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検索クエリとは

検索クエリとは、ユーザーが自然検索などで実際に検索したフレーズの事を指します。検索クエリに対してキーワードとは、Webサイトの運営者側で設定する言葉の事を指します。

この検索クエリとキーワードの違いは、Adwordsヘルプページに書かれている内容ですが、自然検索(SEO)においても同じ意味だと考えて問題はありません。

検索クエリを分析する重要性

それでは、なぜユーザーが検索したフレーズと、Webサイト運営者が設定した言葉をキーワードとして区別するのでしょうか。

それは、検索クエリからはユーザーの検索意図が読み取れるので、Webサイトの施策を決める上で非常に重要な意味を持っているからです。

例えば、「パソコンデスク」というクエリを使って検索したユーザーと、「パソコンデスク 通販」というクエリを使って検索したユーザーでは、検索意図にどんな違いがあるでしょうか。

「パソコンデスク」という検索クエリなら、「まだ購入を検討し始めた段階で、購入したいとは思っているものの、まずはどんな商品があるのかを知りたい」という検索意図が考えられます。
一方の「パソコンデスク 通販」であれば、「購入する事は決まっているので、通販サイトでいろいろと見ていきたい」という意図が考えられます。

このように、検索クエリを見ることで検索意図を読み取ることができ、現在Webサイトに訪問しているユーザーがどの段階にいるのかを把握することができます。
さらに、ユーザーの検索意図を把握することができれば、これからどんな施策を行っていけばいいのか、どんな施策を優先的に行えばいいのかも見えてきます。

自然検索で使われている検索クエリの調べ方

自然検索で使われている検索クエリは、Google Analyticsなどのアクセス解析ツールでは(ほとんど)取得することができません。
これは検索エンジンが検索結果ページを暗号化したことが原因ですので、Google Analytics以外のツールでも、ほとんど取得することは不可能です。

そこで利用するのが、SearchConsoleの検索アナリティクスです。

検索アナリティクスでは、どんな検索クエリが使われ、どのURLが検索結果にヒットしたのか、どのくらいのクリック数があるのかといった詳細なデータを見ることができます。

検索アナリティクスに関連する記事

検索クエリはカスタマージャーニーに当てはめる

検索クエリを分析するとき、ペルソナとカスタマージャーニーマップを作り、検索クエリをカスタマージャニーマップに当てはめていくと分析効率が上がります。

カスタマージャーニーマップと検索クエリ(キーワード)の当てはめ方などは、ユーザー行動から知る!SEOキーワードの選定方法で詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。

SearchConsoleの検索アナリティクスからダウンロードした検索クエリの一覧を、カスタマージャーニーマップに当てはめていくと、現在自然検索から集客できているユーザーの検索意図の傾向が見えてくるはずです。

ニーズが潜在的なユーザーが多い傾向にあれば、ニーズを顕在化させることや、顕在化したニーズに対するアプローチをするコンテンツが必要だと考えられますし、商品の購入などのコンバージョンに近いユーザーが多いのであれば、申し込みフォームなどへの誘導の強化や、迷っているユーザーの背中を押してあげるようなコンテンツが有効だと考えられます。

検索クエリの分類

それでは実際にカスタマージャーニーマップへ検索クエリを当てはめていきましょう!といっても、実際には難しいものです。
そこで、検索クエリをタイプ別に分類しておくと、当てはめる作業も楽になるはずです。

検索意図で分類する

検索クエリをその検索意図で分類する方法で、以下の3パターンに分類します。

  1. ナビゲーショナルクエリ
    案内型クエリとも呼ばれます。「アマゾン」や「youtube」などの検索クエリがそれに該当し、検索したWebサイトそのものに訪問したいという場合に使われる検索クエリです。
  2. トランザクションクエリ
    取引型クエリとも呼ばれます。「沖縄旅行 格安」や「渋谷 ランチ」など、何をしたい(取引をしたい)場合に使われる検索クエリです。
  3. インフォメーショナルクエリ
    情報型クエリとも呼ばれます。「履歴書 書き方」「エアコン 修理方法」など、何かの情報を知りたい場合に使われる検索クエリです。
    検索クエリの大半が、このインフォメーショナルクエリだと言われています。

検索ボリュームで分類する

検索ボリュームとは、その検索クエリがどのくらい検索されているのか回数を表しています。
検索ボリュームが大きければ、それだけ多くの人に検索されているという事ですが、検索結果の上位に表示させる事も難しくなります。

  1. ビッグキーワード
    ビッグキーワードを使って検索するユーザーは、そのクエリに関する様々な事を知りたい状態だと考えられます。
    検索ボリュームは数万以上で、ライバルサイトも自然検索で上位表示を狙っていますので激戦区です。
  2. ミドルキーワード
    少しニーズが絞り込まれてきた状態と考えられますので、クエリによっては上位表示するとコンバージョンにも結びつきやすいと考えられます。
  3. スモールキーワード
    ニーズがかなり絞り込まれている状態だと考えられますので、あまり検索ボリュームは大きくありません。数百から千数百くらいのボリュームでしょうか。

検索アナリティクスからダウンロードした検索クエリを、以下の表に当てはめて分類してみましょう。
おそらくこれだけでも現在のWebサイトの課題が浮き彫りになってくると思います。

ナビゲーショナル トランザクション インフォメーショナル
ビッグキーワード
ミドルキーワード
スモールキーワード

検索クエリの分類上の注意

検索クエリを分類する時には、季節要因の強いキーワードの注意が必要です。

「クリスマス」「バレンタイン」「母の日」などの季節要因の強いキーワードは、一時的に検索ボリュームが大きくなりますが、一年を通じて安定的にアクセスを得られるわけではありません。

検索クエリに季節要因があるかどうかは、Google検索トレンドを確認します。
検索トレンドのグラフが、大きな山を描いている時は季節要因が強いクエリだと言えます。

「母の日」の検索トレンドグラフ

SEOの成果は検索クエリでも測れる

SEOの成果をどんなKPIで測定したらいいのか、多くの人が悩まれる課題だと思います。

検索順位、自然検索からのアクセス数などのKPIもありますが、アクセス数が多いページ、検索順位が高いページほど、検索に使われているクエリ数が多い傾向にありますので、ユニーク検索クエリ数の増減も、SEOにおけるKPIとして利用する事ができます。

ユニーク検索クエリ数を増やすには?

どうすればユニーク検索クエリ数を増やす事ができるのでしょうか。それは、コンテンツの語彙の豊富さに尽きると考えられます。

よく文字数を増やせばいいと思ってしまいますが、上位表示しているページの中にも、あまり長文ではないコンテンツのページもあります。

Googleの検索品質評価ガイドラインでは、EATという3つの指標が重要だと書かれています。

  1. 専門性(Expertise)
  2. 権威性(Authoritativeness)
  3. 信頼性(Trustworthiness)

専門性の高さは言うまでもなく、伝えたい事を明確に分かりやすく、かつ読みやすいページである事が求められているのではないでしょうか。


検索クエリがWebサイトの課題抽出や改善に重要な役割を持っていることはお分かりいただけたと思います。

検索クエリとキーワードのズレは、ユーザーとWebサイト運営者の「意図のズレ」でもありますので、そのギャップを埋める事が重要なのです。

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