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最も投稿されているイルミネーションはどこ?!3つのSNSで比較してみた

公開日:2017年12月18日

最終更新日:2021年02月12日

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サムネOGPサイズ-クリスマスイルミネーション

こんにちは。
クリスマスなので、GrowthSeedもアドベントカレンダーの記事を書こう!と言う企画の一環として、イルミネーションをテーマにSNSごとの比較調査をしてみました。

調査をした理由

2017年は「インスタ映え」が流行語大賞 を取るほど、Instagramの人気が大きく高まりました。一方で「Twitter映え(※)」という反語も登場し、2017年10月 にはMAU(月間アクティブユーザ数)が過去最高の4,500万人に達したTwitterの存在も見逃せません。そして、Facebookも一時期ほど大きな話題は出ていませんが、引き続き国内ユーザ数が多く、日本に定着したSNSです。

いずれも写真や動画を投稿できるSNSですが、ユーザ層が違えば投稿する内容も変わるのではないでしょうか?そこで、今回は冬の風物詩であり、キラキラした投稿をするにはうってつけの「イルミネーション」をテーマに、SNS別比較をしてみました。

最も投稿されている地域や施設はどこなのか、Instagramはやはり「キラキラでオシャレ」なのか、SNSごとの特徴は何か? その結果をご報告します。

※Twitter映え……Instagramでいいね!されやすい、オシャレな写真・動画を投稿するのに適した場所やアイテムを「インスタ映え」と呼ぶ流れに対して、Twitterで受けるネタ画像・動画を指すミーム。インスタ映えとは真逆の内容や、皮肉を込めたものが多い。

調査方法

今回の調べ方は次の通り(ゆるいテーマのため、調べ方もザックリです)。

収集・分析対象

  • 「イルミネーション」の文字やハッシュタグを含む投稿をSNSごとに収集。
  • 対象はInstagram、Facebook、Twitterの3つ。

収集数

各SNSで100件ずつ取得。計300件の投稿をサンプルに各種データを抽出。

収集方法

  • Instagram:ハッシュタグ「#イルミネーション」を含む投稿を、人気投稿・最新投稿の両方から収集。
  • Facebook:Yahoo!リアルタイム検索で、「イルミネーション」の文字を含んだ投稿を適合度順で収集。
  • Twitter:ソーシャルリスニングツール「ブームリサーチ」 で、「イルミネーション」の文字やハッシュタグを含んだ投稿を直近1カ月(2017年11月12日~2017年12月12日)で収集。サンプル数を充実させるため、Yahoo!リアルタイム検索も併用。

投稿の除外定義

画像または動画を含まない投稿、地名が分からない投稿、イルミネーションとは無関係な投稿、今後開催予定などのニュース投稿は除外対象。
※ただし、イルミネーションが描かれたイラスト、アニメーション投稿は「創作」 として収集対象とする。

それでは行ってみましょう!

調査結果

まずは全300件の投稿を収集した中で、最も気になる項目からご紹介しましょう。それは「どのSNSでも投稿されている、一番人気のイルミネーションはどこか?」。

投稿数が最も多い施設上位10件を、ランキングにしてみました(投稿数が同じのものは同列とする)。みなさんの予想している施設は、ランクインしているでしょうか?

※実際の施設ランキングとするため、「創作」投稿は除外しています。

どのSNSでも、東京と兵庫のイルミネーションが大人気!

GSアドベント-施設別比較
今回の調査では「東京都:よみうりランド」と「兵庫県:神戸ルミナリエ」 がなんと同列1位!!
続いて「栃木県:あしかがフラワーパーク」と「東京都:青の洞窟 SHIBUYA」が同列2位となりました。また、同列10位はそれぞれ「東京都:恵比寿ガーデンプレイス(Facebookのみで投稿を確認)」、「東京都:新宿ミナミルミ(Instagramのみで投稿を確認)」ですが、1つのSNSのみで抽出されたものの、投稿数の多さからランク圏内となりました。

以下に、各公式アカウントのSNS投稿を引用して、上位4施設のイルミネーションをご紹介しましょう。いずれも素晴らしい景観です。

よみうりランド

神戸ルミナリエ

あしかがフラワーパーク

青の洞窟 SHIBUYA

※該当する公式SNSアカウントなし
公式サイト:http://shibuya-aonodokutsu.jp/

投稿を見ているだけで、みなさんも行ってみたくなりませんか?
今年はまだ本格的なイルミネーションを体験できてないよ、と言う方はぜひ開催期間を確認の上、訪ねてみてください。

地域別では、「東京都」がダントツ

次に、地域ごとで分類した収集結果を見てみましょう(都道府県表記は省略)。
GSアドベント-地域比較
どのSNSでも「東京」が圧倒的な投稿数です。100件ずつと言う少ないサンプル数でありながら、上位5地域のボリュームは似通っているのが面白いですね。地域人口とSNSのユーザ数が相関しているように見えます。
また、地域別分布だけを見てもSNSごとの特徴が表れていることも分かりました(後述)。

SNSごとの傾向

続いて、SNSごとの特徴を深く探るため、各種データを見てみましょう。
GSアドベント-各種データ比較

有名な場所に偏りやすい? Instagramのイルミネーション投稿

調査前は「海外からの投稿が多そう」、「まだ知られていない、ド派手な場所が多そう」と考えていました。しかし、実際の投稿を見てみると、よみうりランドやルミナリエと言った有名スポットが中心となりました。3つのSNSの中で総スポット数が最も少ないことを考えると、Instagramユーザは「有名な場所、今年のトレンドスポット」に集中しやすいのかもしれません。

また、Instagramユーザのみが新宿ミナミルミを投稿していたのですが、イルミネーションは存在そのものが「インスタ映え」するため、思い切って遠出をしなくても「身近なところに素敵なものがあったよ!」、「ちょっとお出掛けしてイルミネーションを見てきたよ!」と、紹介しやすいのかもしれません。

なお、Instagramは自撮りや記念写真の投稿が中心になるかと思いきや、人の映り込み数は2位。集合写真や家族の後ろ姿など、思い出アルバムのように微笑ましい構図が多い印象です。

地元密着? Facebookならではの地域分布が幅広いイルミネーション投稿

実名制であり、社会人がよく使うと言う特徴から丸の内や恵比寿ガーデンプレイス、品川などオフィス街を兼ねるエリアが投稿される傾向でした。お仕事帰りにイルミネーションを見かけて撮影……と言う行動がイメージできますね。

さらに総地域数で最多となったFacebookですが、今回の投稿収集では他のSNSでは見られないニッチな場所のイルミネーション情報も得られました。地元ベースでネットワークを作りやすいという特徴が垣間見えます。

今回の調査では動画投稿数が最多となっていますが、これらは動画のみではなく、写真とセットでアルバムとして投稿されています。カッコイイ動画を投稿!というよりはお出掛けのログとして、写真も動画も保存されている印象を受けました。

国内ユーザ数が多いTwitterならでは? 有名人も公式アカウントも、イラストレーターもつぶやくイルミネーション

3つのSNSのうち最も「人の映り込み」が多いのは、なんとTwitterでした。ただし、これは有名人の自撮り・他撮り投稿やポートレート撮影が多いためです。

また、今回はTwitterのみが「イルミネーションを背景としたキャラクターのイラストやCG」といった、創作物の投稿を抽出できました。ニックネームで利用でき、趣味をベースにコミュニケーションを取りやすいTwitterの特徴が出た結果と感じます。

さらに、お店や企業など公式アカウントによるイルミネーションの投稿数は、Twitterがダントツ。Facebookでは原則としてFacebookページで公式アカウントを運用するため正確な調査は難しいのですが、写真・動画投稿をしやすいはずのInstagramと比較しても公式アカウント数が多かったことは驚きです。

以下にご紹介しているひらかたパークのように、イルミネーションの開催を活発に配信している事例を多数見かけTwitterのユーザ層や利用目的は多様性に富んでいることがうかがえました。

引用:大阪府:ひらかたパーク公式Twitterより

ここは行ってみたい!編集部スタッフ注目のイルミネーションスポット

最後に、調査を経た上で行ってみたい!と思ったイルミネーションスポットを2つご紹介します。
どちらもユニークなイルミネーションですので、ぜひ詳細をチェックしてみてください!

東京都:足立区光の祭典

引用:公式Twitterより

香川県:国営讃岐まんのう公園

引用:公式Instagramより

まだ見たことのない、素敵なイルミネーション施設の情報に出会えたのはアドベントカレンダー企画のおかげですね☆

まとめ

今回はイルミネーションをテーマにしてみましたが、SNSによってこれほど違いがあるとは思いませんでした。「お正月」、「バレンタイン」などで比較してみても、色々な違いが見えそうです。みなさんもぜひ、試してみてください(時間はかかりますが……)。

次回のアドベントカレンダーは、「2017年版 コンテンツマーケティングに使えるツールまとめ」です。
どうぞお楽しみに!!

20171218

sns-monthly-report

この記事を書いた人
GrowthSeed編集部

GrowthSeed編集部

株式会社フルスピードのGrowthSeed編集部です。企業のマーケティング担当者へ向けてWebマーケティングの成長の種となる情報を発信しています。 Twitter , Facebookで記事の更新情報やセミナーの最新情報などを日々発信しているので、ぜひフォローしてみてください。

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