象が確認されます。
期間を3/1~31にしておいたにも関わらず3/11~3/31のデータのみになっています。
実際に3/11~31までに同キーワードでランキングを取得したは16回なので実際に調査した検索の回数と合致しました。
まとめ
表に表示されている数値と、裏側の数値で異なることがあるという事例でした。
いくつかのアカウントで調査してみたところ、ズレのあるもの、ないものの両方がありましたので全体の表示回数等はあくまで参照として見るのが良さそうです。
今後も研究の際に発見したことなどを紹介していきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!

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